普段、私たちは腸のことなどあまり意識していませんが、腸が硬くなると冷えや体調不良を引き起こすだけでなく、実はメンタルにも悪影響を及ぼす、という説もあり、第二の脳ともいわれる重要な器官。

焦る、イライラするなどの強いストレスがあると血流が悪くなり、お腹が冷える…。小腸は硬くなり、消化吸収がダウン、大腸は便秘や下痢を引き起こす…。腸は私たちが思う以上にデリケート。特にストレス過多のプレシャス世代は意識して労ってあげる必要があるのです。

そこで村木さんが教えてくれるのが「お腹の冷えを解消する腸マッサージ」。そもそも腸は筋肉でできていますし、腹部にはリンパが集中しています。テニスボールを使って深部にしっかりと圧をかけることで、冷えて硬くなっていた腸がやわらかくなり、動きが活発に。結果、お腹が温まり、リンパの流れがよくなってデトックス効果がアップしすっきり!リラックス効果も高いので、1日の終わりに是非トライしてみてください!

村木宏衣さん
アンチエイジングデザイナー
(むらきひろい)大手ステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」美容メソッドを確立。現在は「クリニックF」内「Amazing♡beauty」を開設。著書に『一生劣化せず今すぐ若返る 整筋・顔体大全』(日経BP社)など多数あり。
体験者:長尾優子さん
読者モデル(44歳・サービス業)
「こんなにお腹も腸も硬くなっているとは気づきませんでした。テニスボールでの刺激は痛みもなくて気持ちがいい! やっているうちに腸が動き出すのがわかるし、お腹からポカポカしてきますよ」
 

 凝り固まった腹部=腸をほぐす!簡単テニスボールマッサージ

■Step1:初めに圧をかける位置の確認を

うつ伏せになり、床とお腹の間にテニスボールを挟み、圧をかけてほぐしていくマッサージなのですが、まずどの位置を刺激するのか、確認しておきましょう。

おへそを中心として直径約15㎝の範囲の写真の●の位置にテニスボールを当てて圧をかけます。その際、肋骨に当たらないように要注意。肋骨は繊細のなのでひびが入る危険性も! 左側の肋骨よりも下側に2か所、左側の骨盤の腸骨(腰骨)沿いの上側に2か所。右側も同様に行い、計8か所に圧をかけていきます。

この位置はリンパが集中している部位。硬いということは老廃物が溜まって血流もリンパの流れも滞っているという証拠。

■Step2:テニスボールを当てて膝を曲げ伸ばしする

うつ伏せになり、テニスボールをStep1の写真の●の位置に当てて、自分の体重で圧をかけます。そして、1か所に当てるごとに膝の曲げ伸ばしを10回繰り返すこと。左側を行っているときは左足の膝を、右側を行っているときは右足の膝を曲げ伸ばしして。

ただ当てているだけよりも、深く刺激をすることができて効果的。もし痛い場合は膝を伸ばしたままで10秒深呼吸をするだけでもいいでしょう。

深層部にある筋肉や腸がほぐれて、血流がバッと高まるのを実感するはず。

■Step3:膝を曲げた状態で足の指先で円を描くように動かす

次は1か所に当てるごとに、膝を曲げたまま、足の指先で円を描くように回し動かす。1か所につき、内回し3回、外回し3回。これによってテニスボールの圧の角度がStep2のときと変わるので、あらゆる方向から腸に刺激を与え、しっかりとほぐれることに。

自分の体重を使った圧なので、必要以上に負荷がかかり過ぎないのもこのマッサージのいいところ。これもStep2と同様に、左側を行っているときは左足で、右側を行っているときは右足を使うこと。

硬くなっていた腸がほぐれて動きだすので、便通が良くなる人も。

【まとめ|硬くなった腸をほぐし、腹部を温めるポイント 4か条】
1.硬さも大きさも最適!凝り固まった腹部はテニスボールでマッサージがベスト。
2.腹部にはリンパが集中。ほぐせば代謝が上がり腹部の冷え解消に。
3.腸も筋肉。圧をかけてほぐすと活発に動きだし、便秘解消にも。
4.短時間でしっかりとほぐすためには、膝の曲げ伸ばしや足の回転をすることが大事。

以上、「お腹の冷え」を解消する腸マッサージのメソッドを教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

3月のテーマは女性ならば、誰もが気になる「血流改善」、次回は3月23日の更新です。お楽しみに!

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この記事の執筆者
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PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子