大人のナチュラルメイクはどうつくる?【第5回】チーク編
Precious的大人のナチュラルメイクを考える企画。5回めは、チークです。頬が痩せ落ち、肌全体がどんより暗く見えてくる40代にとって、若返り効果が高いチークは欠かせません。ピンク×オレンジの2色使いでくすみを飛ばして、ぱっと明るい幸福顔をつくりましょう。
【第1回】盛りメイクは老けを呼ぶ。「抜いて」「効かせる」バランスで若々しく!
頬をキュッと上げて、フレッシュに!若々しく!
若いころは積極的に入れていたチーク。なぜだか大人になると控えめに、中には入れないという人も出てきます。理由は、頬だけが浮いておてもやん風になってしまうから、チークを入れることで頬が余計にコケて見えるから、ピンクを入れたら若づくりに見られたから…など。
でも実はこれらすべてを解消してくれるのがチークなんです。なぜならチークには、血色をアップさせることと、くすみを払って顔立ちを明るくすっきり見せる効果があるからです。
ただし、重要なのは入れる位置。チークはよく、頬骨に沿って入れると言われますが、正確には、ニコッと笑ったときにぷっくり盛り上がるところ、ここにふんわり入れるのが基本です。
そして大人はその位置よりちょい高めに! ポイントを上げることで、頬がキュッとリフトアップして若々しく見えます。
ナチュラルピンクとコーラルオレンジ、濃淡2色使いで、若々しくメリハリのある顔に
色はナチュラルピンクとコーラルオレンジ、2色を使います。なので、2色以上がセットになっているパレットが便利です。まずナチュラルピンクで、くすみをカバーして肌全体の透明感をアップ。ピンクだとかわいくなりすぎるし、白だと白浮きする可能性があるので、ナチュラルピンクがおすすめです。
肌に明るさが戻ったら、コーラルオレンジで血色感をプラス。コーラルオレンジは、日本人の黄み肌となじみがよく、疲れてよどんだ40代の肌に元気を出してくれる、魔法の色です。
■PROCESS1:ナチュラルピンクを頬全体に入れてトーンアップ!
チークは、ジバンシイの03番を使用。まず、ケース左のナチュラルピンクをブラシに取ります。粉がブラシの中までしっかり入るよう、右サイド、左サイド、そしてブラシの先にもたっぷり含ませましょう。
ぼかすときは、鼻の横からフェースラインに向かって、ブラシを大きく動かして。さらに上、中、下と3回に分けて、頬全体に入れます。ハイライト系の色は目の下や目尻のCゾーンに入れることが多いのですが、ここに明るい色を入れてしまうと、ハイライトが目立ちすぎて、若づくり感が出てしまいます。頬の広い範囲に淡い色を入れることで、肌なじみがいいのはもちろん、肌全体の透明感がアップするんです。
■PROCESS2:コーラルオレンジを「頬の高い位置」に入れて血色感を出して
右のコーラルオレンジもブラシにたっぷり粉を含ませてから、頬骨より気持ち上に乗せていきます。そのとき、くるくる円を描くように入れるのではなく、頬骨のラインに沿ってペタペタとスタンプのように入れていきます。「スタンプ押し」にすることで、色がしっかり乗って、頬がキュッと上がって見えるんです。頬が上がると、顔全体のポイントも上がるので、もたついたフェースラインがすっきり小顔に!
問い合わせ先
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シリーズ「大人のナチュラルメイクのつくりかた」
- 【第1回】アイシャドウ編:盛りメイクは老けを呼ぶ。「抜いて」「効かせる」バランスで若々しく!
- 【第2回】アイライン編:アイラインは「引いてからぼかす」と、優しく見えて&目力もアップ!
- 【第3回】マスカラ編:若々しい目元が取り戻せる!「薄いまつげ」が甦る、マスカラの根元密度の上げ方
- 【第4回】アイブロウ編:細眉は老けを呼ぶ。ふわっとソフトな太眉でマイナス5歳眉を目指して!
- 【第5回】チーク編:チークは「2色使い」で、肌の透明感と血色感を取り戻せる!
- 【第6回】リップ編:くすみが目立ち始めた40代、「赤リップ」さえあれば、顔立ちまで華やかに!
シリーズ「大人の肌づくり」
- 大人の肌づくり[全体解説編]はこちら
- 大人の肌づくり[1回目:下地編]はこちら
- 大人の肌づくり[2回目:ファンデーション編]はこちら
- 大人の肌づくり[3回目:コンシーラー編]はこちら
- 大人の肌づくり[4回目:フェースパウダー編]はこちら
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- MOVIE :
- フラッグシップオーケストラ
- HAIR MAKE :
- 高橋里帆(Happy Star)
- MODEL :
- 小川りかこ
- DIRECTION :
- 若松真季