リモートワークで運動不足が続いている上に、デスクに座りっぱなし状態が続くとお腹に脂肪がつきやすくなるし、腰にも負担がかかり腰痛に…。この2大悩みをたった2分で解消できる超簡単メソッドをアンチエイジングデザイナーの村木さんが伝授してくれます!

まず、お腹に脂肪がつきやすくなるのも、腰痛になるのも「お腹が硬くなっている」のが原因。なので「お腹をほぐす」ことが最優先課題です。

ここで疑問に思うのが、腰痛はお腹が硬いことも関係があるの?ということ。実はお腹の筋肉=腹直筋(腹直筋)が硬くなると反り腰になりやすく、骨盤が歪み、腰に負担がかかってしまうことで腰痛になってしまうのです。

村木さんのメソッドはお腹の「脂肪をほぐす」「腹直筋をほぐす」という2ステップで、いずれも座ったままできるし、たった2分で完了。デスクワークの合間に行って、脂肪も腰痛も一掃しましょう!

お腹痩せ&腰痛解消に効く!2分でできるお腹ほぐしメソッド

■Step1:お腹の脂肪をつかんだまま、膝を上げ下げする

椅子に座り、お腹の脂肪が気になるところを深くつかんだまま、左右の膝を上げ下げします。左右の上げ下げで1カウントとして、1カ所につき5回ずつ行いましょう。これなら手の力を使わずに、簡単に効率よくお腹の脂肪、老廃物をほぐして流すことができます。

お腹の脂肪をつかんだまま、膝を上げ下げする
おへそ周りの気になるところをつかみ、息を吐きながら行いましょう。腸の動きも良くなるので、便秘解消にも。

■Step2:腹直筋を細かくマッサージする

腹直筋とは、胸の下から恥骨あたりまで縦に長く覆っている、いわゆる「シックスパック」をつくるときに重要な筋肉のこと。ここが硬くなると脂肪を溜め込みやすくなるし、腰痛も引き起こします。

右手で左側の腹直筋をほぐしていきますが、中指と人差し指の指の腹を使って、左右に小刻みに動かしながら胸の下から恥骨あたりまでマッサージをしていきます。1カ所につき6往復行って。同様に左手で右側の腹直筋をほぐしていきましょう。

腹直筋を細かくマッサージする
このとき、息は止めずに深呼吸をしながらリラックスした状態で行いましょう。

【まとめ|お腹痩せ&腰痛解消に効く!2分でできるお腹ほぐしメソッド4か条】
1.運動不足&長時間のデスクワークでお腹周りに脂肪がつきやすくなるし、腰痛引き起こす。
2.原因は「お腹が硬くなっていること」なので、お腹をほぐすことが課題に。
3.村木さんのメソッドはお腹の「脂肪をほぐす」「腹直筋をほぐす」という2ステップで完了。
4.腰痛や便秘解消になり、ウエストもすっきりするので習慣化するのがおすすめ。

以上、お腹痩せ&腰痛解消に効く!2分でできるお腹ほぐしメソッドを教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は7月4日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
アンチエイジングデザイナー
(むらき ひろい)大手ステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。最新刊は『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)。 Instagram
体験者:武田宏美さん
(38歳・音楽配信サービス会社勤務)
「お腹をあらためてしっかりと触ると意外と硬くなっていて、ちょっとほぐすだけでも血流がアップする感じがするし、なんだかリラックスできるのもいいですね。たった2ステップだし、座ったままでできるから簡単!これだけでお腹痩せと腰痛解消になるなら、これからはこまめにお腹をほぐしたいと思います」
PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子