【目次】

フェイスラインが崩れる「原因」


◆加齢で舌の位置が下がる

舌の正しい位置は、根元から上あごにぴたりと密着している状態。けれども、加齢や猫背、スマホ首といった生活習慣の影響で舌を支える筋肉が弱まり、舌が下がりやすくなります。すると、あご下の筋肉も緩み、皮膚を支える力が低下。さらに血流やリンパの流れが滞ることで老廃物が溜まりやすくなり、むくみやたるみが進行してしまいます。その結果、フェースラインがぼやけ、二重あごが定着していくのです。

ガラガラうがいで二重あごを撃退!【村木宏衣さん指導】舌根トレーニング習慣

◆くいしばりによって筋肉が硬くなる

2人の女性 トレーニングの指導をしている
 

パソコン作業で集中しているときや寝ている間など、無意識のうちにグッと噛み締めている人は多いでしょう。これによって頬骨と下あごの骨を繋いでいる咬筋がカチカチ固まってしまいます。

この咬筋はエラと呼ばれるところなので、コリがあると、その部分が硬く張ってしまい、顔が大きく見えたり、左右差による歪みが起こってしまうのです。さらに咬筋が硬くなると、頬の肉を下に引っ張ってしまうので、ほうれい線が深くなる原因にも…。

むくみ&歪みを解消!【村木宏衣さん考案】咬筋ほぐしマッサージ

◆背中の筋肉が硬くなり顔が下に引っ張られる

2人の女性 ストレッチの指導をしている
 

広背筋は、背中の下部から脇の下にかけて広がる筋肉で、姿勢の維持や肩、腕の動きに深く関係しています。この筋肉が固くなると、肩が内側に入り、猫背になりやすくなります。その結果、首が前に出て、頭の重みで顔全体が下に引っぱられ、フェイスラインのたるみやもたつきの原因になってしまうのです。

たるみ、もたつき、疲れ顔解消に【村木宏衣さん指導】背中ストレッチがリフトアップに効く

たぷたぷの「二重あご」に効くメゾット【5選】


【1】ガラガラうがいで二重あごを撃退「舌根トレーニング」

喉の奥で水を振動させるこの動作は、舌根部を集中的に動かします。水の抵抗が筋肉に負荷をかけ、まるで「舌の筋トレ」。この刺激が舌を正しい位置へと導き、あご下からフェイスラインを引き締めるサポートになります。

また、うがいの動作では口まわりの筋肉も大きく動くため、唾液の分泌が促され、口元のハリや潤いをキープ。舌が喉奥に落ち込みにくくなることで、いびきや無呼吸の予防にもつながります。

■カーッという発音でうがいをして息を吐き切り、そのまま10秒間キープする

お水を喉(舌の付け根)に溜めて、口を大きく開けてカーッという発音で息を吐き切るようにうがいをします。そして、吐き切ったらそのまま止めて、10秒間、水を喉に溜めたままキープします。これを3回繰り返して。歯磨きの前に行うのを習慣化するのがおすすめですよ。

カーッと息を吐きながらうがいをする
 

\このメゾットのポイントと効果/
1)舌の正しい位置は、根元から上あごにぴたりと密着している状態。
2)加齢で舌根の筋肉が弱まると血流やリンパの流れが悪くなり二重あごに。
3)ガラガラうがいで舌根部を集中的に動かし、負荷をかけるので「舌の筋トレ」に。
4)舌が喉奥に落ち込みにくくなることで、いびきや無呼吸の予防にも。

ガラガラうがいで二重あごを撃退!【村木宏衣さん指導】舌根トレーニング習慣

【2】スマホ二重あごを解消「舌ストレッチ」

この「舌ストレッチ」でアプローチする筋肉は、「舌骨上筋群(ぜっこつじょうきんぐん)」「舌骨下筋群(ぜっこつかきんぐん)」という舌の筋肉に加え、「顔の表情筋」、首からデコルテにつながっている「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」です。

「舌骨上筋群」「舌骨下筋群」は、首の前面から側面にかけて舌骨を中心に位置する筋肉群で、このストレッチによって、内側からフェースラインを引き締める効果あり。そして、連動している表情筋、特に口周りの筋肉や頬の筋肉がしっかり使われるため、頬がキュッと引き上がりますし、加えて口角も引き上がるので、生き生きとした明るい表情になるのもメリット。

このように、今回ご紹介する「舌ストレッチ」は、シャープな横顔美人に変わる要素が満載なので、ぜひ習慣化を!たった1分で完了するので、仕事の合間や家事のスキマ時間にこっそりやってみてくださいね。

STEP.1:背筋をまっすぐに伸ばし、正しい姿勢をキープ

天井から1本の糸で吊るされているイメージを持ち、背筋をまっすぐに伸ばしましょう。

背筋をまっすぐに伸ばし、正しい姿勢をキープ
 

STEP.2:首を傾けて舌を思いっきり斜め下に出す

首を右に傾けます。このとき右手を使ってストレッチをかけましょう。それから、舌を思いっきり伸ばすように、舌を斜め下に出します。この状態を15秒キープ。これを2回繰り返しましょう。左側も同様に行ってください。

首を傾けて舌を思いっきり斜め下に出す
 

\このメゾットのポイントと効果/
1)スマホを悪い姿勢で見続けていると、二重あごやフェースラインのゆるみは深刻化。
2)解決策は動きづらくなった舌と首の筋肉を目覚めさせて引き締める「舌ストレッチ」。
3)アプローチする筋肉は、「舌骨上筋群」「舌骨下筋群」「顔の表情筋」「胸鎖乳突筋」。
4)首の奥から輪郭を引き締め、表情筋も胸鎖乳突筋にも働きかけるので若見え効果抜群。

スマホ二重アゴを解消!【村木宏衣さん指導】シャープな輪郭を取り戻す「舌ストレッチ」

【3】二重あごをピタッと引き締める「顎二腹筋前腹ほぐし」

あご下がタプタプとゆるむ原因は舌骨筋群のひとつである「顎二腹筋(がくにふくきん)」がガチガチに固まることにあり。あご下を親指でプッシュして、「あむあむ」と口を動かし、顎二腹筋をほぐすメソッドです。「顎二腹筋」とは「前腹(ぜんぷく)」と「後腹(こうふく)」の2種類あり、今回ケアするのは「前腹」で、奥深くにある筋肉にしっかりと刺激を与えることでハリが復活!たるみが引き締まり、フェースラインがシャープに変わっていきます。

また「顎二腹筋」の「前腹」は口の開閉、舌骨の位置に関わるので、このメソッドによって呼吸がしやすくなるし、滑舌もよくなるというメリットも。できれば毎日ケアするのがおすすめですよ。

STEP.1:顎二腹筋をほぐすポイントの位置を確認

「顎二腹筋」とは、フェースラインに沿ったあご下にあります。今回は「前腹」をゆるめるので、フェースラインに沿ったあご下部分の2か所(丸印の2か所)をプッシュしてほぐしていきます。右側も同様の位置をプッシュします。

顎二腹筋をほぐすポイントの位置を確認
 

あごの骨の内側のイタ気持ちいいと感じるところに、親指をグッと指し込むようにプッシュしましょう。

親指をグッと指し込むようにプッシュしている
 

STEP.2:ポイント押さえながら、「あむあむ」と口を動かす

親指でSTEP.1のポイントを押さえながら、「あむあむ」と口を開け閉めします。声は出さなくてもOKです。ポイント1か所につき、6セットずつ行います。

ポイント押さえながら、「あむあむ」と口を動かしている
 

\このメゾットのポイントと効果/
1)老け見えする2重あごの原因は、長時間のうつむきや食いしばりなど、日常のクセが関与。
2)あご下がゆるむ原因は舌骨筋群のひとつである「顎二腹筋」が硬くなること。
3)「顎二腹筋」の「前腹」をほぐして柔軟性を取り戻すことが解決に。
4)さらにこのメソッドを行うことで呼吸がしやすくなり、滑舌も向上するというメリットもあり。

たぷたぷ二重あごをピタッと引き締める【村木さん考案】 あご下プッシュメソッド

【4】二重あごをピタッと引き締める「顎二腹筋後腹ほぐし」

「顎二腹筋」とは「前腹」と「後腹」の2種類あり、今回ケアするのは「後腹」。エラの下あたりを親指でプッシュして、「あむあむ」と口を動かすことで、奥深くにある「顎二腹筋」の「後腹」にしっかりと刺激を与えるというメソッドです。

「顎二腹筋」がほぐれることで、ゆるんだフェースラインがハリを取り戻し、血流とリンパの流れが改善されることで老廃物が流れやすくなり、むくみを一掃。シャープな小顔になるだけでなく、下あごの動きがよりスムーズになり滑舌がよくなるというメリットも。いつでもどこでもできるので、こまめにやってみてくださいね。

STEP.1:「顎二腹筋」をほぐすポイントの位置を確認

「顎二腹筋」とは、フェースラインに沿ったあご下にあります。今回は「後腹」をゆるめるので、エラの内側あたりとその手前の2か所(丸印の2か所)をプッシュしてほぐしていきます。右側も同様の位置をプッシュします。

「顎二腹筋」をほぐすポイントの位置を確認
 

あごの骨の内側のイタ気持ちいいと感じるところに、親指をグッと指し込むようにプッシュしましょう。

あごの骨の内側のイタ気持ちいいと感じるところに、親指をグッと指し込む
 

STEP.2:ポイントを押さえながら、「あむあむ」と口を動かす

親指でSTEP.2のポイントを押さえながら、「あむあむ」と口を開け閉めします。声は出さなくてもOKです。ポイント1か所につき、6セットずつ行います。

ポイントを押さえながら、「あむあむ」と口を動かす
 

\このメゾットのポイントと効果/
1)年齢を重ねるとむくみとたるみで顔が大きく横に広がりやすい。
2)特にフェースラインがもったりするのは、「顎二腹筋」が硬くなっているため。
3)「顎二腹筋」は、食いしばりなどでも硬くなりやすく、輪郭に大きく関わる筋肉。
4)「顎二腹筋」をほぐせば、引き締めと老廃物を流す効果で輪郭がスッキリ小顔に。

むくみで横に広がった顔がキュッ!【村木さん考案】えら下プッシュでシャープな小顔に

【5】首コリも二重アゴも解消「舌トレーニング」

「首を回しながら行う、舌トレーニング」です。舌を思いっきり出すだけでも舌骨筋群が鍛えられるし、垂れ下がった舌が引き上げられるので、二重アゴの改善につながりますが、これに「首回し」を組み合わせると顔や首の筋肉がより働くようになり、むくみやたるみを改善し、若いころのシャープな輪郭に!

さらに固くなってしまった首の筋肉を「内側からほぐす」効果もあるので、首コリ解消にもなるといううれしい効果も。「太ったわけではないのに、最近フェースラインが丸くなった」「顔がむくみやすい」「首コリがつらい」という人はこの舌トレーニングを習慣化するのがおすすめですよ。

STEP.1:下の歯につかないようにしながら舌をグッと前に出す

舌トレーニングを行うとき、つい首が前に出てしまいがちですが、まずは真っすぐの姿勢でいることが基本です。そして下の歯につかないようにしながら、舌をグッと前に出します。

下の歯につかないようにしながら舌をグッと前に出す
 

STEP.2:天井を見上げる姿勢で、首をゆっくりと回す

STEP.1の状態のまま天井を見上げ、首をゆっくりと右回りで10回、回します。次に左回りで同様に10回、回しましょう。舌を出さずに行うのと比べて、舌を出して行うと喉の奥(首の内側)にしっかりと効いているのを感じるでしょう。

天井を見上げる姿勢で、首をゆっくりと回す
 

\このメゾットのポイントと効果/
1)舌の基本位置は、口を閉じているとき舌が上アゴにピタッとくっついている状態が正解。
2)舌骨筋群が衰えると舌が口の奥で下がってしまうが、これがたるみ、むくみ、二重アゴに。
3)この舌トレーニングは、舌骨筋群を鍛えながらコリ固まった首の筋肉を内側からほぐす効果も。
4)アゴ下だけでなく、首ラインもスッキリ!フェースラインがシャープに変わる。

首コリも二重アゴも解消!【村木さん考案】「首回し」舌トレーニングメソッドとは?

歪んだ顔の「左右差」を解消するメソッド【2選】


【1】左右の歪みを改善「咬筋ほぐし」

硬くなった咬筋は、テニスボールでほぐすと簡単に緩めることができるのだそう。テニスボールだと広い面でしっかりと圧をかけやすいので、効率よく緩めることができるのがメリットです。咬筋がほぐれて柔軟になることで、頬がキュッと引き上がるし、顔のコリもむくみもすっきり。左右差が目立つ歪みの改善にもつながりますよ。

STEP.1:ほぐす位置を確認

食いしばると頬骨の下で硬くなるのが咬筋。頬骨からフェースラインをつなぐ筋肉を3か所ほぐしていきます。

ほぐす位置を確認
 

STEP.2:テニスボールを当てて、小さくクルクル回す

STEP.1の丸印にテニスボールを押し当てて、クルクルと小さく外回しします。各所5回3セット行いましょう。反対側の頬も同様に。

テニスボールを当てて、小さくクルクル回す
 

STEP.3:ボールを当てて、口を「あぐあぐ」する

STEP.1の丸印の位置に、テニスボールを当てて圧をかけたまま「あ」と口を大きく開けます。

テニスボールを当てて圧をかけたまま「あ」と口を大きく開けます。
 

次に「ぐ」と口をすぼめるように閉じて、表情筋を動かします。そして位置をずらしながら、口の開閉を各6セットずつ行いましょう。

「ぐ」と口をすぼめるように閉じて、表情筋を動かします
 

\このメゾットのポイントと効果/
1)集中しているときやストレスを感じるときに、グッと噛み締めてしまうのが「食いしばり」。
2)頬の下にある咬筋が硬くなり、顔にむくみや歪みを引き起こしてしまう。
3)テニスボールを使ったマッサージなら簡単に咬筋をほぐすことができる。
4)特に輪郭の左右差がある人は、硬くなった咬筋を緩めるのがおすすめ。

むくみ&歪みを解消!【村木宏衣さん考案】咬筋ほぐしマッサージ

【2】左右差を解消する「頬ほぐし」

そもそも顔を支えている骨格は骨に付着している筋肉によって動かされているのですが、この筋肉が硬くなると、骨格が引っ張られてバランスを崩すため、ゆがみを引き起こします。そのため、解決策は頬骨に付着している筋肉をゆるめること。

頬骨下をプッシュして、大頬骨筋、小頬骨筋をゆるめ、頬骨の左右差、顔のゆがみを解消するメソッド。これは頬を引き上げる筋肉にアプローチできるので、リフトアップ効果も高いですよ。デスクやテーブルがあればできるので、隙間時間にぜひやってみてくださいね。

STEP.1:テーブルに肘をつき、頬骨下に親指の腹を当てる

テーブルに肘をついて、頬骨下に親指の腹を当てます。親指の位置は口角と目尻をつなぐ線上で、黒目の真下あたりの頬骨下です。残りの4本の指は額に添えましょう。これが基本姿勢です。

 

STEP.2:頭の重みを親指にのせたまま、首を左右にふる

頭の重みを利用して頬骨下に圧をかけたまま「イヤイヤ」と左右に小さく首を振りましょう。これを10回繰り返してください。この方法なら、力を使うことなく適度な圧で頬の筋肉ほぐすことができます。次に親指を2cm外側にずらした位置でも同様に行い、計2か所をほぐしましょう。

 

\このメゾットのポイントと効果/
1)眉の高さが左右で違う、輪郭に左右差がある顔のゆがみは頬骨の左右差にあり。
2)日常のクセ、姿勢の悪さ、ストレスの蓄積による筋肉の硬直が原因。
3)頬骨下の筋肉をゆるめて、頬骨を正しい位置に戻すことがゆがみ解消に。
4)このメソッドは頬を引き上げる筋肉にも効くので、リフトアップ効果も。

頬骨押し上げに効く!【村木さん考案】頬骨押し上げメソッド

フェイスラインを「引き締める」メゾット【6選】


【1】フェイスラインを引き締る「頭蓋骨マッサージ」

「ラムダ縫合」とは、後頭部で左右の頭頂骨と後頭骨が交わるつなぎ目のこと。頭蓋骨はひとつの塊ではなく、複数の骨が縫合によって精巧に組み合わされています。その周囲には血管やリンパの通り道、さらには目に関わる神経が走っており、全身の巡りや感覚とも密接に結びついているのです。

骨のつなぎ目が柔らかく動きやすくなることで圧迫されていた神経や血流が改善。滞っていた余分な水分や老廃物が流れて、顔のむくみがスッキリ!さらに頬からフェイスラインにかけての輪郭が引き締まり、リフトアップ効果も。朝のメイク前に行えば気持ちもスッキリ、その日1日を前向きに過ごせることでしょう。

STEP.1:頭蓋骨のつなぎ目「ラムダ縫合」の位置を確認

耳のうしろの乳様突起から後頭部の中央に向かってなぞると、指先に小さなくぼみを感じる場所があります。この乳様突起からくぼみを繋いでいるラインが左右の頭頂骨と後頭骨のつなぎ目で、「ラムダ縫合」と呼ばれます。

頭蓋骨のつなぎ目「ラムダ縫合」の位置を確認
 

STEP.2:指の腹を使ってシャンプーするようにマッサージする

「ラムダ縫合」の周辺を、人さし指、中指、薬指、小指の4本を使って、シャンプーをするときのような動きで、30秒間マッサージします。

指の腹を使ってシャンプーするようにマッサージする
 

STEP.3:ラムダ縫合の上の左右の頭頂骨を挟んで持ち上げる

両手で左右の頭頂骨を挟んで持ち上げたまま、10秒キープ。左右の頭頂骨と後頭骨を引き剥がすイメージで。これを3回行いましょう。

ラムダ縫合の上の左右の頭頂骨を挟んで持ち上げる
 

\このメゾットのポイントと効果/
1)「ラムダ縫合」とは頭蓋骨の後頭部のつなぎ目で、神経や血流に深く関わるところ。
2)この部位を優しくマッサージすると血流やリンパが促され、眼精疲労の軽減効果あり。
3)朝のむくみを流しフェイスラインをすっきり整えるので、リフトアップ効果も。
4)夕方の目の重さや疲れを感じたときにも有効で、リフレッシュ効果の高いケア。

むくみ&眼精疲労がスッキリ!【村木宏衣さん指導】頭蓋骨マッサージ

【2】フェイスラインがシャープに整う「広頚筋ストレッチ」

広頚筋をゆるめれば、輪郭が引き締まりシャープな横顔美人に。この筋肉を意識的に伸ばすことで、血行が促進され弾力が復活!スキンケアでは解決しにくい内側からの引き締め効果で、輪郭がシャープに、首元はすっきりと若々しく整います。

筋肉は使えば応えるし、サボれば衰える。それはボディだけでなく、フェースライン、首元でも同じこと。特にパソコン作業やスマホの使用で下を向く時間が長いため、あご下や首への負担は増す一方。だからこそ、ストレッチする習慣を身につけて、横顔のシルエットを美しくキープしましょう。

STEP.1:あご下のほぐすポイントを確認

左側はこの4か所。右側も同様に4か所ほぐしていきます。

あご下のほぐすポイントを確認
 

STEP.2:鎖骨のくぼみとあご下を押さえながら、上下に引っ張り合う

左手の人さし指と中指で鎖骨のくぼみを垂直に押さえながら、あご下のほぐすポイントを押さえ、軽く引っ張り合います。

鎖骨のくぼみとあご下を押さえながら、上下に引っ張り合う
 

STEP.3:首を縦と横に振って刺激を与える

STEP.2の状態のまま、「うんうん」「いやいや」と首を縦2回と横2回振振ります。これを5回繰り返しましょう。そして、STEP.1で示したポイントを左側4か所、右側4か所、行ってください。

首を縦と横に振って刺激を与える
 

\このメゾットのポイントと効果/
1)フェイスラインのゆるみ、首のシワは「広頚筋」が大きく関与。
2)広頚筋は、首の前面に位置し、あご下から胸元にかけて広がる筋肉。
3)フェースラインや首元のハリを内側から支えている部位なので劣化するとたるみが進行。
4)「広頚筋ストレッチ」を行えば、輪郭が引き締まり、横顔がシャープに整い、見た目年齢がぐっと若返る。

たるみ、二重あご、首のシワに!【村木宏衣さん指導】広頚筋ストレッチでまとめてリセット

【3】リフトアップ効果のある「背中ストレッチ」

固まった背中をやさしくゆるめるストレッチ。立ったまま上半身を大きく回すことで、広背筋だけでなく脇腹の腹斜筋(ふくしゃきん)にも働きかけますし、簡単に背中の緊張をほぐせることで、コリで歪んだ上半身が自然と正しい位置に戻りやすくなります。

背中がゆるむと、自然と上半身のバランスが整い姿勢が美しくなりますし、顔の位置も引き上がりフェイスラインがスッキリ! 継続することで、首元や肩のライン、顔まわりにも変化を感じられるはず。

STEP.1:足を腰幅に開き、姿勢を整えたら腕を前でクロスする

足を腰幅に開いて立ち、頭が上から軽く引っぱられているようなイメージで背筋を伸ばします。ひざは軽く曲げてゆるめましょう。次に、両腕を体の前でクロスさせ、肩甲骨まわりをやさしく開くポジションに。力まず自然に立つことがポイントです。

足を腰幅に開き、姿勢を整えたら腕を前でクロスする
 

STEP.2:上半身をゆっくり左に倒す

クロスした腕のまま、ゆっくりと上半身を左に倒します。このとき、脇腹がじんわりと伸びる感覚を意識しましょう。

上半身をゆっくり左に倒す
 

STEP.3:上半身を右方向に大きく回して、背中と脇腹を伸ばす

左に倒した姿勢から、そのまま右方向へ大きくゆっくりと回します。背中(広背筋)や脇腹(腹斜筋)がストレッチされるのを感じましょう。これを5回繰り返します。反対側(右に倒して左に回す動作)も同様に5回行いましょう。

上半身を右方向に大きく回して、背中と脇腹を伸ばす
 

\このメゾットのポイントと効果/
1)背中が固まると猫背になり、顔が下に引っぱられてたるみの原因に。
2)背中のコリは、肩や首の動きを制限し、上半身全体のバランスを崩す一因に。
3)上半身を大きく回すストレッチで、広背筋と脇腹をしっかり伸ばせる。
4)姿勢が整い、顔や首が引き上がってリフトアップ効果が期待できる。

たるみ、もたつき、疲れ顔解消に【村木宏衣さん指導】背中ストレッチがリフトアップに効く

【4】たるみを背中から引き上げる「広背筋トレーニング」

背中と顔の表情筋はリンクしていると考えられますので、大人にとって「背中の筋肉」の強化はとても大事。これを継続的に行えば、フェースラインの引き締め効果や、ほうれい線が浅くなった実感が得られるはずです。

加えて巻き肩ケアにもなるので、肩の盛り上がりが解消されて首が細く長くなり、華奢見えする効果もありますよ。化粧水のボトルをダンベル代わりに、とても簡単にできるので、ぜひ、毎日の習慣にしてみてくださいね。

STEP.1:人差し指を立てて、小指側で握るように化粧水のボトルを持つ

化粧水のボトルを手で握ります。人差し指だけを立てて伸ばし、小指でボトルを持つように握ります。このとき手を手首から丸めるようにしましょう。

ちなみにペットボトルだと太くて握りにくいので、化粧水のボトルくらいがちょうどいいです。

人差し指を立てて、小指側で握るように化粧水のボトルを持つ
 

STEP.2:STEP.1の状態をキープしたまま、肘を曲げて伸ばす

手はSTEP1の状態をキープして、肘を曲げます。これが基本姿勢です。

 Step1の状態をキープしたまま、肘を曲げる
 

次に、ゆっくりと肘を伸ばします。このときに肩が上がらないように、肩を下げることを意識して行ってください。そして手はSTEP.1の状態をキープして手首から丸めたままで、「曲げて、伸ばす」を15回繰り返しましょう。腕の内側と背中にしっかりと効いているのを感じたらOK。反対側も同様に行ってください。

 Step1の状態をキープしたまま、肘を曲げて伸ばす
 

\このメゾットのポイントと効果/
1)背中の筋肉は首や頭皮、顔とつながっているので表情筋にも影響が。
2)背中にある大きな筋肉「広背筋」が硬くなると背中からの引き上げ効果が弱まり、たるみが起こる。
3)「広背筋」を鍛えると顔のたるみだけでなく巻き肩も解消され、首、デコルテがスッキリ華奢見えに。
4)化粧水のボトルをダンベル代わりに行うこのメソッドが「広背筋」の強化につながるのでおすすめ。

顔のたるみを背中から引き上げる!【村木さん考案】広背筋トレーニング

【5】顔のたるみを改善!「タオルストレッチ」

背中の筋肉と背骨がゆるむ効果があり、美しい姿勢をキープしやすいし、顔を引き上げる首元の筋肉も「しっかりと使える」ようになるので、たるみを解消し、若見え効果が。さらに、上半身のこわばりが取れることで、呼吸もしやすくなるため血流アップ&代謝改善にも効果的。むくみやすい、もしくは疲れやすいと感じている人も是非、試してみる価値ありです。

STEP.1:背中側に手を回して、ねじったフェイスタオルを持つ

まずフェイスタオルを端からねじります。ねじることで安定感が増すので、ストレッチの負荷がかかりやすくなります。そして、背中側に手を回して、ねじったフェイスタオルを持ち、ピンと張った状態にします。

背中側に手を回して、ねじったフェイスタオルを持つ
 

STEP.2:右の肘を伸ばして、タオルを上下に動かす

ねじったタオルを上下に動かします。このとき肩甲骨をしっかりと動かすように行いましょう。このときお腹は凹ませて、姿勢を正してまっすぐ上げることを意識して、呼吸をしながら15回行います。

右の肘を伸ばして、タオルを上下に動かす
 

STEP.3:体を回転させて、深呼吸を3回行う

体を右方向に回転させます。体をねじることができる限界までねじります。

体を右に回転させる
 

体をねじったまま、ゆっくり深呼吸を3回行いましょう。反対側も同様に行ってください。

体を回転させたまま深呼吸を3回行う
 

\このメゾットのポイントと効果/
1)顔のたるみは、加齢だけでなく姿勢の悪さによる背中の硬直化も大きく影響している。
2)パソコン作業やスマホチェックで猫背がクセになっている人は顔がたるみやすい。
3)解決策は背中のこわばりを解消して、連動する首や肩をゆるめて姿勢を改善すること。
4)顔を引き上げる首元の筋肉がしっかりと使えるようになり、たるみを解消し、若見え効果が。

顔のたるみも背中のハリも改善!【村木さん考案】タオル1枚できるねじりストレッチ

【6】フェースラインを引き上げる「背骨柔軟ストレッチ」

「腕を上げながら、背骨からねじる」ストレッチなのですが、腕を上げることで胸郭が広がり、自然に背骨の可動域が引き出されます。そして背骨からひねる動作が首周りの緊張を解き、スムーズな動きを取り戻せるのだそう。これにより、首の可動域が広がり、首コリや肩コリの軽減に。

さらに、背骨が柔軟になることで姿勢が整い、胸が開きやすくなることで、顔を引き上げる表情筋もしなやかに! つまり、下へ引っ張られていた力が解放され、フェイスラインのゆるみ改善やリフトアップ効果につながります。隙間時間にできる、とてもシンプルなストレッチなので、首がつらい、という人は、ぜひ、取り入れてくださいね。

STEP.1:首の可動域を確認

左右に首を回して、どれくらい首が回るのか、はじめに可動域を確認しましょう。

首の可動域を確認
 

STEP.2:左腕をまっすぐ上に上げて、手首を内側に回転させる

足は腰幅に開いて立ち、左腕をまっすぐ上に上げて、手首を内側に回転させます。これが基本姿勢です。

左腕をまっすぐ上に上げて、手首を内側に回転させる
 

STEP.3:右方向に背骨を回旋させて振り向くように体をねじる

STEP.2の姿勢のまま、右方向に背骨を回旋させて振り向くように体をねじります。これを深呼吸しながら3回行いましょう。次に反対側も行います。右腕を上げて、左方向に背骨を回旋させて振り向くように体をねじります。同様に、深呼吸しながら3回行いましょう。

\このメゾットのポイントと効果/
1)長時間の前かがみの姿勢により背骨が硬直すると首の可動域が狭まり、コリや痛み、たるみまで引き起こす。
2)首と背骨は連動して動くため、背骨は柔軟性を保つことが大事。
3)腕を上げながら背骨から体をひねることで、可動域が広がり、首と肩の緊張を解放。
4)首と肩の緊張がほぐれることで下に引っ張られなくなり、輪郭、頬が引き上がる。

教えてくれたのは:村木 宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。ほかにも『10秒で10歳若返る 奇跡のたるみリフト』(主婦の友社)。

固まった首をゆるめてラクに!【村木宏衣さん指導】背骨柔軟ストレッチ

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。