【目次】
お化粧前の「スキンケア」の基本
基本の肌の作り方
目指したいのは、ナチュラルさを損なわず、悩みを消し去ること。そして、その状態を持続させること。年齢を感じさせない肌作りの手順を見ていきましょう。
Step1:ひんやり引き締め保湿マスクでさっぱり潤す
![保湿マスクでたっぷりと潤いを](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/6/c/720mw/img_6c8718341f7026d65aeef23d7ffbdf8c33795.jpg)
毛穴レスのためのベースメイクは、しなびた毛穴をたっぷりと潤してハリをもたせ、同時にキュッと引き締める素肌ケアから始まります。そこで活用したいのが、保湿と引き締め効果があり、肌を冷やす作用を併せもつ日中用のマスク。 いつもの保湿マスクを冷蔵庫で冷やせば、代用可能です。
Step2:引き締め作用のある化粧水をコットンで
![収斂化粧水をコットンで押さえるようになじませて。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/b/3/720mw/img_b33451c0a358b591e121cc357725bf74154951.jpg)
メイク前は、毛穴をひたすらに引き締めるのが鉄則です。化粧水には柔軟・保湿・収斂(しゅうれん)の3種がありますが、ここで必要なのは毛穴を引き締める効果のある収斂化粧水。皮脂毛穴対策ではないので、大人仕様のアルコールが少ないタイプのものを、コットンで押さえるようになじませていきます。
Step3:毛穴を目立ちにくくする下地で、薄く自然に埋めて
![フィラー下地で毛穴を薄く自然に埋める](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/e/1/720mw/img_e1d4f45c7515ebd1afaa21da59722f8b32999.jpg)
スキンケアで潤して冷やして引き締めた毛穴を、埋めてなめらかに整えるためには、「フィラー」と呼ばれる毛穴を目立たなくしてくれるタイプの下地を用意しましょう。使い方のコツは、とにかくつけすぎないこと。薄く、でも確実に毛穴に行き渡るようにつけることで、なめらかで美しいメイク肌を長時間キープすることができます。
「ベースメイク」の順番
若々しい印象に見せる5つのポイント
![マイナス7歳肌を実現するための「塗り方」を学びます。こちらは正解例](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/d/e/720mw/img_dedf305e36c5c5bd7480b7389210e6d043284.jpg)
ベースメイクはカバー力こそ大事、という思い込みが〝厚塗り肌〞を招く原因。カバー力を高めるために、つい塗り重ねてしまいがち。ですが、今のファンデーションは光ワザに優れているので、むしろ少量のほうがベスト。そもそも私たちの肌トラブルをすべて、パーフェクトに隠すファンデーションはありえないし、むしろカバー力は8割程度のほうが自然です。それよりも頬に艶を与えてメリハリ感を作る、毛穴やシワを目立たせない、などいかに若々しい印象に仕上げるか?が肝心。そのためには正解の使用量、しっかりと塗るところと薄く塗るところを把握すること、塗り始めの位置、指&スポンジ使い、仕上げのブラシ使いという5つの“老けない塗り方ポイント”を確認しておきましょう。
ポイント1:のびがいいので少なめで十分。一度に塗るのではなく、半顔ずつ塗ること
カバー効果を高めたいとつい多めにとりたくなりますが、これが厚塗り、ムラづきの失敗のもと。何度も言いますがファンデーションのテクスチャーも粉体も進化しています。のびはいいし、光反射効果に優れ、薄くてもアラはしっかりと隠せますから、少なめで十分。パフやスポンジにとる場合は半分くらい、リキッドなら米粒大をまず片頬、額、鼻の半顔に塗る。次にもう1度同じ量をとって、片頬、口元を塗り、その残った分でまぶたを塗る。足りなければ後から重ね足すこともできるので、まずは少量から始めて。
\2回に分けて、半顔ずつ塗布/
![1回目は方頬、額、鼻を塗る。2回目は方頬、口周りを塗る。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/f/720mw/img_1fa07433b69d96a4067fb09418fb21ea71808.jpg)
線で示したように、顔をふたつのエリアに分けて塗布を。シミ、くすみがカバーしきれなかったら、最後に重ねづけすればいいのではじめは少量を心がけて。
ポイント2:しっかり塗るところ、薄く塗るところ、塗らないところを知ること!
ファンデーションをキレイに塗る、というのは顔全体に均一の厚さで塗ることではありません。場所によって「しっかりと塗るところ」「薄く塗るところ」「塗らなくていいところ」があり、プロはそれを意識しているから、自然で美しい肌に仕上げることができるのです。頬のいちばん高い位置はしっかりカバーして、艶感を強調。フェイスライン、生え際は塗らない。それ以外の額、目周り、口周りはよく動いてヨレやすい場所なので、なるべく薄めに仕上げること。この法則を守るとメリハリ感まで生まれ、小顔効果も得られます。
![生え際は塗らない、フェースラインは塗らない、ぼかすだけ。頬はしっかりと塗ってカバー、頬以外はなるべく薄く仕上げる。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/c/c/720mw/img_cccd3e8efb6f9b7b0590d42ca224d6dc43361.jpg)
ポイント3:どのタイプのファンデーションも塗り始めが肝心。頬骨の高い位置からのばす
![頬骨の高い位置からのばす](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/c/7/720mw/img_c76f937de8e08e080cc0863080c9eca745297.jpg)
ベースメイクを美しく仕上げるためには、ファンデーションをどこから塗り始めるのか、が重要。なぜなら最初につけたところに多くつくので、艶が欲しいところ、くずれにくいところから始めるべき。なので、塗り始めのスタート地点は「頬骨のいちばん高い位置」が正解です。今までのファンデーションの塗り方の常識とされてきた「内側から外側」の方向で塗ってしまうと、目の下に厚くたまりやすく、ヨレやくずれの原因になるので、これが習慣化している人は、すぐに変えましょう。額は眉間の少し上から放射状に生え際に向かってぼかしていくと自然だし、小鼻や口周りは厚塗りにせず、指やスポンジに余ったものを薄く塗ってヨレを防止。これを気をつけるだけで、長時間、メイクくずれが起こらず若々しい印象をキープできます。
【正しい塗り方の手順】
1. 頬骨の高い位置から中心に向かって放射状にのばしていく。
2. そのまま、つけ足さずに額は眉間の少し上から、生え際に向かって放射状にのばし、鼻を塗る。
3. ファンデーションをとり、反対側の頬を1と同じ方法で塗る。
4. そのまま口周りを仕上げる。
5. まぶたは残った分を塗布する。
6. 最後に指、またはスポンジでムラ付きしているところをならす。
ポイント4:グイグイと力まかせに塗らないこと。指、スポンジの使い方も気をつけて
時間がない朝は、とにかくファンデーションをすばやくのばしたい。だからといって皮膚が大きく動くほど、グイグイと力まかせに塗るのは厳禁。早くのばせるわけでも、カバー力が増すわけでもないし、その刺激の積み重ねが肌にダメージを与えている可能性も! プロにメイクをしてもらうとわかるのですが、まるで羽根が触れるような、ソフトタッチが基本。プロ並みの仕上がりを目指すなら、優しいタッチでスタンプ塗り、もしくはスポンジを滑らすのを心がけて。
ポイント5:ブラシでトントン、クルクル。このひと手間でより美しい仕上がりに
ブラシを使うと、指やスポンジよりもムラなく密着させることができるので、カバー効果を高めたいときの重ねづけに最適。特に毛穴カバーはブラシづけがベスト。下から上へと動かしやすく、クルクルと小さく円を描きながら塗布すると、下向きのたるみ毛穴にファンデーションを押し込むことができ、ふんわりと自然に隠すことができます。
適量が多すぎる、塗る方向が違う!ファンデーションの「老ける塗り方」を見直す5つのポイント
「眉メイク」の順番
若返りの秘策は「太眉メイク」
細眉ブームを経てきた40代以降の目元は、細眉×加齢たるみの影響で、上まぶたの面積が広がり、恐怖の間延び状態。眉のフォルムや位置にもズレが生じてくるため、ますます印象の弱いのっぺり顔に…。これを矯正できるのは「太眉メイク」しかありません。 でも、いざ自分の眉と向き合うとどこに手を加えればいいのかわからない、という人も。そこでどのアイテムでどこを描き足して細くやせた「眉を太らせる」のかを、徹底解説。メイク下手でも失敗しない、あっという間に若さあふれる今どきの太眉が完成します。
\間延びの要因「えぐれた細眉」を太眉にチェンジ/
![眉下のえぐれた部分を太らせることで、間延び解消。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/e/a/720mw/img_ead94e604e88dd47b1f07cd5a3a327ff37811.jpg)
簡単!「増量眉メイク」の3ステップ
Step1:ペンシルで眉下を太らせて、まっすぐに整える
![毛が密集しているところの下側を起点に眉尻まで描く。えぐれた眉下を埋めるように思いきり太く描くこと。右/シャネル スティロ スルスィル ウォータープルーフ 806 ¥4,950](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/c/8/720mw/img_c89f7be83cd853e0d71e55e25c56601031297.jpg)
Step2:眉上にブラシでパウダーをのせて、まっすぐに整える
![眉山のてっぺんから眉頭にかけて、左側の淡いブラウンをブラシでのせ、とがった山をなだらかに補正する。右/コスメデコルテ コントゥアリング パウダー アイブロウ BR302 ¥4,950](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/5/f/720mw/img_5f4de0720d10d870e33f3ea163ee371835121.jpg)
Step3:綿棒ではみ出しを拭き取り、なだらかな眉山に
![2で描いたラインのはみ出した部分や粉飛びを拭き取って、眉山ラインをなだらかに整えると自然な形に。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/d/6/720mw/img_d6781826a83d32a2702472fe68b285c943243.jpg)
\イラストでイメージをつかんで!/
![思っているより太く描いて大丈夫。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/a/7/720mw/img_a7b8c89a2eef43366c4458eec4adf7b718892.jpg)
太さを出すのは必ず下側で。眉頭から眉山の位置までまっすぐになるように、えぐれたところを埋めていきます。今までにない太さに驚くかもしれませんが、間延びを縮めるには大胆な太さが必要です。そして、上側は眉山から眉頭にかけて上辺に淡いブラウンのパウダー(上記の手順2のいちばん左の色)を1ミリほどはみ出すようにのせると、山の角がなだらかになり柔和な表情に。はみ出したら、綿棒で拭き取ればいいので怖がらず試して。また、ペンシルとペンシルとパウダーの両方を使う理由は、下側はペンシルで濃いめに仕上げ、上側はパウダーで淡く仕上げて濃淡をつくりたいから。ベタ眉にせずにふんわり感を演出することが大事で、それはペンシルとパウダーの両方を使わないと生み出せないのです。
若返り作戦、「美人太眉」成功例
【Before】
![藤井奈々さん(47歳)20代のころからずっと細めのナチュラルなアーチ眉のまま。NGではないけれど、アイメイクがナチュラルなぶん、目元の印象が弱く映るのが残念。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/d/3/720mw/img_d309008fadefc5e621b7da9b6c4895e246339.jpg)
【After】
![間延び上まぶたがキュッと縮まった!](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/b/b/720mw/img_bbdcd2de9be879b93a862ca5038893bf48175.jpg)
前髪で顔の面積を小さくした小顔スタイルの藤井さん。Beforeのいつもの眉メイクは少し細めのアーチ眉。決してNGではないけれど、太眉メイクのほうがまぶたの幅が縮まり、顔全体も引き締まり、小顔に映るのがわかります。藤井さんの自眉は少しえぐれたアーチ眉なので、課題は上記でも解説したように、ペンシルで眉の下側を太らせること。次に眉山から眉頭にかけて淡いブラウンのアイブロウパウダーを1ミリ上にはみ出すようにのせたことにより、眉山の角がなだらかになってやわらかく軽快な太眉に!
増量眉メイクは実に簡単!「えぐれた細眉」を太眉に描く、3ステップとは?
「アイメイク」の順番
「アイシャドウ」基本の塗り方
顔そのものと、流行の変化に合わせて、アイメイクはシーズン前にアップデートが必要。とはいえ、これから先も変わらないことがあります。上まぶたはアイホールにライトカラーをのばしたあとは、アイライナーを除き、濃い色から順に塗ること。また下まぶたも上まぶたと同様に、必ずミディアムカラーを加えることです。
Step1:ダークカラーを際に塗る
![アイカラーセットのなかで最もダークな色は、目の際に太めのアイラインの感覚で塗ります。目力を上げるためには、決して省いてはいけない重要なステップです。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/8/720mw/img_18f29bb6dfabbfd382c7aa9de4b32a7b42134.jpg)
Step2:二重ラインの上まで、ミディアムカラーを重ね塗る
![二重の人は、目の際から二重の線までの2倍強が塗る目安です。2倍ぴったりでは目を開いたときに隠れてしまう。二重の幅にもよりますが、メイク効果はゼロに等しくなります。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/b/b/720mw/img_bb420c1cf82e4f8478ebfc3e19a643ac42383.jpg)
Step3:下まぶたの際に、ライン状に塗る
![アイメイクは目本体を印象的に見せる額縁です。上まぶたにつけたら、下まぶたにもつけないとアンバランスに。薄くていいので、下まぶたメイクはマストと心得て。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/5/3/720mw/img_530299d68f8f82c8aa9883a1d69d941638888.jpg)
10年前とは違います! この冬、マスク美人になれる「アイカラー」の色選びと塗り方
大人が迷う「アイカラー」の扱い方
年齢を重ねると、肌がたるんで顔立ちが変わってきます。眉頭や目頭はそのままですが、固定されていない眉尻と目尻は下がってきます。また目が開きづらくなるためまぶたの面積が広がり、脂肪が減って凸凹が目立ってきたり。メイクした顔を見て感じるなんとなくの違和感は、顔立ちは変化しているのにメイクは同じなので、バランスが崩れていることが原因のひとつなのです。まずは今の顔立ちでの正しい描き位置と塗り位置をアップデートしていきましょう。
Step1:目の形がはっきり! アイラインを最初に仕込む
![アイラインを最初に仕込むことで、アイカラーのむだ塗り防止にもなる。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/3/c/720mw/img_3cf2e8e2b7219a2b653534faf895e23e53328.jpg)
まつげの本数が少なくなった大人世代は、アイラインは2度入れるのが基本です。アイメイクの最初に行う「仕込みライン」は、目頭から内目尻までのまつげの隙間を埋めるように描きます。ここで大切なのはアイライナー選びです。色は黒。それも限りなく濃密な黒で落ちにくいタイプのものを使いましょう。またアイカラーで隠れてしまっても気にしないで。想定内です。
Step2:厄介な「まぶたくすみ」は先にとる
![指塗りでアイカラーの粉を落ち着かせて。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/9/8/720mw/img_9854dbe463c68223c5d71afd69d8246f51654.jpg)
大人のメイクはすべて「仕込みメイク」→「おしゃれメイク」、それが基本セオリーです。まぶたの仕込みは、くすみを消すこと。ベースカラーやライトカラーといわれる色を指の腹にとり、まぶたの中央へ。アイホール全体に、優しく外側へ、内側へと軽く押さえるようにしながらスライドし、指の温かさで、肌にお粉をなじませていきます。下がり続ける目尻と、眉尻のあるべき位置を知ることが重要!
![目尻と眉尻のあるべき位置](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/f/b/720mw/img_fbf607f758ecbd17a441019358b4f6d145698.jpg)
眉尻の長さは、口角→外目尻の延長線上と、鼻の脇→外目尻の延長線上の範囲内にあれば適切と言えます。範囲内で位置決めに迷う場合は、より長めになる鼻の脇からの線上にするのが正解。ゆるんだ輪郭とのバランスがとれるので、頬のたるみを感じにくくなります。
![アイカラーを塗る範囲](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/b/f/720mw/img_bfd76e6ee81439e57f29b96b7a37e07347488.jpg)
まずはアイホール全体に、明るい色を塗り、まぶたのくすみ感を消します。最も迷うのは、ミディアムカラーを塗る範囲です。目を開いたときに、二重まぶたの人は目の縁から眉までの距離の1/3から1/2まで、一重の人は1/3までというのが目安。ダークカラーは最後に目の際にライン状に入れていきます。
10年前とは違います! この冬、マスク美人になれる「アイカラー」の色選びと塗り方
「下まぶた」メイクも忘れずに
下まぶたに黒のアイラインを入れる、白のハイライトを目頭にのせる…。昔覚えた下まぶたメイク技はすべてNG。上まぶたはいつものブラウンでOKですが、下まぶたはパールオレンジのアイシャドウに加え、ブラウンのアイライナーを。ライン状に引くのではなく、点で描くのがポイント。ヌケ感をつくり、きつい老け顔に見せないワザです。
チップの先端だけに色をとると、涙堂の幅=5mm幅に自動的に描ける
![下まぶたメイクで最も重要なのがとり方。チップの先端にアイシャドウをチョンチョンとつけるとこれくらいのつき具合に。右/ボビイ ブラウン リュクスアイシャドウ リッチ メタル02 ¥4,620](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/e/0/720mw/img_e0617db0d883a59a5e88e9f00a1a7cd024545.jpg)
Step1:色をとったチップを、下まぶたの中央→目尻→中央→目頭の順に動かす
![目頭や目尻の端部分からのせはじめると、アイシャドウがたまりやすいので中央から、が正解。この順番で塗るとなじんで自然に。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/3/720mw/img_1319777194e6698ac88f8d2eb3a33fee31291.jpg)
![色をとったチップをそのまま下まぶたに当てて塗布。チップは寝かせずに立てて、アイシャドウがついている先端部分だけを当てる。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/2/5/720mw/img_259ec543eae4390c31e2b9df094d3e1d40423.jpg)
Step2:ブラウンのアイライナーで下まぶたの際に4つの点を描き、フレームを自然に強調
![写真の丸の位置に3mmくらいの幅で描く。先端を使ってなるべく細いラインで仕上げたいので、ペンシルは寝かせずに立てて。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/8/6/720mw/img_86e718323c8b92256e52e0895d99661628689.jpg)
![4つの点で描く理由は、ライン状に描くといかにも引きました、という印象になり、きつい老け顔になるから。あえて隙間をつくるのが正解。右/エスティ ローダー ダブル ウェア インフィニット ウォータープルーフ アイライナー 02 ¥3,080](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/2/f/720mw/img_2f398648d5f01027674371877636b70823894.jpg)
Step3:目尻から目頭に向かってブラシを動かし、目尻側に寝ている毛を起こすように塗布
![ブラシの先端を使って塗布。ブラシ先端にマスカラ液がつき過ぎているとダマになるので、軽くティッシュオフしてから。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/3/720mw/img_1300117cbd05b494090a99be2478946b29509.jpg)
![次に毛の真ん中から毛先だけでいいので、下向きに方向づけるように塗布。そして根元にブラシを当て、根元から毛先に向かって重ね塗りを。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/2/b/720mw/img_2bd5ad03a85d7e34199f294b4fe597f247323.jpg)
【完成!】自然に目の縦幅が強調され、パールオレンジ効果でくすみもクマもほとんど目立たない
![目が大きく、若々しい印象に。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/5/d/720mw/img_5da9b2e7feda65e237b487896aa3b2fe30569.jpg)
下まぶたメイクなんて難しい、厚化粧になりそう、と敬遠していた人も、この方法なら、作為的にならず自然だし、断然目が大きく若々しく見えることがわかったはず。頬の余白を埋めて間延びした顔が引き締まる、クマやくすみが消せる…この錯覚効果はぜひ取り入れるべき。
たるんだ頬を引き締める!「パールオレンジ」アイシャドウを使った「下まぶたメイク」
「リップメイク」の順番
リップを塗る前に「リップペンシル」を仕込んでふっくら唇に
リップペンシルは、後退して消えた唇の赤みを描き足し、ふくよかな唇につくり変えるのが役目。唇の地色に近いサーモンピンク系が定番色だと多くの人が思い込んでいるけれど、大人のくすみ唇には明るすぎて引き締まらず、唇の輪郭を描き変えるまでには至らない。
そこで使用すべきは「メイクアップフォーエバー」の『アーティストカラーペンシル 608』、一択です。パウダリーな濃いブラウンなので、唇はもちろん顔色まで暗く沈みそうと思うかもしれませんが、実は唇に立体感をつくる影を演出するベストカラー。細く引いたあとに、指で軽くなでてぼかすというのが正しい使い方で、特に下唇は底辺より1〜2mm下まで描き足せば、簡単に厚みを演出。理想のふくよか唇につくり変える優秀アイテムです。
ポイント1:下唇は約1〜2mm下まではみ出して厚みをつくる
ポイント2:指で優しく擦り、描いたラインを唇と肌になじませて影をつくる
気になるリップを【理想の “ふくよか唇”】に! 唯一無二の「メイクアップフォーエバー」リップペンシルに注目
「リップ」の塗りかたプロセス
「唇の上でとろけるタイプや、レッドやブラウンなどしっかり発色するタイプの『こっくり系』のリップが人気続行中ですが、塗るのが難しいという声をよく聞きます。みなさん、リップを塗るときはスティックの面を使って塗っていると思いますが、こっくりリップの場合、その塗り方でははみ出しやつきすぎの原因になります。
ぜひスティックの角を使って、唇をかるくさするように塗ってみてください。『さすさす塗り』なら、テクニックなしで、こっくりリップをきれいに塗ることができるはずです」(ヘア&メイクアップアーティスト 長井かおりさん)。
Step1:コンシーラーで唇の色を抑える
![コンシーラーは軽くポンと置くようにのせる。厚塗りはNG。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/3/9/720mw/img_396e3c8e9e96fada73b0603a9b092a7622666.jpg)
![コンシーラーを指で叩き込んで広げ、なじませる。ほんのり赤みを抑える程度にとどめて。赤みを抑えておくことで、リップの塗りすぎを防止。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/7/0/720mw/img_70b1b7850cb12ce2e252ab6e4aed200921963.jpg)
コンシーラー(THREE)を唇にポンポンとのせる。指で叩き込んでなじまて、もとの唇の赤みを抑えます。唇の色が薄い人はこちらのプロセスを飛ばしてOK。
Step2:唇をさするようにリップを塗る
![リップと唇が触れる程度に軽いタッチで。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/f/1/720mw/img_f1457ef7d2d1d375079e3ff6aeb9e8f325364.jpg)
リップ(SUQQU)の角を使って、唇を軽くさするように外側から順に少しずつ色をのせていきます。
Step3:リップをなじませる
![色がはみ出ないように「んー」はやや浅めに。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/a/2/720mw/img_a2fc12ce126b7dcfad5e2a50c01c0abe21396.jpg)
![輪郭をぼかすことで自然なグラデーションが生まれ、表情に柔らかさと抜け感が加わる。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/b/a/720mw/img_ba72c80e17de1a81de161b1460abd39b22162.jpg)
「んー、パッ」のあと、綿棒で輪郭をぼかして塗ったカラーをなじませることで、仕上がりのこなれた感が一層アップします。
【セルフメイク→長井かおりさんメイク】
![セルフではなじみ色リップを選び、無難な印象に。長井流「さすさす塗り」でこっくりリップを塗ると、途端に旬顔にシフト。](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/0/f/720mw/img_0f0b9b036e04480bd7cabaac11fb89b839831.jpg)
【こっくりリップとリップをより綺麗に仕上げるおすすめアイテム】
![左から/抜群のカバー力とフィット感。もとの唇の色が濃い人は、リップメイクの前にコンシーラーで色味を抑える1プロセスを入れて。THREE ラディアントワンドインヴィジブル 02 ¥4,180、唇にピタッと密着し、肌艶と自然となじむ発色。ほのかに光を宿す新しいマットが楽しめる。SUQQU バイブラント リッチ リップスティック 08 ¥5,500](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/d/2/720mw/img_d29e0ff50de4b42c155f56351c85a2e415204.jpg)
【こっくりリップでこなれた印象に】
![こっくりした質感はそのままに、気品のあるリップメイクが完成!](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/6/c/720mw/img_6c05e20b448a61a25b74c98fa9b81b5927912.jpg)
旬のこっくりリップを綺麗に仕上げる、長井かおり流「さすさす塗り」とは?
※掲載した商品の価格はすべて税込みです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部