年齢を重ねても背筋がピンと伸び、歩き姿が美しい人は若々しい印象。いっぽう、たとえ若くても猫背でトボトボと歩いている人は、老けて見えてしまう…。つまり姿勢が「見た目年齢」を決めているのですが、姿勢が悪くなる原因は膝裏がしっかりとのびていないからかもしれません。実は、微妙に膝が曲がったままの状態で歩いている人が意外に多いのだとか。
実際に膝をちょっと曲げて立ってみるとわかるのですが、この体勢だと肩が内側に入りやすく、猫背になりやすいのです。
特にハイヒールを履く人は、膝が曲がったまま歩きがちなので気をつけて! そこで試して欲しいのが、村木さんが教えてくれる「膝をしっかり伸ばすためのストレッチ法」です。
たった1回やるだけでも、膝小僧のたるみやもたつきを解消して脚のシルエットがすっきりするのに驚くはず!姿勢改善だけでなく、美脚効果もあるので是非お試しを。
オバサン姿勢が改善! 膝裏のばしストレッチ
■Step1:はじめに太ももの前側の筋肉をほぐして緩める
両手をクロス状に重ねて、上から体重をかけながら小さな円を描くように圧をかけて。1カ所につき、くるくると15回円を描きます。膝上から足の付け根に向かって、手を移動させながら、太ももの前側をほぐしていきましょう。
■Step2:椅子に深く座り、足を上げ下げする
膝裏がしっかり伸びるのを感じながら、足を上げ下げします。かかとは90度の状態をキープし、片足ずつ各20回、上げ下げしましょう。
【まとめ|オバサン姿勢が改善!膝裏のばしストレッチ4か条】
1.姿勢が悪くなる原因は、膝が微妙に曲がったまま歩いていることが大きく関与。
2.膝の曲がりは、膝裏をのばすストレッチすることで改善できる。
3.最初に太ももの前側の筋肉をほぐしておくこと。これで膝裏が伸びやすくなる。
4.このストレッチは膝小僧のたるみやもたつきも解消して美脚効果もあり!
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以上、オバサン姿勢が改善する、膝裏のばしストレッチを教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は3月28日(土)の更新です。お楽しみに!
- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子