【目次】
丸顔【4選】
【1】丸顔×ショートヘアにおすすめの前髪
■幅広の斜め前髪にする
\K-two Esola IKEBUKUROの藤井ひかるさんがレクチャー!/
丸顔のショートヘア代表:岩居由里子さん(49歳/会社員)の場合
今回は、フェイスラインの丸みが気になる【丸顔さん】のお悩みに、おすすめのショートボブスタイルを、ヘアサロン「K-two Esola IKEBUKURO」チーフ・藤井ひかるさんに教えていただきました。
「フェイスラインの丸みをカバーするには、ボブのカットラインを前下がりにしてあごにつなげましょう。さらにサイドの膨らむ位置を頬の高さに設定。高い位置にボリュームが出ることで視線が上がり、輪郭がリフトアップして見えるように。前下がりのカットラインとの相乗効果で、よりシャープな印象になりますよ」(藤井さん)。
さらに前髪は、斜めに流れるように作るとgood!
「幅広の前髪は、顔の幅まで大きく見せてしまうのでNG。丸顔さんは少し額を出したほうが小顔に見えるので、前髪は下ろして斜めに流しましょう。縦長感が生まれて輪郭補整効果がアップします。また、全体をあごのラインのボブにカット。トップにレイヤーを入れているので、表面がふんわり仕上がります。襟足はしっかり間引いてすっきりと。前髪は目の上の長さで、サイドに流れるようにカットしています」(藤井さん)。
<スタイリング方法>乾かすだけでもOK!巻き過ぎずナチュラルに
「巻かなくてもまとまるようにカットしているので、乾かしてスタイリング剤をつけるだけでもOK。ストレートアイロンを使うと、よりふんわり&ツヤッと仕上がります」(藤井さん)。
<STEP.1>根元から乾かす
<STEP.2>前髪にマジックカーラーを巻く
<STEP.3>ストレートアイロンで表面を巻く
<STEP.4>ヘアオイルをもみこむ
<丸顔×ショートヘア スタイリングのコツ3か条>
- 巻き過ぎない
- 根元をつぶさない
- 必ずスタイリング剤をつける
「40代はツヤと潤いがマスト。軽めのヘアオイルなら、ふんわり感をキープしながら、ツヤと潤いをプラスできます。つけすぎるとペタッとしてしまうので注意して」(藤井さん)。
40代に似合う【レイヤーショートボブ】リフトアップ&小顔に見えるスタイル大公開!
【2】丸顔×ボブヘアにおすすめの前髪
■長め前髪でメリハリをつける
\GARDEN aoyamaの塩見勇さんがレクチャー!/
丸顔のボブヘア代表:野渡美紀さん(41歳/会社員)の場合
「40代女性からボブのオーダーは多いです」と教えてくれたのは、GARDEN aoyama スタイリスト・塩見 勇さん。そんなボブヘアに、丸顔さんが挑戦する時のポイントは?
「ボブはどうしても丸みが出るため、丸顔を強調してしまうことがあります。そうならないためには、顔周りにメリハリを作ることが大切です。前髪は長めに設定して額を出しつつ、額の角にかかるようにフォルムを設定。頬横に空白ができるように動きをつければ、顔周りの髪が菱形フォルムに。これで輪郭の丸みがカバーできます」(塩見さん)。
さらに、40代に多い悩みである、髪のボリュームダウンとまとまりにくさも解消できるそう。「表面が動くようにレイヤーを入れつつ、グラデーションカットで丸みもプラス。後頭部に丸みが生まれるので、ボリュームアップが叶います。正面からの印象には丸みを与えず、頭のかたちをキレイに見せられますよ。また、ベースはグラデーションカットでまとまりやすく、表面は動きが出るように顔周りにかけてレイヤーを入れています。動かす部分と引き締める部分で、メリハリを作るのがポイント。ボリュームダウンが気になる方は、トップにパーマをかけてもいいと思います」(塩見さん)。
<スタイリング方法>スタイリングでメリハリを強調して菱形に!
「前髪の根元と耳うしろは引き締めて、頬横から表面は動きが出るイメージにすると、全体のフォルムが菱形に。ボリュームが偏らないように注意して」(塩見さん)。
<STEP.1>毛先を内巻きにワンカール
<STEP.2>顔周りをフォワードに巻く
<STEP.3>トップを毛先からワンカール
<STEP.4>スタイリング剤を塗布
<STEP.5>耳後ろはタイトに
<丸顔×ボブヘア スタイリングのコツ3か条>
- 黒目幅で取った髪は2・3回に分けて巻き、表面に動きを出す
- スタイリング剤は少量を全体にしっかりなじませる
- アイロンワーク前に、ドライヤーで根元をしっかり立ち上げる
「顔周りは、根元を前に、毛流れを後ろに動かすイメージ。耳後ろは、根元が後ろにむかいつつ毛流れは前へ。根元が一度逆方向に動くことで、もたつきが解消できます」(塩見さん)。
丸顔がキレイな卵型に!レイヤーで全お悩みを解消する王道菱形ボブ
【3】丸顔×ミディアムヘアにおすすめの前髪
■透け前髪にする
\air-GINZAcentralの藤本麻衣さんがレクチャー!/
丸顔のミディアムヘア代表: 板野寿恵さん(40歳/自営業)の場合
髪全体のシルエットを菱形にすることで、丸顔が目立たなくなると教えてくれたのが、air-GINZAcentral・副店長の藤本麻衣さん。「顔のサイドにボリュームを持たせることで全体のシルエットを菱形に。毛先を外ハネにするとシルエットにくびれができて、フェイスラインがキュッと引き締まった印象になります。丸い輪郭から視線をそらすこともできますよ」(藤本さん)。
透け感のある前髪も丸顔を目立たせないポイントだと言います。「シースルーまではいかずとも、少し隙間のある前髪にすると額に抜け感が生まれ、シルエットもより菱形に。太めの束感でサイドに流せるように先細りさせると、丸い輪郭が目立ちにくくなります」(藤本さん)。。サイドのボリューム、軽やかにハネる毛先、透け感のある前髪、この3つが丸顔を目立たせない秘訣です。藤本さんの作るお手本スタイルをぜひ参考にしてみてください。「ワンレンベースで顔まわりとトップにだけレイヤーを入れた軽やかなミディアムヘア。ボリュームがなく、ペタッとした印象になりやすい髪質なので、顔まわりと髪の表面に動きが出るようにカットしています」(藤本さん)。
<スタイリング方法>使うのはコテだけ。ボリューム感も束感も思いのまま!
「顔まわりやサイドをコテで巻く時は、毛束の中間だけを巻いて。長めミディアムの方はもみあげ、こめかみも巻くとよりニュアンスが生まれて、今っぽい仕上がりになります」(藤本さん)。
<STEP.1>トップの根元にコテを押し当ててふわっとさせる
<STEP.2>顔まわりをコテで巻いて菱形を作る
<STEP.3>毛先全体を外ハネにする
<丸顔×ミディアムヘア スタイリングのコツ3か条>
- トップは毛流れと逆方向にコテを押し当てる
- 顔まわり、サイドは毛束の中間だけを巻く
- 全体のシルエットは菱形を意識!
「顔まわりとトップがペタッとした印象だと、老け見えの原因に。髪がペタッとしやすい方は、髪をしっかりと濡らしてからドライすると根元から髪が立ち上がり、仕上がりに差が出ます。前後左右、いろんな方向から熱を当てるのがコツです」(藤本さん)。
【4】丸顔×ロングヘアにおすすめの前髪
■斜め前髪にする
\LANVERYの菅野太一朗さんがレクチャー!/
丸顔のロングヘア代表:國分晴奈さん(46歳/フリーランス)の場合
顔の縦横比が同じくらいで、まん丸とした印象を持たれやすい丸顔さん。そんなロングヘアの丸顔さんに似合う髪型を教えてくれるのは、表参道にある美容室、LANVERY代表の菅野太一朗さん。前髪でガラッと印象が変わるロングヘア。丸顔さんに似合う前髪について菅野さんに聞くと、「眉上で切り揃えた前髪よりもサイドに流した方が似合う」と言います。「前髪をつくるときは額を見せた方がいい。丸顔を目立たせないためには、前髪を伸ばす、もしくは横に流すのが正解です。前髪がしっかりあると、輪郭や頰の丸みがより目立ってしまいます。顔のフレームを菱形にすれば、丸い顔を縦に細く見せることが可能です」(菅野さん)。。
前髪を横に流すだけでなく、顔まわりの髪をリバース巻きで開放的に仕上げることも大切なのだそう。「丸顔をなぞるように顔まわりの髪を下ろすと、野暮ったい印象になってしまいます」(菅野さん)。。「斜め前髪」と「顔まわりの開放感」が、丸顔さんの悩みを解決するキーワード。その両方を叶えたスタイルをぜひチャレンジしてみて。やわらかくて細い髪質の國分さん。「髪の内側と毛先はレザーカットでやわらかく、ボリューミーに。毛束の厚みは残しつつも、軽い印象になるようカットしています」(菅野さん)。
<スタイリング方法>熱を与えて髪にハリコシを出すと立体感のある仕上がりになる!
「髪の内側にボリュームがないと、全体がペタッとした印象になり、菱形シルエットになりません。内側を巻くときは、毛束を多く取って縦にしっかりと巻くこと。熱を与えてハリを出すと、全体がふわっと立体感のある印象に仕上がります」(菅野さん)。
<STEP.1>サイドの内側を縦巻きにする
<STEP.2>ハチ上の髪を縦巻きにして華やかに
<STEP.3>襟足をリバース巻きに
<丸顔×ロングヘア スタイリングのコツ3か条>
- 髪の内側は根元からしっかりと熱を当てる
- 顔のフレームが菱形になるように巻く
- 巻くときは縦巻きに!寝かせると古臭い巻き方になるので注意
「コテで巻くときはすべて毛束の中間から縦巻きにする。コテを寝かせると、一昔前の古臭い巻き方になってしまうので気をつけて。パサつきや広がりが気になるときは、仕上げにオイルや保湿剤をつけてみてください。少量を手のひらに伸ばし、髪の内側や毛先になじませて」(菅野さん)。
丸顔が小顔になる最強のロングヘアの秘密は「流し前髪」と「顔周りのリバース巻き」にあり!
面長【4選】
【1】面長×ショートヘアにおすすめの前髪
■短め前髪にする
\kakimoto arms ららテラス武蔵小杉店の西本寛之さん、安藤瑞稀さんがレクチャー!/
丸顔のショート代表:三野宮美都香さん(47歳/主婦)の場合
kakimoto arms ららテラス武蔵小杉店のトップスタイリスト・西本寛之さんによると、「丸顔さんがショートヘアにするときは、丸みのあるボブベースはNG」なのだとか。「大切なのは、シルエットにメリハリを作ること。後頭部がふんわりするように襟足を軽く、トップにレイヤーを入れてボリュームを出すと、メリハリが生まれて洗練された印象に。また、顔周りの髪と前髪で、肌が見える幅を調整すると、丸みのある輪郭がすっきり見えるようになります」(西本さん)。
さらにサイドの髪を耳にかければ、耳上にボリュームが出て、全体のシルエットが菱形に。「菱形シルエットには、顔型補整効果があり、丸顔をキュッとシャープに見せてくれます。耳にかけても、耳後ろが重くならないようにカットしているので、簡単にコンパクトな菱形に仕上がりますよ。また、トップに短めのレイヤーを入れると、ふんわり感と動きが生まれるので、猫っ毛で動きが出にくい人にもオススメです。耳上は毛量をしっかり取って、耳にかけたときに耳後ろが重くならないように調整。襟足は軽くして、メリハリを出しました」(西本さん)。カラーは明るく柔らかい印象のセピアベージュカラー。「繊細なハイライトをブレンドして、白髪を活かした透明感のあるカラーに仕上げました。細かいハイライトは、髪に立体感が出るので、顔型カバー効果もアップします」(カラーリスト・安藤瑞稀さん)。
<スタイリング方法>トップはふんわりと!サイドを耳にかけて菱形シルエットに
「サイドを耳にかけるときは、もみあげを少し残したほうが丸顔をカバーできます。大切なのは、菱形シルエットに仕上げること。表面の毛を少し外向きに流すと、菱形シルエットになりやすいですよ」(西本さん)。
<STEP.1>マジックカーラーでトップを巻く
<STEP.2>スタイリング剤で動きを出す
<STEP.3>サイドを耳にかける
<面長×ショートヘア スタイリングのコツ3か条>
- トップはマジックカーラーで巻いてふんわりさせる
- スタイリング剤は襟足から手を入れてもみ込む
- 襟足とハチはボリュームを抑えてメリハリを出す
「スタイリング剤は、トップにあまりつきすぎないように注意。内側にもみ込んだら、襟足を押さえてタイトに仕上げましょう」(西本さん)。
40代のショートはメリハリ命!丸顔をカバーする菱形コンパクトショート
【2】面長×ボブヘアにおすすめの前髪
■横幅広めの前髪にする
\imaii scaena x coloreの石原治和さんがレクチャー!/
面長のボブ代表:緒方文乃さん(38歳/会社員)の場合
imaii scaena x coloreのディレクター・石原治和さんが今回提案してくれたのは、面長をカバーしてくれるボブスタイル。ポイントは、前髪と全体のフォルムの作り方なのだとか。
「前髪は、肌を見せる分量のコントロールという点でとても重要。肌が多く見えていれば、その分顔の面積も大きく見えます。だから、面長さんにとって、縦の面積を広げてしまう短い前髪はNGです。全体のフォルムも、縦長な印象を作らないことが大切なので、長い髪で輪郭を隠すのは逆効果。横に広がるような菱形フォルムを作ると、縦長の印象をやわらげることができます」(石原さん)。。
さらにこのボブスタイルは、40代になると気になる輪郭の下がりと、髪のボリュームダウンもカバーしてくれるんです!「カットで前下がりのラインを作っているので、輪郭がリフトアップして見える効果があります。トップのボリュームが気になるという40代の方は多いですが、面長さんはトップに高さを出し過ぎるのもNG。ハチ周りはすっきりタイトにおさまるようにすると、キレイな菱形シルエットに。全体がふんわりボリュームアップして見えますよ」(石原さん)。
全体のカットとカラーの方法は「グラデーションボブベースで、前髪を内側に作っています。アウトラインは角を取り、なめらかなフォルムに。フェイスラインに合わせて前下がりラインにカットすることで、リフトアップ効果も。全体に入れたハイライトで、白髪カバーと立体感アップが叶います」(石原さん)。
<スタイリング方法>ボリュームの出し方、前髪の流し方に注意!
「ペタッとするのはNGですが、面長さんの場合はトップにボリュームが出すぎてもダメ。ハチ周りはタイトに、ボリュームは横に広げることを意識しましょう。前髪は、額を隠しすぎず、出し過ぎず、肌がちらっと見えるくらいが、抜け感が出て顔型もカバーできます」(石原さん)。
<STEP.1>ヘアアイロンで毛先を巻く
<STEP.2>ヘアアイロンでトップを立ち上げる
<STEP.3>ワックスで整える
<面長×ボブヘア スタイリングのコツ3か条>
- 毛先はふんわり巻いて、サイドに広げる
- トップがペタッとしない位置で分ける
- 前髪は厚くなりすぎないように流す
「毛先をワンカール巻いておくと、耳にかけるだけでボリュームが出て、フォルムの調整がしやすいです。キープ力が欲しい人は、最後に軽めのキープスプレーを」(石原さん)。
【3】面長×ミディアムヘアにおすすめの前髪
■長め前髪にする
\ROIの関田康司さんがレクチャー!/
ミディアム代表:山口明子さん(40歳/PR)。の場合
もともと広がりやすく、うねる癖があるという山口さんの髪質。
「ベースは肩ラインのワンレングス。レイヤーを必要以上に入れてしまうと、うねったり広がったりと収まりが効かなくなってしまうので、毛量を残しながら重めにカット。自宅でもスタイリングしやすいようにまとめています」(関田さん)。
<スタイリング方法>縦巻きNG!「カールをつける」くらいの気持ちでチャレンジ
「ポイントは、縦巻きにしないこと。顔まわりの毛束にコテを押し当て、カールをつけるようなイメージでトライして。顔まわりを縦巻きにすると、老け見えに直結するので絶対にNG!」(関田さん)。
<STEP.1>毛先をすべて外ハネにする
<STEP.2>耳横の毛束にカールをつける
<STEP.3>ワックスを揉み込む
<面長×ミディアムヘア スタイリングのコツ3か条>
- カールをつけるのは耳横の毛束だけ!
- 「巻く」のではなく「カールをつける」ことを意識して
- ウェットなワックスは使用しない!ドライなワックスが◎
「コテでカールをつけるのは耳横の毛束。これが下にズレると、フェイスラインが下がって見えるので気をつけて。耳横にカールをつけると、フェイスラインがグッと引き上がって見えます」(関田さん)。
巻き髪は老け見えしがち!外ハネで作る「菱形シルエットのワンレンミディアム」が正解
【4】面長×ロングヘアにおすすめの前髪
■短め前髪にする
\LANVERYの大谷千乃さんがレクチャー!/
面長顔のロングヘア代表:齋藤ゆかりさん(38歳/フリーランス)の場合
面長顔のロングヘアは、髪が長い分、顔が縦長に見えやすいのが欠点です。その欠点を解消する方法を表参道にある美容室・LANVERYの大谷千乃さんに伺うと、「毛束の中間に縦巻きでカールをつける。するとサイドにボリュームが生まれ、縦長に見えていた輪郭に丸みが生まれます」と教えてくださいました。短めにカットした前髪も、輪郭カバーに一役買っているのだそう。「長めの前髪をセンターパートにすると、より顔が縦長に見えてしまいます。短めにカットすることで、額の面積を小さく見せつつ、サイドに流して顔のフレームを菱形に。これで面長顔が目立たなくなり、卵型の綺麗な輪郭に見せることができます」(大谷さん)。
面長顔を美しい卵型に見せるロングヘア。その方法をレクチャーします。
「毛先がスカスカしているとサイドを巻いた時に毛先が動きすぎてまとまりのない印象に。顔まわりにだけレイヤーを入れて、毛先には厚みを残しています。これで、巻いた時にまとまりと毛束感のあるスタイルに仕上がります」(大谷さん)。
<スタイリング方法>縦巻きにするときは毛先を巻き込まないのが鉄則!
「サイドの髪を縦巻きで毛先まで巻き込むと無造作になりにくく、古臭い印象に。縦巻きにするときは、毛束の中間だけを巻くのが鉄則。毛先を逃すと、ラフに跳ねる毛束になります」(大谷さん)。
<STEP.1>顔まわりの毛束をリバース巻きに。その他の髪は全方位MIX巻きに
<STEP.2>髪の内側からワックスを揉み込む
<面長×ロングヘア スタイリングのコツ3か条>
- コテで巻く時は毛束の中間だけを巻く
- コテは太めのものを使用すると仕上がりがエレガントに
- ワックスは根元と毛先につけすぎない
「毛先にもっと動きをつけたい時は、ランダムに毛先をとって横巻きにして。サイドの縦巻きと毛先の横巻きがランダムに動き、より空気感のある仕上がりになります」(大谷さん)。
逆三角型【4選】
【1】逆三角型×ショートヘアにおすすめの前髪
■透け感のある前髪にする
\PearLのCHIEさんがレクチャー!/
逆三角顔のショートヘア代表:河野里紗さん(40歳/セレクトジュエリーショップオーナー)の場合
PearL アートディレクターのCHIEさん曰く、40代がショートヘアにするときは、「おでこが透けて見える前髪に、耳が出るくらいの長さで、顔周をすっきりさせるのが、リフトアップ&骨格補整できるポイント」なのだとか。「透け感のある前髪はトレンドなので、取り入れるだけでおしゃれに仕上がりますし、若作り感なく垢抜けて見せられるので大人の女性におすすめです。フェイスラインをすっきりと出した今っぽいボーイフレンドショートがイチオシ!」(CHIEさん)。
そんなコンパクトなショートヘアは、逆三角形顔さんにもオススメだそう。「逆三角形の顔型の方は、あごラインのシャープさが目立ち、頭のハチが張って見えがち。トップにボリュームを出し、全体に動きを出した菱形ショートなら、その印象を軽減できます。マッシュラインにすれば、柔らかな雰囲気がプラスできて、より効果的です」(CHIEさん)。
さらに、スタイリングで抜け感を作るのが、大人世代には必須なのだとか。それでは、逆三角形の顔型に似合うマッシュラインショートと、そのスタイリング方法を詳しく見てみましょう。「耳下にしっかりグラデーションを入れ、顔周りは眉が隠れる位置でマッシュラインにつなげています。全体に重さを残したカットで、菱形シルエットに仕上げるのがポイントです」(CHIEさん)。
<スタイリング方法>根本から髪を動かすようにラフな質感を作って
「根元が立ち上がり、髪全体が動くように、根本を濡らしてから乾かすと◎。寝ぐせを直すときにも効果的です」(CHIEさん)。
<STEP.1>ベーススプレーを全体にかける
<STEP.2>カーラーでトップを立ち上げる
<STEP.3>グロスジェルをもみこむ
<逆三角型×ショートヘア スタイリングのコツ3か条>
- フォルムが丸くならないようにトップを立ち上げる
- トップは毛先だけでなく根本までしっかり巻く
- ハードスプレーで固めず、ベーススプレーで柔らかくキープ
「毛先だけ巻いたり、ハードスプレーで固めたりすると、トップに高さがなくなりフォルムが丸くなってしまうのでNG。根本から髪を動かすことをイメージしてスタイリングしましょう!」(CHIEさん)。
【2】逆三角型×ボブヘアにおすすめの前髪
■前下がりにする
\THE REMMYの倉田聡子さんがレクチャー!/
逆三角顔のボブヘア代表:田中喬子さん(38歳/飲食店経営)の場合
逆三角顔さんにおすすめのボブヘアを提案してくれたのは、THE REMMYのスタイリスト 倉田聡子さんです。逆三角顔さんのお悩みは、頬骨が目立つこと。でも顔型特有のシャープな印象を気に入っている方も多いのだとか。「今回のモデルさんもクールな印象は残しつつ、頬骨をカバーしたいというご要望です。本来なら前下がりのボブは、逆三角の顔型を強調しやすいシルエット。でもクールに見せたいという方には人気の高い髪型です」(倉田さん)。そんな前下がりボブで、逆三角顔をカバーするにはどうしたらいいのでしょうか。「ローレイヤーをプラスしてあげることで、輪郭補整効果のある菱形シルエットをスタイリングで作りやすくなります。また頬の近くで動きが出るので、気になる頬骨カバーも可能。ベースが前下がりだからクールな印象はキープできますよ」(倉田さん)。
顔型のメリットは活かしつつ悩みをカバーするには、スタイリングも重要!「前下がりのワンレンボブベース。毛先にローレイヤーを入れています。髪がペタッとしやすい人はパーマをプラスするのもおすすめです」(倉田さん)。
<スタイリング方法>根元はふんわりと!分け目を変えてレイヤー感アップ
「髪の根元がつぶれないように、髪を乾かす段階でしっかり立ち上がりをつくることが大切です。毛先にレイヤーが入っているので、サイドから分け目をつくると毛先に動きが出しやすいですよ」(倉田さん)。
<STEP.1>根元を立ち上げて乾かす
<STEP.2>ホットカーラーを根元に当てる
<STEP.3>中間~毛先にホットカーラーを通す
<STEP.4>スタイリング剤で整える
<逆三角型×ボブヘア スタイリングのコツ3か条>
- 根元を立ち上げながら乾かす
- スタイリング剤をつけすぎない
- 毛先を動かし過ぎない
「40代は根元のふんわり感が重要。乾燥毛の場合は、バームに少しオイルを足してもOK。毛先を動かし過ぎると少し古い印象になるので、巻き過ぎには注意しましょう」(倉田さん)。
クールだけどふんわりな大人ヘア|頬骨カバー&輪郭補整が叶うローレイヤーボブ
【3】逆三角型×ミディアムヘアにおすすめの前髪
■短め前髪にする
\LANVERYの大谷千乃さんがレクチャー!/
逆三角型のミディアムヘア代表:高瀬夏実さん(38歳/ヨガインストラクター)の場合
シャープなフェイスラインでクールな印象も持たれやすい逆三角形の顔型。ですが、表参道にある美容室・LANVERYの大谷千乃さんは、前髪の作り方や毛先のボリューム感で、柔らかくやさしい印象にもなれると言います。「肩ラインでカットして、毛先にボリュームと広がりを持たせると、気になる骨格から視線を外らすことができます。前髪はサイドに流して。ただ下ろすだけでは頬骨が目立ち、顎先がより強調されることにも。斜めに流すことで顔のフレームが菱形になり、シャープなフェイスラインが気にならなくなります」(大谷さん)。
カラーは透明感のあるナチュラルベージュ。短めの前髪と柔らかい色味で、クールな印象から、愛らしいガーリーな雰囲気に!逆三角形の顔型が気になる方は、さっそくトライしてみてください。高瀬さんの髪質は、癖があり、広がりやすいそう。「癖を抑えるのではなく、肩でハネさせて活かすのがこのスタイルの特長。顔まわりはグラデーションカットで動きを出していますが、レイヤーなどは入れず、全体の重みを残しながらまとまりが出るようにカットしています」(大谷さん)。
<スタイリング方法>毛先を外ハネにしてバームをなじませるだけ!簡単2ステップ
「毛先が広がりやすい、ダメージでパサつくという方は、毛先にオイルをなじませてからコテで巻いてみて。まとまりやツヤが出て、より若々しい印象になります」(大谷さん)。
<STEP.1>毛先をランダムにとって外ハネにする
<STEP.2>バームを毛束の中間から毛先になじませる
<逆三角型×ミディアムヘア スタイリングのコツ3か条>
- 太めのコテで豊かなカーブを作る
- 毛先はランダムにワンカールする
- 手に残ったバームを前髪につけながらサイドに流す
「バームを根元からつけると、全体がペタッと潰れた仕上がりに。毛束の中間~毛先へと最初に揉み込むのがオススメです」(大谷さん)。
【4】逆三角型×ロングヘアにおすすめの前髪
■面長顔が劇的に小顔になる、短め前髪のロングヘア
\air-GINZAの三河内靜香さんがレクチャー!/
逆三角顔のロングヘア代表:赤堀幸子さん(51歳/ネイリスト)の場合
今回、逆三角顔さんにおすすめのロングヘアを提案してくれたのは、air-GINZA副店長の三河内靜香さんです。
「40代の逆三角顔さんの場合、年齢とともに頬の肉が落ちたことで、頬骨が張って見えるようになった…という悩みを聞きます。頬骨をカバーするには、少し長めの前髪から頬骨を通るサイドバングを作ってあげるのがおすすめです」(三河内さん)。この前髪~サイドバングがあると、髪のボリュームダウンも解消できるそう。「前髪からつながるようにサイドバングを作ることで、前髪を多く、ボリュームがあるように見せられます。ハチにボリュームは出ないので、逆三角さんにピッタリ。ハリコシやボリューム感がなくなってきたと感じる方、前髪の薄さが気になる方にも挑戦していただきたいです!」(三河内さん)。
「前髪は少し長めに、頬のあたりで設定。サイドの髪を少し多めに、前髪からつながるようにカットしています。縦の長さを出すことができるので、丸顔さんやベース型さんでもバランスよく仕上がりますよ。さらにトップにも少しレイヤーを入れて、ボリュームアップ&動きが出るようにしました」(三河内さん)。
<スタイリング方法>前髪からサイドの流れを作って華やかに!
「今回は、前髪からサイドにかけての毛流れをエレガントにスタイリングして、流行の外ハネスタイルを40代に似合うように仕上げました。ポイントはヘアアイロンで巻き過ぎないこと。巻き過ぎは老け見えにつながるので注意です!」(三河内さん)。
<STEP.1>トップにマジックカーラーを巻く
<STEP.2>毛先を外ハネに巻く
<STEP.3>耳前の毛束をリバース巻き
<STEP.4>サイドバングをリバース巻き
<STEP.5>オイルワックスを揉み込む
<逆三角型×ロングヘア スタイリングのコツ3か条>
- 巻き過ぎない
- トップから後頭部にボリュームを出す
- ツヤ感の出るスタイリング剤を使う
「ウェットな質感は30代前半まで。40代はツヤ感を重視したスタイリング剤選びが大切です。オイルワックスなら、巻いた髪をキープしつつ適度に保湿もできますよ」(三河内さん)。
サイドバングで頬骨隠し!逆三角顔が卵型になる華やかリバースロング
ベース型【4選】
【1】ベース型×ショートヘアにおすすめの前髪
■もみあげと一緒に前髪も長さを残す
\Coccon銀座店の泰斗さんがレクチャー!/
エラ張りのショートヘア代表:椿原順子さん(49歳/美容ライター・モデル)の場合
顔のかたちがベース型でも小顔に見えるショートヘアが知りたい!そんな声に答えてくれたのがCoccon銀座店 店長の泰斗さん。「フェイスラインを目立たせないために、髪全体のボリュームゾーンを少し高めに設定し、もみあげや前髪の長さを残す。これだけでキュッと引き締まった小顔になれます」(泰斗さん)。前髪は内側が短く、表面を長めにカットした「ダブルバング」。最近40代からリクエストが急増しているのだそう。「前髪は切りたい、でも長さを残しておきたい、という要望が多くなっています。そんな時におすすめしているのが『ダブルバング』。前髪の内側は短く、表面を長めに残しているので、前髪をつくることもできるし、サイドに流すこともできる。雰囲気を変えたい時にとてもすごく便利です」(泰斗さん)。
小顔になれるだけでなく、前髪あり・なしのスタイルも楽しめる。至れり尽くせりのヘアスタイルがこちら!
「このスタイリングでは、短い前髪を見せつつ、表面の長い前髪をサイドに流しているので、左から見るとショートに、逆から見るとショートボブにと、どちらのスタイルも楽しむことができます」(泰斗さん)。マスクをつけている時は、もみあげを両耳にかけると◎。野暮ったくなりがちなマスクスタイルも華やかになります。
<スタイリング方法>根本をふんわりと立たせることが大切!
「ワックスは髪の内側、根本にしっかりと揉み込むと、全体のボリュームが増して、ふんわりとした印象に仕上がります。表面から撫で付けるのはNG!」(泰斗さん)。
<STEP.1>根本を立たせるようにドライする
<STEP.2>ワックスを髪の内側に揉み込む
<STEP.3>指でつまんで束感を出す
<ベース型×ショートヘア スタイリングのコツ3か条>
- 分け目をつけないようにドライする
- ワックスは髪の内側に!外から撫で付けない
- つくり込みすぎない。大胆にワックスをなじませて
「全体のシルエットを作り込もうとすると、逆に失敗することも。タオルドライするみたいに、バサバサって感じでドライしつつ、ワックスも髪の内側から勢いよくガシガシつけちゃってください!」(泰斗さん)。
マスクをつけても野暮ったくならない! スッキリ小顔に見える「大人のショートヘア」
【2】ベース型×ボブヘアのおすすめの前髪
■長め前髪にする
\GARDEN omotesandoの高橋俊友さんがレクチャー!/
ベース型のボブ代表: 生山アキさん(39歳/主婦)の場合
GARDEN omotesandoのマネージャー・高橋俊友さんによると、ベース型がボブスタイルにチャレンジする時に気をつけるポイントが2つあると言います。ひとつは「輪郭の角をなじませる」こと、もうひとつが「前髪を長めに設定する」ことです。「輪郭の角を目立たせないためには、毛先の角度を顎ラインに沿うようにカットすることが大切。顎ラインの延長線上に毛先のラインを合わせることで、輪郭の角がなじみ、ベース型を卵型に見せることができるんです」(高橋さん)。
前髪を長めに設定する理由は?「前髪をつくると、髪のフレームがホームベースになってしまいます。長めに設定する方がオススメですが、短い方は斜めに流すなど、直線的にならないように注意して」(高橋さん)。それでは、ベース型が理想の卵型に見えるお手本スタイルを拝見しましょう。「ワンレンベースのグラデーションボブ。分け目を起点に表面にだけレイヤーを入れつつ、毛先に向けてブラデーションを。すると、毛先に丸みが生まれ、収まりのいいスタイルになります」(高橋さん)。
<スタイリング方法>根元はふんわり、表面はツヤやかに仕上げるのがポイント
「本来の分け目のままドライすると、時間が経つにつれて分け目がペタッと潰れてしまいます。ドライするときは、分け目の逆方向から乾かして根元を立たせることが重要。ふんわり感がキープされて、スタイルの持ちも良くなります」(高橋さん)。
<STEP.1>いつもの分け目の逆からドライヤーを当てる
<STEP.2>ストレートアイロンでツヤを出す
<STEP.3>シアバターを髪の内側からつける
<ベース型×ボブヘア スタイリングのコツ3か条>
- 分け目と逆方向からドライする
- ストレートアイロンはブローするように毛先までスルーさせる
- シアバターは髪の内側や後頭部からつける
「ショートやボブのスタイリングにかなり使えるのがストレートアイロン。ボリューム調整ができるだけでなく、表面のツヤ出し、毛先にニュアンスをつけたいときにもオススメです。このスタイルは髪の乾燥やダメージが目立ってしまうと台無し。ストレートアイロンでツヤを出しつつ、シアバターでみずみずしく仕上げてください」(高橋さん)。
長め前髪で骨格矯正!ベース型が理想の卵型になる「ニュアンスボブ」
【3】ベース型×ミディアムヘアのおすすめの前髪
■前髪をかき上げる
\ROIの関田康司さんがレクチャー!/
ベース型のミディアムヘア代表:羽舞 咲さん(44歳/モデル)の場合
今回、ベース型の輪郭をカバーできるミディアムヘアを提案してくれるのは、表参道にある美容院・ROIのデザイナー関田康司さん。エラの張り、頬骨を目立たなくするための方法を関田さんに聞くと、その答えは3つ。「前髪をかき上げる」「リバース巻きで顔まわりを華やかに」「顔のフレームを菱形にする」ことだと教えてくれました。「ベース型の場合、前髪を下ろして輪郭を隠すのは逆効果!前髪で額を隠してしまうと肌の露出面が台形になってしまい、よりエラの張りを目立たせる原因に。輪郭を綺麗な卵型に見せるためには、顔のフレームを菱形に作ることが大切です。前髪をかき上げて額を出し、顔まわりをリバース巻きにすると、自然と菱形フレームが完成します」(関田さん)。
気になるエラをカバーできるだけでなく、エレガントで華やかな雰囲気にも。前髪をかき上げることで華やかさがぐっと増す、関田さんイチオシのスタイルがこちら。「顔まわりにだけレイヤーを入れて、巻いたときに動きが出やすいようにしています。毛先がスカスカしていると艶やまとまりが出にくいので、カットベースは重めに設定。大人の女性は、毛先の毛量をある程度残した方がエレガントな印象に仕上がります」(関田さん)。
<スタイリング方法> かき上げ前髪とリバース巻きで菱形フレームを意識!
「顔まわりをリバース巻きするときは、かき上げた前髪の毛先と顔まわりの髪の毛を一緒に巻いてください。前髪の毛先をかませることでサイドとなじみ、自然な毛流れになります」(関田さん)。
<STEP.1>前髪をかきあげながらドライヤーを当てる
<STEP.2>前髪と顔まわりの毛束の中間をリバース巻きに
<STEP.3>ワックスを髪全体の根元につける
<ベース型×ミディアムヘア スタイリングのコツ3か条>
- 前髪をかき上げる時は根元にドライヤーを当てる
- リバース巻きする時は前髪の毛先もかませる!
- ワックスは根元に揉み込む
「ワックスをつける時は前髪からつけないこと。やりがちですが、かき上げた前髪にワックスがつきすぎると時間とともに潰れてしまいます。ワックスは神の内側、襟足、耳の上の根元に重点的につけて。少し硬めでキープ力のあるものを使用すると根元からふわっとした印象に仕上がります」(関田さん)。
前髪で輪郭を隠すのは逆効果!?エラ張りカバーの神業ミディアムヘア
【4】ベース型×ロングヘアのおすすめの前髪
■前髪を薄めに作る
\ZACC raffineの賀山博之さんがレクチャー!/
ベース型のロングヘア代表:大村香織さん(41歳/フリーランスPR)の場合
「ロングヘアは巻き方によってガラッと雰囲気が変わります」と話すのは、ZACC raffineスタイリストの賀山博之さん。巻き方によっては、老けて見えたり、古臭い印象になってしまうこともあると言います。では、どのように巻くと『今っぽく』『老け見えしない』スタイルになるのでしょうか? 「まず大切なのが『根本から巻かない』こと。根本から巻くと、ボリュームゾーンの位置が上がってしまい、顔が横に大きく見えたり、若作りな印象になりかねません。髪を巻くときは、毛束の中間くらいをリバース巻きにするのがコツ。ボリュームゾーンを下げることで、グッと今っぽい印象に仕上がります」(賀山さん)。
昔からの癖で、ついつい根本から「グイッ」と巻いてしまうことありますよね。ですが、その巻き方は「イタ〜いおばさん」への第一歩です!それではロングヘアの正しい巻き方とスタイリングの方法を詳しくご紹介します。ベース型の場合、前髪を薄めに作るのもポイントなのだそう。「前髪を薄くつくると肌の露出が増えて抜け感が出ます。前髪を厚めに作ってしまうと、ベース型がより目立ってしまうことがあるので薄めに作るのがベストです」(賀山さん)。
<スタイリング方法>毛束の中間をリバース巻きにしたら、毛先をまとめて外ハネに
「リバースで巻いていくと、毛先はバラバラになりがち。髪のダメージが目立ちやすくなってしまうので、最後に毛先をまとめて外ハネにしましょう。この一手間でまとまりとツヤ感が出ます」(賀山さん)。
<STEP.1>カーラーで前髪を巻く
<STEP.2>髪全体の中間をリバース巻きに
<STEP.3>両サイドと後ろ、3箇所の毛先を外巻きに
<ベース型×ロングヘア スタイリングのコツ3か条>
- 毛先の中間からリバース巻きに!根本から巻かない
- まとめて毛先を巻くとツヤがアップ
- 前髪は薄く!根本から巻き過ぎない
「バームやオイルなど、うるおいを与えてあげるスタイリング剤を選ぶこと。髪のダメージが目立ちにくく、まとまりのある仕上がりへと後押ししてくれます」(賀山さん)。
巻き方を変えるだけで若返る!美容師が教える、失敗しない「リバース巻き」の方法
- TEXT :
- Precious.jp編集部