知っているようで曖昧な、メイクの手順・・・。40代女性の肌悩みをカバーしてくれるベースメイクから、若々しいアイメイク、ナチュラルなリップメイクまで、大人の女性に役立つお化粧手順をまとめました。デイリーメイクの参考に、ぜひお役立てください。

ベースメイク?アイメイク?大人女性のお化粧の順番とは


■メイク前の下準備:引き締め作用のある化粧水で、毛穴を引き締めておく

■引き締め作用のある化粧水で毛穴を引き締める
収斂化粧水をコットンで押さえるようになじませて。

メイク前は、毛穴をひたすらに引き締めるのが鉄則です。化粧水には柔軟・保湿・収斂(しゅうれん)の3種がありますが、ここで必要なのは毛穴を引き締める効果のある収斂化粧水。皮脂毛穴対策ではないので、大人仕様のアルコールが少ないタイプのものを、コットンで押さえるようになじませていきます。

毛穴を隠す「朝メイク」を4ステップで解説!

■ナチュラルに若返えるベース&チークメイク

\ハイライトで内側からにじみ出る若々しい「ツヤ感」を演出/

1回目~3回目のメイクを施した完成図

ヘアメイクアップアーティスト・シバタロウさんに肌悩みをカバーするベースメイク&チークを聴いてみたところ…。下記のポイント意識してメイクすることで、年齢サインの目立たない、ナチュラルで健康的な肌をつくることができるそう。

■化粧下地にハイライトを使用することでくすみを解消
■シミ、くま、毛穴などはコンシーラーで消す
■赤みの強いチークで健康的な血色感をプラス

「ベースメイクでは、真っ先にハイライトをなじませることで、内側から発光するようなツヤ感が生まれます。肌が明るくなり、くすみや顔色の悪さが気にならなくなりますよ。あとはコンシーラーでシミや毛穴を部分的にカバーし、チークで血色感をプラスすれば、透明感のある若々しいベースメイクが完成します」

それでは、上記のポイントに注意しながら、ベースメイク&チークのプロセスを確認していきましょう。

STEP1:ハイライトをTゾーン、目の下、あご先にオン

ハイライトをTゾーン、目の下、あご先にオン。

ファンデーションの前に、ハイライトを顔全体にのせます。下地として使用することでくすみのない、ワントーン明るい肌に。影になりやすい目の下、光を受けやすいTゾーンやあごにぼかし入れて、自然な立体感を与えて。

使用したのはエレガンス コスメティックス エレガンス パティスキン ベース ¥5,000

光沢感のある、しっとりしたテクスチャーが肌によくなじむハイライト。シミ、毛穴といった肌悩みを隠すだけでなく、自然な発色でツヤやかな肌をつくることができます。

STEP2:指でファンデーションを顔から首筋にのばす

40代の肌悩みをカバーする春の軽やかメイク、ファンデーション塗り中。

顔の中心からフェイスラインに向かって、ファンデーションをのばします。厚塗りにならないよう、少量を指になじませ、薄くのばすのがポイント。顔全体に広げたら、スポンジなどで、毛穴が見えなくなるまでトントンとたたき込む。

使用したのはパルファン・クリスチャン・ディオール ディオールスキン フォーエヴァー フルイド 020 SPF35/PA++ ¥6,000

軽やかなつけ心地なのに、毛穴やシミをしっかりとカバーできるファンデーション。40代からはパウダーではなく、しっとりと肌になじむリキッドやクリームタイプを選びましょう。首に色を合わせると肌色が暗くなってしまうので、顔色に合わせたチョイスを。

STEP3:コンシーラーで小鼻の赤みやクマを消す

コンシーラーで小鼻の赤みやクマを消します

気になる小鼻の赤みやくま、シミにはコンシーラーを。コンシーラーを塗りすぎると、メイクがヨレたり浮いてしまうので、薄くのばすように塗るのがコツ。

*画像内の商品は販売終了。

STEP4:フェイスパウダーをうっすらとはたくようにオン

フェイスパウダーをうっすらとはたくようにオン。

フェイスパウダーをつけすぎると厚塗り感が出てしまい、老けた印象になってしまいがち。ブラシに含ませたら手の甲でよくならしてから肌にのばすと、ハイライトのツヤを消すことなくナチュラルな仕上がりに。

*画像内の商品は販売終了。

STEP5:チークを少しずつぼかし入れる

チークを少しずつぼかし入れる。

チークは、頬骨からこめかみに向けて斜め上に入れる。一度に色をのせるのではなく、少しずつブラシでぼかし入れるのが正解。仕上げに指でたたき込むと肌にピタッと密着し、にじみ出るような自然な血色に。

使用したのはランコム ブラッシュ スプティル 031 ¥5,700

大人の肌を華やかに彩り、鮮やかな発色が長時間続くチーク。くすみがちな40代以降の年齢肌には赤みの強い色がよく合います。

<BEFORE>

メーク前。

<AFTER>

ベースメイクとチークが完成。

年齢サインを上手に隠すベース&チークのポイントは3つ!

■化粧下地にハイライトを使用することでくすみを解消
■くま、毛穴、しみなどはコンシーラーで消す
■赤みの強いチークで健康的な血色感をプラス

これらを意識することで、悩みの目立たない肌を実現することができます。ベースもチークも、指やスポンジを使用して肌に密着させると、メイクがヨレにくくなり、厚塗り感のない絶品肌に。このひと手間で、しっかりとメイクをしているのに、透明感のある若々しい肌が蘇ります。どれも自分で簡単にできるので、ぜひ試してみてください。

40代の肌悩みをカバーする春の軽やかメイク【ベース&チーク編】

■若々しい印象に仕上げるアイメイク

\目尻にボリュームをもたせてたるみ、小じわを目立たせない/

目尻の小じわやくぼみ、まぶたのたるみが目立ち始めるアラフォー世代の目元。これらの悩みを解消するには、下記のポイントが大切なのだそう。

■ブラウン系のアイシャドウで立体感をつくり、目元のくぼみを解消
■アイライナーは目尻をハネさせてたるみのない引き締まった印象に
■つけまつ毛を「あえて」つけてボリュームアップ!

「40代のアイメイクは『もうひと手間』がキーワード。いつもより丁寧にグラデーションを描くことで、目元のくぼみを解消。アイラインで目尻にハネを描くと、まぶたのたるみが気にならない、すっきりとしたシャープな目元になります。下がってきた目尻には『あえて』つけまつげをつけるなどの、ちょっとしたひと手間で、見違えるほど若々しい印象になるんです」(シバタロウさん)

STEP1〜4で使用したのはシャネル レ キャトル オンブル 266 ¥6,900。(販売終了)文中のAは右、Bは左、Cは上、Dは下を指します。

組み合わせによって多彩な目元を演出できるアイシャドウ。ブラウン系の濃淡3~4色セットになったパレットを選ぶときは、ハイライトにラメが入っていないタイプが万能です。

STEP1:ハイライトで目元にメリハリをつくる

ハイライトで目元にメリハリをつくる。

アイシャドウのなかでいちばん明るいAを眉の下に細く入れます。明るい色を入れることで、目元のメリハリが強調されて、眉を立体的に見せることができます。

STEP2:ブラウンシャドウで目元を引き締める

ブラウンシャドウで目元を引き締める。

アイシャドウBをアイホール全体に広げます。アイホールのグラデーションは丁寧につくることをおすすめします。濃淡のグラデーションが、ぼやけた目元をグッと引き締まった印象にしてくれます。

STEP3:明るいブラウンで下まぶたを華やかに

明るいブラウンで下まぶたを華やかに。

目頭と鼻筋の間から目尻まで、アイシャドウのBで下まぶたのきわにラインを引きます。明るい色をのせることで、目元のくぼみ、クマを目立たせない効果も。

STEP4:濃いブラウンを上まぶたと下まぶたにのせる

濃いブラウンを上まぶたと下まぶたにのせる。
下まぶたは目尻から1/3あたりまで、アイシャドウの色をのせます。

アイシャドウのCを、上まぶたにのせます。目を開けたときにほんのり見える範囲(目のきわから約5mmくらいまで)になじませて。下まぶたは目尻から1/3あたりまで、色をのせます。

STEP5:黒のペンシルでインラインを引く

黒のペンシルでインラインを引く。

目のきわの粘膜部分に、黒のアイライナーペンシルでラインを入れます。まぶたが下がって描きにくいときは、まぶたを持ち上げながら入れると、スムーズに引くことができます。

STEP6:まつげの根元にはブラウンでラインを引く

まつげの根元にはブラウンでラインを引く。

目元の印象が強くなりすぎないように、まつげの根元にはブラウンのアイライナーを。目尻のたるみが気になるときは、目尻だけ太めに引き、少しだけハネさせると、たるみの気にならない目元になります。

使用したのはゲラン クレヨン ユー No1 ¥3,500、クレヨン ユー No2 ¥3,500

なめらかで、するするとラインが描けるソフトタッチのアイライナー。ペンシルの芯がやわらかいものを選ぶと、重いまぶたにもキレイになじみます。

STEP7:アイシャドウのDでアイラインをぼかす

アイシャドウのDでアイラインをぼかす。

アイシャドウのDをブラシに含ませ、アイラインをぼかすように入れます。アイラインをぼかすことで、上品でやわらかい大人の目元に。

STEP8:重たい目尻のたるみを「つけまつげ」で解消

重たい目尻のたるみを「つけまつげ」で解消。
つけまつげの上にマスカラを塗る。

つけまつげを半分にカットして目尻にだけ装着します。黒目の外側から目尻にかけてつけたら、その上にマスカラを塗ります。ダマにならないよう、地まつげとよくなじませて。目尻にボリュームを与えることで、目力がアップします!

使用したのはパルファン・クリスチャン・ディオール マスカラ ディオールショウ デザイナー 090 ¥4,200

貧相になってくるまつげに、ボリュームと長さを与えてくれるマスカラ。塗りやすく落ちにくいのも特長。つけまつ毛はドラッグストアで購入できるもの(ディーアップ アイラッシュ ラッシュボーテなど)なら、どれでもOKです。

\目元の完成はこちら/

40代のアイメイク、目元完成。

おさらいをすると、アイメイクで老け見えサインを隠すポイントはこの3つ。

■ブラウン系のアイシャドウで立体感をつくり、目元のくぼみを解消
■アイライナーは目尻をハネさせてたるみのない引き締まった印象に
■つけまつ毛を「あえて」つけてボリュームアップ!

40代からは、目尻のラインをややハネ上げ、つけまつ毛でボリュームをプラスすると、たるみや小ジワの気になる目元が一気に華やかな印象になります。

40代の肌悩みをカバーする春の軽やかメイク【アイメイク編】

■ナチュラルに見せるリップメイク

\口角と山を立たせるだけで健康的な若見えリップに/

ほうれい線や口角のたるみなど、年齢が出やすい口元。口角のグッと上がった若々しい口元を実現するには、下記のポイントが重要なのだそう。

■血色の悪さはコンシーラーでカバーする
■リップライナーで口角をグッと上げる
■赤みの強いリップでジューシーな印象に

「メイクの中でもいちばん手を抜きがちなのが、リップ。リップライナーなどを使わずに、リップを塗るだけで終わらせている方も、多いのではないでしょうか? 

40代はメイクテクニックも重要ですが、まずは唇をしっかりと保湿して、縦ジワを少しでも解消させておくといった下準備も大切! ベースメイクをしている間に、リップクリームをたっぷり塗っておくと、ぷるんとした若々しい口元になります」(シバタロウさん)

それでは上記のポイントを意識しながら、リップメイクのプロセスにチャレンジしましょう。

STEP1:コンシーラーで色素が溜まりがちな部分を補正

コンシーラーで色素が溜まりがちな部分を補正。

唇の色が濁りやすい口角、下唇の下、上唇の山をコンシーラーで補正します。このひと手間でリップの発色が綺麗になります。

*画像内の商品は販売終了。

STEP2:リップライナーで唇全体に塗りつぶす

リップライナーで唇全体に塗りつぶす。

まずはリップライナーで唇全体を塗りつぶします。後で輪郭を描くため、はみ出しなどは気にせず豪快に塗って。塗りつぶす前にリップクリームを塗っておくと、滑りがよく、スルスルと塗ることができます。

STEP3:輪郭をオーバー気味に描く

輪郭をオーバー気味に描く。

リップライナーで、実際の唇よりもオーバー目に輪郭を描く。下唇は厚みのあるぽってりとした印象に、上唇の口角は少し上げるように描くと、ほうれい線や口角の下がりをカバーすることができます。唇の山は尖らせるように、ややシャープに描くのがポイントです。

使用したのはゲラン スティロ レーヴル 44 ¥3,700

ソフトなタッチでにじみにくく、思いのままにラインを描けるリップライナー。リップに合わせて色を選ぶと、輪郭が悪目立ちしません。

STEP4:唇全体にリップを塗る

唇全体にリップを塗る。

輪郭からはみ出さないように注意しながら、リップをブラシで唇全体に塗ります。少しくすんだ赤みの強い色を選ぶと、若すぎず、老けても見えない絶妙な仕上がりに。

使用したのはイヴ・サンローラン・ボーテ ルージュ ヴォリュプテ シャイン 16 ¥4,100

鮮やかでジューシーな発色が目を引く、オレンジレッドのリップ。血色感のある健康的な色味が若々しさを後押ししてくれます。

\リップの完成図はこちら/

口元完成。

口元の悩みに効果的な、3つのポイントをおさらいしましょう。

■血色の悪さはコンシーラーでカバーする
■リップライナーで口角をグッと上げる
■赤みの強いリップでジューシーな印象に

若見えリップの条件は血色がよく、キュッと口角が上がっていること。リップ1本ですませているなら、今すぐプロセスを見直しましょう。ぼやけがちな輪郭をライナーでしっかりと描いて、存在感のある口元に。ジューシーな唇に視線が集中するので、ほうれい線は目立ちません!

40代の肌悩みをカバーする春の軽やかメイク【リップメイク編】

※商品の価格はすべて税抜です。

この記事の執筆者
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