【目次】

顔の「たるみの原因」


たるみは、真皮の老朽化と「脂肪なだれ」が要因

たるみは、知らず知らずの間に進行しているもの。なので、気づいたときには大ごとに! たるみは、ハリと弾力を司る真皮のコラーゲンやエラスチンが脆くなったり、産生量が減ってきたりすることから、少しずつ進行していきます。そして、一気にくるのは、脂肪がついてきて支えきれなくなり、肌内で「なだれ」が起きてから。真皮のコラーゲンやエラスチンの生成力を高め、脂肪を溜めないことが、たるみの悪化を防ぐ最大のコツに。

たるみには2タイプあり!「もっさりたるむ派」と「削げてたるむ派」

たるみといっても、すべての女性にブルドッグのようなほうれい線やゴルゴラインができるわけではありません。脂肪が徐々に増え、もっさりとたるんでいくタイプのほかに、やせていき、頬がこけてシワっぽくなって、削げてたるむタイプもいます。こちらのタイプは、目鼻立ちがクッキリしていて、彫りの深い人に多いのが特徴です。太ってもやせても、どちらにせよ、顔はカバのように四角く大顔になっていくのは同じ。年齢とともに、たるみケアは必須なのです。

実は、シワも「たるみの一種」

ほうれい線やゴルゴラインなどは、「線」や「ライン」という言葉が入っているからか、シワだと思われているようですが、これは歴としたたるみなのです。重力に従い、下に脂肪が落ちてきたことで皮膚がヨレ、その部分がシワとなって現れているもの。つまり、たるみによるシワなのです。

顔が動物化する!?まだまだ知られていない「たるみの真実」6選

顔のたるみに効く「マッサージ」


■顔のたるみに効く「プレマッサージ」5ステップ~鎖骨・大胸筋・首・頭~

1:「鎖骨」の詰まりをとって美姿勢になる

まずは鎖骨の血流アップを
まずは鎖骨の血流アップを!

首を左に少し傾け、リラックスして口を半開きにし、中指の第一関節の腹で、左の鎖骨の上を左右に10往復小さく動かしマッサージ。1か所につき、いちばん響く位置で指を止め、「小さく頷く」を数回、「小さく首を振る」を数回行いましょう。

鎖骨の内側から始め、骨の外側の端まで6か所くらい行ってください。左右に小さく動かす位置は、鎖骨の上(くぼみ部分)。右の鎖骨も同様に行いましょう。
鎖骨の内側から始め、骨の外側の端まで6か所くらい行ってください。左右に小さく動かす位置は、鎖骨の上(くぼみ部分)。右の鎖骨も同様に行いましょう。

2:凝っている「大胸筋」をほぐす

鎖骨の次は大胸筋を
鎖骨の次は大胸筋を。

大胸筋が凝ると呼吸が浅くなるので、手でグーをつくり、グーの平らな面を使って、斜めに小さく上下させて動かし、ほぐしていきましょう。大胸筋に対して垂直になるように動かすのがポイント。1か所につき、10往復ずつ行ってください。

大胸筋は、鎖骨下から肋骨、二の腕にまで伸びている筋肉。大きな面の筋肉なので、内側から外側に向かって3か所くらいを、グーの平らな面でまんべんなく。反対側も同様に。
大胸筋は、鎖骨下から肋骨、二の腕にまで伸びている筋肉。大きな面の筋肉なので、内側から外側に向かって3か所くらいを、グーの平らな面でまんべんなく。反対側も同様に。

3:固まっている「首」をゆるめてたるみを防ぐ

大胸筋をほぐしたら首のマッサージ
大胸筋をほぐしたら首のマッサージ。

下の赤点線部分の「胸鎖乳突筋」を親指で触れながら、首の骨の両脇を残りの3本指(小指以外)で挟み、「小さく頷く」を10回、「小さく首を振る」を10回行いましょう。下から上に向かって4か所行ってください。

耳の後ろあたりから鎖骨の内側に向かって伸びているのが「胸鎖乳突筋」。首を少し傾けると、上の写真の赤点線部分のように、浮き出てくるので、それを目安にしてみて。
耳の後ろあたりから鎖骨の内側に向かって伸びているのが「胸鎖乳突筋」。首を少し傾けると、上の写真の赤点線部分のように、浮き出てくるので、それを目安にしてみて。

4:たるみに関係する「側頭筋」をマッサージする

首が終わったら頭をほぐす
首が終わったら頭をほぐす。

口をリラックスして半開きにし、まず耳を持ってクルクルと外側に10回回しましょう。次に、グーで側頭部を両方から挟み、外側に10回回してください。側頭筋はたるみと関係しているので、よくほぐすのが効果的。上から順に4か所くらい行っていきましょう。

口をリラックスして半開きにし、両手でグーをつくって、後頭部の上から順に小さく左右に10往復動かす。この後頭部が硬くなっていると、頬が上がらないので、念入りに行って。
口をリラックスして半開きにし、両手でグーをつくって、後頭部の上から順に小さく左右に10往復動かす。この後頭部が硬くなっていると、頬が上がらないので、念入りに行って。

5:「額から鎖骨まで」リンパを流す

最後は頭の上から下へマッサージ
最後は頭の上から下へマッサージ。

手ぐしで額から頭頂部、後頭部を通って、鎖骨の内側の部分まで一気に流していく。最後はリンパを流して、老廃物を排出することがポイントに。3回くらい行って。このプレマッサージが終わってから、下の「ほうれい線に効く深層リンパマッサージ」を行うと、顔のたるみを抑えられます。ほうれい線が気になったら、まずは鎖骨、大胸筋、首、頭の4か所の血流をよくするところから始めてみましょう。

顔のたるみに効く、マッサージの前のマッサージ「プレマッサージ」5ステップ

■深層リンパマッサージで「真皮」をふっくら弾力アップ!

ほうれい線の対処法としては、アンチエイジングコスメで真皮をしっかり立て直すことが重要です。その上で、マッサージを取り入れましょう。アンチエイジングデザイナーの村木宏衣さんに教えていただいた、クリームを塗ったあと、さらにその効果を上げるコツをご紹介します。

村木宏衣さん
アンチエイジングデザイナー
(むらき ひろい)「Amazing♡beauty」主宰。独自の理論で、頭から脚までを整えながらリフトアップをかなえるスペシャリスト。今回はほうれい線に関係する表情筋を刺激しながら、深層リンパに働きかける方法を伝授。

深層リンパマッサージとは、筋肉と同じ深さにある深層リンパを流し、コスメがより効きやすい肌に整えていく方法です。深層リンパは、筋肉が硬くなると流れづらくなります。そこで、使いすぎていて硬くなっている筋肉をほぐし、使えていない筋肉を刺激してリフトアップへと誘導していきます。多くの人が使いすぎなのが、大頬骨筋と小頬骨筋。逆に使えていない筋肉が上唇挙筋と上唇鼻翼挙筋。この使えていないふたつの筋肉が頬を持ち上げる役割を果たしています。下のマッサージを2週間も続けると、ほうれい線が薄くなるのを実感できるはず。肌の奥からパンとしたハリ感が出てきます。

1:食いしばりの「凝った筋肉」をほぐす

食いしばりの凝った筋肉をほぐす
食いしばりの凝った筋肉をほぐす。

リラックスして、口の力を抜き、半開きに。手をグーにして、下の点の部分におき、自然な呼吸をしながら、1か所につき、外回しを10回行いましょう。このとき、肩や首に力が入らないように気をつけてください。

かみ合わせの部分(頬骨の下あたり)から下に向かって3か所ほど行いましょう。その後、口角の下あたりにある筋肉もほぐしておくこと。すると、口角の下がりも解消できます。
かみ合わせの部分(頬骨の下あたり)から下に向かって3か所ほど行いましょう。その後、口角の下あたりにある筋肉もほぐしておくこと。すると、口角の下がりも解消できます。

2:鼻の下の伸びた筋肉を縮める

鼻の下の伸びた筋肉を縮める
鼻の下の伸びた筋肉を縮める。

「口輪筋」という、口をぐるっと囲んでいる筋肉に対し、垂直になるように指2本をおき、指を小さく上下させて、筋肉を刺激しましょう。10往復繰り返して。この筋肉に弾力が戻るとほうれい線が薄くなります。

鼻の下あたりから口角に向かって4か所くらい行いましょう。両手で同時に行い、中央から口角に向かって移動させてください。
鼻の下あたりから口角に向かって4か所くらい行いましょう。両手で同時に行い、中央から口角に向かって移動させてください。

3:ほうれい線をつくるコリをほぐす

ほうれい線をつくるコリをほぐす
ほうれい線をつくるコリをほぐす。

人さし指でカギ形をつくり、ほうれい線の始まり部分から横に小さくスライドさせましょう。10往復行ってください。顔の内側から外側に向かって移動させながら、同様に行っていくことがポイント。骨をほぐすようなイメージでやってみましょう。

ほうれい線の始まりから頬骨の上まで、縦に4か所。さらに顔の内側から外側に少しずつずらしながら、4か所くらい行いましょう。外側のほうがより凝っているのでしっかり行ってください。
ほうれい線の始まりから頬骨の上まで、縦に4か所。さらに顔の内側から外側に少しずつずらしながら、4か所くらい行いましょう。外側のほうがより凝っているのでしっかり行ってください。

4:リンパを流してすっきりシャープにする

リンパを流してすっきりシャープにする
リンパを流してすっきりシャープにする。

しっかりほぐし終わったら、人さし指でカギ形をつくり、最後に頬骨の下に沿わせながら、耳たぶの下を通り、鎖骨までリンパを流していきましょう。最後にコレを行うか否かで、顔のスッキリ感が違ってきます。

頬骨の下や耳の周りは、リンパがたまりやすく、滞りやすい部分。流す途中の耳の前で止まり、圧をかけてから、次の位置まで流すのがオススメ。鎖骨も最後に圧をかけておきましょう。
頬骨の下や耳の周りは、リンパがたまりやすく、滞りやすい部分。流す途中の耳の前で止まり、圧をかけてから、次の位置まで流すのがオススメ。鎖骨も最後に圧をかけておきましょう。

繰り返しになりますが、鏡で見るときは常にいい顔をつくっているため、なかなか真実の老化具合と向き合うことができません。しかし他人には、等身大の老化が見えています。この事実にしっかりと向き合い、今すぐにほうれい線のケアを始めましょう。

「真皮がふっくら弾力アップ!2週間で『ほうれい線が薄くなる』簡単マッサージ」

■たるんだフェースラインが引き上がる「握りこぶし」マッサージ

1:握りこぶしを使ってマッサージをする

指の関節でグリグリと行うと、表面だけにしか刺激を与えることができないので、深く圧をかけられる平面を使うのが正解。
指の関節でグリグリと行うと、表面だけにしか刺激を与えることができないので、深く圧をかけられる平面を使うのが正解。

握りこぶしをつくって第一関節、第二関節の間の平面を使い、マッサージを。広い面を使うことでガチガチに固まっていても不快な痛みがなく、深く圧をかけることできます。

2:首と頭蓋骨の境目あたりをマッサージする

頭皮と骨の間にある筋肉を耕すようなイメージでマッサージしましょう。
頭皮と骨の間にある筋肉を耕すようなイメージでマッサージしましょう。

1でつくった握りこぶしを首と頭蓋骨の境目あたりに当てて、左右にジグザグしながらマッサージを。耳側から中心に向かって3か所に分けて行って。このとき顔は正面のまま、ゆったりと深呼吸しながら行いましょう。

耳側から中心に向かって3か所に分け、1か所につき1、2、3、と3回ずつジグザグします。握りこぶしを小刻みに動かして、骨をマッサージするようにグッと深く圧をかけるのがコツ。
耳側から中心に向かって3か所に分け、1か所につき1、2、3、と3回ずつジグザグします。握りこぶしを小刻みに動かして、骨をマッサージするようにグッと深く圧をかけるのがコツ。

【まとめ|たるんだフェースラインをシャープにする、僧帽筋マッサージ 4か条】

1.フェースラインがゆるみ、顔がたるむのは、首こり、肩こりが原因のひとつ。
2.首から肩甲骨にある大きな筋肉=僧帽筋が凝り固まると、顔の肉が引っ張られてたるむ。
3.僧帽筋の硬化はリンパの流れも滞り、むくみたるみにつながる。
4.頭蓋骨と首の境目=僧帽筋の上部をほぐせばたるみ解消に。フェースラインがキリッと引き上がる。

たるんだフェースラインが引き上がる「握りこぶし」マッサージがスゴイ!

■ゆがみを矯正してたるみをリセットできる「顔筋ほぐし」マッサージ

1:親指で頬骨下から圧をかけて「あぐあぐ」と口を動かす

声は出さなくてもOK。口を動かすことで、皮膚を擦ることなく、筋肉の深いところをほぐすことができる。

声は出さなくてもOK。口を動かすことで、皮膚を擦ることなく、筋肉の深いところをほぐすことができる。

両手を開いて、親指の腹を頬骨の下に置く。4本の指は側頭部に添えて位置を固定し、両手で頭を挟むようにしましょう。親指のポジションは頬骨から2㎝下あたり。親指の腹で斜め上に圧をかけながら、口を大きく「あぐあぐ」と開け閉めします。これを6セット繰り返します。

2:ほぐす位置は、頬骨下に沿って、耳の手前のくぼみまでの4か所

頬骨の下から斜め上に押し上げ、親指の腹で骨に圧をかける感じで行うのがコツ。

頬骨の下から斜め上に押し上げ、親指の腹で骨に圧をかける感じで行うのがコツ。

1の要領で、頬の筋肉を捉えながら、頬骨下に沿って耳の手前のくぼみまで丸印の4か所をほぐしていきましょう。1か所につき、「あぐあぐ」という開け閉めを6回行ってください。

【まとめ|ゆがみを矯正し、たるみをリセットする顔筋ほぐしマッサージ4か条】

1.顔の歪み、たるみが起こり、それによって老け感が増していく。フェースラインがゆるみ、顔がたるむのは、首こり、肩こりが原因のひとつ。
2.歪みの元凶は、顔の筋肉が硬直して顔を横に引っ張ってしまうこと。
3.大頬骨筋、小頬骨筋、側頭筋が交差する頬骨下に圧をかけて緩めていく、という手法が有効。
4.頬の筋肉がほぐれて柔軟になると、たるみも歪みも解消されて引き締まったシャープ顔に!

顔のゆがみを矯正!たるみをリセットできる「顔筋ほぐしマッサージ」とは?

■ほうれい線を消して小顔になれる「耳ほぐし」マッサージ

1:手を軽く丸めて、耳全体を覆うように当てる

少し圧をかけるくらいの力加減で覆いましょう。片側ずつでも、両側同時に行ってもどちらでもOK。

少し圧をかけるくらいの力加減で覆いましょう。片側ずつでも、両側同時に行ってもどちらでもOK。

これが基本の位置。親指の付け根がエラの位置で、人さし指、中指、薬指、小指の4本の指が耳を覆い、手のひらでフェースラインを押さえましょう。

2:外回しに円を描くように手を動かす

食いしばりがクセになっている人は、噛み合わせ位置からフェイスラインにかけて走っている咬筋が固まりがち。口を軽く開けることで、その筋肉が緩みやすくなります。

食いしばりがクセになっている人は、噛み合わせ位置からフェイスラインにかけて走っている咬筋が固まりがち。口を軽く開けることで、その筋肉が緩みやすくなります。

1の状態から、外回しに15回、円を描くようにマッサージします。このとき、ぽかんと軽く口を開けましょう。人さし指、中指、薬指、小指の腹で耳周りの筋肉をほぐし、手のひらで咬筋とフェースラインをマッサージする感じで行って。

【まとめ|10秒で完了!ほうれい線を消して小顔になる、耳ほぐしマッサージ4か条】

1.ほうれい線は皮膚だけの問題ではないのでスキンケアだけでは解決しにくい。
2.ほうれい線が深くなるのは耳周りの筋肉、咬筋が硬くなることが大きく影響しているから。
3.耳周りの筋肉、咬筋をほぐして弾力を復活させることが解決の近道に。
4.耳を手で覆い外回しに円を描くようにマッサージを。頬がキュッと引き上がり、ほうれい線が消え小顔効果も。

たった10秒で完了! ほうれい線を消して小顔になる、簡単「耳ほぐし」マッサージとは?

「体操」で顔のたるみを解消


顔のたるみを解消する「首&肩周りほぐし体操」簡単3ステップ

40代を過ぎると、女性はホルモンの関係で筋肉の質が変わってきます。そうでなくても、同じ姿勢が続くことや運動不足などで首や肩が凝っていると、血流も悪く、筋肉は硬直したまま。この状態でいくら顔筋のエクササイズを行っても効果が出ません。首のシワとほうれい線はセットと考えられるので、首のシワがある人は、特にしっかりほぐしておきましょう。歯科医師の宝田恭子先生に、簡単にできる体操を教えていただきました。

宝田恭子さん
歯科医師
(たからだ きょうこ)宝田歯科医院3代目院長。睡眠改善インストラクター。従来の歯科治療に、表情筋を鍛えるエクササイズを取り入れ、口元からのアンチエイジングを提唱。テレビや雑誌、講演などでも活躍。

1:手を尾骨の上に置き、鎖骨&胸郭を開く

体の前側をひらく
体の前側をひらく 。

両手のひらの面を尾骨の上で重ね、鎖骨と胸郭が開くように、今できる最大限に肩甲骨を寄せておきます。痛くなるまで無理に寄せるのは禁物です。

姿勢を変えずに首を前後に
姿勢を変えずに首を前後に。

次に、姿勢を変えずに首を前後に動かします。手の位置をそのままに、深呼吸をしながらゆっくりと下を向き、次に上へ反らします。これを10回繰り返します。首の前後が心地よく伸びるのを感じてください。

2:手のひらを返して、尾骨の上で置き直す

手のひらを体につける
手のひらを体につける。

今度は両手のひらを外側に向けて、尾骨の上で手を合わせ直します。肩を落として、力を抜いておくことがポイントです。

首を左右に大きく動かす
首を左右に大きく動かす。

胸の間くらいを支点に、首を左右に大きく動かしていきます。ゆっくりと深呼吸をしながら10回行い、徐々に可動域を広げるイメージでいけるところまで動かしましょう。首が前や後ろに出ないように注意してください。

3:ハンガーを胸の前で持つ

ハンガーの下側を体につける
ハンガーの下側を体につける。

姿勢を正してイスなどに座り、胸の前でハンガーを持ちます。脚は安定するように、肩幅くらいに開いておきます。

時計回りと反時計回りを3回ずつ
時計回りと反時計回りを3回ずつ。

深呼吸しながらぐるりと半周回します。自分の体を支点に、いちばん大きな半円を描くようにして、ハンガーを遠くへと深呼吸をしながら回しましょう。時計回りと反対回りを各3回ずつ行ってください。この、ちょっとした時間にできる「首&肩周りのほぐし体操」を習慣にして、できる限りたるみの進行を防ぎましょう!

顔のたるみを解消する「首&肩周りほぐし体操」簡単3ステップ

顔のたるみ解消「グッズ・美顔器」


■ヤーマン「フォトPLUS EX 」

ヤーマン フォトPLUS EX ¥45,000
ヤーマン フォトPLUS EX ¥49,500

見た目年齢を左右する「ピンとしたハリ肌」へ導く美顔器。エステサロンの業務でも使用されるラジオ波による温めながらのトリートメントはエステさながら!

・1台6役のオールインワン美顔器

落とす(毛穴ケア/クリーンモード)、保湿(モイスチャーモード)、温感(RF LEDモード)、整える(クールモード)、引き締める(表情筋ケア/EMS UPモード)、マイクロカレント(目元ケア/アイケアモード)といった1台6役。これ1台のフルコースのエステを受けられる機能を搭載しており、総合的に本格的なエイジングケアが可能。

クールモードは毎日、そのほかのクリーン、モイスチャー、アイケア、EMS、LEDモードは肌状態に合わせて週に2~3回のペースで使用するのがおすすめです。メイク前に3分コースでさっとケア、週末など時間のあるときは17分のフルコースで、といった使い分けもできるタイプ。

ヤーマンの美容家電8選|メディリフト、フォトプラスなどの美顔器、キャビスパなどダイエット機器や脱毛器のおすすめ

■ヤーマン「トルネードRFローラー」

ヤーマン トルネードRFローラー RF Beaute ¥34,000
ヤーマン トルネードRFローラー  ¥37,400

エステティシャンのテクニック「もみ出す」「押し出す」「つまみ出す」を再現した美容ローラー。お肉をもみ出すような気持ちよさに加え、ラジオ波の肌深部温めやEMS(※1)の電気刺激でフェイスラインが効率よく整います。防水仕様なため湯船の中でも使えます。水の中ではEMSが伝わりやすく、水の外で使うより刺激もしっかり感じられます。

※1:EMSは「Electrical Muscle Stimulation」(電気筋肉刺激)の略。電気的な刺激を直接与えることで、筋肉を収縮させ、筋肉を運動させる機器。

自宅がエステに?美肌をかなえる最新の「美容家電」6つ

■ヤーマン「WAVY mini、WAVY」

左から/ヤーマン WAVY mini ¥20,000・WAVY ¥30,000
左から/ヤーマン WAVY mini ¥22,000・WAVY ¥33,000

エステ級のハンドケアを再現した特許取得のトルネードローラーと、低・高周波のEMSを搭載し、効果的に筋肉を刺激するLIFT WAVEを組み合わせた美容器。心地よさと確かな体感で、ボディーとフェースを美しく引き締めてくれます。

・エステのハンドケアを再現したトルネードローラー

一般的なローラーと異なり、ふたつのローラーの軸がトルネードのようなうねりのある変則的な動きをするので、滑らせる角度や向きによって異なった体感を与えます。ただ押し流すだけではなく「つまみあげる」「揉みだす」を繰り返し、エステティシャンの手技のようなトリートメントを実現することで、肌を効果的に美しく引き締めます。

・なめらかな心地よさで肌をトリートメントするEMS搭載

多くの家庭用美容器のEMSは低周波でバチバチ痛いものが多いといわれていますが、低周波~高周波帯の「LIFT WAVE」をプログラミング。従来のEMSに比べて広い周波数域を使用しているので、筋肉へ心地よくアプローチしてくれます。フェース、二の腕やわき腹、太ももなど全身のトータルケアには「WAVY」を、フェースケアを重点的にやりたいなら、コンパクトでより細かくつまめる「WAVY mini」がおすすめ。「WAVY mini」は微弱電流のマイクロカレントで、デリケートな目元のトリートメントも可能です。

サロン級のケアで顔が変わる!ヤーマンの最新美顔器「WAVYシリーズ」がすごい

■MTG MDNA SKIN「オニキスブラック」

■血流&リンパの巡り力をアップさせるたるみ解決アイテム3選
MTG MDNA SKIN オニキスブラック ¥29,480

高密度炭素でできたローラー部分から遠赤外線が放たれるという特長を最大に活かすため、「肌をつまみ上げる×流すようにさする」のWアプローチにより、引き締め効果を発揮! なんといっても、驚くべきは炭素のローラー。まったく熱さは感じないのに、氷をも溶かしてしまうくらいの赤外線が出ているのです。ローラーをしていると、じんわりと温かさを実感することができます。

40代の肌悩みランキング1位「たるみ」を解決するスキンケアツール3選

顔のたるみに効く「コスメ」


■クラランス「V コントア セラム」

クラランス V コントア セラム 50g ¥9,100
クラランス V コントア セラム 50g ¥11,000

小顔をつくるスキンケアとして長く愛されている、クラランスの引き締め美容液の5代目。この引き締め美容液では、抗重力のキーとなる18型コラーゲンの生成を促進するため、オーガニック シバムギ エキスを採用。瞬時に肌を引き締め、使い続けることで、重力に負けない肌に導きます。また、脂肪代謝にアプローチする植物や、血液やリンパの流れを整え、むくみを防ぐ植物も配合。二重あごもない、すっきりした理想のフェイスラインに。

顔のたるみやむくみに勝つ!クラランスの引き締め美容液が成分強化でリニューアル


※掲載した商品の価格はすべて税込みです。

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。