【目次】
- 「丸顔さん」が似合うAラインボブ【6選】
- 「面長さん」が似合うAラインボブ【4選】
- 「逆三角形型さん」が似合うAラインボブ【2選】
- 「ベース型さん」が似合うAラインボブ【4選】
- 「韓国風」のAラインボブ【1選】
「丸顔さん」が似合うAラインボブ【6選】
【1】外ハネ×シースルーバングで丸顔をカモフラージュする洒落感ボブ
\apish kokubunjiの長谷川祐三さんがレクチャー!/
「カットはボブベース。前髪は頬骨の高さでカットしています。柔らかくて細い髪質なので、ペタンとしないように、あまりレイヤーは入れていません。髪色は透明感とツヤ感が出るオリーブベージュです」(長谷川さん)
<スタイリング方法>
「ヘアアイロンで外ハネに。トップもペタンとしないように意識して。全体はややタイトですが、トップでふんわと動きを出してメリハリのあるスタイルに仕上げましょう」(長谷川さん)
<STEP.1>毛先を外ハネに乾かす
<STEP.2>前髪をカーラーで巻く
<STEP.3>外ハネに巻く
<STEP.4>ジグザグに分け目をとる
<STEP.5>オイルをなじませる
<スタイリングのコツ 3か条>
- 根元からしっかり乾かし、乾いてからアイロンを使う
- 分け目をはっきり作らない
- スタイリングオイルをしっかりつけてなじませる
「スタイリングオイルをしっかり使うことで、程よくツヤ感が出て、透け前髪のおしゃれ感が際立ちます。トップにふんわり感はキープして」(長谷川さん)
外ハネヘアで輪郭から視線を外す!丸顔をカモフラージュできる軽やかボブ
【2】丸い輪郭を縦落ちウェーブでカバー! 小顔効果まで叶うパーマボブ
\PearLのMAYUさんがレクチャー!/
「ポイントは、ハチ上にフォワードとリバースを交互に入れた2.5回転のウェーブ。少し持ち上げて巻くことで、こめかみ上にボリュームが出るようにしています。パーマは手触りがよくなるエアウェーブがおすすめ。前髪は長めに設定して流せるようにすると、丸顔カバー効果がアップしますよ」(MAYUさん)
<スタイリング方法>
「パーマが出るように、乾かすときは中間から毛先の水分量を少し残してスタイリング剤を。根元はドライヤー必須です!」(MAYUさん)
<STEP.1>根元をしっかり濡らす
<STEP.2>髪をほぐす
<STEP.3>根元にドライヤーの弱風を当ててドライ
<STEP.4>表面をねじってウェーブを出す
<STEP.5>スタイリング剤をなじませる
<スタイリングのコツ 3か条>
- トップのボリュームはドライ時もスタイリング時もキープ
- スタイリング剤をつけるのは内側→表面!
- スタイリング剤は重過ぎず保湿力高めのものが◎
「保湿力のあるスタイリング剤を使えば髪のパサつきもカバー可能。大人っぽくしっとりとした印象に仕上がりますよ」(MAYUさん)
丸い輪郭を縦落ちウェーブでカバー!小顔効果まで叶うパーマの秘訣とは
【3】さりげない毛先の動きで丸顔が小顔になる、外ハネボブ
\GARDEN aoyamaの豊田楓さんがレクチャー!/
「リップラインで全体をカットし、表面にレイヤーを入れて軽さをプラス。中間から毛先は毛量調整をしているのでスタイリングの際に動きが出やすくなっています」(豊田さん)
<スタイリング方法>
「トップをふんわり立たせることが大切。ペタッとしていると菱形シルエットにならず、小顔効果が半減してしまいます。毛先も巻きすぎないように注意しましょう。コテで半カール、形をつけるくらいが理想です」(豊田さん)
<STEP.1>根元をドライヤーで立ち上げる
<STEP.2>全体の毛先を外ハネにする
<STEP.3>トップのレイヤー部分を内巻きに
<STEP.4>スタイリング剤を髪の中間から毛先にON
<スタイリングのコツ 3か条>
- トップはドライヤーでふんわり仕上げる
- 毛先を巻きすぎない!
- スタイリング剤を表面や前髪につけすぎない
「スタイリング剤は髪の中間から毛先につけるのがコツ。根元、もしくは表面からつけるとスタイルが潰れやすくなるので、内側から持ち上げて後ろに流すようになじませましょう」(豊田さん)
丸顔が小顔になる!毛先の動きで骨格をカバーした「菱形バランスの外ハネボブ」
【4】丸顔をシャープに見せる、大人のダイヤ型ショートボブ
\MINX 銀座二丁目店の木俣翔さんがレクチャー!/
「やや前下がりのワンレンベース。後頭部から放射状にグラデーションを入れて、顔周りにいくにつれてリフトアップさせてレイヤーカットに。レイヤーを入れた毛束の落ちる位置を考え、ドライするだけで菱形フォルムを作れるようにしました」(木俣さん)
<スタイリング方法>
「ドライするだけでもキレイに決まりますが、さらに毛先を巻いてあげるのもおすすめ。レイヤーが入っているので、よりふんわりと仕上がります。前髪は外向きに巻くと、頬骨カバー効果がアップしますよ」(木俣さん)
<STEP.1>サイドを上下にわけて内巻きに
<STEP.2>前髪をリバースに巻く
<STEP.3>トップを巻く
<スタイリングのコツ 3か条>
- 毛束を分けて巻き、ふんわりと
- 全体は内巻きにして、おさまりのよい菱形フォルムに
- オイルでツヤを出す
「スタイリング剤の量が多いとベタッとしてしまうので、少量を均一につけるイメージで。毛束を分けて巻くことでレイヤーが活きてくるので、ひと手間かけてみてください!」(木俣さん)。
【5】丸顔でも頭が大きく見えない! 小顔になるパーマ×ボブ
\ANTIのCHIIさんがレクチャー!/
「あごラインの前下がりボブベース。パーマは、エアウェーブ×ANTIオリジナルテクK・P・Mでダメージレスに! 中段は17mm円錐ロングロッドで、ハチ周りを締め、フェイスラインにも内側に入る毛束を作って引き締め効果を。毛先は14mmレギュラーロッドの逆巻きで、ラフなハネ感を作っています」(CHIIさん)。
<スタイリング方法>
「ドライヤー前にブラッシングをするだけで、根元の立ち上がり、パーマの再現性がグッと高まります。髪がペタッとしがちな方は、ぜひ取り入れてみてください」(CHIIさん)。
<STEP.1>頭皮用ブラシでブラッシング
<STEP.2>下から毛束を縮めるようにタオルドライ
<STEP.3>頭皮マッサージをしながら手の熱で乾かす
<STEP.4>ノンシリコンオイルを毛先にもみこむ
<STEP.5>根元を立ち上げながら乾かす
<スタイリングのコツ 3か条>
- ドライヤー前に頭皮用マッサージブラシでブラッシング
- しっかりタオルドライしてカールを出す
- 髪に水分がある状態でノンシリコンオイルをつけて束感をキープ
「下から持ち上げるようにタオルドライしておくと、パーマの持ちもよくなります。少しウェットな質感が今っぽいので、オイルを使って束感とツヤ感を出しましょう」(CHIIさん)。
【6】首長効果&丸顔の骨格補整が叶う、エレガントな前下がりショートボブ
\BEAUTRIUM南青山店の相沢美沙さんがレクチャー!/
「あごラインの前下がりグラデーションボブ。前髪はチークラインから耳たぶくらいに流せるようにカットすることで、リフトアップ効果が期待できます。レイヤーで髪表面に動きをつけると、簡単にスタイリングでふんわり感が出せますよ」(相沢さん)。
<スタイリング方法>
「髪を乾かすときは、根元に空気を入れるようなイメージで。ワックスをつけるときも、空気を膨らませるようにもみこみましょう」(相沢さん)。
<STEP.1>根元に空気を入れるように乾かす
<STEP.2>トップにカーラーを巻く
<STEP.3>ワックスをもみ込む
<スタイリングのコツ 3か条>
- トップの分け目をふんわりさせる
- 毛先に柔らかさや動きを少しだけつける
- ハチ周りのボリュームは押さえる
「トップのボリュームダウンを解消するには、スタイリングが不可欠。毛先に柔らかな動きをつけると、輪郭は補整しつつ目線を散らす効果もありますし、華やかに見えます」(相沢さん)。
「面長さん」が似合うAラインボブ【4選】
【1】ぺた毛も面長顔も瞬時に解決! 横にボリュームを作り出す菱形×外ハネボブ
\Rougyの小栗瑛二郎さんがレクチャー!/
「顔型に合うように毛量調節しながらベースカットをしています。高い位置からレイヤーを入れて、自然と外ハネになるようにカット。トップはボリュームが出すぎないようにするのがポイントです」(小栗さん)
<スタイリング方法>
「外ハネにしようと外向きに巻くと根元がつぶれてしまいます。アイロンは内巻きにして、スタイリング剤をつけるときに外ハネに。根元に立ち上がりのあるSカールで、ボリュームダウンもカバーできますよ」(小栗さん)
<STEP.1>毛先1/3を巻く
<STEP.2>もみあげ部分を内巻きにする
<STEP.3>前髪をカーラーで巻く
<STEP.4>スタイリング剤を毛先につける
<スタイリングのコツ 3か条>
- ハンドブローで根元をしっかり立ち上げる
- ヘアアイロンで巻くときは毛先を中心に
- スタイリング剤は毛先のみにつける
「レイヤーカットのおかげで、毛先を巻いておけば外ハネにも動かせます。とくに毛が細い人は、根元にスタイリング剤がつかないように注意しましょう」(小栗さん)
大人の髪悩み|ぺた毛も面長顔も瞬時に解決!横にボリュームを作り出す菱形×外ハネボブ
【2】面長さんのボブは横広がりがカギ! ふんわり菱形ボブ
\GARDEN aoyamaの松下哲士さんがレクチャー!/
「あご下ラインのボブベース。グラデーションカットとレイヤーカットを組み合わせ、横広がりの菱形シルエットにカット。前髪はサイドパートで、おでこが少し隠れるように作ります。柔らかな髪に見えるフォギーベージュで自然と明るく」(松下さん)
<スタイリング方法>
「菱形を作るように、サイドの根本にボリュームを出すことがポイント。逆にトップはボリュームを出しすぎないように注意して。縦長の印象を作らないようにしましょう」(松下さん)
<STEP.1>前髪を立ち上げながら乾かす
<STEP.2>サイドにボリュームを出す
<STEP.3>顔周りをヘアアイロンで巻く
<STEP.4>表面の髪にゆるい大きなカールをつける
<STEP.5>オイルバターをもみこむ
<スタイリングのコツ 3か条>
- サイドの根本のボリュームを出す
- 中間~毛先のみ、ゆるめに巻く
- スタイリング剤はつけすぎずナチュラルな束感に
「スタイリング剤をつけすぎると、せっかく作ったボリュームがなくなってしまいます。うるおいと束感を与える程度を意識して。」(松下さん)
面長さんのボブは横広がりがカギ!ふんわり菱形ボブの作り方とは?
【3】面長を小顔に見せる、前髪ありの軽やかボブ
\Rougyの江良栞さんがレクチャー!/
「毛先にパーマが残っていてクセがあるので、顔周りとトップにしっかりレイヤーを入れるだけで動きが出ます。前髪は眉上に設定して、流れるようにカットします」(江良さん)
<スタイリング方法>
「しっかりレイヤーを入れているので、基本的にはムースを揉み込むだけでOK。毛先と前髪に動きが出るようにスタイリングします」(江良さん)
<STEP.1>根元を起こしながら前髪とトップをドライ
<STEP.2>毛先にムースを揉み込む
<STEP.3>毛先と前髪にワックスをなじませて動きを出す
<スタイリングのコツ 3か条>
- 自然な動きが出るように乾かしすぎない
- ムースは毛先中心につけて、根元がペタンとしないようにする
- ムース、ワックスは揉み込むようにつけて動きを調整
「ほとんど自然乾燥なので、スタイリングに時間がかからないのもいいところ。前髪があるので、片サイドを耳にかけてもカバー効果は問題なし」(江良さん)
【4】ナチュラルな透け感! 面長顔を目立たせない長め前髪のボブ
\RamieGINZAの加藤貴大さんがレクチャー!/
「つるんと収まった重たい印象のボブではなく、毛流れに動きをつけるのがこのスタイルの特長。動きの出にくいスタイルですが、あえて動かすと、ふわっと揺れる前髪の毛流れと融合して、こなれ感のあるラフな印象に仕上がります。全体にハイライトを入れているのもポイント。毛流れで陰影とメリハリが生まれ、ツヤ感もアップします」(加藤さん)
<スタイリング方法>
「このスタイルは、スタイリングの順番が大事。毛先を内巻きにしてからハチ上の毛束の中間を巻かないと、このニュアンスになりません。手順を守ることで、ふんわり、ラフに仕上がります」(加藤さん)
<STEP.1>前髪をブラシでブロー
<STEP.2>毛先をすべて内巻きにする
<STEP.3>ハチ上の髪を太めに取って縦巻きにする
<スタイリングのコツ 3か条>
- 前髪の根元を立たせるように根元から巻き込む
- 毛先はすべて内巻きにしておく
- ハチ上の中間だけをランダムに巻く!
「仕上げにスタイリング剤をつけるとツヤが出るのでオススメです。ワックスやシアバターだと根元が潰れてしまうので、軽いテクスチャーでキープ力のあるセラムなどを使うといいですよ」(加藤さん)
普通のボブは卒業!40代からは、ラフでナチュラルな今っぽ「透け感ボブ」
「逆三角形型さん」が似合うAラインボブ【2選】
【1】逆三角顔のシャープなフェイスラインがふっくら見える「神ボブ」
\BEAUTRIUM GINZA店の吉田秀晃さんがレクチャー!/
「スライドカットで毛流れと束感をプラスし、エアリーな印象に。レイヤーは入れすぎると毛先のボリューム感がなくなるので表面のみ! スタイリングしやすいように、自宅でも自然と菱形シルエットになるようにカットしています」(吉田さん)
<スタイリング方法>
「ハチの張りを目立たせないために、トップは後頭部から前に向けて乾かすのがポイント。根元がフラットになり、ふんわりとした印象に仕上がります」(吉田さん)
<STEP.1>根元を乾かす
<STEP.2>後頭部から前に向けてドライヤーをあてる
<STEP.3>手ぐしで撫でながらドライヤーをあてる
<STEP.4>コテで毛先を内巻きにする
<スタイリングのコツ 3か条>
- ドライヤーの風は後頭部からあてる
- 表面につやを出すことでまとまり感アップ
- 顔周りは少し強めに巻く
「スタイリング剤はトリートメント効果もあるジェルを髪全体に薄くつけています。軽い質感のものを選ぶとトップが潰れにくく、スタイルを長時間キープすることもできます」(吉田さん)
【逆三角顔さん必見】シャープなフェースラインがふっくら見える「神ボブ」
【2】やわらかさと丸みのあるシルエットに! 人気のワンレンボブ
\RamieGINZAの新谷千絢さんがレクチャー!/
「ベースは毛先に重みを残したワンレンボブ。前髪とモヒカンラインに少しだけ段を入れています。これで、髪の表面を巻いた時に動きが出やすく、分け目がペタッとした寂しい印象になりません」(新谷さん)
<スタイリング方法>
「毛先をワンカールするときに巻き込みすぎるとウェーブがかかりすぎて古臭い印象になってしまいます。ふんわりとした印象に仕上げるためにも毛先はワンカールを意識して」(新谷さん)
<STEP.1>毛先をすべて内側にワンカール
<STEP.2>前髪の中間から毛先へコテを滑らせるように巻く
<STEP.3>頭頂部も毛束の中間から毛先にかけて滑らせるように巻く
<スタイリングのコツ 3か条>
- 毛先はすべてワンカール!内巻きが基本
- 前髪と頭頂部は熱を通すイメージでコテを滑らせて
- オイルをなじませておくと、まとまりとツヤ感がアップ
「前髪と頭頂部を巻くときは、毛束の中間から毛先に向けてコテを滑らせるように巻きましょう。毛先はすべて内巻きに。外ハネにすると顎先がシャープになってしまうので注意してください。広がりやパサつきが気になる方は、巻く前にオイルをなじませるといいですよ。束感がしっかりと出るオイルを選んで」(新谷さん)
人気のワンレンボブで脱・老け見え! 「貧相なおばさん」にならない内巻きのやり方4ステップ
「ベース型さん」が似合うAラインボブ【4選】
【1】骨ばって見えがちなベース型の輪郭を、菱形ボブでふんわり柔らか見せ!
\kakimoto arms 田園調布店の森林郁香さん、斎藤嘉一さんがレクチャー!/
「外ハネになるように、やや前下がりにカットしています。ハチ上にレイヤーを入れて、菱形シルエットに。前髪は薄めに取り、頬の一番高いところでカット。広がりやすい髪質なので、内側はしっかり量感調節して膨らまないようにしています」(森林さん)
「ベースカラーはアッシュブラウン。髪色は、ある程度明るくしてあげるとツヤ感が出せて、肌も明るく見えます。また、ハイライトをブレンドして、柔らかい質感を出しながら白髪もなじませています。髪の乾燥や白髪が気になる方におすすめです」(トップカラーリスト 斎藤嘉一さん)
<スタイリング方法>
「エラは隠すより、あえて空間を作ったほうが◎。もみあげ付近の毛束を立ち上げて巻き、ふんわりシルエットにしたほうがカバーできます。ただ外ハネにするだけだと、大人は淋しい印象になってしまうので、レイヤーを活かしてふんわり仕上げましょう」(森林さん)
<STEP.1>前髪をカーラーで巻く
<STEP.2>毛先を外ハネにする
<STEP.3>トップの毛先を巻く
<STEP.4>うるおいが出るバームでスタイリング
<スタイリングのコツ 3か条>
- 前髪は分け目をつけず、根元までしっかりカーラーで巻く
- レイヤー部分は上に引き出して巻く
- もみあげや顔周りは立ち上げてふんわりさせる
「アイロンで巻いた後はスタイリング剤を毛先中心にしっかりなじませて、ツヤと動きを出しましょう。乾燥して見えないように保湿力のあるバームタイプがおすすめです」(森林さん)
大人ヘア|骨ばって見えがちなベース型の輪郭を、菱形ボブでふんわり柔らか見せ!
【2】エラ張りをカバーする、レイヤー×パーマボブ
\MAGNOLiAのSHINさんがレクチャー!/
「あご下2cmのワンレンボブベース。レイヤーは、髪の内側をメインに入れ、表面は長さを残して低い位置に入れます。パーマは、髪に柔らかさが出るエアウェーブがオススメ。幅広いロッドを使い、内側や襟足はクリッと、表面はトップが立ち上がるようにしています。内側には外ハネをミックスするとおしゃれです」(SHINさん)
<スタイリング方法>
「年齢を重ねると、前髪が割れてしまうという方も多いです。解消するには、前髪をカーラーで巻くときに、分け目をまたぐようにすること。さらに、前髪の根元を、流す方向と逆にしておくと自然になじみます。エラは隠すより、片側を耳にかける程度に。アシンメトリーにすると、顔が明るく見えます」(SHINさん)
<STEP.1>トップは立ち上げながら前へ乾かす
<STEP.2>前髪とトップをカーラーで巻く
<STEP.3>ムースフォームでパーマを出す
<STEP.4>トップやもみあげにワックスでハリを出す
<スタイリングのコツ 3か条>
- 最終的に流す方向と逆に根元を持っていき、自然な動きを演出
- 根元に立ち上がりを作って、トップをふんわりと
- 平面的にならないように崩して動きを出す
「パーマで、トップはふんわりと、耳下と襟足は動きが出るようにしてあります。スタイリングでは、それを活かすようにして。ボリュームと動きを出したい部分に、ジェルタイプのワックスをつまむようにつけてから、ドライヤーの熱で水分を飛ばすと、ハリが出てキープできますよ」(SHINさん)。
【3】輪郭に丸みをプラス! まとまりとツヤのある菱形ボブ
\BEAUTRIUM表参道の中高下由真さんがレクチャー!/
「重たすぎるボブは、古臭い印象に直結することも。顔周りとサイドにレイヤーを入れて、ふんわり動く毛束をつくり、今っぽい抜け感を演出しています。スタイリングで顔周りを開けることも大切です」(中高下さん)
<スタイリング方法>
「髪の乾燥はパサつき、ダメージを目立たせる原因になるので、ドライヤーで乾かす時は乾かしすぎないで。乾燥が気になる方はトリートメントなどをなじませてからドライすると、みずみずしさやツヤを保つことができます」(中高下さん)
<STEP.1>こめかみ、顔周りの髪を起こす
<STEP.2>トップの毛束をつまんでドライヤーを当てる
<STEP.3>毛並みを整えてツヤを出す
<スタイリングのコツ 3か条>
- 輪郭は隠さずに出す!顔周りはエアリーに仕上げて
- 分け目はペタッとさせずふんわりと!
- ブラッシンで毛並みを揃えるとよりツヤ感が増す
「ベース型の場合、輪郭を隠そうとする方も多いのですが、輪郭を隠すと抜け感がなくなり、のっぺりとした印象になってしまいます。顔周りは開けるのが鉄則です」(中高下さん)
【4】頬骨・エラ張りを矯正する、菱形シルエットの内巻きボブ
\BEAUTRIUM 265の勝永智基さんがレクチャー!/
「内巻きでつくった丸みが特長的なボブスタイル。レイヤーなどは入れず、毛先に厚みが出るようにカットしています。毛先をまとめることで、ダメージの目立ちを軽減できるだけでなく、髪が艶やかに。丸みをつけることで、角張った輪郭をやわらかい印象に見せることもできます」(勝永さん)
<スタイリング方法>
「下準備として、頭頂部の地肌を指でこするようにドライヤーで乾かすと、根元が立ち上がり、カーラーを巻いたときに、より根元からふっくらとした印象に。内巻きにするときは、毛先だけワンカール。毛束の中間を巻いてしまうと、頭が大きく見えてしまうので注意してください」(勝永さん)
<STEP.1>前髪と頭頂部をカーラーで巻く
<STEP.2>全体の毛先をコテで内巻きにする
<STEP.3>スタイリング剤を毛先に揉み込む
<スタイリングのコツ 3か条>
- 頭頂部のカーラーは分け目の毛流れに沿わせるように巻く
- 毛先は太めのコテでワンカール
- 毛束を多めにとって巻くと、まとまりとツヤが出る
「スタイリング剤はキープ力のあるバームとツヤが出るオイルを1:1で混ぜたものがオススメ。髪の乾燥や広がりが気になる方はオイルを少し多めにしてもいいかも。艶やかでみずみずしい印象に仕上がります」(勝永さん)
頬骨・エラ張りを矯正できると話題!菱形シルエットの「内巻きボブ」とは?
「韓国風」のAラインボブ【1選】
【1】ボリューム&ツヤ感をアップさせる、注目の韓流系ボブ
\Sui Naraの冬木慎一さんがレクチャー!/
1本1本は細めだけれど、硬い髪質の白木さん。トップのボリュームが出にくいのが悩みとか。「ワンレングスにすると髪の重さで膨らみを抑えることができます。ツヤも出やすくなるので、パサついた印象になりません」(冬木さん)
<スタイリング方法>
「前髪とトップをつなげるように、前髪の根元を立ち上げるようにカーラーで巻きます。顔周りだけレイヤーを入れているので、ワンレングスがベースでも動きが出て、スタイルに華やかさが生まれます」(冬木さん)
<STEP.1>前髪の根元を立ち上げるようにカーラーで巻く
<STEP.2>カールアイロンで顔周りの髪を毛先だけ内巻きにする
<STEP.3>ところどころひとつまみずつ毛先を外巻きに
<STEP.4>手のひらに広げたワックスを毛先から揉み込むようになじませる
<STEP.5>ひとつまみずつ毛束をつまんでワックスをなじませる
<スタイリングのコツ 3か条>
- 前髪を根元から立たせてトップのふんわり感をつくる
- 毛束感をつくってまとまりのあるスタイルを演出する
- 前髪は薄くし過ぎない
「薄い前髪にするなど流行を追いすぎると『若づくり』な印象になってしまうので、大人はほどほどで。毛束感と毛流れを出すだけで、今風の韓流系スタイルになります」(冬木さん)
ボリュームもツヤも出にくい大人髪は、今注目の韓流系ボブで解決!
- TEXT :
- Precious.jp編集部