【目次】
- 【1】「外だるみ」を解消し小顔を作るメソッド
- 【2】「頬骨」を押し込み広がった顔幅をキュッと引き締めるメソッド
- 【3】「老廃物」を流してフェイスラインのたるみを改善
- 【4】「二重あご」を引き締める運動
- 【5】「口元」をキュッと引き上げる首ほぐしメソッド
- 【6】「ベロ回し」で引き上げる!筋トレ方法
【1】「外だるみ」を解消し小顔を作るメソッド
たるみを解消するには、上げるだけでなく、寄せることも必須です。今回は、速攻力がありながら、手軽に「寄せて上げられる」新メソッドを美療サロン ハリジェンヌ院長の光本朱美さんに教えていただきました。
「外だるみの要因はライフスタイルです。特に、現代人は表情筋を使う機会が減っています。表情筋という筋肉は、動かさないと収縮して固まってしまい、それが毛細血管を圧迫してリンパの流れを停滞させてしまうのです。すると、下だけでなく、外にもたるんでいくのです。そのため、若い世代でもたるみ悩みが増えています」(光本さん)
あなたは大丈夫?「外だるみ」度チェック
■1:髪の生え際を、両手の指の腹で上下に動かすと、硬くて動きづらい。
■2:こめかみの周辺がくぼんできた。
■3:上まぶたが重くなってきた。
■4:フェイスラインのたるみが気になる。
■5:髪の生え際から眉に向けて、額を縦になぞると、ボコッとした段がある。
■6:眉頭が盛り上がっている。
■7:小鼻をふくらませようとしてもふくらみにくい。
■8:ニコッとしても、口角が上がりにくい。
上記8項目でチェックが多いほど、「外だるみ」が」進行中!ひとつでも当てはまれば、たるみ予備軍です。
【もうひとつ、「外だるみ」度がすぐにわかるセンタープレスチェック】
『ユビバリー』は、鍼の効果を指で再現するセルフケアメソッド
スキンケアの最後などに、衰えた筋肉を指で刺激することで、効率よく筋トレができるようになっています。同時に、もみほぐすエステの技も取り入れているので、回復力を促すことができ、たるみのないスッキリとした小顔に近づけます。
\『ユビバリー』で使う指の基本形/
\集中的にほぐすべきは、3エリア+1ライン!/
■1:頭皮エリア
■2:ほうれい線エリア
■3:輪郭エリア
■4:マリオネットライン
STEP1:準備運動
スキンケアで整え、滑りがよい状態で始めます。両耳を同時に、後ろ側から親指と人さし指で挟み、耳をふたつ折りにするようなイメージで15回パタパタと折る。耳周りには血管やリンパが集中しているので、これだけでも顔の血流がアップし、血色がよくなります。
STEP2:頭皮エリア
耳の上の生え際に人さし指の『ユビバリー』部分を当てて、親指は耳の後ろ側におきます。人さし指と親指でつまむようにしてもみほぐす。1か所につき5回もんだら、指を上に移動させて3か所×5回ずつ行う。硬い人は少し多めに行いましょう。
STEP3:輪郭エリア
口を「お」の形で少し開き、そのときに両頬にできるくぼみとあごの骨との境に、人さし指の『ユビバリー』部分をグイッと入れ、親指を耳下あたりに添える。人さし指を小さくクルクルと回し、「噛む筋肉」を5回ほぐす。終わったら上に人さし指をずらし、5か所×5回ずつほぐしましょう。
STEP4:輪郭エリア
耳の下に両手の親指をおいて支点にし、人さし指の『ユビバリー』部分を左右の口角下に当て、耳の下に向けて滑らせるようにして引き上げる。終わったら、人さし指を上にずらし、口元から耳の下、鼻下から耳の下と3か所を5回ずつさすり上げます。
STEP5:マリオネットライン
口の周りを1周するように、下唇の中央から筋肉をほぐしていきます。人さし指の『ユビバリー』部分を下唇の中央に立てるように当て、小さくクルクルと回しながらほぐしていく。1か所につき、5回ずつほぐす。口の周りをまんべんなくほぐせたらOK。
STEP6:ほうれい線エリア
小鼻の脇に両手の人さし指の『ユビバリー』部分を当て、親指は耳の前あたりにおきます。人さし指にグッと力を入れ、小さな円を描くようにクルクルと10回ほぐす。人さし指を外側に移動させ、黒目の下まで3か所同様に行いましょう。
STEP7:ほうれい線エリア
小鼻の脇に両手の人さし指の『ユビバリー』部分を当て、親指は耳の前あたりにおく。小鼻の脇の人さし指にグッと力を入れ、黒目の下の頬がいちばん高いところまで真横に滑らせる。これを5回繰り返してください。
STEP8:仕上げ
黒目の下と小鼻の脇が交わるポイントに、全方向から寄せて上げていく。口角の下あたりに人さし指の『ユビバリー』部分を当て、ポイントまで滑らせる。人さし指をずらしながら、同様にポイントまで。全部で10ラインほど行って終了です!
初出:「顔のたるみ」を上げて寄せる!新メソッド「ユビバリー」を知っていますか?
【2】「頬骨」を押し込み広がった顔幅をキュッと引き締めるメソッド
「側頭筋(そくとうきん)」は頭の横に広がる大きな筋肉。この側頭筋は目の酷使やストレスによる食いしばりなどが原因で凝り固まってしまいます。この運動は、顔の横幅が引き締まり、シャープな若い顔に変わるので、ぜひ試してみてくださいね。
STEP1:手を真横にして、手のひらで頬骨(きょうこつ)を押さえる
まず、手のひらで頬骨を押さえます。付け根が頬にフィットするように、手を真横にして当てましょう。
STEP2:頭の重さを利用して、手のひらで頬骨を押し込む
STEP1の状態のまま、テーブルなどに肘をつきます。頭の重みで圧をかけて頬骨の張りを中に押し込みます。食いしばらないように、口は半開きにしましょう。これを左右各10秒×3セット行って。
【まとめ|頬骨を押し込み、広がった顔幅を引き締めて小顔に整えるメソッド4か条】
1.顔の横幅が広がるのは、頭の横の筋肉である側頭筋が大きく影響している。
2.側頭筋が硬く縮むと連動している頬骨が引っ張られて頬に広がることに。
3.対策は張り出した頬骨を手のひらで押し込むメソッドが効果的。
4.テーブルなどに肘をつき、頭の重みを利用すると簡単に行える。
初出:広がった顔幅をキュッと引き締めて若返り。張り出した頬骨を押し込むメソッドとは?
【3】「老廃物」を流してフェイスラインのたるみを改善
STEP1:あごの中心からやや外側の骨のきわに反対の手を当てる
あごの2cmくらい内側にある骨のきわで、顔の中心から約1cm外側のところに、カギ形にした反対の手(左あごのケアは右手、右あごのケアは左手)の人さし指を当てていきます。カギ形にした人さし指の第一関節から第二関節間の平面を使うことがポイントです。
STEP2:「あぐあぐ」と口を開閉して指をずらしながらほぐしていく
人さし指をしっかり当てたまま、「あぐあぐ」と口を開け閉めしていきます(声は出さなくてもOK)。これを1か所で8セットずつ繰り返したら、指の位置を外側にずらしながら、片側6か所を行っていきましょう。片方が終われば、反対側も同様に行ってください。
初出:一生若々しい顔に!テレビを見ながら手軽にできる「フェイスラインのケア」習慣6選
【4】「二重あご」を引き締める運動
あご下には舌に付着する「
STEP1:あご先の内側の骨のきわにカギ形の人さし指で圧をかける
あご先から2cmくらい内側の骨のきわに、カギ形にした人さし指の平らな面を使って圧をかけていきます。
STEP2:英語の巻き舌のように「らりるれろ」と口を動かす
あごの下に指で圧をかけたまま、英語「R」の発音をイメージしながら、巻き舌で「ら」「り」「る」「れ」「ろ」と、大きく口を動かしていきます(声は出さなくてもOK)。これを5セット繰り返し行ってください。
初出:一生若々しい顔に!テレビを見ながら手軽にできる「フェイスラインのケア」習慣6選
【5】「口元」をキュッと引き上げる首ほぐしメソッド
STEP1:後頭部と鎖骨をつなぐ胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)をほぐす
後頭部と鎖骨をつなぎ、首の前で頭の重さを支える「胸鎖乳突筋 (きょうさにゅうとつきん)」は首を回すときに使う筋肉。パソコンやスマホを見るとき、つい首が前に出てしまいがちですが、長時間その状態が続くとここが収縮してカチカチに凝り固まります。この部分をほぐしていきますので、位置を確認しておきましょう。
STEP2:首の付け根から鎖骨上まで、指でまんべんなくほぐす
人差し指と中指を使って、胸鎖乳突筋をほぐしていきます。首の付け根から鎖骨上までの5カ所に、筋肉を捉えるように圧をかけながら左右に5回スライドさせます。これを3セット。反対側も同様に行いましょう。
【まとめ|口角下りを解消!口元をキュッと引き上げる首ほぐしメソッド4か条】
1.スマートフォンやパソコンの使いすぎで、首コリは深刻化しやすく、これが口角下りの原因に。
2.首の筋肉=胸鎖乳突筋が緊張しっぱなしになることで、口角を引き上げる筋肉の動きが悪化。
3.胸鎖乳突筋をほぐすことで、口角を引き上げる筋肉が柔軟になり、フェースラインもシャープに。
4.マッサージの際は、表面でこするのではなく、圧をかけて指で奥の筋肉を捉えるようにほぐすのが大事。
初出:口角下りの原因は首コリかも!?口元をキュッと引き上げる「首ほぐし」メソッド
【6】「ベロ回し」で引き上げる!筋トレ方法
「口輪筋(こうりんきん)」「眼輪筋(がんりんきん)」を鍛えるエクササイズは、しわやたるみの出やすい口元、目元に効率よくアプローチできます。
STEP1:眼球と舌を同時に1周させる
舌先を上唇と歯茎の間にしっかりと入れ、眼球と一緒に舌をゆっくりと1周させます。時計回りと反時計回りを各3回。
STEP2:口角の斜め上を舌で3秒押す
2時と10時の方向に筋肉のつなぎ目があり、血流が悪くなりがちなので、その場所のみ1周させる途中で、3秒間舌先で押し続けます。
STEP3:首の筋肉を優しくさする
舌を動かし続けると首のあたりまで負荷がかかるので疲労感を覚えるもの。耳の下あたりから首の前側まで数回優しくさすり、クールダウンしておきましょう。
- TEXT :
- Precious.jp編集部