【目次】

すっぴん美人になるための「生活習慣」


◆正しい食事を心掛ける

「昔から“食べ物が体をつくる”と言われていますが、それは間違いないことで、“正しい食”は、健康のためだけでなく、肌や髪を健やかに保つために欠かせません。体の健康のために必要な栄養を適切な量でしっかり取っていけば、肌や髪はどんどんきれいになっていきます」(Precious専属モデル 真樹さん)。

真樹麗子さん
Precious専属モデル
誌面を飾る凛とした美しい顔立ちもさることながら、誰にでも分け隔てなく接する人柄、愛らしい笑顔でスタッフ内にもファン多数。私生活では中学生の母。美肌セラピスト・アロマテラピー・フェイシャルリンパケアセラピストの資格をもつ。

【食べるエステ】モデル・真樹麗子さんの「きれい」をつくる美肌食レシピとは?

人間の体の60%は水分ですが、残りの約半分はたんぱく質です。次いで、脂質、ミネラル、糖質、という順番。たんぱく質は、筋肉や骨や皮膚など、体をつくります。その筋肉が体を動かし熱を生み出します。酸素を運ぶ血液や、免疫反応をつかさどる抗体や、体内を調整するホルモンも、たんぱく質。生きることのすべてにたんぱく質が関わっています。たんぱく質は、筋トレしている人だけでなく、私たちひとりひとりに最も大切な栄養です。

筋肉だけじゃない!ダイエット、エイジングケアに必須の【たんぱく質】、あなたは足りていますか?

◆入浴して身体を温める

ラグジュアリーなバスタイムは、睡眠力も格上げする。入眠を助ける最も簡単な方法は、ベッドに入る1.5~2時間ほど前に39~40℃のお湯なら10~15分、38℃なら30分ほど湯船に浸かり、体深部の体温を高めることです。その後ゆっくりと体温が下がることで、自然な眠りが誘われます。

バスタブには、血行を高めるバスソルトや大好きな香りのバスエッセンスを加えて。そしてアウトバスでは、癒しの香りが魅力のオイルやローションでボディ肌のケアをゆったりと。

真夏のバスタイムをラグジュアリーに格上げさせる【バス&ボディケアコスメ】これで熟睡間違いなし!

◆質の高い「睡眠」を意識する

「夜美容」の仕上げはリラックス。肌と脳疲労をゆるりと癒やす、良質な睡眠を誘いましょう。若返りホルモンと呼ばれる成長ホルモンは、大人では筋肉や骨量を適切に保ち、肥満を防ぎ、肌の若返りを促します。肌の老化も太りやすくなるのも、成長ホルモンの分泌が少なくなったことが理由のひとつ。例えば40代では、最も分泌量が多い思春期の約半分に減ってしまうとも。肌を自力で若返らせるこのホルモンの分泌は、寝入ってからおよそ1時間程度の間の深い睡眠中に最大量に。ところがこのノンレム睡眠は、誰もに平等に訪れるものではありません。熟睡できる環境を整えることが重要です。

睡眠環境を整える「夜美容」のキーワードは、「香り」「サプリメント」「サポートグッズ」「バスタイム」。日中には適度な運動をし、就寝の1時間前にはブルーライトを発する画面を消し、カフェイン類の摂取は控えて。

真夏のバスタイムをラグジュアリーに格上げさせる【バス&ボディケアコスメ】これで熟睡間違いなし!

自然な眠りを誘う睡眠ホルモンとして知られているメラトニン。脳でつくられるホルモンです。しかし、このメラトニンがなんと肌でもつくられていることが、最近になってわかってきました。もちろん、肌でつくられるということは、肌と深い関係があるということ。なんと肌のメラトニンは、紫外線などのダメージから肌を守るだけでなく、免疫力をも高めているというのです。実は、老化細胞を食べてくれるのは免疫細胞。免疫力アップはアンチエイジングの面でも大歓迎です。老化予防のためにも、夜はスマホを置いて、さっさと寝るべき。睡眠負債が気になる人は、メラトニンコスメも選択肢です。

睡眠負債は美肌の大敵!  “メラトニンコスメ” を導入してリカバリーさせて!

◆「紫外線対策」を年中行う

「“夏は3歳老ける”と聞いたことがあります。紫外線が肌に与えるダメージが大きいことから、こういわれているのでしょう。肌に影響を及ぼすUV-AとUV-Bのうち、UV-Aは真皮まで届いてシワやたるみといったエイジングを引き起こします。でも、紫外線のダメージを防ぐいちばんの方法は、肌が潤っていることだと思っています。ダメージを受けにくくするためにも保湿ケアは欠かせません」(Precious専属モデル 真樹さん)。

 
真樹麗子さん
Precious専属モデル
誌面を飾る凛とした美しい顔立ちもさることながら、誰にでも分け隔てなく接する人柄、愛らしい笑顔でスタッフ内にもファン多数。私生活では中学生の母。美肌セラピスト・アロマテラピー・フェイシャルリンパケアセラピストの資格を持つ。 

【初夏こそ保湿重視】モデル・真樹麗子さんが目指す回復力の高い肌の作り方

UVカットをしっかり使っているのに、どうも紫外線を防げていない気がする…。それは、塗り方のせいかもしれません。一般的に、スキンケアのなじませ方は、下から上へ内から外へ、といわれます。でも、その塗り方だと念入りにケアしたい顔の中心が薄くなってしまい、フェースラインにたまってしまうことも…。

特に、UVカットは顔の中心がしっかりカバーできるよう、頬の上で大きく広げず置くように塗るのがおすすめ。液が顔の端にたまる現象は、化粧水や乳液などでも起きがちなので、自分の手の動きを見直してみて。

真夏も美肌を守りたい!最新UVカット3選|塗り方も要注意、大きく広げず置くように塗るのがおすすめ

美しい肌をつくる「スキンケア習慣」


◆「クレンジング」と「洗顔」を見直す

西洋人と比較して角質層の厚みが3分の2ほどしかなく、皮脂量が20%も多い日本人の肌。

「そんな肌質に加え、高温多湿なこの国の気候、そして清潔好きで臭いにも敏感な国民性。さまざまなことを踏まえると、摩擦を与えることなく泡に汚れを吸着させ、すっきりと洗い流す泡洗顔は、日本人に最適解なメソッドであるといえそう」(銀座ケイスキンクリニック院長 慶田朋子さん)。

「泡洗顔」の基本は丁寧な泡立てにあり。なぜならば、泡が細かく密度が高いほど汚れを吸着する力が高まるから。皮脂の多いTゾーンから泡をのせ、手が直接肌に触れないように泡を顔全体に広げ、汚れを吸着させます。すすぎは、32〜35℃のぬるま湯で生え際まで丁寧に。ホルモンバランスの変化の影響により乾燥しやすくなる40代以降の肌は、泡洗顔での落としすぎには注意して。潤い補給も行える上質なアイテム選びが重要です。どの洗顔メソッドも、アイメイクやリップは、ポイントメイクアップリムーバーであらかじめ落としておくことをお忘れなく。

【もっちり泡洗顔 POINT】

洗顔料_2,スキンケア_2
1.角が立つくらいに泡立てる
洗顔料_3,スキンケア_3
2.Tゾーンから泡をのせる
1.角が立つくらいに泡立てる

チューブ、固形石鹸共に泡立てネットを使い、少量のお湯を加えながら角が立つくらいに泡立てを。量の目安は片手にこんもりのるくらい。

2.Tゾーンから泡をのせる

皮脂分泌量の多いTゾーンから泡をのせる。泡が汚れを吸着するので、のせた泡を転がすようにさっと泡を広げ、ぬるま湯でしっかりすすぐ。

スキンケアはまず【きちんと汚れを落とすこと】からスタート!「ゲラン」「クレ・ド・ポー ボーテ」など…【洗顔コスメ】

◆スキンケアの前に「角質ケア」をする

化粧水や美容液をただただ重ねていませんか? つい忘れがちだけれど、ぜひ習慣にしたいのが、「入れる」前に「取る」ひと手間です。年齢を重ねた肌は、新陳代謝が乱れやすく、いらない角質が残りがち。角質が残っていると、くすみやザラつきを感じるばかりか、スキンケアの効果を感じにくいことも。そんないらない角質を取り除くのが「角質ケア」です。

最新の角質ケアは、肌に負担をかけずに不要な角質だけを取り除く、スーパーマイルド系が主流。スキンケアに「取る」ステップを投入することで、化粧水や美容液が「入る」感覚がよみがえる可能性も大です。

肌に負担なく“取る”「マイルド角質ケア」4選|つい忘れがちなひと手間で、肌が変わります

「ターンオーバーが乱れ、ざらつきやくすみが気になる40代以降の女性は、週に1〜2回角質オフ洗顔を取り入れることで、肌の調子が上向きになります」(銀座ケイスキンクリニック院長 慶田朋子さん)。

加齢によりターンオーバーが乱れると、不要な角質が肌にたまり、くすみやざらつきなどの原因に。拭き取りローションやゴマージュ、酵素洗顔を投入して定期的な角質除去を行うのが有効です。肌へのよけいな負担を軽減するために、ざらつきや毛穴詰まりが気になる部分だけにポイント使いを。物理的に落とそうとすると摩擦を与えてしまうので、、洗顔料の力で溶かすよう、ゆっくり丁寧になじませて。

【角質オフ洗顔 POINT】

洗顔料_2,クレンジング_2,スキンケア_2
1.ローションタイプはゆっくり滑らせる
洗顔料_3,スキンケア_3,クレンジング_3
2.ゴマージュはポイント使いを
1.ローションタイプはゆっくり滑らせる

中指と薬指の腹に置いたコットンをローションでひたひたにしてから肌へ。擦らないよう、内から外に向けてゆっくりとコットンを動かして。

2.ゴマージュはポイント使いを

ゴマージュや酵素洗顔は、毛穴詰まりやざらつきが気になる部分だけに使用して。力を入れずに表面をなでるようになじませるのがコツ。

韓流スターのような “毛穴レスな光沢肌” を目指すなら! シャネル、ディオールなど…【韓国式角質オフ洗顔】BEST5

◆丁寧なスキンケアで肌がより輝く

毎日のことだけに退屈なルーティンになりがちなスキンケア。それは肌と脳のよい関係にはとてももったいないこと。実は、いつものスキンケアもプラス数十秒の時間をかけるだけでオキシトシンリッチに! もう、3秒スキンケアなんてしている場合ではありません。

スキンケア_1
 

皮膚は人体最大のセンサーといわれるように、常にさまざまなシグナルを受け取っています。皮膚の下にはC触覚線維という感覚受容器があり、温度や振動といった皮膚から得た情報を脳に伝えています。C触覚線維は、特に顔と腕の肘から手首までの部分に多く存在しています。つまり、化粧品のとろけるような感触やうっとりする香りはもちろん、それを肌になじませる手の温もりや触り心地も、すべて肌から脳へ伝えられ、「オキシトシン」の分泌にひと役買っているのです。

そして、脳から分泌された「オキシトシン」は血液に乗って全身へ運ばれ、肌の細胞にもはたらきかけます。最新の研究によると、「オキシトシン」は、線維芽細胞にはたらきかけハリやツヤを生むコラーゲンを生み出すなど、美肌にも大きく関係することがわかっており、熱い視線が注がれています。そして、肌がキレイになると気分が上がり、また、幸せホルモンが分泌され、それが、肌を美しく生まれ変わらせる。ここに幸福美肌の好循環が誕生します。

【オキシトシンリチュアル POINT1】1秒5cmのスロータッチ

スキンケア_2,ボディケア_1

「オキシトシン」の分泌を促すため試みたいのが、ゆっくりと時間をかけて肌に触れること。肌から脳へ刺激を伝えるC触覚線維は、1秒に5cm進む程度のスピードに最も反応することがわかっています。

例えば、顔全体にクリームをなじませた後に、顔から首へ、肩から腕へ、ゆっくりと時間をかけてのばしていく。これでも全体でかかる時間はわずか数十秒程度です。ながらケアではなく、肌に意識を集中することも大切です。

【オキシトシンリチュアル POINT2】自分を抱きしめるバタフライハグ

オキシトシンリッチになるには、ハグしたりされたりするのがベスト。自分で自分を抱きしめる “バタフライハグ” は、誰でもその場で簡単にできる心のケア法のひとつ。自分の両腕を胸の前でクロスさせ、左右の胸から肩のあたりを、交互に1回ずつトントンと優しくたたきます。これを2分ほど続けると、おのずとリラックス状態に。

実は、メンタルヘルスの現場では有名なメソッド。スキンケアの後に取り入れて、もっとオキシトシンリッチに。

松島 幸恵さん
精神科専門医、精神保健指定医。
産業医としても勤務する。「池袋オリーブメンタルクリニック」院長。​

“幸福美肌” の好循環をもたらすスキンケアルーティンを解説【美の好循環が止まらない!「幸せホルモン」美容】

この記事の執筆者
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