【目次】
- 【1】「舌骨筋群」を鍛えて二重顎を解消する体操
- 【2】「口輪筋」「眼輪筋」に効く目&べろ回しエクササイズ
- 【3】「口角挙筋」「舌筋」を刺激して美人印象をアップする、顔ヨガ:おいしい顔
- 【4】「下眼瞼筋」を鍛えられる顔ヨガ:ムンクの顔
- 【5】「鎖骨」のリンパの詰まりを解消するマッサージ
【1】「舌骨筋群」を鍛えて二重顎を解消する体操
あご下に舌を動かすための「舌骨筋群(ぜっこつきんぐん)」という筋肉の集まりは、加齢とともに衰えがち。血液やリンパの流れが滞ってむくみがおこり、もったりとした二重あごになってしまうので、定期的に鍛えるのが小顔に繋がります。
STEP1:カギ形に曲げた人さし指を使う
人さし指をカギ形に曲げて、第一関節から第二関節の平らな部分を使います。
STEP2:あご先の骨から2㎝内側に圧をかける
あご先の骨から2㎝ほど内側の骨の際に、グッと入り込むくぼみがあるので、STEP1でつくったカギ形に曲げた人さし指で圧をかけます。
STEP3:英語の巻き舌のようにして「ら・り・る・れ・ろ」と発音
STEP2のようにあご下に指で圧をかけたまま、英語のRの発音のように、巻き舌で「ら・り・る・れ・ろ」と大きく口を動かす。これを5回繰り返す。
【まとめ|タプタプ二重あごがすっきり。舌を動かしてあご下を引き締めるメソッド4か条】
1.太らなくても二重あごになるのは、舌の筋肉の衰えが原因。
2.舌を大きく動かすことで、舌の筋肉を鍛えて、溜まった老廃物を流すことができる。
3.英語のRの発音をイメージして「ら・り・る・れ・ろ」と発音すると舌の筋肉のトレーニングに。
4.人さし指であご下に圧をかけて、舌を動かす筋肉=舌骨筋群に負荷をかけると効果的。
初出:小顔になる方法 | マッサージ・顔体操・メイクで小顔になるテクニックを伝授!むくみやたるみを今すぐ解消する方法
【2】「口輪筋」「眼輪筋」に効く目&べろ回しエクササイズ
「口輪筋(こうりんきん)」「眼輪筋(がんりんきん)」に効くエクササイズは、しわやたるみの出やすい口元&目元を一緒に効率よく改善可能になります。
STEP1:眼球と舌を同時に1周させる
姿勢を正して座り、顔を正面に向けます。舌先を上唇と歯茎の間にしっかりと入れ、眼球と一緒に舌をゆっくりと1周させます。時計回りと反時計回りを各3回、行ってみてください。
STEP2:口角の斜め上を舌で3秒押す
2時と10時の方向に筋肉のつなぎ目があり、血流が悪くなりがちなので、その場所のみ1周させる途中で、3秒間舌先で押し続けます。
STEP3:首の筋肉を優しくさする
舌を動かし続けると首のあたりまで負荷がかかるので疲労感を覚えるもの。耳の下あたりから首の前側まで数回優しくさすり、クールダウンしておきましょう。
【3】「口角挙筋」「舌筋」を刺激して美人印象をアップする、顔ヨガ:おいしい顔
顔ヨガ「おいしい顔」は、「口角挙筋(こうかくきょきん)」「舌筋(ぜっきん)」をきれいな笑顔になるエクササイズです。
STEP1:目線を上に、口角を上げて笑顔をつくる
目線を少し上にして、口角を上げて笑います。上の歯が8本見えているように。舌を出して舌先は小鼻を舐めるように上に向けます。
STEP2:舌先を上げたまま、左右に移動して3往復
舌先を上げたまま、左右の口角に移動。舌で唇を舐めないよう、しっかり外に出して。3往復しましょう。
【4】「下眼瞼筋」を鍛えられる顔ヨガ:ムンクの顔
顔ヨガ「おいしい顔」は、「下眼瞼筋(かがんけんきん)」を鍛えて、ほうれい線や目の下のむくみ、たるみ解消、目のクマ軽減や小顔効果も。顔全体をストレッチしてほぐしてくれます。
STEP1:口を「お」の形にして鼻の下を伸ばす
口を「お」の形にして鼻の下を伸ばします。ほうれい線が消えるように口を小さくすぼめます。
STEP2:目線を上げて目の下の伸びを感じる
顔はそのままで目線だけ上げます。天井を見るようにして目の下の伸びを感じます。
目線を上げたときに額にしわが入らないように気をつけましょう。額にしわが入ってしまう場合は、手で押さえて行いましょう。
【5】「鎖骨」のリンパの詰まりを解消するマッサージ
鎖骨にあるリンパ節のつまりによって、顔に血流がいかなくなり、むくみ、肌荒れ、くすみを引き起こす…。
STEP1:リンパ節のある鎖骨の手前側の4か所をプッシュ!
のどぼとけ側から外側に向かって4か所プッシュをして圧をかけるとコリがほぐれて、血流もリンパの流れも改善。さらにここには頭を傾ける働きをしている「斜角筋(しゃかくきん)」があり、これがほぐれることで、首こり解消にもいい。
STEP2:プッシュしながらイヤイヤと首を振るとより効果的
中指でしっかりと押さえたまま、「イヤイヤ」というように、小さく首を横に振る。これを5回。負荷がかかるので、コリがしっかりとほぐれて、リンパの流れが改善。
STEP3:プッシュしながらウンウンと縦に首を振る
中指でしっかりと押さえたまま、「ウンウン」というように、小さく首を縦に振る。これを5回。さらなるデトックス効果が。
STEP4:仕上げに大胸筋をさすってほぐす
第二関節の平らな部分を使って、前胸部の広く平たい筋肉「大胸筋(だいきょうきん)」をほぐしていく。右手のこぶしで左側の大胸筋をほぐすが、こぶしにしっかりと力を入れて骨にまで圧をかけるように、写真のように5~10㎝の幅で5回スライドさせながらマッサージを。体の中心側から行い、次にこぶしの位置を肩側に向かってずらし、同様に行う。
初出:小顔効果も!鎖骨のリンパ詰まりを解消する、4つのマッサージ
- TEXT :
- Precious.jp編集部