ノンウォッシュ系カラーのリジッドデニムは一見、メンズっぽすぎる印象がありますが、アイテム選びやアレンジによって落ち着いたフェミニンさも漂うコーディネートが完成します。アクティブなムードも満点。さっそくお手本コーディネートをチェックしていきましょう。
■1:アネット・ウェーバーは…細身スカートを今っぽいこなれカジュアルにクラスアップ

こちらは元ファッション誌編集長でインフルエンサー、アネット・ウェーバーが、2025年4月半ば、ドイツでキャッチされたときのスナップです。白いTシャツの上にデニムシャツを重ね、グレー系のスカートをコーディネート。グレーのスカートは刺しゅうでフラワー柄が全体に広がっているエレガントなタイプですが、あえてトップスにデニム素材のカジュアルなシャツをテイストミックスしています。シャツはゆるっとしたサイズでリラックス感十分です。でも濃い色味のノンウォッシュだからラフになりすぎません。
仕上げのミニバッグとパンプスはブラウン系でまとめるとリッチ感を加味できて、大正解です。
■2:ニエベス・アルバレスは…ボウブラウスとセットアップで着こなして辛口ビューティに

スペインのモデル兼ニュースキャスターのニエベス・アルバレス。カンヌ映画祭で見かけられたときは、ブラウスとパンツをデニムでまとめていました。パフスリーブかつ首にボウを巻きつけたブラウスは女性らしいデザインですが、デニム素材になると新鮮な表情を生み出しています。同じ系統の濃いめカラーのデニムと組み合わせて、セットアップ風に。パンツにはセンターステッチが入っていて、フレアシルエットのため脚長見えが実現。デニムをドレスアップした雰囲気に仕上げると、大人っぽくクールさが光ります。
足元には淡いブルーのパンプスを投入。裾からポインテッドトウがのぞくと、自然と軽やかさをアピールできます。
■3:ギンタは…黒シャツとのベーシックな装いは自然体の大人モードを生み出して

アーティストのギンタが2025年3月頭にパリでスナップされたときの着こなしです。黒いシャツとデニムパンツを合わせていました。シャツは程よくフィット感があり襟元とウエスト部分のボタンを外していて抜け感を出しているので、ダークな色味でまとめても重たく見えず軽やかです。デニムは徐々に広がっていくワイドシルエットなので、スマートさをもたらしています。
メンズっぽくなりすぎないよう、足元はヒールパンプスが鉄則です。ファッショニスタのスナップではノンウォッシュデニムに黒シャツを合わせているコーディネートをかなり多く目にしました。好感度も高く、ブームの兆ありです!
ノンウォッシュデニムを愛用していた3人のスナップをご紹介しました。ベーシックでもクールさが光る着こなしは、大人の休日スタイルにぴったり。ぜひ取り入れてみてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀