【目次】
【1】トマト
トマトはカロテン、ビタミンC、ビタミンB群などビタミンが多く含まれ、トマトの赤い色を作る色素「リコピン」は抗酸化作用があり、免疫力を強くする働きがあります。 さらに、トマトのリコピンは脂溶性ですので、オリーブオイルにはリコピンの体内への吸収率を高める働きがあります。
【2】じゃがいも
じゃがいもにたっぷり含まれる、ビタミンCは美肌に欠かせない栄養素として知られています。ビタミンCは、肌に弾力やハリをもたらすコラーゲンの生成に欠かせないため、積極的に取り入れたい食材のひとつ。本来、ビタミンCは加熱することで壊れやすくなりますが、じゃがいもに含まれているビタミンCは「でんぷん」に包まれた状態なので、熱を加えても壊れにくいのが魅力。茹でても、ビタミンCを効率的に取り入れられるので、美肌効果が期待できます。
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【3】ゴーヤ
ゴーヤはビタミンCや鉄分などさまざまな栄養成分が入った夏野菜なので、今の時期にぜひ取り入れたい料理です。さらに豚肉もビタミンCがたっぷりで、疲労回復にも効果的。この組み合わせの「ゴーヤーチャンプルー」は栄養満点で最強のおかずです。豚肉はブロック肉を使用することで食べ応えもUP。よりおいしくいただくために、しっかり油抜きすることも忘れずに。
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【4】大根
フードコーディネーター・惣菜管理士
冬野菜の定番大根は、消化酵素ジアスターゼがたっぷり。新陳代謝を良くして、美肌効果を期待できます。また、大根はビタミンCも豊富!コラーゲン生成をサポートして、肌のハリを保ちます。メラニン色素を抑制して、美白効果に繋げるなど肌に嬉しいことだらけ。
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【5】れんこん
今回の食材の1つであるれんこんは、ムチンとビタミンCを多く含む食材です。ムチンは、粘膜を保護し、胃腸の調子を整えてくれる物質。年末年始で疲れた胃腸にも、優しく働きかけてくれます。厚さ約1cmのれんこんに含まれるビタミンCは、レモン1個分に匹敵すると言われることも。乾燥しがちな肌にも、内側からサポートしてくれます。
そのほか、なすはポリフェノールを多く含んでいるので、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を整えてくれる効果も。皮の部分に多く含まれるポリフェノールは、眼精疲労改善や抗酸化作用があると言われてます。
トマトに含まれるリコピンは、加熱することで吸収率がアップ。油に溶けやすい性質のため、油と一緒に食べると効率的です。リコピンの抗酸化作用は活性酸素を取り払い、疲労感を軽減することでも知られています。
カロテンを多く含むパプリカは、スーパーフードとしても馴染み深い食材のひとつ。抗酸化作用や、燃焼力アップに働きかける、女性に嬉しい食材です。
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【6】アスパラガス
アスパラガスは、高い抗酸化力を誇る野菜として知られています。アスパラギン酸という成分が有名ですが、これはその名のとおり、アスパラガスから発見された成分。エネグリー代謝を活発にし、疲労回復に効果的です。
またアスパラガスには、抗酸化ビタミンと呼ばれるβ-カロテン・ビタミンC・ビタミンEがすべて入っています。美容食材として取り入れたいのはもちろん、彩りも鮮やかで一気に華やかな印象に。
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【7】にんじん
にんじんは、コラーゲンの生成を助けるビタミンCやβカロテンが豊富に含まれています。油と合わせると、βカロテンの吸収もアップ。美肌・美髪へ導くだけでなく、視力維持、粘膜や呼吸器を守る働きもある優秀食材です!
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- Precious.jp編集部
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