【目次】
お腹に脂肪が蓄積する原因
体幹が弱っている
年齢を重ねると痩せにくくなったと感じるし、特に気になるのが、ウエストまわりの「浮き輪肉」。運動しても食事に気を遣っても、なぜかしぶとく残り続けるこの脂肪は、加齢によって体幹が弱っているサインでもあります。
その原因のひとつが、体幹の筋力の低下です。特に運動量が減っている自覚ある人こそ、意識的にインナーマッスルを動かすことが必要です。
下腹の「浮き輪肉」を撃退!【村木宏衣さん指導】膝立ち体幹トレーニング
筋膜が固まっている
鏡に映る横姿を見て、「いつの間に、こんなにお腹まわりに厚みが…?」と落ち込んでしまったことはありませんか? 実はそれ、単に太ったのではなく、“動かしていない筋膜”が原因かもしれません。とくに体の側面を縦に走る「横の筋膜ライン」が固まると、骨盤や肋骨が外に広がり、インナーマッスルが働きにくくなります。その結果、代謝が落ち、脂肪やむくみが蓄積し、体型が「寸胴で厚みのある」状態になってしまうのです。
筋膜がゆるむと骨盤が整い、脇腹やお腹まわりの深層筋が活性化。脂肪の燃焼が進みやすくなり、余分なむくみも排出され、見た目に変化が表れることでしょう。
ウエストが引き締まる!【村木宏衣さん指導】もたつき解消「筋膜ストレッチ」
ぽっこりお腹を解消!腸マッサージ
腸はとても繊細でストレスで心が緊張すると、すぐに冷えて硬くなり、機能がダウンしてしまいます。すると消化不良を引き起こす、便秘でぽっこりお腹になる、むくみやすくなるなどの悪影響が。
「腸を動かして温めるためには、適度な圧をかけて緩めてあげればいい」と語る、エイジングデザイナーの村木宏衣さんが今回教えてくれるのが、2リットルの水が入ったペットボトルを使った腸マッサージです。重くないの?と思うかもしれませんが、この重さが、深く圧をかけるのにちょうどよく、しっかりと腸に刺激を与えてくれます。冷えたお腹がポカポカと温まって、むくみも便秘もスッキリと解消できますよ。
■STEP.1:マッサージするポイントを確認
大腸は肋骨の真下辺りから腰骨の上にかけて、お腹の中心にある小腸を取り囲んでいます。今回の腸マッサージでは、大腸に沿った丸印の7か所に圧をかけることで、腸全体の動きをよくしていきます。
■STEP.2:2リットルのペットボトルのキャップ側をあてる
仰向けになった状態で、水が入っている2リットルのペットボトルのキャップ側をSTEP.1で示した丸印のところにあてます。上から軽く圧をかけながら、ペットボトルを支えます。
■STEP.3:STEP.2の状態のまま、両膝をゆらゆらと動かす
ペットボトルをあてた状態で、両足と両膝もピタリとつけたまま、膝を左右にゆらゆらと小刻みに10往復揺らします。そして、ペットボトルを丸印の位置に移動させながら、同様に行いましょう。
むくみ&便秘解消に!【村木さん指導】ペットボトル腸活でお腹スッキリ
ぽっこりお腹に効く!インナーマッスルほぐし
太ったわけでもないのにお腹だけがでてしまう「ぽっこりお腹」。これは食べ過ぎによる脂肪の蓄積だけでなく、長時間座りっぱなしでいることでも起こり、深層筋である「大腰筋(だいようきん)」が固くなってしまうことが大きく影響しています。
けれども「大腰筋」は深層部に位置しているため、手でほぐすのが難しい筋肉。そこでおすすめなのが、2リットルのペットボトルを使ったメソッド。まるでプロが行っているようなちょうどいい圧を与えて、脚を動かすことで「大腰筋」をゆるめることが可能に。お腹の血流もよくなり、冷えを改善し、腸活効果も期待できるので、是非、試してみてくださいね。
■STEP.1:「大腰筋」の位置を確認
大腰筋は、腰部の深層から骨盤を通って大腿骨の上部にかけて存在する長い筋肉。体幹を安定させるインナーマッスルです。
■STEP.2:2リットルのペットボトルのキャップ側を鼠径部にあてる
水が入っている2リットルのペットボトルのキャップ側を鼠径部にあてます。
■STEP.3:STEP.2の状態のまま、片脚を曲げ伸ばしする
ペットボトルの底の部分に両手を置き、軽く圧をかけるように押したまま、片脚の曲げ伸ばしを5回行いましょう。これをワンセットとして、鼠径部に沿って計6か所に圧をかけながら行います。
圧をかけるのは、丸印の計6か所です。
ポッコリお腹を解消!【村木さん考案】深層筋をペットボトルでほぐすワザ
お腹がスッキリ!みぞおちの筋膜ほぐし
「みぞおち」とは、肋骨の下からお腹の間にあるくぼんだところ。ストレスや疲労でいつもの調子が出ない、だるさがあって気力ない…という人の多くは、この「みぞおち」の筋膜がカチコチに固まっているのだそう。
使うのは2リットルの水が入ったペットボトル。キャップ側を「みぞおち」にあてて、その重さで圧をかけるのですが、まるでプロが施術したようなちょうどいい刺激で、硬くなっていた「みぞおち」がふかふかに! また、自律神経のバランスを整える効果もあり、イライラ解消にも効くので、試してみてくださいね。
■STEP.1:「みぞおち」のほぐすポイントを確認
「みぞおち」の位置は、肋骨中央の真下からとおへそとの間あたりにあります。ペットボトルをあてる位置は下へ肋骨から2センチはあけるようにして、丸印の4か所に圧をかけます。
■STEP.2:2リットルのペットボトルのキャップ側をあてて圧をかける
仰向けになった状態で、脚は閉じて膝を立てます。水が入っている2リットルのペットボトルのキャップ側をSTEP.1で示した丸印のところにあてて圧をかけます。軽く押しながら1か所につき、30秒〜1分くらい圧をかけながら、ゆっくりと深呼吸をしましょう。初めは硬さや軽い痛みを感じるかもしれませんが、続けるうちに、柔らかくなっていきますよ。
慢性疲労、食欲不振に効く【村木宏衣さん指導】「みぞおちプッシュ」でだるさ解消
【番外編】食べ過ぎ予防に!肋骨ベルトメソッド
スマホ使用時の姿勢の悪さ、長時間のデスクワークなどで、背中周りや脇腹の筋肉が緊張状態になると、肋骨がつぶされ、全体的に下がり横に広がってしまいます。すると、肋骨で支えられている内臓が下垂し、胃が膨らみやすくなり、いつまでも食べていられる、という食べ過ぎ状態に。これがポッコリにお腹になる原因です。
骨盤用ベルトを胴体に巻いて上半身のストレッチを行うと、たった1回で開いた肋骨がキュッと締まります。食べ過ぎを防ぎウエストもスッキリするのでスタイルアップは確実!また継続すると疲れにくくもなるので、この忙しい時期にこそ、ぜひ、試してみてくださいね。
骨盤用ベルトは幅が10cmぐらいのものであれば、安価のものでも大丈夫。骨盤用ベルト、骨盤サポーターなどという名称で100円ショップや通販サイトでも販売されています。
■STEP.1:骨盤用ベルトを肋骨の位置に巻く
骨盤用ベルトの上部がアンダーバストの位置にくるように巻きます。そしてベルトの端と端を持って、手前にグッと引っ張ります。
引っ張ったままマジックテープで留めて固定を。苦しくならない程度に、少しきつめに巻きましょう。
■STEP.2:壁に右手をついて、大きく円を描くようにストレッチを行う
背中や脇腹などの肋骨周辺の筋肉を伸ばすストレッチを行います。
脚を腰幅に開き、手を広げたまま壁にあてて、雑巾がけをするように右手で大きく円を描くように動かしましょう。 なるべく遠くに手をのばしてしっかりストレッチしてみてください。
次に左手も同様に大きく円を描くように動かしましょう。このあとベルトをはずして肋骨まわりを触ってみてください。すっきり細くなった実感が得られますよ。
年末イベントの食べ過ぎ対策に!【村木さん指導】ぽっこりお腹を引き締める肋骨ベルトメソッド
- TEXT :
- Precious.jp編集部

















