【目次】
- 【簡単】すっきりとした「ひとつ結び」
- 【簡単】可愛らしさのある「お団子ヘア」
- 【簡単】上品な「ハーフアップ」
- 「ボブ」におすすめのまとめ髪【3選】
- 「ミディアム」におすすめのまとめ髪【10選】
- 「ロング」におすすめのまとめ髪【3選】
【簡単】すっきりとした「ひとつ結び」
■前髪アレンジが知的なひとつ結び
\ROIの関田康司さんがレクチャー!/



「ベースは、ワンレングスのミディアムヘア。顔まわりにわざと短い毛束を仕込むことで、アレンジした時にさりげなく落ちる後れ毛を演出し、奥行きと立体感を演出しています。後れ毛がパサついたり広がっていると、疲れた印象になってしまうので、必ずスタイリング剤をなじませてまとめてください」(関田さん)
<アレンジ方法>

<STEP.1>前髪を前に下ろして根元にドライヤーを当てる

<STEP.2>髪全体を耳裏でまとめてひとつ結びにする

<STEP.3>ハチ上の毛束をつまんで引き出す

<STEP.4>前髪を左右どちらかに流してピンで留める

<ヘアアレンジのコツ>
「毛束を引き出す時はハチ上だけを意識して。頭頂部を引き出すと顔が縦長に見えてしまいます。ハチ上を引き出すと後頭部に丸みが生まれ、頭の型が綺麗に見える効果も。仕上げに、結んだ毛束にワックスを揉み込むとこなれ感がさらにアップするのでオススメです」(関田さん)

流して留める「前髪アレンジ」で、ひとつ結びがおしゃれに見える!
【簡単】可愛らしさのある「お団子ヘア」
■柔らかさときっちり上品な雰囲気を両立させたシニヨン
\ZACC raffineの櫻井小百合さんがレクチャー!/




「まず、アレンジの前にワックスを髪全体に揉み込んでください。髪の内側につけておくと、ラフさ、無造作な印象がつくりやすくなります。あとはゴムで結ぶ時に毛束が耳にかかるように結びましょう。耳にきっちりとかけてしまうと、一気に老けた印象になりますが、耳を少し出すと、こなれ感、おしゃれな印象になります」(櫻井さん)
<アレンジ方法>

<STEP.1>髪の内側にワックスを揉み込む

<STEP.2>ねじった毛束をひとつ結びにする

<STEP.3>ひとつ結びを上下に分けて、上の毛束をゴムに巻きつけてピン留めする

<STEP.4>下の毛束を上の団子に巻きつけてピンで留める

<ヘアアレンジのコツ>
「このアレンジのポイントはねじりながら毛束をひとつ結びにすることです。ワックスをなじませた毛束をねじると、根元が立ちやすく、正面から見た時に毛流れのあるラフな印象になります。耳にかけたまま結ぶのが難しい時は、結んだ後に耳上の毛束をゆるっとたるませてください。お団子にした後に引き出そうとするとシルエットが崩れてしまいます」(櫻井さん)

「老け見え」「若作り」にならない!40代がチャレンジするならラフで上品なお団子ヘア
【簡単】上品な「ハーフアップ」
■ディティールが決め手の高級感のあるハーフアップ
\Rougyの江良栞さんがレクチャー!/



パサつきやすく、すぐにペタッとなってしまう井上さんの髪。「うねりやすい、クセが強いという方は、髪質をそのまま生かすことができるので、特にこのスタイルはおすすめです」(江良さん)
<アレンジ方法>

<STEP.1>両耳の先端を結んだあたりから髪をまとめ、ゴムで留める


<STEP.2>ゴムの結び目の上で、毛束を2つに分けて輪っかをつくる

<STEP.3>輪っかに毛束を通す

<STEP.4>緩んだ結び目を締めるように毛束を左右に引っ張る

<STEP.5>結び目を抑えながら、頭頂部の髪を少しつまんで引き出す

<STEP.6>ワックスを両手のひらになじませ、毛先を握ってカールをつける

<ヘアアレンジのコツ>
「井上さんの髪はうねりやすくクセがあるので、束ねるプロセスから入りましたが、直毛で硬い髪質の方は、カールアイロンで髪の中間から毛先にかけて巻いておくと、アレンジしやすいですよ」(江良さん)

うねりもパサつきも解消!高級感ある「ハーフアップ」のつくりかた
「ボブ」におすすめのまとめ髪【3選】
【1】シンプルかつおしゃれな「ひとつ結び」
\ROIの小西浩純さんがレクチャー!/



「せっかく後れ毛を引き出しても、毛先がパサパサしていたり広がっていると台無し。疲れた印象に見えてしまうので、毛先や後れ毛にはしっかりとワックスを揉み込んで。たっぷりつけると、みずみずしさやツヤがプラスされ、老け見え防止になります」(ROIのデザイナー小西浩純さん)
<アレンジ方法>

<STEP.1>手ぐしでゆるっとまとめてひとつ結びにする

<STEP.2>頭頂部の毛束をつまんで引き出す

<STEP.3>生え際に沿って後れ毛を細かく出す

<STEP.4>コテで後れ毛にニュアンスをつける

<STEP.5>毛先をワックスで散らす

<ヘアアレンジ方法>
「狙ったところにニュアンスをつけるなら、後れ毛をしっかりと巻くのが正解。できるだけ細めのコテで、毛先を外ハネ、内巻きワンカールと交互に巻きましょう。毛先に動きが加わって絶妙な毛流れになります」(小西さん)

【2】メリハリの効いたきれいめ「ハーフアップ」
\FIX-UP銀座店の西村直人さんがレクチャー!/



「雨の日など湿度の高い日は、髪をコンパクトにまとめられるハーフアップがおすすめです。トップにボリュームが欲しいので、アレンジの仕上げに、結び目からひとつまみずつ毛束を引き出すと、自然な丸みのあるシルエットになります」(FIX-UP銀座店 店長・西村直人さん)
<アレンジ方法>

<STEP.1>耳より上の髪をひとまとめにして、ゴムで束ねる

<STEP.2>束ねたゴムを挟んだ左右から各1束ずつ毛束をとる

<STEP.3>ゴムを隠すように2本の毛束を交差させる

<STEP.4>2本の毛束の先端をアメピンで留める

<STEP.5>結び目を抑えながらひとつまみずつ毛束を引き出す

<ヘアアレンジ方法>
「耳より前にある髪は後れ毛として残しておくと、顔まわりが華やかに見えます。全部束ねてしまうとスッキリしすぎて、寂しい印象になるので耳にかけず、ふわっと垂らしておくといいですよ」(西村さん)

【3】ねじって作る華やかな「ハーフアップ」
\air-GINZA centralの藤本麻衣さんがレクチャー!/



髪の量が多く、ポニーテールにするにはちょっと髪の長さが足りないモデルさん。「ハーフアップは髪の長さを問いませんし、毛量が多い人にこそおすすめのアレンジです」(air-GINZA central 副店長・藤本麻衣さん)
<アレンジ方法>

<STEP.1>額から後頭部に向かって親指をジグザグに動かしながら、頭頂部の毛をまとめる

<STEP.2>頭頂部の髪をまとめたら、毛束の根元を一ねじり

<STEP.3>ねじった部分を持ち上げながら、トップに高さをつくる

<STEP.4>根元を抑えながら束ねた髪を引き出す

<STEP.5>ねじった部分を固定するようにアメピンで固定

<STEP.6>スタイリング剤をなじませながら、毛先を外ハネに

<ヘアアレンジ方法>
「オイル系のスタイリング剤はツヤが出るので、パサつきやすい髪におすすめです」(藤本さん)

ボリュームが多くて硬い髪の人、必見!ハーフアップで抜け感のあるスタイルに
「ミディアム」におすすめのまとめ髪【10選】
【1】後れ毛が大人っぽい「ひとつ結び」
\kakimoto arms 自由が丘クレオ店の山本真実さんがレクチャー!/



「後れ毛に動きが出るように、束ねる前にカールアイロンで巻いておくことがポイントです。仕上げに後れ毛に毛束感が出るようにバームをなじませるとこなれ感が演出できます」(山本さん)
<アレンジ方法>
<STEP.1>カールアイロンで髪の中間から毛先にかけて巻いておく

<STEP.2>パール1粒大のバームを髪全体になじませる


<STEP.3>耳より前の髪と耳の後ろの髪を残してひとつに束ねる

<STEP.4>ひとつまみずつ、放射状に毛束を引き出す

<STEP.5>後れ毛を束ねるようにバームをなじませる

<ヘアアレンジのコツ>
アレンジ前と仕上げに使っているのは、『ザ・プロダクトオーガニックヘアワックス』¥2,178(KOKOBUY)。「これはハンドクリームにもなる万能バームで、サロンのスタッフたちも愛用しています。アレンジ前になじませておくとパサつきが抑えられて、自然なツヤも出せます。ただ、つけすぎるとペタ~っとして重たい仕上がりになるので、後れ毛になじませるときは手に残った量で十分です」(山本さん)

うねった毛束がおしゃれニュアンスに! 後れ毛ありのままのまとめ髪の作り方
【2】ねじりを効かせた上品な「ポニーテール」
\ROIの関田康司さんがレクチャー!/



「一見、きっちりとまとめているように見えますが、実は後頭部の毛束をかなり引き出しています。40代以降はペタッとした印象になりがちなので、丸いシルエットになるように引き出すのが秘訣です」(関田さん)
<アレンジ方法>

<STEP.1>頭頂部の根元にドライヤーを当てて髪を立たせる

<STEP.2>顔周りの髪を外巻きにする

<STEP.3>手ぐしで集めた髪をねじり、ピンで留める

<STEP.4>指で毛束を引き出す

<ヘアアレンジのコツ>
「引き出すのは5か所のみ! 髪の中央、左右、その間の2か所からバランスよく引き出すことで、後頭部に自然な丸さと膨らみが生まれます。引き出す毛束が太いと失敗するので、自分が思っているよりも、細目に引き出すことを意識して」(関田さん)

「ねじりを効かせるだけ」でたちまち上品で柔らかい印象になれる、大人のポニーテール
【3】白髪を目立たせない! 大人の「ポニーテール」
\FIX-UP銀座店の高橋紀衣さんがレクチャー!/


クセが強く、うねって広がりやすい藤本さんの髪。「生え際をカバーするように束ねた髪から後れ毛を引き出すと、結び目がゆるんでしまうことも。毛束を上下2つに分けてから1つに束ねておくと、結び目がゆるみにくくなります」(高橋さん)
<アレンジ方法>

<STEP.1>耳の先端より下の毛束をひとつに束ねる

<STEP.2>耳の先端より上の毛束と下の毛束をひとつにまとめる

<STEP.3>結び目を抑えながら、ひとつまみずつ毛束を引き出す

<STEP.4>生え際が隠れるように耳より前の髪を引き出す

<STEP.5>耳より前の髪は中間から毛先にかけて内巻きに

<STEP.6>巻いた毛束にヘアオイルをなじませる

<STEP.7>ゴムを隠すように結び目にヘアアクセサリーを装着

<ヘアアレンジのコツ>
「顔周りの生え際を隠すだけで、白髪はまったく気にならなくなります。こめかみあたりを隠しておくと、白髪カバーだけでなくフェイスラインをキュッと引き締める効果もあるので、ぜひお試しください!」(高橋さん)

【4】ボリューム不足を解消する、綺麗め「ポニーテール」
\air-GINZAの長門政和さんがレクチャー!/



「ひとつまみの毛束を引き出すだけではボリューム感が出にくいので、束ねる毛束の数を増やして、根元から毛量を底上げするといいでしょう」(長門さん)
<アレンジ方法>

<STEP.1>耳から下、頭頂部の左右と3つにブロッキング

<STEP.2>耳から下の髪を1つに束ねる

<STEP.3>頭頂部の片側の毛束を1~2回ねじり、2の毛束と一緒に束ねる

<STEP.4>残った毛束も同様に1~2回ねじって束ねる

<STEP.5>束ねたゴムを抑えながら、毛束をひとつまみずつねじってボリュームを出す

<STEP.6>顔周りの後れ毛はバームなどのスタイリング剤をなじませて束感を出す

<ヘアアレンジのコツ>
「このアレンジは髪がうねって広がりやすい人にも向いています。毛先をカールアイロンなどで巻いておけば、華やかな雰囲気になるので、フォーマルなシーンにも活用できます」(長門さん)

【5】巻かなくてもニュアンスは出せる! ツイストで作る「ポニーテール」
\ZACC vieの宮川勇人さんがレクチャー!/



「毛束を中央で分けるとツイストした時に後頭部がくぼんでしまいますが、斜めに分けてツイストさせることで、後頭部の毛束が盛り上がり、自然と高さが生まれます。結ぶ位置は盆の窪のちょっと下を意識すると頭の型が綺麗に見えます」(宮川さん)
<アレンジ方法>

<STEP.1>耳上の毛束を斜めに分ける

<STEP.2>左右に分けた毛束をツイストさせる

<STEP.3>ツイストさせた毛束をひとつにまとめる

<STEP.4>襟足の毛束をねじってゴム付近にピンで留める


<ヘアアレンジのコツ>
「少し下めにまとめているので、髪の内側の白髪が目立ちにくく、40代以降の方にオススメです。後れ毛はあえて出さないのが大人のルール。自然と落ちる毛束だけで十分ニュアンスが出ます」(宮川さん)

ツイストしてピンで留めるだけ!老け見えしない「ポニーテール」の作り方
【6】ふんわりウェーブの後れ毛を効かせた、技あり「ポニーテール」
\apish AOYAMAの黒山慶司さんがレクチャー!/



全体的にクセが強く、広がりやすい高橋さんの髪。「クセやうねりを伸ばすのではなく、そのまま生かしたアレンジにすると大人の可愛らしさもあるスタイルになります。そのためにもうねっている方向をカールアイロンで整える下準備が必要なんです」(黒山さん)
<アレンジ方法>

<STEP.1>頭頂部の髪の根元を起こすように、カールアイロンで毛先から根元に向かって巻く

<STEP.2>こめかみ部分の毛束をカールアイロンでフォワード巻きに

<STEP.3>こめかみから前にある髪ともみあげを残してひとつに束ねる

<STEP.4>ひとつまみの毛束を取り、ゴムの上から巻き付ける

<STEP.5>結び目を押さえながら、ひとつまみずつ髪を引き出す

<ヘアアレンジのコツ>
「毛束の根元から髪をひとつまみずつ引き出すときは正面から鏡を見て、頭頂部をふんわりボリュームアップさせるようにしてください。後頭部に丸みも出せるので、全体的に柔らかな雰囲気のまとめ髪になるはずです」(黒山さん)

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【7】ラフな毛束感で抜け感のある上品な「シニヨン」
\MINX銀座五丁目店の河野沙耶佳さんがレクチャー!/



<アレンジ方法>
「シニヨンは、一度ヘアゴムで毛束を輪っか状にしてから、さらに上下に分けてピンで留めていくと作りやすいと思います。簡単にザクザクとした毛束感が生まれるので、カジュアルでラフな印象に仕上がりますよ」(河野さん)

<STEP.1>髪全体にバームをもみこむ

<STEP.2>耳の高さで結ぶ

<STEP.3>毛束を輪っか状に結び、上下に分ける

<STEP.4>ピンで留めてシニヨンをつくる

<STEP.5>後頭部の毛束を引き出す

<ヘアアレンジのコツ>
「今のファッショントレンドはカジュアルなので、どんなスタイルにも抜け感が必須。そんなラフな雰囲気も、ざっくりとしたシニヨンならつくりやすいはず。流行の首元がつまった服にもぴったりです」(河野さん)

【8】バックスタイルに立体感が生まれる! くるりんぱ「ハーフアップ」
\Doubleの西村光太郎さんがレクチャー!/



「結び目から髪を引き出しているので、根元から髪を立たせるスタイルよりも、頭頂部のふんわり感が長持ちします。また、彼女は白髪の量が多いのですが、このスタイルは分け目がなく、フェイスラインや地肌が見えにくいので、白髪をカバーすることもできます」(西村さん)
<アレンジ方法>

<STEP.1>頭頂部の髪をとり、両サイドの耳の先端を結んだラインの高さに結ぶ

<STEP.2>束ねたゴムを抑えながら、頭頂部の髪を引き出す

<STEP.3>両サイドの耳の上にかかる髪を束ねてゴムで結ぶ

<STEP.4>3で束ねた結び目の間から、サイドの髪を束ねた毛束を通す


<STEP.5>毛束を左右から引っ張り、結び目のゆるみを締める

<ヘアアレンジのコツ>
「くるりんぱをすることで、後頭部にも立体感が生まれます。簡単なアレンジなのに、正面はもちろん、サイド、後ろ姿、どの方向から見てもスタイルにメリハリができるんですよ」(西村さん)

【9】くるりんぱ2回で完成! 後れ毛が色っぽい「アップスタイル」
\ROIの亀井明日香さんがレクチャー!/



「顔周りと前髪の毛束はコテで軽く巻いてあげると華やかな印象に仕上がります。髪の毛が短くて落ちてしまった後れ毛にはバームを。パサついていると疲れた印象に見えてしまうので、まとまりとツヤの出るものをなじませて。たくさんつけるとベタベタしてしまうので、米粒程度をなじませるのがポイントです」(亀井さん)
<アレンジ方法>

<STEP.1>耳上の毛束をゴムで結ぶ

<STEP.2>くるりんぱする

<STEP.3>耳横の毛束をまとめて結ぶ

<STEP.4>結んだ毛束をくるりんぱする


<STEP.5>襟足とくるりんぱした毛先をまとめてねじる


<STEP.6>ねじった毛束をピンで止める

<STEP.7>こめかみの後毛を出す

<ヘアアレンジのコツ>
「分け目ができていると頭頂部が寂しい印象になってしまうので、アレンジの前に、ドライヤーで左右両方から風を当てて根本を起こし、分け目のない状態に戻してあげると見栄えが良くなります」(亀井さん)

【10】上品かつ軽やかな「アップスタイル」
\ヘア&メイクアップアーティストのシバタロウさんがレクチャー!/



<アレンジ方法>

<STEP.1>髪をひとつに束ねる

<STEP.2>毛束を親指に巻きつけるように、ひねってまとめる

<STEP.3>ねじりきったらピンで固定

<STEP.4>髪の表面を握るようにしてほぐす

<ヘアアレンジのコツ>
サングラスをかけると、女性らしいラグジュアリーなヘアスタイルに変身! このアレンジは、髪をしっかり巻き込んだままにしておくとお堅い印象になってしまうので、最後に手で握って程よくほぐすことが大切です。髪全体をほぐせば、抜け感のある軽やかなヘアスタイルに。ボリューム不足でペタッとなりがちな40代の髪に、ボリュームを与える効果もあります。
【40代の髪型ミディアムヘア編】サングラスが似合うエレガンスなまとめヘア
「ロング」におすすめのまとめ髪【3選】
【1】サイドに寄せてドレッシーさをプラスした「ひとつ結び」
\PearLのMATSUさんがレクチャー!/



「2回に分けて結ぶことで、トップが自然とボリュームアップできます。スタイリング剤をオールバックになじませてから、ハチ上の髪をハーフアップにすると、ふんわり感が出せますよ」(MATSUさん)
<アレンジ方法>

<STEP.1>スタイリング剤を全体になじませる

<STEP.2>ハチ上の髪をハーフアップに

<STEP.3>ひとつにまとめて結ぶ

<STEP.4>結び目に毛束を巻きつけて留める

<STEP.5>トップを引き出して整える

<ヘアアレンジのコツ>
「ジェルタイプのスタイリング剤をなじませておくことで、潤いとツヤが出るので40代の方にはオススメです。少しサイドに寄せて結ぶと、よりドレッシーな雰囲気に仕上がります」(MATSUさん)

ひと手間でボリュームアップ!丸い輪郭を強調しない、簡単「ひとつ結び」
【2】後れ毛で上品さと女性らしさのある「お団子ヘア」
\GARDEN Tokyoの本木亜美さんがレクチャー!/



「シニヨンの場合、きっちりまとめ過ぎてしまうと老けた印象になることも。後頭部の髪をゆるっと引き出したり、こめかみの後れ毛を残すことで、今っぽい、こなれ感のある印象に仕上がります」(本木さん)
<アレンジ方法>
<STEP.1>スタイリング剤を髪全体になじませる

<STEP.2>お団子をつくる


<STEP.3>後頭部の毛束をランダムに引き出す

<STEP.4>残しておいた毛先をお団子に巻きつける

<STEP.5>巻きつけた毛先をゴムの中に入れ込む

<STEP.6>耳元の毛束をゆるめる

<STEP.7>こめかみの後れ毛を引き出してスタイリング剤をなじませる

<ヘアアレンジのコツ>
「後頭部の毛束をゆるめるとクセやうねり、髪表面のホワつきが目立ちにくくなるので、この時期はしっかりとゆるめましょう。ゴムはシリコンゴムではなく、太く大きいヘアゴムを使用すると仕上がりが安定します。お団子をつくるときに、毛先をあえて逃すとこなれ感がさらにアップ。無造作に仕上げることで、大人らしい涼しい印象になれます」(本木さん)

【美容師直伝】驚くほど簡単にできる、梅雨時期に重宝する「シニヨン」
【3】大人の余裕を演出する今っぽい「ギブソンタック」
\MAGNOLiA omotesandoのKAYOさんがレクチャー!/



<アレンジ方法>

<STEP.1>耳裏からフロント部分の毛束をとってハーフアップに


<STEP.2>結んだ毛束をくるりんぱする

<STEP.3>残した後頭部と襟足の髪をふたつに分ける

<STEP.4>左右に分けた毛束をくるりんぱの穴に上から通す

<STEP.5>毛先をゴムでひとつ結びにする

<STEP.6>毛先をもう一度くるりんぱする

<STEP.7>毛先をピンで固定する

<STEP.8>耳上の毛束をゆるっと引き出す

<STEP.9>頭頂部と後頭部の毛束をつまんで引き出す

<ヘアアレンジのコツ>
「アレンジの前に、ドライヤーで根元をこするように乾かし、モヒカンラインを立ち上げておくとシルエットに丸みと女性らしさが出ます。あとは全体をランダムにコテで巻き、クリームワックスをなじませておいてください。髪がパサついてまとまっていないと『やつれ感』『疲れた印象』になりかねません。とくにもみあげ、顔まわりの毛束には入念になじませるといいですよ」(KAYOさん)

古臭いオバさんとは言わせない!今っぽい「ギブソンタック」をつくる9ステップ
- TEXT :
- Precious.jp編集部