【目次】
- 髪がうねる「3つの原因」
- 【スタイリングのコツ1】ストレートアイロンの使い方
- 【スタイリングのコツ2】うねりを抑えるヘアアレンジ
- 【髪質の改善策】専用グッズ・アプローチでケア
- 【頭皮の改善策1】血流を促進させる
- 【頭皮の改善策2】毎日の「シャンプー」で毛穴の汚れを落とす
髪がうねる「3つの原因」
【1】エイジングやダメージによる「髪の空洞化」
健康な髪の内部は、たんぱく質の一種であるケラチンが密につながり、髪の強度や弾力などを保っています。ところが、エイジングやダメージで、内部のケラチン結合が切れてしまうと、ケラチンや水分が流出し、内部がスカスカになります。これを空洞化と呼び、パサつきや切れ毛、うねりなどの原因に。
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【2】毛根に汚れが溜まり「毛穴が詰まっている」
「頭皮の毛穴詰まりは髪のうねりやまとまりのなさの要因のひとつで、毛根に溜まった汚れをオフすることで、まとまりのいい髪になります。“落とすケア”は、毎日使うシャンプーの見直しも大事ですが、週に2~3回、ディープクレンジングを取り入れるのがおすすめ」(ビューティPRコンサルタント 松本晶子さん)。
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【3】頭皮の弾力が失われて「毛根が変形する」
「頭皮環境を整えるメリットの重要性は、年齢とともに増していきます。それは、年齢を重ねていくと頭皮の弾力が失われて毛根が変形することで、ボリュームの減少やうねり、ツヤ不足などが引き起こされるからです。そういった意味でも、頭皮ケアは習慣化していきましょう」(ビューティ・プロデューサー、毛髪診断士指導講師 美香さん)。
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髪がうねる原因のひとつは、毛穴のゆがみ。顔と同様に、加齢や外的刺激によって頭皮もたるみが起こり、毛穴が楕円形にゆがんでしまいます。また、頭皮の下にある毛包(毛が生えてくる通り道)もゆがむため、生えてきた髪の毛があちこちに向いてしまい、うねりが起こるのです。解決策は頭皮に栄養を行き渡らせて、健康でハリのある頭皮に整えること。これによって毛穴のゆがみの改善につながります。
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【スタイリングのコツ1】ストレートアイロンの使い方
◆うねり・くせを抑えるスタイリング術
「毛量が多く広がりやすい方、くせが出てきてまとまりにくくなってきたという方、生え際の白髪が気になるという方におすすめのボブスタイル。
丸みのあるツヤツヤボブヘアにストレートアイロンは必須。表面だけでなく、内側もしっかり整えることでよりシルエットが美しく、”手をかけている”上質感が出ます」(MAISON de IGGY 代表 二宮英徳さん)。
<STEP.1>内側もしっかりアイロンで熱を加えて整えていく
<STEP.2>顔周りのひと束は少し前に引っ張りながら内巻きに
<STEP.3>前髪は斜め横に流して
「スタイリングにはバームがおすすめ。髪をしっとりおさめたい内側の毛先部分にしっかりめにつけた後、全体のシルエットを整えながら、顔周りに毛束を作ったりして調整してみて」(二宮さん)。
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【スタイリングのコツ2】うねりを抑えるヘアアレンジ
【1】ヘアバームでモードな「まとめ髪」に
大人の頭皮はエイジングにより毛穴が歪み、髪がうねりくせが強い。上からのライトによりふわふわと飛び出たアホ毛が目立ち、疲れた印象に…。これを解決するのがヘアバーム。ベタつきそうだし、使うのは難しいのでは?と思いがちですが、手のひらでしっかりと温めて溶かし、タイトにまとめたいところに、手のひらをアイロン代わりにして塗布してみて。美しい艶髪にまとまります。
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【2】くせ毛を活かした「ウェットヘア」でダウンモードに
湿気の多い梅雨の時期、うねったり広がったりする髪対策として、まとめ髪以外の選択肢が欲しいところ。うねりを生かし、広がりを抑える「ウエットヘア」なら、ダウンスタイルを楽しむことができます。
髪悩みの多い大人の女性がウエットヘアにチャレンジするなら、ソフトタイプのグリースがおすすめ。程よい重さとホールド力を併せもつので、ボリューム調整やシルエット形成が自在になります。パサつきを抑え、髪を艶やかに見せる効果も。「グリースは、ほんのり湿らせた髪に使用すると、のびがよくなり、形も決まりやすくなります。特にうねりが気になる前髪は、思いきってかき上げるようにオールバックに。固めることなく髪に柔軟な動きを出すグリースの効果により、前髪の根元に自然な立ち上がりがつき、マスキュリンな印象に。
サイド〜バックもグリースを塗布してウエット感を出すと、うねりがニュアンスに早変わり。広がりが気になる毛先やハチ周りのボリュームダウンも簡単です」(Belle omotesando 堀之内大介さん)。
<STEP.1>大豆1粒分のグリースを取る
<STEP.2>グリースを両手に広げる
<STEP.3>前髪をかき上げるように塗布
<STEP.4>中間〜毛先にも塗布する
<STEP.5>ハチ周りをタイトに抑える
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【髪質の改善策】専用グッズ・アプローチでケア
【1】「専用アウトバスアイテム」で上手にケア
「気温とともに湿度が上がると、髪がうねりやすかったり、ボリュームが出にくかったりします。また、頭皮は毛穴が大きいので、皮脂の分泌量も増えます。さらに、汗をかいても髪があるので蒸発しにくく、蒸れやすい環境でもあります。蒸れを放置しておくと常在菌のバランスが悪くなり、ニオイの原因に。紫外線を浴びると髪がパサつきやすくなります。頭皮を清潔に保つことは大切ですが、一日に何度も洗髪してしまうとバリア機能が低下してしまい、美しい髪を育めません。
オイルでも感動するほどベタつき知らずのアイテムや、新感触のクールタイプもありますので、髪の状態や使用感のお好みで取り入れてみてください。通年同じものを使っている方も多いようですが、アウトバストリートメントは季節に合わせて変えていただきたいアイテムのひとつ。テクスチャーを変えると、気持ちのいいサラ艶髪をキープできますよ」(ビューティ・プロデューサー、毛髪診断士指導講師 美香さん)。
【2】「酸性ストレートパーマ」を取り入れる
先天的なくせ毛、加齢による髪質の変化で現れるうねり…etc. 程度は違えど日本人の約7割の人がくせ毛だといわれているそう。ストレートパーマやくせ毛矯正は、施術後のダメージがネックになっていましたが、「酸性ストレートパーマ」という新しいメニューの登場により、ダメージを気にせず艶やかストレートヘアを手に入れる(または取り戻す)ことができるようになりました。
「ストレートパーマやくせ毛矯正は、アルカリの薬剤でキューティクルをこじ開け、髪内部のたんぱく質の結びつきを変えることで、くせをのばしていきます。キューティクルが開いた際に内部の水分や栄養が流出するため髪が傷むのです。一方、酸性領域の薬剤を使うとキューティクルが引き締まるため、成分の流出を防ぐことができます」(AMATA店長 毛髪診断士 ERIさん)。
前髪と顔周りをつなげた前上がりのミディアム。コシがなくややうねりのある髪に酸性ストレートパーマをかけてグロッシーな質感に。施術後は乾かすだけで形が決まる。
<STEP.1>パーマ液の1剤を塗布する
<STEP.2>ロットでパーマ液の浸透を確認
<STEP.3>ストレートアイロンで形状記憶
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【頭皮の改善策1】血流を促進させる
◆「ブラッシング」で頭皮を刺激して血行促進

ブラッシングには、髪のもつれをほぐし、毛流れを整えるほか、頭皮から分泌される皮脂を毛先にまでいき渡らせることでツヤを出す効果がありますが、頭皮を刺激して血流を促進させるという、健康な髪を育むうえで大切な役割も担います。ヘアブラシにはさまざまなタイプがありますが、ブラッシングに適しているのは弾力性のあるクッションブラシかパドルブラシ。また、ツヤを失った大人の髪には、静電気が起きづらく、適度に油分を含んでいる天然毛を使用したものがおすすめ。
ブラッシングの手順は、まず毛先10cmのもつれをほぐします。次に内側からブラシを入れ、絡まりやすい襟足部分の根元から毛先まで丁寧にとかし、最後に表面の根元から毛先までゆっくりとブラッシングを。これを朝晩一日2回、一度のブラッシングにかける時間はたったの3分。これだけで艶やかな髪と健康な頭皮が育めるなんてうれしい限り。
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◆「頭皮美容液+マッサージ」で艶髪が育つ環境へ
健康な髪を育てるためには、毛根の毛母細胞が機能していることが大前提。そのためには頭皮の血行をよくして栄養を行き渡らせることが必要。白髪、薄毛、うねり毛、フケ、かゆみなど、髪や頭皮のエイジングトラブルを感じている人は、頭皮美容液 + マッサージが必須です。
また顔と頭皮は一枚皮でつながっているのですから、頭皮がほぐれてハリが出ることで、顔の皮膚がぐっと持ち上がり、リフトアップ効果も期待できます。
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◆頭皮ケアやシャンプーついでにできる「頭皮のツボ押しマッサージ法」
特に頭皮に栄養を行き渡らせるのに効果的な3つのツボを紹介します。そのツボはこめかみより少し後頭部側にある「頷厭(がんえん)」、耳の上にある「角孫(かくそん)」、頭のてっぺんにある「百会(ひゃくえ)」の3つです。
頭皮全体をマッサージするのも有効ですが、必要以上に頭皮を擦ったり、爪を立てたりするとダメージを与えることもあるので注意が必要。でもツボ押しならリスクがなく簡単で、シャンプーのついでにできますし、顔のリフトアップ効果もあるのでおすすめですよ。美髪をキープするためにも、この機会にツボの位置を覚えておいて、こまめにプッシュしてくださいね。
<STEP.1>「頷厭(がんえん)」「角孫(かくそん)」「百会(ひゃくえ)」の位置を確認
「頷厭」はこめかみ上の生え際のあたりにあります。口を開閉した時に動きが感じられる場所です。そして、耳を折り曲げたときに耳の一番上が当たる場所にあるのが「角孫」、「百会」は頭頂部のぼぼ真ん中で、少し凹んでいるところ。「両耳を結んだ線」 「鼻から上に通る線 」 が交わる場所です。
<STEP.2>指の腹を使ってプッシュする
「頷厭(がんえん)」「角孫(かくそん)」「百会(ひゃくえ)」のツボをそれぞれ、指の腹を使ってゆっくり押します。5秒かけてじんわりと圧をかける、5秒かけてゆっくり力を抜きながらはなす、を各3〜5回を繰り返します。
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【頭皮の改善策2】毎日の「シャンプー」で毛穴の汚れを落とす
◆頭皮をマッサージするように指の腹で洗って
洗顔がスキンケアのファーストステップであるように、ヘアケアもシャンプーから始まるといっても過言ではありません。「落とすケア」にいかに注力するかによって、艶やかさを含めた髪の質感やボリューム感、そして頭皮の状態まで変わってきます。必要な皮脂まで落としてしまうと、頭皮や髪の乾燥を招き、ツヤ消失や頭皮のバリア機能の低下につながる可能性もあるので注意。髪質や髪悩みをしっかりと見極めたうえで、洗浄成分、保湿成分、処方にこだわったシャンプー&トリートメントのセレクトを。
洗髪前には丁寧なブラッシングで汚れを浮かしておくこと、3分間を目安にしっかりと予洗いを行うことで、髪の汚れの7割を落とすことができます。シャンプー剤は泡立ててから頭にのせ、頭皮をマッサージするように指の腹で洗って。トリートメント剤は中間〜毛先に塗布して、目の粗いコームでとかして均一に広げることが美髪の鍵に。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部

















