「Precious.jp」の記事の中から、顔のたるみの対策におすすめのマッサージや体操、美顔器、コスメ情報をピックアップしました。フェイスラインをすっきりさせたい方は必見です!
【目次】
顔のたるみに効くマッサージ
■顔のたるみに効く「プレマッサージ」5ステップ~鎖骨・大胸筋・首・頭~
1:「鎖骨」の詰まりをとって美姿勢になる

首を左に少し傾け、リラックスして口を半開きにし、中指の第一関節の腹で、左の鎖骨の上を左右に10往復小さく動かしマッサージ。1か所につき、いちばん響く位置で指を止め、「小さく頷く」を数回、「小さく首を振る」を数回行いましょう。

2:凝っている「大胸筋」をほぐす

大胸筋が凝ると呼吸が浅くなるので、手でグーをつくり、グーの平らな面を使って、斜めに小さく上下させて動かし、ほぐしていきましょう。大胸筋に対して垂直になるように動かすのがポイント。1か所につき、10往復ずつ行ってください。

3:固まっている「首」をゆるめてたるみを防ぐ

下の赤点線部分の「胸鎖乳突筋」を親指で触れながら、首の骨の両脇を残りの3本指(小指以外)で挟み、「小さく頷く」を10回、「小さく首を振る」を10回行いましょう。下から上に向かって4か所行ってください。

4:たるみに関係する「側頭筋」をマッサージする

口をリラックスして半開きにし、まず耳を持ってクルクルと外側に10回回しましょう。次に、グーで側頭部を両方から挟み、外側に10回回してください。側頭筋はたるみと関係しているので、よくほぐすのが効果的。上から順に4か所くらい行っていきましょう。

5:「額から鎖骨まで」リンパを流す

手ぐしで額から頭頂部、後頭部を通って、鎖骨の内側の部分まで一気に流していく。最後はリンパを流して、老廃物を排出することがポイントに。3回くらい行って。
このプレマッサージが終わってから、下の「ほうれい線に効く深層リンパマッサージ」を行うと、顔のたるみを抑えられます。ほうれい線が気になったら、まずは鎖骨、大胸筋、首、頭の4か所の血流をよくするところから始めてみましょう。
顔のたるみに効く、マッサージの前のマッサージ「プレマッサージ」5ステップ
■深層リンパマッサージで「真皮」をふっくら弾力アップ!
ほうれい線の対処法としては、アンチエイジングコスメで真皮をしっかり立て直すことが重要です。その上で、マッサージを取り入れましょう。アンチエイジングデザイナーの村木宏衣さんに教えていただいた、クリームを塗ったあと、さらにその効果を上げるコツをご紹介します。
深層リンパマッサージとは、筋肉と同じ深さにある深層リンパを流し、コスメがより効きやすい肌に整えていく方法です。深層リンパは、筋肉が硬くなると流れづらくなります。そこで、使いすぎていて硬くなっている筋肉をほぐし、使えていない筋肉を刺激してリフトアップへと誘導していきます。
多くの人が使いすぎなのが、大頬骨筋と小頬骨筋。逆に使えていない筋肉が上唇挙筋と上唇鼻翼挙筋。この使えていないふたつの筋肉が頬を持ち上げる役割を果たしています。下のマッサージを2週間も続けると、ほうれい線が薄くなるのを実感できるはず。肌の奥からパンとしたハリ感が出てきます。
1:食いしばりの「凝った筋肉」をほぐす

リラックスして、口の力を抜き、半開きに。手をグーにして、下の点の部分におき、自然な呼吸をしながら、1か所につき、外回しを10回行いましょう。このとき、肩や首に力が入らないように気をつけてください。

2:鼻の下の伸びた筋肉を縮める

「口輪筋」という、口をぐるっと囲んでいる筋肉に対し、垂直になるように指2本をおき、指を小さく上下させて、筋肉を刺激しましょう。10往復繰り返して。この筋肉に弾力が戻るとほうれい線が薄くなります。

3:ほうれい線をつくるコリをほぐす

人さし指でカギ形をつくり、ほうれい線の始まり部分から横に小さくスライドさせましょう。10往復行ってください。顔の内側から外側に向かって移動させながら、同様に行っていくことがポイント。骨をほぐすようなイメージでやってみましょう。

4:リンパを流してすっきりシャープにする

しっかりほぐし終わったら、人さし指でカギ形をつくり、最後に頬骨の下に沿わせながら、耳たぶの下を通り、鎖骨までリンパを流していきましょう。最後にコレを行うか否かで、顔のスッキリ感が違ってきます。

繰り返しになりますが、鏡で見るときは常にいい顔をつくっているため、なかなか真実の老化具合と向き合うことができません。しかし他人には、等身大の老化が見えています。この事実にしっかりと向き合い、今すぐにほうれい線のケアを始めましょう。
「真皮がふっくら弾力アップ!2週間で『ほうれい線が薄くなる』簡単マッサージ」
■たるんだフェースラインが引き上がる「握りこぶし」マッサージ
1:握りこぶしを使ってマッサージをする

握りこぶしをつくって第一関節、第二関節の間の平面を使い、マッサージを。広い面を使うことでガチガチに固まっていても不快な痛みがなく、深く圧をかけることできます。
2:首と頭蓋骨の境目あたりをマッサージする

1でつくった握りこぶしを首と頭蓋骨の境目あたりに当てて、左右にジグザグしながらマッサージを。耳側から中心に向かって3か所に分けて行って。このとき顔は正面のまま、ゆったりと深呼吸しながら行いましょう。

【まとめ|たるんだフェースラインをシャープにする、僧帽筋マッサージ 4か条】
1.フェースラインがゆるみ、顔がたるむのは、首こり、肩こりが原因のひとつ。
2.首から肩甲骨にある大きな筋肉=僧帽筋が凝り固まると、顔の肉が引っ張られてたるむ。
3.僧帽筋の硬化はリンパの流れも滞り、むくみたるみにつながる。
4.頭蓋骨と首の境目=僧帽筋の上部をほぐせばたるみ解消に。フェースラインがキリッと引き上がる。
たるんだフェースラインが引き上がる「握りこぶし」マッサージがスゴイ!
体操で顔のたるみを解消
顔のたるみを解消する「首&肩周りほぐし体操」簡単3ステップ
40代を過ぎると、女性はホルモンの関係で筋肉の質が変わってきます。そうでなくても、同じ姿勢が続くことや運動不足などで首や肩が凝っていると、血流も悪く、筋肉は硬直したまま。この状態でいくら顔筋のエクササイズを行っても効果が出ません。
首のシワとほうれい線はセットと考えられるので、首のシワがある人は、特にしっかりほぐしておきましょう。歯科医師の宝田恭子先生に、簡単にできる体操を教えていただきました。
宝田恭子.com
1:手を尾骨の上に置き、鎖骨&胸郭を開く

両手のひらの面を尾骨の上で重ね、鎖骨と胸郭が開くように、今できる最大限に肩甲骨を寄せておきます。痛くなるまで無理に寄せるのは禁物です。

次に、姿勢を変えずに首を前後に動かします。手の位置をそのままに、深呼吸をしながらゆっくりと下を向き、次に上へ反らします。これを10回繰り返します。首の前後が心地よく伸びるのを感じてください。
2:手のひらを返して、尾骨の上で置き直す

今度は両手のひらを外側に向けて、尾骨の上で手を合わせ直します。肩を落として、力を抜いておくことがポイントです。

胸の間くらいを支点に、首を左右に大きく動かしていきます。ゆっくりと深呼吸をしながら10回行い、徐々に可動域を広げるイメージでいけるところまで動かしましょう。首が前や後ろに出ないように注意してください。
3:ハンガーを胸の前で持つ

姿勢を正してイスなどに座り、胸の前でハンガーを持ちます。脚は安定するように、肩幅くらいに開いておきます。

深呼吸しながらぐるりと半周回します。自分の体を支点に、いちばん大きな半円を描くようにして、ハンガーを遠くへと深呼吸をしながら回しましょう。時計回りと反対回りを各3回ずつ行ってください。
この、ちょっとした時間にできる「首&肩周りのほぐし体操」を習慣にして、できる限りたるみの進行を防ぎましょう!
顔のたるみ解消グッズ・美顔器
■ヤーマン「メディリフト」

メディカルシリコーンマスク「メディリフト」は、10分間着けるだけでたるみが気になる顔の下半分がぐぐっとアップするとあって、発売当初から話題に!
・「休ませる」べき筋肉と「動かす」べき筋肉にアプローチ
ものをくわえたり、噛みしめたりするときに使う「休ませる」べき筋肉である「咬筋」は使いすぎるとエラが張る原因に。硬くなった「咬筋」にはリリースEMS機能でストレッチするように和ませてめぐりをよく。
頬の皮膚やお肉を直接引き上げる「動かす」べき筋肉「大小頬骨筋」(通称、リフト筋)は、トレーニングEMS機能で大小2つのリフト筋をトレーニング。
化粧水で肌を整えた後、シリコーンマスクを目元、鼻、口の位置に合わせバンドで固定。ハンズフリーだから、読書やストレッチなど運動時間に「ながらケア」ができるのも嬉しいポイント!
ヤーマンの美容家電8選|メディリフト、フォトプラスなどの美顔器、キャビスパなどダイエット機器や脱毛器のおすすめ
■ヤーマン「フォトPLUS EX 」

見た目年齢を左右する「ピンとしたハリ肌」へ導く美顔器。エステサロンの業務でも使用されるラジオ波による温めながらのトリートメントはエステさながら!
・1台6役のオールインワン美顔器
落とす(毛穴ケア/クリーンモード)、保湿(モイスチャーモード)、温感(RF LEDモード)、整える(クールモード)、引き締める(表情筋ケア/EMS UPモード)、マイクロカレント(目元ケア/アイケアモード)といった1台6役。これ1台のフルコースのエステを受けられる機能を搭載しており、総合的に本格的なエイジングケアが可能。
クールモードは毎日、そのほかのクリーン、モイスチャー、アイケア、EMS、LEDモードは肌状態に合わせて週に2~3回のペースで使用するのがおすすめです。メイク前に3分コースでさっとケア、週末など時間のあるときは17分のフルコースで、といった使い分けもできるタイプ。
ヤーマンの美容家電8選|メディリフト、フォトプラスなどの美顔器、キャビスパなどダイエット機器や脱毛器のおすすめ
■ヤーマン「トルネードRFローラー」

エステティシャンのテクニック「もみ出す」「押し出す」「つまみ出す」を再現した美容ローラー。肌を温めるラジオ波に加え、腹筋ベルトで知られる「EMS(※2)」を搭載しているため、筋肉へ直接働きかけます。ヤーマンの公式通販限定では、中周波と低周波を合わせた「ダブル波EMS」を搭載する「トルネードRFローラーEX」も販売しています。
お肉をもみ出すような気持ちよさに加え、ラジオ波の肌深部温めやEMSの電気刺激でフェイスラインが効率よく整います。「最近フェイスラインがたるんできたな…」と気になったときに、しばらく使うとラインがスッキリ。気になる部分を手早くケアできるので、重宝します。
この美容ローラーは、防水仕様なため湯船の中でも使えます。時間があるときはバスタイムにボディーへ使うのがおすすめ。水の中ではEMSが伝わりやすく、水の外で使うより刺激もしっかり感じられます。足のかかとからふくらはぎに向けて持ち上げるように転がすと、むくみケアができて気持ちいいんです。
■ヤーマン「WAVY mini、WAVY」

エステ級のハンドケアを再現した特許取得のトルネードローラーと、低・高周波のEMSを搭載し、効果的に筋肉を刺激するLIFT WAVEを組み合わせた美容器。心地よさと確かな体感で、ボディーとフェイスを美しく引き締めてくれます。
・エステのハンドケアを再現したトルネードローラー
一般的なローラーと異なり、ふたつのローラーの軸がトルネードのようなうねりのある変則的な動きをするので、滑らせる角度や向きによって異なった体感を与えます。ただ押し流すだけではなく「つまみあげる」「揉みだす」を繰り返し、エステティシャンの手技のようなトリートメントを実現することで、肌を効果的に美しく引き締めます。
・なめらかな心地よさで肌をトリートメントするEMS搭載
多くの家庭用美容器のEMSは低周波でバチバチ痛いものが多いといわれていますが、低周波~高周波帯の「LIFT WAVE」をプログラミング。従来のEMSに比べて広い周波数域を使用しているので、筋肉へ心地よくアプローチしてくれます。
フェイス、二の腕やわき腹、太ももなど全身のトータルケアには「WAVY」を、フェイスケアを重点的にやりたいなら、コンパクトでより細かくつまめる「WAVY mini」がおすすめです。「WAVY mini」は微弱電流のマイクロカレントで、デリケートな目元のトリートメントが可能です。特許取得の「トルネードローラー」がうねるように回転して老廃物をもみ出し、「LIFT WAVE」の電気刺激が筋肉を刺激するというダブル効果はヤーマンならでは。ぜひその効果を肌で実感してみてください。
サロン級のケアで顔が変わる!ヤーマンの最新美顔器「WAVYシリーズ」がすごい
■ヤーマン「アセチノヘッドスパリフト」

顔のもたつきが気になったら、ヘッドスパサロンの「つかみもみ」「つまみ上げ」の2つの技術がひとつでかなう「アセチノヘッドスパリフト」がおすすめ。頭皮と顔の皮膚は1枚でつながっているので、顔の疲れやもたつきはもしかしたら凝り固まった頭皮が原因とも言えます。
ヘッドスパ用アタッチメントは、48本のシリコンブラシが頭皮にしっかり密着して、毎分約57,600回も頭皮を刺激。プロのハンドテクニックのように立体的に頭皮を揉み上げる感触はクセになるほど。アタッチメントを装着してLOモードを選び、生え際から頭頂部に引き上げ、頭頂部から襟足に向かってすべらせるように動かすだけ。防水仕様なのでシャンプーをしながらもOK。
・人の指を再現したフェイス用アタッチメント付き
フェイスアタッチメントを装着してスピードを選び、フェイスラインに沿って引き上げるように動かすことで、肌を引き締めます。顔のほか、デコルテや首、こめかみなどにも使用可能。頭皮ケアから顔のリフトアップケアまでこれ1台で!
ヤーマンの美容家電8選|メディリフト、フォトプラスなどの美顔器、キャビスパなどダイエット機器や脱毛器のおすすめ
■MTG MDNA SKIN「オニキスブラック」

高密度炭素でできたローラー部分から遠赤外線が放たれるという特長を最大に活かすため、「肌をつまみ上げる×流すようにさする」のWアプローチにより、引き締め効果を発揮! なんといっても、驚くべきは炭素のローラー。まったく熱さは感じないのに、氷をも溶かしてしまうくらいの赤外線が出ているのです。ローラーをしていると、じんわりと温かさを実感することができます。
40代の肌悩みランキング1位「たるみ」を解決するスキンケアツール3選
■Panasonic「スチーマー(プレミアム) EH-XS10」

高機能なスチームで理想の肌へと導き、自宅での本格エステを実現したスチーマー。3つの噴出口から出る温かい蒸気と冷たい霧が顔全体に広がり、その温冷スチームの組み合わせは5種類(※1)から選べます。
スチーム噴出口は上向きがふたつ、下向きがひとつの計3つあるため、目元から口元までたっぷりの温スチームを浴びられ、気持ちよくてうっとり。その後に冷たいミストを使えば、話題の温冷美容が自宅で実現! 肌がもちもちとし、透明感の高い仕上がりになるところが気に入っています。
時間の余裕があるときは、付属品の振動する「リズムかっさ」でマッサージするのがおすすめです。スチーマーと組み合わせて使うと、フェイスラインのリフトアップや小顔効果も期待できます。そしてなにより顔のコリがすっきりほぐれて気持ちがいい! 仕上げに、浸透美容液などで保湿すれば、手で触った感触やお化粧のノリの違いが感じられます。
■アーティスティック&シーオー「ドクターアリーヴォ ザ ゼウス」

MFIP(中周波断続パルス)を肌内に流すことで、エステティシャンの行う指圧とタッピングのような体感ができる、特許取得の技術を搭載。それ以外にも中・高周波やEMS、LEDなども搭載し、たまった脂肪を強力に流し、なかったことに!
40代の肌悩みランキング1位「たるみ」を解決するスキンケアツール3選
顔のたるみにはこのコスメ
■クラランス「V コントア セラム」

小顔をつくるスキンケアとして長く愛されている、クラランスの引き締め美容液の5代目。
この新しい引き締め美容液では、抗重力のキーとなる18型コラーゲンの生成を促進するため、オーガニック シバムギ エキスを採用。瞬時に肌を引き締め、使い続けることで、重力に負けない肌に導きます。
また、脂肪代謝にアプローチする植物や、血液やリンパの流れを整え、むくみを防ぐ植物も配合。二重あごもない、すっきりした理想のフェイスラインに。
顔のたるみやむくみに勝つ!クラランスの引き締め美容液が成分強化でリニューアル
■アルビオン「アンフィネス アップサージ ソリューション F」

ハリのある肌に導く人気の美容液が、パワーアップして登場。
肌を土台から支える筋膜。その修復を助けるほか、真皮のネット構造を強化し、肌深部からゆるみを防ぎます。また、角層を潤いで満たし、ふっくらとしたハリ感をプラス。
濃縮感のあるテクスチャーが肌と一体化するように伸び広がり、上向きの引き締まった肌に。あいまいになったフェイスラインも、すっきりシャープな印象に。
頬や目の下のたるみ対策7選|40代におすすめの新作ハリアップ美容液やオイル、マスク
※商品の価格はすべて税抜です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部