寒い季節に身体を温めるイメージの強い温泉ですが、夏にも嬉しい効果が。40度未満のぬる湯は副交感神経を優位にする作用があるといわれており、猛暑の疲れを癒すのにぴったりなのです。そこで今回は、全国2,500以上のスポットを巡った経験のある温泉ジャーナリストの植竹深雪さんに紹介していただき、多くの人が注目した「夏こそ行きたいぬる湯が人気の温泉宿」5軒の記事をまとめてお届けします。
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心地よいぬる湯で心身をリフレッシュ! 40度未満の湯が楽しめる温泉宿5選
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■1:ひんやり爽快感がすごい!20度前後の冷泉がやみつきになる「奥蓼科温泉 渋辰野館」
■2:キズ湯が温泉ファンに人気!33度ほどのぬる湯がとろけそうに気持ちいい「おりはし旅館」
■3:昔話の世界にタイムスリップ!レトロな古民家宿で涼む「山里のいおり 草円」
■4:全国トップレベルのラドン含有量を誇るひんやり温泉が爽快!「風雅の宿 長生館」
■5:露天、足湯、箱蒸し風呂…至福のぬる湯めぐりで心身をリフレッシュする「古湯温泉 ONCRI」
■1:ひんやり爽快感がすごい!20度前後の冷泉がやみつきになる「奥蓼科温泉 渋辰野館」
長野県茅野市の「奥蓼科温泉 渋辰野館」は、創業100年を超える老舗の温泉旅館。渋辰野館には、信玄の薬湯、森の温泉、内湯の3つの温泉がありますが、メインの信玄の薬湯は、まさしく夏こそ入りたい名湯。20度前後の冷泉で、すぐそばに加温の浴槽もあるので、温冷交互浴が可能です。温泉の濃度が高く、湯あたりのおそれもあるので長湯には注意を。また、山里の恵みを凝縮した創作料理も絶品! 温泉だけでなく、食事でも癒されます。
■2:キズ湯が温泉ファンに人気!33度ほどのぬる湯がとろけそうに気持ちいい「おりはし旅館」
鹿児島県霧島市にある「おりはし旅館」の名物は、別館の自噴泉「キズ湯」。傷口の回復促進効果が期待できることが名前の由来となったそう。体温より低めの33度ほど湯は、とろけそうな心地よさです。泉質は、ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩温泉で、美肌効果にも期待できます。他にも大露天風呂の「えのきの湯」や、全13室の離れの客室にある源泉かけ流しの露天風呂・内風呂付きも楽しむことができます。
■3:昔話の世界にタイムスリップ!レトロな古民家宿で涼む「山里のいおり 草円」
「山里のいおり 草円」は、岐阜県高山市にあるレトロな湯宿。築160年以上の古民家を再生した母屋は国の登録有形文化財に登録されており、非日常感を味わえます。自家源泉を持ち温泉の種類が豊富なので、自然の中の露天風呂やミストサウナ感覚の足湯など、湯巡り気分を満喫できます。植竹さんのオススメは、35度のぬる湯と42度のあつ湯の温冷交互浴で楽しめる貸切風呂。囲炉裏を囲んでの夕食も、この宿ならではのおもてなしです。
■4:全国トップレベルのラドン含有量を誇るひんやり温泉が爽快!「風雅の宿 長生館」
新潟県阿賀野市にある「風雅の宿 長生館」は、全国トップレベルのラドン含有量を誇るラジウム温泉(放射能泉)が自慢の湯宿です。男女合わせ1,000坪という新潟県下最大の広さを誇る庭園大露天風呂には、源泉かけ流しで26度の冷泉と加温の浴槽とがあり、交互浴が楽しめます。3種類ある貸切露天風呂も優雅に過ごせておすすめ。飲泉やラジウム温泉を使った料理も提供されており、文字通り温泉を味わい尽くすことができます。
■5:露天、足湯、箱蒸し風呂…至福のぬる湯めぐりで心身をリフレッシュする「古湯温泉 ONCRI」
佐賀市の「古湯温泉 ONCRI」は露天風呂、寝湯、立湯、足湯など、男女あわせて15種類ものバラエティ豊かなラジウム温泉があるのが魅力。湯温は36~38度ほどなので体に負担をかけずに心地よく入浴でき、夏の疲れを癒すことができます。植竹さんのお気に入りは、温泉の蒸気に満ちた木箱から頭部だけを出し、首から下はすっぽり入って温まる箱蒸し風呂。スタイリッシュな客室や絶品のイタリアンも、夏のリゾート気分にぴったりです。
以上、温泉ジャーナリスト・植竹さんに教えていただいた「夏こそ行きたい」5軒の宿をご紹介しました。まだまだ厳しい残暑が続く日本の夏。疲労のたまった心身をリフレッシュさせるネクスト旅の候補にいかがでしょうか? 詳しい魅力や情報は、各記事からチェックしてください!
※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
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- Precious.jp編集部