Precious的大人のナチュラルメイクを考える企画、ラストはリップです。すっかり定着したかに思える赤リップですが、40代ではまだまだハードルが高いと思っている人も多いよう。でも、実は赤リップは、くすんだ肌に透明感と女らしさを与えてくれる魔法の色。取り入れないなんてもったいない!
【第1回】盛りメイクは老けを呼ぶ。「抜いて」「効かせる」バランスで若々しく!
赤はカジュアルにラフに塗りたい!
悲しいかな、年を重ねるごとに肌はくすみ、フェースラインも崩れてきます。そんなときに助けてくれるのが赤リップ。なかでも茶色みを帯びたブラウンレッドのリップは、ひと塗りで、鮮やかに発色して、肌をパッと明るく華やかに見せてくれます。
赤といえば、パーティやイベントなど、「キメ色」のイメージがあるけれど、大人はあえてカジュアルに、デイリーに使うのがおすすめです。ラフに塗ることで、いかにも塗っています、という感じにならず、むしろ「肌きれい」「女らしく見える」と言われること間違いなし。
まだチャレンジしていない人は、自分の肌で「赤の効果」を確かめて!
今っぽさを出すなら、クリーミィなブラウンレッドがおすすめ
ひと言で「赤リップ」と言っても、色や質感などさまざま。40代に似合う赤は、ボルドー、バイオレッド、カシス、ブラウンなどが入った深み系のレッド。一見、重めに感じますが、明度の高い赤よりも肌なじみがよく、肌色をきれいに見せてくれます。
質感はクリーミィタイプを。艶がありすぎるギトギトしてしまうし、かといってマットだとクールになりすぎる。クリーミィな質感で、潤いのあるまろやかな唇を目指しましょう。
■PROCESS1:リップは直塗りで。山を取ってから、唇全体を塗っていく
流行のブラウンレッドをつけているのに、老けて見えるのは、唇の形がはっきり出てしまっているから。赤リップ(SUQQU)を塗るときは、ブラシやリップペンシルなどは使わずに直塗りで。
そのとき、上唇の山がつぶれてしまうと、唇がぼやけてしまうので、山はしっかり取りましょう。山を取ったら、あとはリップをするすると滑らせて、唇全体を塗っていきます。
■PROCESS2:上下唇を「うんぱっ」と合わせて、色をなじませる
唇全体に色はのせたいけれど、色が均一になりすぎるのも老けて見えてしまう原因です。リップは何度も重ね塗りせず、上下唇を合わせて、軽くなじませるだけでOK。
■PROCESS3:綿棒をくるくる回しながら、輪郭をぼかす
唇の輪郭を綿棒でぼかします。唇と肌の境目を曖昧にすることで、多少ガタついても自然な印象に仕上がります。赤リップを塗ってみて、派手だな、合わないな、と思ったら、輪郭をぼかしてみると、印象がやわらかなります。
■PROCESS4:最後に下唇の中央にリップを重ねて、立体感アップ!
最後に下唇の中央にリップを重ねます。下唇に色を重ねることで、ふっくらやわらかに見えるのはもちろん、立体感が出ることで縦ジワをカモフラージュする効果も。
くすんだ肌に透明感と女らしさを与える「赤リップの塗り方」を動画で解説
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シリーズ「大人のナチュラルメイクのつくりかた」
- 【第1回】アイシャドウ編:盛りメイクは老けを呼ぶ。「抜いて」「効かせる」バランスで若々しく!
- 【第2回】アイライン編:アイラインは「引いてからぼかす」と、優しく見えて&目力もアップ!
- 【第3回】マスカラ編:若々しい目元が取り戻せる!「薄いまつげ」が甦る、マスカラの根元密度の上げ方
- 【第4回】アイブロウ編:細眉は老けを呼ぶ。ふわっとソフトな太眉でマイナス5歳眉を目指して!
- 【第5回】チーク編:チークは「2色使い」で、肌の透明感と血色感を取り戻せる!
- 【第6回】リップ編:くすみが目立ち始めた40代、「赤リップ」さえあれば、顔立ちまで華やかに!
シリーズ「大人の肌づくり」
- 大人の肌づくり[全体解説編]はこちら
- 大人の肌づくり[1回目:下地編]はこちら
- 大人の肌づくり[2回目:ファンデーション編]はこちら
- 大人の肌づくり[3回目:コンシーラー編]はこちら
- 大人の肌づくり[4回目:フェースパウダー編]はこちら
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- MOVIE :
- フラッグシップオーケストラ
- HAIR MAKE :
- 高橋里帆(Happy Star)
- MODEL :
- 二ノ宮和歌子
- DIRECTION :
- 若松真季