例えばパソコン作業で集中しているとき、前かがみになり、さらに無意識に奥歯をぐっと噛んでいませんか? または怒りをこらえるときに奥歯を噛むこと、寝ているときの歯ぎしりも口角下がりの原因です。
実は上の歯と下の歯をくっつけている時間が長いと、口角下にある口角下制筋が緊張しっぱなしなり、硬くなって縮むのです。そうすると口角が下に引っ張られて不満そうな顔になってしまいます。怒っていないのに怒っていると思われるのは損!なのでアプローチすべきは「口角下制筋」。この筋肉が柔軟になることで、口角はキュッと引き上がって幸せそうな顔に変わっていきます。
笑顔もつくりやすくなり、ハッピーな出来事を引き寄せやすくなるかも!?隙間時間でできる、簡単メソッドなので、ぜひ覚えておきましょう!
下がり口角が引き上がり、ハッピー顔になるリフトアップメソッド
■Step1:圧をかける位置=口角下制筋の位置を確認
口角を下げるときに働く口角下制筋は口角からあご先にかけて走っている筋肉。そして、筋肉の走行に対して圧をかけ、硬直をほぐしていきます。圧をかけるのは口角の下からあごの両端を結ぶラインで、左右各3か所、計6か所。
■Step2:マッサージする指の形を確認
はじめにマッサージに適した指の形をつくります。こぶしを握り、人さし指を立ててかぎ型に曲げましょう。この第二関節の側面を肌に沿わせてマッサージしていきます。
■Step3:人さし指の第二関節の側面で、口角の下をグリグリとほぐす
Step2でつくった人さし指の第二関節の側面を口角の下に当てます。親指はあご下の骨に引っかけてあごを挟むように固定して。それから人さし指の第二関節の側面で「グリグリ」と小さな円を5回描きながら圧をかけます。それをStep1で確認した6か所に行って。
【まとめ|下がり口角が引き上げ、ハッピー顔になるリフトアップメソッドのポイント 4か条】
1. 口角が下がるのは、食いしばりによる口角下制筋の硬化が原因のひとつ。この筋肉を柔軟にすることが課題。2.人さし指の第二関節の側面で行うと摩擦が起きず、しっかりと圧をかけやすい。
3.骨をほぐすようなイメージで、深く圧をかけるように行うのがコツ。
4.こまめに行うのが解決の近道。口角下に伸びるマリオネットラインの解消にも有効。
*
以上、下がり口角が引き上げ、ハッピー顔になるリフトアップメソッドを教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
4月のテーマはたるみが気になる人必見の「リフトアップ」で、次回は4月27日の更新です。お楽しみに!
関連記事
- 目を動かすだけでOK!下まぶたのたるみを解消する「眼球トレーニング」
- 眉を揉むと重いまぶたがすっきり!眉間のシワも消える「皺眉筋(しゅうびきん)」マッサージ
- たるんだフェースラインは耳の後ろを刺激するべし!仕事中でもできる簡単マッサージ法
- 目が大きく!老け見えする「下がり目尻」には側頭筋ほぐしが正解
- たるんだ「オバさん背中」さようなら!タオル1枚で背中肉がすっきりするメソッドとは?
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子