靴の中で圧迫されやすい足の小指は、硬く縮こまってしまいがち。これによって、神経の伝達が悪くなってしまい、脚の外側が緊張して強ばることで横に引っ張られ、太ももが張り出してしまうのだそう。さらに、股関節が硬くなったり、骨盤に悪影響を及ぼしたり、下半身の歪みを引き起こすことも。
普段、ほとんどの人は足の小指を意識していないと思いますが、エイジングデザイナーの村木さんいわく「硬く縮こまった小指をゆるめるケアは下半身の歪み予防のためにも大事」なのだとか。
村木さんが教えてくれるこのメソッドは「足の小指を手の指でつまんで回すだけ」と、とても簡単なのですが、コツと注意点あり。
まず、縮こまった小指を少し引っ張り出すようにつかむのがコツ。そしてぐいぐいと強く回すと傷めてしまうこともあるのでNGです。あくまでも優しくゆるめるように、右15回、左に15回、回します。これで脚がスッと軽くなる感覚に!
さらに、この小指回しによって、足底や足の後ろ側の筋肉が刺激され、血液やリンパの流れが良くなるので、むくみ解消にも。入浴中や就寝前などのリラックスタイムに行ってみてくださいね。
■足の小指を引き出し、左に15回、右に15回、優しく回す
縮こまった足の小指を、手の指で少し引っ張り出すようにしてつかみ、優しくゆるめるように、右15回、左に15回、回します。反対の足の小指も同様に行いましょう。
ぐいぐいと強く回すと傷めてしまうこともあるので、要注意。あくまでも「小さく動かして優しくゆるめる」のがコツ。
小指をゆるめることで、脚の筋膜や筋肉がゆるみ、ほかの指や、足首なども自然と動きやすくなり、歩行にもいい影響があるそう。全身の動きもよくなることに。
【まとめ|「縮まり小指」を緩めるだけ!30秒で脚のこわばり&疲労を解消するメソッド4か条】
1. 靴の中で圧迫されやすい足の小指は、硬く縮こまってしまいがち。
2. 足の小指は、ふくらはぎ、太ももにかけての足の筋肉や股関節にも影響あり。
3. 足の小指を緩めると足の側面がゆるみ、下半身の歪み改善に。
4. 強く回すのはNG。あくまでも小さく動かして優しくゆるめるのがコツ。
以上、「縮まり小指」を緩めるだけ!30秒で脚のこわばり&疲労を解消するメソッドを教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は2月26日の更新です。お楽しみに!
- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子