肌がきれいであることは、すっぴん美人のひとつの条件。素肌を美しく保つためのスキンケア方法や、美肌へと導く人気基礎化粧品など、すっぴん美人になる方法をまとめました。これらを参考に、ぜひ美しい素肌をつくっていきましょう。
【目次】
すっぴん美人になるには肌を磨く!おすすめのスキンケア方法
【1】透明美肌に導くクレンジング方法
スキンケアのなかで、最も肌の負担となるのが、クレンジングと洗顔です。特にクレンジングは、落とし方によって、肌へのダメージが変わってくるもの。なので、正しい落とし方を今一度、ここでしっかり確認しておきましょう。
落とし方の基本は、メイクをしっかり浮き上がらせることです。ゴシゴシするのではなく、桃の表面をなでるかのように優しく、肌に触れるか触れないかくらいの力加減で行います。
ここでもうひとつポイントとなるのが、なじませる時間です。短すぎてもメイクがきちんと浮き上がらないですし、長すぎてもメイク汚れがずっと肌上にあることになり、どちらも肌にとっては負担に。時間は1分くらいが目安です。
そのほか、洗い流すタイプは、しっかりと乳化させてから流すと、ベタつきがなく、すっきりと落とすことができます。拭き取りタイプは、こすらないように、優しく拭き取るように心がけましょう。上手にメイクが落とせると、それだけで透明感がアップしてきます。
アイメイクをオフ
■Step1:アイメイクをオフするためにパールひと粒分を手にとる
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まずアイメイクから落とし始める。目元を落とすためのパールひと粒分をスパチュラでとり、手のひらにのせて準備します。
■Step2:指の第二関節までにのばし広げる
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手のひらのパールひと粒分を優しくのばしておく。このとき、中指と薬指の第二関節までの小さい範囲に塗り広げるのがポイントに。

■Step3:目元にのせて優しくクルクルとなじませる
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両目元に優しくのせたら、小さく「クルクル」と中指と薬指の腹で優しくなじませていく。力を入れず、桃をなでるイメージで。
■Step4:濡れコットンでいったん、優しく拭き取る
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アイメイクのマスカラやパール剤などは肌に摩擦を与えるものなので、いったん、濡れコットンで優しく拭き取っておきましょう。ここでも桃をなでるように優しくがポイントに。

全顔をオフ
■Step5:全顔用にさくらんぼ大を手にとる
![[Precious2018年8月号173ページ]](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/4/3/-/img_439168d2d7ac72ade2d4f2c6f30bac33132812.jpg)
次に、全顔用にさくらんぼ大の量を、スパチュラを使って手のひらにとる。製品によって使用量は異なることがあるので、説明書を参考に、一度確認してください。

■Step6:目元以外の顔全体にのせる
![[Precious2018年8月号173ページ]](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/4/f/-/img_4fffd02eeda671359014043d036b3269185888.jpg)
アイメイクはすでに落としているので、目元を避け、顔全体にまずはのせてなじませる。この段階でなじんだと思って終わりにしている人がいるので注意して!
■Step7:小さくクルクルさせながらメイクとよくなじませる
![[Precious2018年8月号173ページ]](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/2/-/img_124d2528320eb5e82b98bd8ef4c03e04182738.jpg)
アイメイクはすでに落としているので、目元を避け、顔全体にまずはのせてなじませる。この段階でなじんだと思って終わりにしている人がいるので注意して!
■Step8:小鼻は上下に小さくスライドさせる
![[Precious2018年8月号173ページ]](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/5/a/-/img_5a476cfbaa452c505e57618da635dcb9183023.jpg)
小鼻の角栓やザラつきが気になる場合は、小さく指を上下させながら、バームを毛穴に入れ込むようにスライドさせてなじませましょう。

■Step9:フェースラインも忘れずにのばしてなじませて
![[Precious2018年8月号174ページ]](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/a/b/-/img_abce155d8db5b98c9a5fba6a99ff8b0c178225.jpg)
ファンデーションを塗るときに、首との境目ができないようにのばすことが多いので、忘れずにフェースラインの裏側までバームもしっかりなじませておきます。
クレンジングバームの最後は洗い流すタイプと拭き取りタイプでふた通りに!
■Step10:[洗い流すタイプ]よく乳化させてから十分に洗い流して
![[Precious2018年8月号174ページ]](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/5/1/-/img_5174e01eb0ea835b9da072835f347520191991.jpg)
クレンジングオイルのように、少量の水で乳化させてから、洗い流していく。髪の生え際やあごの裏側なども洗い残しがないようにチェックを忘れずに。

■Step10:[拭き取りタイプ]ホットタオルでこすらないように優しく拭き取る
![[Precious2018年8月号174ページ]](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/9/2/-/img_9284e1eabdf7bf6dd131a2b091859e58185086.jpg)
コットンのタオルでホットタオルをつくり、少し肌にのせて蒸らし、バームと汚れをタオルにある程度移してから、優しく拭き取ります。ここでこすらないように注意して。



肌がしっとり、くすみも解消!クレンジングバームの使いこなし術10ステップ
【2】端正美肌に導く洗顔と化粧水のつけ方
■1:「洗顔」まずは、正しく洗って正しく潤しましょう!

大人の洗顔は 「角質ケア」がポイント!
Tゾーン(写真の青線部分)をしっかり洗うクセはついていても、ほかは適当、という人が少なくないのでは? ところが角質が全体にたまりがちな今は、それだけでは不十分なんです。ゴシゴシと擦る必要はありませんが、頬やUゾーンもきちんと意識して洗いましょう。たるみ始めた大人の毛穴は、額は下へ、それ以外の場所は斜め下に向いているので、たっぷりの泡を下から上へ行き渡らせることがポイントです。
■2:「化粧水のつけ方」化粧水は、毛穴の中に押し込むつもりで下から上へ

化粧水をつける際は、せっかくなのでたるみ対策も兼ねましょう。コットンでも手のひらでも問題ありませんが、筋肉に刺激を与えるつもりで軽く圧をかけ、毛穴の流れに逆らって下から上につけていきます。こうすることで、肌表面の代謝を促す軽いマッサージ効果も狙えて、まさに一石二鳥。さらに、保湿力重視の夜用と、毛穴を引き締める機能をもつ朝用のふたつを使い分けるのが理想です。
【3】「美容液の効果」を倍増させるポイント
■1:とにかくケチってはダメ!メーカー推奨量「+1プッシュ」を

美容液は、メーカー推奨量+1プッシュをたっぷりと手に取りましょう。まずは顔に丹念に、そして顔の肌につながるアゴ下から首やデコルテ、耳の後ろから首筋を通り肩までしっかりとなじませる。ここまでやることを考えると、メーカー推奨量ではまったく足りないからです。美容液のリフトアップ効果を倍増させるためには、とにかく「ケチってはダメ」だということを、忘れないでください。
■2:指の腹全体を使い、ひたすら下から上へとなじませる

顔の肌は、鼻筋から顎関節へ向けて斜め下に毛穴が開いています。しかし、顔の深部は、頭頂からアゴ先に向けてゆるんで下がっていくのです。そこで、毛穴対策のためのリフトアップを目指すなら、圧を加えながら頭頂へ押し上げるようにして、美容液をつけていきましょう。ポイントは、指の腹全体を使って下から上へとなじませていくことです。
【4】「クリーム5点置き」「引き上げ塗り」で美白ケア
■1:これまでの「5点おき」に左右の輪郭をプラスして

大人のたるみ対策は、隣接する首や耳の後ろまでしっかりケアするのが基本です。そのため、これまでのスキンケアの基本であった「5点おき」に加え、左右の輪郭にもクリームをおいていきましょう。量が足りないとせっかくのケアが水の泡となってしまうので、少し多めの「10mmパール粒大」ほどがおすすめです!
■2:手のひら全体を使って、しっかりと引き上げる

内側から外側へクルクルとクリームを塗り広げる方が多いかもしれませんが、実はそれはNGなんです。リフトアップのための正しいクリームの使い方は、顔の肌は頭頂部へ向けて、首は上から下へ向けて一方通行に塗っていくこと。その際、手のひら全体を使ってしっかりと引き上げていきましょう。
すっぴん美人になるためのおすすめ基礎化粧品
【1】上質クレンジングバーム8選

■1:ローズブーケの馨しい香りが、優雅なリセットの時間へと誘う、RMK モイスト クレンジングバーム
肌の上でとろける感触で、肌への摩擦を少なくし、するすると簡単にマッサージすることもできるバリューな一品。配合の美容オイルが肌の潤いを守ってくれます。
■2:その日に受けた肌ダメージを修復する効果までも併せもつ、エスティ ローダー アドバンス ナイト マイクロクレンジング バーム
日中に肌に蓄積した大気汚染物質や不純物をメイクと共にすべて落とすことで、夜の肌を修復する力を最大限に引き出すためのバーム。スキンケアの効き目がUPします。
■3:高いクレンジング力を誇りながらも、使い続けるほどに触れられたくなる素肌へ導くイヴ・サンローラン・ボーテ トップ シークレットクレンジング バーム
カバー力の高いベースメイクやアイメイクをしっかり、でもスルリと簡単にオフできるバーム。クレンジングするほどに肌状態がよくなり、潤うという秀逸品です。
■4:スキンケア成分がたっぷり配合され、マッサージもできる厚みのある感触が特徴。シュウ ウエムラ アルティム 8 スブリムビューティ インテンシブクレンジング バーム
シュウ ウエムラのクレンジングオイルのなかで人気の高い『アルティム 8 スブリム』がバームに。W洗顔いらずで、ふっくらとした上質カシミヤ肌がかないます。
■5:温感効果も相まって心地よく、スッキリメイクがオフできる名品、ボビイ ブラウン エクストラ バーム リンス
オレンジの香りに包まれ、肌はもちろん、気分までもリフレッシュできるロングセラーのバーム。温感効果があり、血行を促す作用で透明感もグンとアップ!
■6:更年期世代肌の不要なものを取り去り、肌も心までもクリアに。THREE エミング クレンジングバーム
THREEならではの選りすぐりの植物オイル、植物バター、植物ロウが絶妙にブレンドされたバーム。メイクだけでなく、古い角質や毛穴の詰まりもキレイさっぱり!
■7:ローズオイルからつくられた贅沢なバーム、パルファン・クリスチャン・ディオールディオール プレステージル バーム デマキヤント
ローズワックスを贅沢に配合した高機能さが特長です。メイク落ちのよさと肌への優しさを兼ね備え、洗い上がりの肌をなめらかに整え、ラグジュアリーな気分に。
■8:機能の回復や抗酸化成分などケア効果も抜群! クリニーク テイク ザ デイ オフクレンジング バームバリア
滑るようにとろける感触が心地いいクレンジングバーム。アイメイクはもちろん、日焼け止めもしっかり落としながら、後肌をもっちり潤わせる効果もパワフルです。
【2】ゲランの「オーキデ アンペリアル ザ ジェントル フォームオーキデ アンペリアル」

独自の有用成分を配合し、微細な汚れまでpH6.3の優しさで洗い上げるハイクラスな洗顔フォーム。きめ細かく豊かな泡立ちも魅力的。
例えば洗浄力だけに注力した洗顔料だと汚れと一緒に潤いやバリア層までごっそり洗い流してしまい、トラブルやエイジングにつながることに。かといって、汚れや古い角質を残したままでは、健やかな代謝が滞ってしまいます。
『ザ ジェントル フォーム』は適切な洗浄力はもちろんのこと、肌の酸素不足に着目したセル レスピレーション テクノロジーを搭載。すっきりしなやかに、イキイキと、エネルギーあふれる素肌に洗い上げ、その後のローションや美容液の働きを助けてケア全体のレベルを高めます。その真価は「ローションも美容液もいつもどおりなのに、なんだか違う」と、肌自身が教えてくれるはず。
ゲラン「オーキデ アンペリアル」の洗顔フォーム&ローションで、ふっくら弾力肌を手に入れる!
【3】ヘレナ ルビンスタインの「リプラスティ」

『リプラスティ』シリーズは、2008年に誕生。世界有数の美容医療機関である「ラクリニック・モントルー」のメソッドを、自分で自宅で簡単に再現することを目指します。
登場したばかりの『リプラスティ プレソリューション』と『リプラスティ レザリスト セラム』は、クリニックで人気のメニューから着想。レーザーの前に肌の受け入れ準備を整える「ピーリング」と、シミ・くすみ・たるみなど大人世代の尽きない悩みにマルチに応える「フラクショナルレーザー」のごとく、化粧液でソフトピーリングをした肌に、パワフルな美容液を送り込む。なめらかで透明感がある肌が甦る、そんな手応えが期待できます。
ヘレナ ルビンスタインの「リプラスティ」は、まるでクリニックなスキンケアコスメ
【4】クラランスの「トータル V セラム」

アジア人女性に向けて研究開発された、たるみケアのエキスパート美容液。毎年のようにラグジュアリーマガジン『Precious(プレシャス)』の人気美容液ランキングにランクインし、もはや40代・50代女性の定番ともいえるアイテムに。
これだけ支持される理由は、なんといっても強力な効果! 「脂肪を捨てる」、「むくみを捨てる」、「たるみを捨てるという」3本柱を実現する有効成分を配合。キュッと引き締まったフェースラインが実感できます。
40代におすすめの基礎化粧品|肌悩み別ランキングや人気ブランドもご紹介
【5】パルファン・クリスチャン・ディオールの「プレステージ ユイル ド ローズ」

『プレステージ』の花形アイテムである『ラ クレーム』も、フィーチャーすべき名品。グランヴィル ローズのパワーを余さず肌に注ぎ込み、使い続けるほどにバラの花びらのようにつややかで、ハリ感をたたえる上質肌へ。
うっとりする極上テクスチャーはもちろん、バラを称える華やかな香りも、疲れた心を癒やし、前向きかつリラックスしたマインドをもたらすのです。
パルファン・クリスチャン・ディオールの「プレステージ」の美容液&クリームが、無敵の美肌へと挑む!
※商品の価格はすべて税抜です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部