40代男性に似合う冬コーデ、アウターや靴の合わせ方など、大人の男性が真似したいコーデをピックアップ。ビジネスシーンで通用するコーデをはじめ、上品なカジュアルコーデや休日に最適なコーデなど、この冬のおしゃれに役立ていただきたい。

【目次】

40代男性に似合うおしゃれなメンズ冬コーデ


【1】コート×ニット×パンツ×ストール

【1】コート×ニット×パンツ×ストール
コート¥107,000(SANYO SHOKAI<サンヨー>)、ニット¥34,000<ザノーネ>・パンツ¥25,000<アントレ アミ>(グジ 東京店)、ストール¥46,000(ラ ガゼッタ 1987 青山店<ピエール=ルイ・マシア>)、眼鏡¥25,000(ブリンク ベース<メガネ ロック>)、靴¥66,000(パラブーツ青山店)、靴下¥3,700(リーミルズ エージェンシー<スコット ニコル>)

冬ファッションの風物詩といえばトレンチコート。スーツスタイルやビジカジコーデで重宝するアイテムだが、カジュアルでも着こなせるのを知っているだろうか。注意すべき点はひとつ。デニムパンツに合わせることだ。NGではないが、失敗することが多い。失敗を恐れずトライするのであれば、白のデニムパンツにすることをおすすめする。インナーにはグレーのニットやスエットを合わせることで、上品になる。靴はトゥに丸みがあり、スエード素材の靴にすることで、上品な大人コーデの完成だ。

オンもオフも格好良く!着回しトレンチコートのコーデ術

【2】ジャケット×ニット×パンツ×ストール

【2】ジャケット×ニット×パンツ×ストール
ジャケット¥76,000(ビームス ハウス 丸の内〈ビームスF〉)・ニット¥31,000(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、パンツ¥30,000(リーバイ・ストラウス ジャパン〈リーバイス® ビンテージ クロージング〉)、ストール¥25,000(ビームス ハウス 丸の内〈ピアチェンツァ〉)、チーフ¥6,400(シップス 銀座店〈ロバート キート〉)、スニーカー¥5,800(コンバースインフォメーションセンター)

キレイなデニムをより上品にはくなら、タートルニットがいいだろう。首元の肌が露出しないだけで、品良く見せることができる。ビビッドな赤を挿し、ジャケットとのコントラストを楽しみたい。キャンバススニーカーとの相性抜群なリジッドデニムで適度にドレスダウンを。

コンバースがあればできる! 簡単カジュアルコーディネート

【3】コート×ジャケット×ベスト×ニット×パンツ

【3】コート×ジャケット×ベスト×ニット×パンツ
コート¥402,000・ジャケット¥287,000・ベスト¥69,000・パンツ¥80,000・ニット・チーフ/参考商品(ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン パープル レーベル〉) バッグ¥474,000(キャンディー〈コノリー〉) グローブ¥19,000(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈リステリ〉)

ラルフ ローレン パープル レーベルは、そんな生地を使ったスリーピーススーツに加え、なんとコートまでつくっている。暖かく丈夫でハードな環境にも強いヘリンボーンツイードのジャケットは、カントリージェントルマンの必需品。全身グレーのコーディネートで、現代的な洗練を取り入れたい。

英国の古きよき美徳を現代に!身も心も温まるジェントルマンスタイル

【4】ニット×シャツ×ベスト×パンツ×タイ

【4】ニット×シャツ×ベスト×パンツ×タイ
ニット¥49,000(SANYO SHOKAI カスタマーサポート〈マッキントッシュ ロンドン〉)・ベスト¥59,000(シップス 銀座店〈チンクワンタ〉)、シャツ¥22,000〈ギ ローバー〉・タイ¥14,000〈ドレイクス〉(ビームス ハウス 丸の内)、パンツ¥58,000(ザ ソブリンハウス〈ロータ〉)、眼鏡¥42,000(ブリンク外苑前〈カトラー アンド グロス〉)、スニーカー¥7,000(コンバースインフォメーションセンター)

スエード素材のダブルのベストや、ブラックウォッチ柄のパンツなど、一つ一つが個性の強いアイテムも、ショールカラーニットが上品にコーディネートをまとめてくれる。トーンを合わせたブラウンのスニーカーで少しカジュアル感を出すのがオススメだ。

季節の変わり目はショールカラーニットとブラウンスニーカーで賢く、格好良く!

ダウンでつくるメンズ冬コーデ


【1】ダウンベスト×ニット×シャツ×パンツ

【1】ダウンベスト×ニット×シャツ×パンツ
ダウンベスト¥95,000(ビームス ハウス 丸の内〈ムーレー〉)、ニット¥46,000(アスティーレ ハウス〈アルフレッド〉)、シャツ¥19,000(シップス 銀座店〈ギットマン ヴィンテージ〉)、パンツ¥39,000(PT JAPAN〈PT01 フォワード〉)、ソックス¥2,800(真下商事〈スコット ニコル〉)、スニーカー¥9,500(コンバースインフォメーションセンター)

カジュアルの定番であるスニーカーを履くならやはりコーディネートが重要になる。スニーカーの色に合わせインナーを選ぶことでまとまって見える。ニットやベストトータルのカラーバランスを考えながら取り入れてみることをおすすめする。

意外と簡単! カジュアルコーデをかっこよく見せるためのテクニック

靴がおしゃれなメンズ冬コーデ


【1】エドワード グリーンのローファー×シャツ×ジャケット×パンツ

【1】エドワード グリーンのローファー×シャツ×ジャケット×パンツ
靴¥136,000(エドワード グリーン銀座店)ジャケット¥91,000〈ラルディーニ〉・シャツ¥29,000〈バルバ〉・チーフ¥7,000〈ニッキー〉・サスペンダー¥14,500〈アルバート サーストン〉・パンツ¥29,000〈シビリア〉/以上ストラスブルゴ 銀座店

ウィンザー公も愛したローファー『デューク』を、アンライニング仕様にしたエドワード グリーンの靴。素足ばきしてホワイトジーンズと合わせれば、 不思議とイタリアンな軽快さが漂うジャケットスタイルに。

エドワード グリーンの靴がウェルドレッサーたちに愛される理由

【2】コンバースのスニーカー×ジャケット×ニット×パンツ×スカーフ

【2】コンバースのスニーカー×ジャケット×ニット×パンツ×スカーフ
ジャケット¥100,000(ポール・スチュアート 青山店)ニット¥23,000・パンツ¥33,000(SANYO SHOKAI カスタマーサポート〈ポール・スチュアート〉)、スカーフ¥14,000〈フマガッリ〉・クラッチ¥79,000〈フェリージ〉(ビームス ハウス 丸の内)、胸に挿した眼鏡¥36,000(ブリンク外苑前〈サヴィル ロウ〉)、スニーカー¥5,800(コンバースインフォメーションセンター)

重たく感じるダークトーンのツイードジャケットを品良く着こなすな、爽やかな白のニットがおすすめ。グレーのスニーカーにはグレーのスラックスを合わせ、色を統一させることで脚長効果と落ち着いた印象を与えることができる。スカーフやバッグなどでアレンジ効かせて個性を出すのもいいだろう。

これが英国紳士の定番スタイル!? 誰もが真似したくなる上品なカジュアルコーデ

【3】クロケット&ジョーンズの革靴×ジャケット×ベスト×ニット×パンツ

【3】クロケット&ジョーンズの革靴×ジャケット×ベスト×ニット×パンツ
ジャケット・ヴェスト(エリオポールメンズ代官山〈ベルヴェスト〉) ニット(クルチアーニ東京ミッドタウン店) パンツ(カルーゾ プレスルーム) スカーフ(トレメッツォ〈ベヴィラクア〉) 靴(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター〈クロケット&ジョーンズ〉)※参考商品

上級コーデのテクニックのひとつにアイテムの色数を抑えるのがある。単なるワントーンではお洒落とは言えないが、コーデのポイントになるのが大胆な色彩のコントラストだ。コート、ジャケット、ヴェストの深い色味に対して、白いパンツで鮮やかな組み合わせをつくると、上品かつ、キザな雰囲気がにじみ出す。コートの柄を生かすために、ジャケットとヴェストは、共地のアンサンブルを選ぶ。インナーは白のタートルニット。白のパンツを合わせて鮮やかに見せるのが上級者テクニックだ。

膝上丈のコートはもう着られない。今季からコートはすべてロング! ベストバイ11【まとめ】

冬のメンズアウターコーデ


【1】サファリジャケット×ニット×パンツ×スカーフ

【1】サファリジャケット×ニット×パンツ×スカーフ
ジャケットは上と同じ・ニット¥14,000(コロネット〈アンドレア フェンツィ〉)、パンツ¥36,000(レショップ〈ベルナール ザンス〉)、スニーカー¥9,500(コンバースインフォメーションセンター)※参考商品/スカーフ(ユナイテッドアローズ 原宿本店〈カモシタ ユナイテッドアローズ〉)

柄物をうまく取りいれることでコーデにメリハリがつく。上品に着こなすn、インナーにニット、パンツはクリースの入ったスラックスが良い。モノトーンに抑えることで主役であるジャケットを引き立てることができる。

今季の狙いはサファリジャケット! コンバースで野暮ったくならないコーディネート

【2】ブルゾン×ニット×パンツ×スカーフ

【2】ブルゾン×ニット×パンツ×スカーフ
パンツ¥29,000(ビームス ハウス 丸の内〈ベルナール ザンス〉)・ブルゾン¥149,000(八木通商〈ヴァルスター〉)、ニット¥30,000(スリードッツ青山店)、スカーフ¥9,800〈エレディ キャリーニ〉・グローブ¥13,000〈カリディ〉(ビームス ハウス 丸の内)、ソックス¥3,700(真下商事〈スコット ニコル〉)、スニーカー¥6,000(コンバースインフォメーションセンター)

全体のトーンを落ち着かせ、派手な色の物は避ける。一見すると地味に見えるかもしれないが大人にふさわしいカジュアルコーディネートは地味な感じぐらいがちょうど良い。着こなしが難しいコーデュロイパンツも、スエードブルゾンやニットと合わせ、全体を起毛感のある素材で揃えるのが着こなしのポイントだ。

今こそ白パンデビュー! 秋冬にふさわしいコーデで視線を独り占め!

この記事の執筆者
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク