普段の入浴では得られない、さまざまな恩恵をもたらしてくれる天然資源の温泉。夏バテ気味ないまこそ、温泉に浸かり、全身にエネルギーをチャージしたいものです。そこで本記事では、温泉ジャーナリストとして活躍する植竹深雪さんが九州エリアにフォーカス。とりわけ湯の素晴らしさを評価した、5つの宿をまとめてご紹介します。

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温泉のポテンシャルを余すことなく発揮した「九州の名湯」5選
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■1:日本屈指の濃度!ミネラル豊富な湯が肌をしっとり潤す「奥壱岐の千年湯 平山旅館」
■2:露天風呂・温泉水プール付きのプライベートヴィラで至福の旅時間を過ごす「悠離庵」
■3:湯の鮮度が抜群!美肌成分が豊富な極上ぬる湯で心身を浄化する「原鶴温泉 延命館」
■4:肌に染みわたる心地よさ!山里の隠れ宿で5つの貸切風呂を満喫する「草太郎庵」
■5:希少な青湯が自慢!しっとり極上の美肌温泉に身も心もとろける「ゆふいん泰葉」
■1:日本屈指の濃度!ミネラル豊富な湯が肌をしっとり潤す「奥壱岐の千年湯 平山旅館」

長崎県壱岐市にある「奥壱岐の千年湯 平山旅館」は、歴史ある天然温泉を源泉かけ流しで楽しめる全8室の小さな宿。その魅力はなんといっても、温泉成分を基準値の14倍も含む赤茶色のにごり湯です。植竹さん曰く「ガツンと湯力が感じられるほどパワフル」だそう。壱岐の旬を詰め込んだ会席料理は、日常の食卓では出合えない旅ならではの味覚揃い。日本屈指の濃厚な湯で、肌に潤い、心と体にエネルギーをチャージしたい人必見です。
■2:露天風呂・温泉水プール付きのプライベートヴィラで至福の旅時間を過ごす「悠離庵」

鹿児島県指宿市の里山に佇む「悠離庵(ゆりあん)」は、まさに大人の隠れ宿。客室は全て独立した離れで、源泉かけ流しの露天風呂を完備しています。泉質は、ナトリウム-塩化物泉。もともと塩のヴェールによる保温・保湿効果が期待できる湯でありながら、潤いをサポートするメタケイ酸も豊富という相乗効果で、しっとり美肌に。15棟のうち13棟はプライベートプール付き。プールサイドから眺める錦江湾や指宿の街並みも素敵です。
■3:湯の鮮度が抜群!美肌成分が豊富な極上ぬる湯で心身を浄化する「原鶴温泉 延命館」

福岡県朝倉市にあり、創業80年以上の歴史を誇る老舗旅館「原鶴温泉 延命館」。さまざまな成分がブレンドされた鮮度抜群の温泉が自慢で、館内の温泉は全て、加水・加温を一切しない源泉かけ流しという、格別のこだわりを持った湯づかい。浴槽に浸かると全身が細かな気泡に包まれ、自然の恵みを体感できます。長湯したくなるほど心地よいぬる湯は、肌のトーンや弾力アップ効果も期待できるそう。客室からは、悠々と流れる筑後川を一望できます。
■4:肌に染みわたる心地よさ!山里の隠れ宿で5つの貸切風呂を満喫する「草太郎庵」

高い口コミ評価を集め、なかなか予約がとれないほどの人気を誇る「草太郎庵」は、熊本・阿蘇山と九重連山の緑深い山々に囲まれた小田温泉にあります。植竹さんが「マルチコスメのような湯」と表現するほど、美人の湯の要素を備えた名湯が魅力。5か所ある温泉は全て貸切風呂で、人目を気にせず源泉かけ流しの湯をゆったり堪能できます。オーナー自らが手打ちする蕎麦も人気の理由。ランチタイムの食事処は宿泊客以外も利用可能で、珠玉の味わいを求めて数多くの客が訪れます。
■5:希少な青湯が自慢!しっとり極上の美肌温泉に身も心もとろける「ゆふいん泰葉」

約1500坪の敷地に全18室の客室を配した大分県の隠れ宿「ゆふいん泰葉」。こちらの宿の自慢は、時間の経過と共に神秘的なコバルトブルーへと変化する、全国的にも珍しい“青湯”です。潤いをサポートするメタケイ酸の含有量が国内屈指で、“奇跡の湯”と称されているそう。植竹さんも「しっとりとろとろの浴感がたまりません」と語るほど。湯の色はさまざまな自然条件に左右されるので、どんな青湯に出合えるかはまさしく一期一会です。
以上、温泉ジャーナリスト・植竹深雪さんに厳選いただいた、プロも惚れ込む「九州の名湯」5軒をご紹介しました。それぞれの宿の詳しい情報やさらなる魅力は、「記事を読む」ボタンからチェックできます。この夏の温泉旅の候補に、ぜひ参考にしてください!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部