【目次】
乳液とクリームの「違い」は?
乳液と比べ、美容成分の濃度が高いクリームは、弾力アップや引き締めなど+αの効果を期待できる高機能なものが多い点もうれしいかぎり。朝は水分保持と、摩擦など外的刺激からの保護、夜は日中に受けたダメージ回復を促してくれるフェイスクリームの投入を早急に行うべきだ。
マスク着用による「乾燥」や「肌荒れ」対策は、高機能なスキンクリームとリップクリームが効果的!
クリームを使っていたら、乳液はいらない?クリームの「落とし穴」
スキンケアを始めたころから、なかなかアップデートされないのがお手入れ法。しっかりスキンケアをしているのに、なかなか肌がきれいにならない…という場合、もしかしたら「落とし穴」にハマっているかもしれません。間違ったお手入れをしていると老化を進めてしまうので、今すぐチェックを!
お話をうかがったのは…
瀬戸山 三佳さん
資生堂 グローバルイノベーションセンター 化粧情報イノベーションセンター 商品解析グループ所属
(せとやま みか)消費者の美容行動を分析し、意識や嗜好などを研究。得られた知見などを生かして、スキンケアの美容法の開発や使用性の設計などを担当している。
Q:クリームを使っていたら、乳液はいらない?
【正解は…】乳液とクリームの役割は違うので、両方使うのがベスト(資生堂 瀬戸山さん)
「そもそも乳液は、化粧水とセットで使うことで角層の働きや状態を健やかに保つという役割を果たしています。乳液の役割は、化粧水で与えた水分を逃さず、バリア機能を高め、保湿力を持続させることです。
一方のクリームの役割は、肌内部全体の働きを総合的に高めるものなので、保湿と活力を与える効果に優れ、エイジングケアなどに欠かせない重要なアイテムです。
それぞれに役割が異なるので、両方使うとより美肌力が高まります」(瀨戸山さん)
「クリームと乳液、どっちも必要?」 秋冬に実践したい、正しいスキンケア
人気のスキンクリーム「フェイス用」16選
♦1:ディセンシア「ディセンシー クリーム」
濃厚なクリームの中から柔らかなオイルが溢れ出すように出てくる新しいテクスチャー。肌に親和性の高いセラミド配合でバリア機能を高め、外部刺激から肌を守りながらしっかり保湿。
大人の敏感肌に新たな風を吹き込む!「ディセンシア」の最高峰ラインとは?
♦2:アルビオン「エクス・ヴィ ギンザ スペシア」
老化とは、種を残す能力が衰えるのと同時に始まります。若さの源である女性ホルモンの量は、20代をピークに減少。閉経前後の更年期には激減するため、肌の調子が目に見えて落ち込むようになります。『エクス・ヴィ ギンザ』は、そんな大人世代に向けたクリームとして2015年に誕生。そして2021年秋、さらなる進化を果たしました。
『エクス・ヴィ ギンザ』では、女性がいちばん輝くとされる排卵期の肌状態に着目。足りなくなった女性ホルモンと同様に働く成分を、肌から補充することで若々しい印象に導きます。そして新たに着目した幸せホルモンのオキシトシンは、年齢による影響をあまり受けずいつでも分泌を促すことができ、女性ホルモンの働きを強力にサポートすると共に、細胞賦活効果を発揮。神秘的な輝きを放つ若々しい肌へ導いてくれるというわけです。
もちろん「アルビオン」ならではの極上の使用感と芳潤な香りも、幸せ感をアップ。美しい肌に近づく喜びで満たしてくれます。諦めていた透明感のある肌に、この一品さえあれば近づける…、その期待はきっと、裏切られません。
「アルビオン」格段の進化を遂げた最高峰クリーム『エクス・ヴィ ギンザ スペシア』
♦3:ポーラ「V リゾネイティッククリーム」
たるみのない立体的な顔を支えているのは、真皮のコラーゲンやエラスチンだけでなく、脂肪層にある「繊維構造」であることに着目した注目のアイテム。この繊維構造の主成分を生み出す細胞を活性化することで、年を経てもたるみのない立体小顔を創造するという、「大人肌の希望の星」です。
最新マスク&美容液が「たるみ」を撃退!美肌のための名品コスメ5選
♦4:ランコム「アプソリュ ソフトクリーム」
「ローズの恵みが活力を投入。たるみ疲労肌にハリが復活」特別な抽出法で採取した、複数のローズ由来成分を組み合わせた独自成分を贅沢配合。肌に溶け込むようになじみ、内側から活性化。乾いたたるみ肌がふっくら整う。
【テクスチャー】
濃密なクリームだが、なじませると肌にシュッと入りこみ、みずみずしい膜に変わる。
【使用方法】
朝晩のスキンケアの最後に使用。フローラルの香りを堪能しながら優しくなじませて。
「ランコム」の極上クリームと「シスレー」の癒やし系マスクのW使いで、弱った加齢肌に即効ハリを!
♦5:ヘレナ ルビンスタイン「プロディジー CELグロウ ソフト クリーム」
エーデルワイスから抽出したエイジングケア(*1)成分「スプレム・エーデルワイス(*2)」のほか、バリア機能を高めてコラーゲン生成をサポートする植物由来の保湿成分「ラムノース(*3)」、さらに角質層の奥まで浸透して潤いのある肌に整える「ヒアルロン酸(*4)」を配合。なめらかでとろけるようなテクスチャーのクリームが、クリアで弾力のあるやわらかな肌へと導きます。
また、清らかなホワイトフローラルのラグジュアリーな香りが、毎日のスキンケアを心地よく、そして癒しの時間へと誘ってくれます。
*1:年齢に応じてハリ感を与えるスキンケア
*2:エーデルワイスカルス培養エキス(整肌成分)、エーデルワイス花/葉エキス(整肌成分)
*3:ラムノース(整肌成分)
*4:加水分解ヒアルロン酸(整肌成分)
ヘレナ ルビンスタイン『プロディジー CELグロウ』から艶肌を叶えるトリートメントクリーム誕生
♦6:ディセンシア「アヤナス クリーム コンセントレート」
花粉シーズン、敏感に傾いた肌のケアにおすすめなのが、こちらのディセンシア「アヤナス クリーム コンセントレート」。乾燥などの外部刺激から肌を守り、肌本来のバリア機能を高めながら、ハリと潤いのある肌に整えるクリームです。天然植物由来のゼラニウムとラベンダーがふわりと香り、うっとりするほどの繊細なテクスチャーで、敏感な肌を優しく包みます。
花粉による肌荒れは、露出している部分に症状が出る傾向があるため、耳の周りや首の後ろ、まぶた、鼻の下など、花粉を付着させないよう、見落としがちな部分にまでしっかり塗ると効果的です。
【花粉症対策おすすめコスメ7選】肌荒れ、鼻のムズムズ、目のかゆみ、化粧崩れに対抗!
♦7:SHISEIDO「バイタルパーフェクション UL ファーミング クリーム」
「バイタルパーフェクション UL ファーミング クリーム」は、シルクのようにキメ細やかなクリーム。心地よく肌感度にアプローチし、明るく引き締まったハリ感に導きます。豊かな潤いで肌を満たし、乾燥による小ジワも目立たない肌へ。
ハリ感アップや美白も叶える!「SHISEIDO」から新作のクリーム・日中用乳液が登場
♦8:パルファン・クリスチャン・ディオール「カプチュール トータル セル ENGY リッチ クリーム」
フランスと東京を含むアジアの3か所に研究機関をもち、さらに最先端の医科学研究所をもつ、世界各国の大学をはじめとする機関ともパートナーシップを結ぶディオール サイエンスが導き出したのは、乾燥が肌老化をスピードアップさせるという知見。
乾燥から引き起こされる脂質不足は、単に油分が足りないということにとどまらず、幹細胞を含む細胞の深層部の水分不足を招き、潤いはもちろんハリや弾力を司る再生力までパワーダウン。だからこそ、若々しい肌のためにはリッチな潤いが欠かせないのです。
濃厚なのにみずみずしい使用感の秘密は、融点の異なる植物由来のワックスやバターを配合しているから。バターひとつをとっても種類によって融点が異なることから、これらの素材を絶妙なバランスで配合し、肌の温度に触れた瞬間から心地よくとろけていく処方が実現したのは、非常に緻密な計算によるもの。
また、肌にリッチな栄養を与えるクリームは硬めの使用感になるのが常識であったところ、柔らかさも両立させたテクスチャーが実現したのは、膨大な研究時間やテストを経て困難を可能にしたチャレンジが実を結んだ結果であることも見逃せません。
しなやかな新感触で大人の肌を潤いで包み込む。ディオールの傑作バームクリーム
♦9:パルファム ジバンシイ「イドラ リソース ベルベット」
2種類あるクリームは、好みのテクスチャーや肌状態に合わせて選択を。「イドラ リソース ベルベット」は、ベルベットのように、やわらかでなめらかな保湿クリーム。シリーズ共通成分が配合されており、肌に潤いを補給しながら、ストレスによる乾燥を防ぎ、ふっくらとした健やかで美しい肌に導きます。
ジェル・イン・クリームとも呼ばれる、フレッシュで軽やかなテクスチャーになっており、普通肌〜混合肌の方におすすめです。
ジバンシイから「隠れ乾燥肌」にアプローチする、新作保湿ケア「イドラ リソース」が登場!
♦10:SHISEIDO「エッセンシャルイネルジャ ハイドレーティング クリーム」
「ハイドレーティング クリーム」は、資生堂が独自に開発した“RED ヒアルロン酸 GL”(※1)を配合することで肌本来の力を目覚めさせ、美容成分が素早く角質層の深くまで浸透し、肌を潤いで満たしてくれます。
使用感もべたつかず軽いテクスチャーで、つけた瞬間、心地よく香るフローラル・シトラスのナチュラルなグリーンノートに癒されます。
※1:保湿成分。赤い実がつくオタネニンジンの根から抽出したエキス、ヒアルロン酸 Na、アセチルヒアルロン酸 Na、グリセリン
♦11:ゲラン「アベイユ ロイヤル」
独自のロイヤルゼリーが配合された、ゲランの「アベイユ ロイヤル」のクリーム3種が進化。敏感肌にも優しい処方を実現し、すべてのスキンタイプの肌をハリのあるなめらかな状態に導きます。肌状態と使うタイミングに合わせて、3種類からぴったりのクリームを選んで。
40代におすすめの保湿対策11選【2019年秋冬新作】化粧水、クリーム、パック・・・乾燥知らずのハリ肌へ!
♦12:エスト「エスト ザ クリーム TR」
バイオミメティックとは、自然界の生物がもつ優れた機能を、科学を用いて模倣し実現すること。何年か前から、エストをはじめとするラグジュアリースキンケアコスメ界において、重要なキーワードです。
そもそも肌の老化は、再生力が追いつかなくなることから生じます。紫外線を浴びようが大気汚染にさらされようが、正しく再生されれば、たるみもシワも生じない。そこで多くの老化対策スキンケアは、類いまれな再生力をもつ、過酷な環境下に生き抜く生命体に着目することとなったのです。
月下香は香りだけでなく、強力な自己再生力をもつことでも知られる植物。
花王では、その花びらをあえて傷めつけ、生き残った細胞だけを再び過酷環境下におくことを2年半、繰り返しました。そして生き残ったわずか0・5%の最強の細胞を培養して、エッセンス化しクリームに配合。1週間でシワっぽさが、4週間後には毛穴やほうれい線にも、うれしい変化が期待できるというデータも。
月下香の再生力が、肌に移植したがごとく発揮される、すごい時代になったものです。
コクのあるテクスチャーで素早く肌に浸透。まるで生まれ変わったような、深い潤いに満ちたハリ感をもたらすエイジングケアクリームです。ふわりと漂う月下香(チュベローズ)の華やかな香りに、肌も心もうっとり。肌も心もしみじみ癒やしてくれる逸品です。
植物の再生力で肌の老化を防ぐ!エイジングケアクリーム「エスト ザ クリーム」の魅力を解剖
♦13:クラランス「イドラ エッセンシャル クリーム」
保水力のバランスが崩れた肌の水分量を保つためのキー成分として、クラランスが着目したのは「セイロンベンケイ」という多肉植物の一種。セイロンベンケイは、マダガスカル原産の多肉生性の多年草で、生命力の象徴として「Leaf of life(生命の葉)」とも呼ばれています。たとえ葉が折れても、そこからいくつもの芽を出してさらに成長をするといいます。
さらに、樹液がたっぷりと詰まった多肉多汁の葉は、水分を持った葉汁のおかげで、乾燥した周りの環境に順応することができます。こうしたセイロンベンケイの保水システムは、外膜、表皮、柔組織の3層から構成。これは、角質層、表皮、真皮からなる皮膚の保水システムに非常に似た構造を持ち、皮膚のそれぞれの層に働きかけます。肌の水分を保持する「スポンジ分子」の合成を促すことで、保水性を回復。肌が自らうるおう力を高めるのです。
「イドラ エッセンシャル クリーム」は、リッチなテクスチャーのクリーム。必須脂肪酸オメガ3を豊富に含むほか、保湿効果の高いシソを配合し、もっちりとした肌へ導きます。
クラランスから強力保湿のスキンケア「イドラ エッセンシャル」が誕生!
♦14:ポーラ「ホワイトショット RXS」
同じ紫外線量でも、気温が高くなるとシミのもとであるメラニンの生成が増えるという新知見に着目し、誕生したクリーム。
ポーラの研究により、高温環境下では、体内リズムの要である時計遺伝子にエラーが生じ、メラニンを過剰に生成し続けるうえに、不要なメラニンを分解する機能も低下することが判明。
そんな「暑さ焼け」に着目して新開発されたオリジナル美白有効成分「トラネキサム酸RXS」を新配合し、暑くても肌機能が正常に働くようアプローチ。
テクスチャーも絶品!肌の上で美容成分がパシャっとあふれ出る「スプラッシュショット感触」を採用し、暑い夏でも気持ちいい、ひんやりとしたみずみずしいジェルクリームに。
「夏場はしっかりUV対策しているのに肌が焼ける…」と感じている人は、ぜひお試しを!
40代は美白とエイジングケアどちらも必須!おすすめの美白化粧品13選|新作から美容液、化粧水、クリームを厳選
♦15:パルファム ジバンシイ「ブラン ディヴァン クリーム 」
ビタミンC誘導体と天然の植物エキスを配合した独自の成分に加えて、肌色を均一に整える、光の反射によるソフトフォーカス効果、肌をなめらかに整えるテクスチャー…、なじませた瞬間に輝きと透明感をもたらす3種のブライトニング パウダーを配合。
夜のお手入れはもちろん、気になるくすみを瞬時にカバーして、透明感のある肌に仕立ててくれるので、朝のスキンケアの仕上げにも活躍するタイプです。
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♦16:SHISEIDO「フューチャーソリューションLX トータル Rクリームe」
\ビューティエディター入江信子さんの使用実感コメント/
「こっくり濃密な感触で、肌のホールド感と浸透感のバランスがいい。翌朝すぐ、肌がなめらかになるうえに、ピンと引き上がるようなハリアップ効果も実感できる」
SHISEIDO フューチャーソリューションLX トータル Rクリームeの使用感
【テクスチャー】
とろりとしたやわらかな感触で、のびも浸透もスピーディ。肌がどんどん吸い込んでいくのと比例してモチモチの肌に。
【使用手順】
お手入れの最後に使用。パール粒2個分を顔全体になじませる。のびがいいので手のひらで適当に塗ってもムラなくなじむ。
【賢者の発見】
優雅なテクスチャーと洗練された和のイメージの香りで、五感が心地よく満たされる。毎晩のケアタイムが幸福な時間に。
キメ荒れや赤みが落ち着く!SHISEIDOのフューチャーソリューションLX トータル Rクリームe
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♦17:ドゥ・ラ・メール「ザ・ネック アンド デコルテ コンセントレート」
皮膚が薄く年齢が出やすい、ネックラインにアプローチするクリーム。首とデコルテに潤いを与え、乾燥などによる小ジワをなめらかにし、弾むようなハリのある引き締まった肌に導きます。毎日のお手入れで、輝く若々しい印象のネックラインを手に入れて。
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♦18:バランスド WALALA「CBDポイントクリーム」
「コロナ禍でも通常どおりに診察があり、自身だけでなくスタッフの感染にも気をつけながら緊張して過ごしているため、常に交感神経優位な状態に。
体の過緊張が続き、背中が筋肉痛になるほどだったので、ナノ化されたCBD成分が高濃度で配合されているクリームを擦り込み、筋緊張を和らげるようにしています」(松倉クリニック代官山・貴子先生)
麻に含まれる成分カンナビノイドのひとつCBD(カンナビジオール)には、リラックス作用や慢性的な痛みを抑制する効果があるといわれています。「バランスド WALALA CBDポイントクリーム」は、そんなCBD成分配合のリフレッシュ効果の高いクリームです。
スタイリスト、エディター、女医がゆるやかに取り入れている、いつくしみ「ボディケア&アクション」
♦19:シスレー「シスレイヤ インテグラル コンセントレート ボディ クリーム」(左)
顔同様、たるみが気になるボディをケアするクリームです。年齢を重ねるにつれ、体重や体型に関わらずどうしてもハリ不足に。
特に、二の腕や太ももの内側、お腹まわり、ヒップなどエイジングサインが出やすいパーツは、肌のたるみやシワが生じやすいのです。植物由来の有用成分の働きで、コルセットのように肌を包み込み、ボディラインを引き締めてくれます。
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※商品の価格はすべて税込です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部