【目次】
- 鼠径部がつまる「原因」
- 【1】鼠径部のリンパ節のつまりを解消するマッサージ
- 【2】寝ながら鼠径部の老廃物を流す、お腹掴みマッサージ
- 【3】鼠径部のリンパの流れを改善するメゾット
- 【4】寝ながら5分でできる揉み出しマッサージ
- 【番外編】寝るだけでOK! 鼠径部のリンパを流す「足まくら」
鼠径部がつまる「原因」
■座り姿勢が続くとリンパの流れが滞る
太もも、お尻によく見られる肌表面の凹凸がセルライト。日本人女性の80%以上にあると言われます。脂肪細胞の中に老廃物が蓄積され大きく成長してしまった状態で、自覚しない内にどんどん進行してしまうばかりか、一度できると解消するのが難しいといわれているくらい厄介なものなのです。座り姿勢が長時間続くと、鼠径部を圧迫してしまいます。するとリンパの流れが滞り、脂肪細胞の周りに老廃物が溜まりやすくなり肥大化してしまう…。これがセルライトに。なのでリンパの流れをスムーズにすることが解決の近道に!
初出:太もも&ヒップのセルライト撃退に!リンパのつまり解消メソッドとは?
【1】鼠径部のリンパ節のつまりを解消するマッサージ
■太もも&ヒップのセルライトを撃退。リンパ節のつまりをとる
\このメソッドの効果とポイント/
・リンパの流れが滞ることで、 老廃物が溜まり脂肪細胞が肥大化してセルライトに。
・長時間座りっぱなしでいると鼠径リンパ節がつまり、お尻や太もものセルライトが増殖してしまう。
・鼠径部のリンパ節のつまりを解消することがセルライト対策に。
・つまりを解消すると下半身のむくみ、冷え解消にもつながるので、習慣化がおすすめ。
<STEP.1>鼠径リンパ節の位置を確認
・リンパ節とは、老廃物を押し流すゴミ箱の様な役割をしている器官のこと。
・リンパ節の部位をよくほぐすことは、リンパの流れや働きをスムーズにする上でとても重要。
・特に下半身のむくみや冷え、セルライトを解消するには鼠径リンパ節のつまりを解消しておくことが重要なので、改めて位置を確認して。
<STEP.2>鼠径部をプッシュしたまま、膝をゆらゆらさせて刺激をあたえる
・まず、バスタオル2枚をきつく丸めてから、膝の下をあてます。こうすると膝が固定できるし、安定して座りやすく。
・左手の親指以外の4本指で右側の鼠径部をプッシュしたまま、右手は膝上をつかみ、膝下方向に圧をかけてストレッチ。そのままの状態で、膝を左右にゆらゆらと回旋させると、鼠径部に適度な刺激を与えることができて、つまり解消に。
・これを30秒行って。そして反対側も同様に。
初出:太もも&ヒップのセルライト撃退に!リンパのつまり解消メソッドとは?
【2】寝ながら鼠径部の老廃物を流す、お腹掴みマッサージ
■老廃物を流してお腹周りもスッキリ!
\このメソッドの効果とポイント/
・皮下脂肪が定着してしまう前に、脂肪や老廃物を排出するマッサージがおすすめ。
・指でお腹の脂肪をつかんだまま脚を左右に揺らす方法なら、効率良くもみほぐせる。
・深いところの筋肉をとらえるようにガシッとつかむのが秘訣。これでお腹周りがスッキリ!
<STEP.1>脂肪が気になるところをつかみ、脚を揺らす
・仰向けになり、脚を閉じて膝を立てる。そして両手で脂肪が気になるところを掴む。
・このとき奥の筋肉を捉えるように深いところをつかむのがコツで、息を吐きながら膝を左右に小刻みに揺らす。これを10往復。
<STEP.2>おへそ周りを中心に時計回りに7か所行う
・丸で示したところをつかんで、脚を左右に揺らす。
・おへそ周りはリンパが集中しているので、ここに刺激を与えると血行が良くなり、代謝がアップする効果あり。
<STEP.3>動いた老廃物を鼠径部(そけいぶ)のリンパ節に流す
・老廃物を巻き込んで厚くなった皮下脂肪がほぐれるので、老廃物が動いて流れやすい状態に。
・そこで腹部に手のひらをあてて、動いた老廃物を鼠径部のリンパ節に向かって流して。
初出:寝ながら簡単にできる!お正月太りを解消する、お腹つかみマッサージとは?
【3】鼠径部のリンパの流れを改善するメゾット
■骨盤のゆがみ、セルライト、ウエストのもたつきに効く!
\このメソッドの効果とポイント/
・長時間座りっぱなしの状態は鼠径リンパを圧迫し、股関節が硬くなってしまう。
・リンパの流れが悪くなり、骨盤をゆがませるから、むくみ、冷えを引き起こし余計な脂肪がつきやすくなる。
・下半身をスッキリとさせるには、股関節をゆるめて、めぐりをよくすることが先決。
・このメソッドは腹斜筋もゆるめるので、ぽっこりお腹解消にも効果的なので、スタイルアップに貢献。
<STEP.1>膝を立てて座ったあと、膝を横に倒す
・手をうしろにつき、足は腰幅に開いた状態で、膝を立てて座ります。
・膝を倒して、横座りになります。
<STEP.2>右足を右側に伸ばす
・手をうしろについたまま、膝は曲げたまま右足をうしろに引くように右側に伸ばします。
<STEP.3>手を前について、上半身を大きく回転させる
・手を前につきます。股関節が硬くて前につけない人は、横でもOKです。
・上半身を大きく回転させます。まずは右回りを10回行います。
・次に左回りを10回。反対の左側も同様に行いましょう。
むくみ、ゆがみ、脂肪をリセット!【村木さん考案】股関節ストレッチでスタイル改善
【4】寝ながら5分でできる揉み出しマッサージ
■脇腹の脂肪をすっきり流す!
\このメソッドの効果とポイント/
・ウエスト、お尻がもったりとする原因は脇腹の皮下脂肪にあり。
・冷えて硬くなった皮下脂肪は、まずは柔らかくして動きやすくするのが先決。
・指で脇腹の脂肪をつかんだまま膝を左右に揺らす方法なら、簡単にもみほぐせる。
・最後に鼠径リンパ節に向かって脂肪も老廃物もすっきりと押し流して完了。
<STEP.1>脇腹の脂肪が溜まっているところをつかみ、脚を左右に揺らす
・仰向けになり、脚を閉じて膝を立てます。そして両手で脇腹の脂肪が気になるところをつかみます。
・深いところまでしっかりとつかむのがコツで、息を吐きながら膝を左右に揺らします。
・10往復行いましょう。ほかにも脂肪がたまっているな、と感じるところがあれば同様に行って。
<STEP.2>鼠径部のリンパ節に脂肪も老廃物も流しこむ
・柔らかくなった脂肪と動いた老廃物を一気に鼠径リンパ節に流してしまいましょう。
・脇腹から鼠径部に向かって、約10回優しくさすって流してください。
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【番外編】寝るだけでOK! 鼠径部のリンパを流す「足まくら」
■熟睡できて美脚になる! 正しい「足まくら」
【まとめ|熟睡できて美脚になる!正しい「足まくら」の入れ方4か条】
・寝ているときに足がだらんと脱力したままだと股関節が歪みやすく筋肉が緊張し、リンパの流れが悪くなる。
・「足まくら」を入れることで、股関節の歪みを防ぎ、むくみも解消できる。
・腰がピタッとベッドにつくようになり、背中の緊張が緩んで呼吸がしやすくなる。
・深くリラックスでき、熟睡しやすくなるので眠りが浅いと感じる人にもおすすめ。
<STEP.1>「足まくら」を入れていないときの脚の状態を知る
・脚がだらんと開いてしまうと、股関節は緊張し、リンパの流れが悪くなりむくみが起こる。
・そして股関節が歪み、腰が浮いているので腰から背中への筋肉が緊張し呼吸がしづらくなるーつまり、寝ている間に全身に力が入り、緊張状態のままになってしまうということ。
<STEP.2>正しく「足まくら」を入れると脚がピタリとくっつく
■まくらとバスタオルを使って、写真のように膝、ふくらはぎ、足首にまくらを入れる。
・まず、まくらで反っている腰がペタンとベッドにつくくらいの高さを目安に膝を上げる。
・脱力をして呼吸がしやすくなるポジションがあるので、探す。
・次に、足首の下のカーブに沿わせて、隙間をバスタオルで埋める。
正しく「足まくら」を入れると脚はまっすぐに。股関節の負担がなくなり、寝ている間にむくみが解消できるので、これだけで足は痩せやすくなります。
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