【目次】
- 「鎖骨」と「リンパ」にはどんな関係がある?
- 【メソッド1】「デコルテ&肩コリ」に効くマッサージ
- 【メソッド2】「顔のむくみ&二重アゴ」を解消するマッサージ
- 【メソッド3】「デコルテのむくみ」を解消するマッサージ
「鎖骨」と「リンパ」にはどんな関係がある?
■鎖骨周辺には重要なリンパ節がある
私たちの体には、血液を運ぶ血管と同じように、リンパ液を運ぶリンパ管が張り巡らされています。リンパ液とは余分な水分や老廃物を回収して、体外への排出するのが役目。
さらに、リンパ節というリンパ液を集めて浄化するフィルターのようなものがあるのですが、特に鎖骨周辺には重要なリンパ節が存在しています。スマートフォンを見たり、パソコン作業をしたりすることで前のめりの姿勢が続くと、鎖骨周り=リンパ節周りの筋肉が硬くなり、水分や老廃物を流しにくくなるため、むくみを引き起こすことに…。顔が大きくなった気がする、もしくは二重アゴが気になる人は、鎖骨のリンパ節をケアするのがおすすめ。
むくみ、二重アゴに効く【村木宏衣さん伝授】鎖骨リンパマッサージ
■鎖骨は上半身の老廃物を排出す出口
デコルテは、首から胸元の筋肉やリンパ、骨格が支え合っている、立体感と柔らかさを兼ね備えたパーツです。けれどもこの絶妙なバランスが崩れやすいのが現代の生活習慣。長時間のパソコンやスマホ操作、長時間の同じ姿勢によって筋肉はこわばり、血流やリンパの流れが滞ります。その結果、デコルテのメリハリ感が消失してしまい、むくみやたるみが進行していくのです。
エイジングデザイナーの村木宏衣さんいわく、デコルテのエイジングを阻止するには「大胸筋、鎖骨、首の3つの部位にアプローチすることが必須」なのだそう。
まず、大胸筋は胸元の巡りを左右する大きな筋肉で、硬くなるとリンパや血液の通り道が狭まり、老廃物や余分な水分が滞ります。柔軟性を取り戻せば、巡りが整い、すっきりとしたデコルテラインをつくる土台に。鎖骨は上半身のリンパの出口ともいえる重要な位置にあります。動きが鈍くなると排出機能が低下し、むくみが首元から顔まで広がります。鎖骨の可動性を高めることは、巡りを活性化させ、輪郭を際立たせるうえで欠かせません。
そして首は、デコルテ全体を縦に支える「柱」でもあります。首のラインを長く見せることで、胸元の立体感を強調できるのですが、筋肉が縮こまると首は短く見え、胸元との境界があいまいになり、老け感が…。首の柔軟性を保つことは、デコルテのメリハリ感を取り戻すために需要なポイントです。
むくみデコルテをスッキリ!【村木宏衣さん指導】華奢見え&首長メソッド
【メソッド1】「デコルテ&肩コリ」に効くマッサージ
■肩コリ、むくみ解消には、鎖骨周りをほぐすのがポイント
まず、鎖骨は体の中心にある胸骨に「胸鎖関節(きょうさかんせつ)」という関節で繋がっているのですが、この「胸鎖関節」をスムーズに動かすことが目的。「鎖骨をつかんで上げ下げして、鎖骨の可動域を引き出す」というもの。とても簡単な動きなのに、鎖骨周りの筋肉がほぐれて、むくみもコリもリセット可能。さらに、デコルテに溜まった老廃物をしっかりと流せるし、40肩、50肩の予防やケアにもなるので、ぜひ習慣化してみてくださいね。
<STEP.1>「胸鎖関節」の位置を確認
鎖骨と胸骨を繋いでいるのが「胸鎖関節」。ここを起点に鎖骨を上下に動かします。
<STEP.2>右手の人さし指と親指で、左側の鎖骨をつかむ
右手の人さし指と親指で、左側の鎖骨をつかみます。鎖骨の内側に親指が入るようにしましょう。力加減はイタ気持ちいい程度に。
<STEP.3>左腕の肘を曲げて腕を上げ、脇の下をのぞき込む姿勢に
STEP.2の鎖骨をつかんだまま、左腕の肘を曲げて、そのまま腕を上げます。次に脇の下をのぞき込むように頭を下げます。そして、鎖骨の付け根=「胸鎖関節」のところから外側(肩側)に向かって、少しずつずらしながら3カ所に圧をかけます。このとき深呼吸しながら行ってください。
<STEP.4>STEP.4体勢のまま、腕と肩を使って鎖骨を上下に動かす
STEP.3のように、鎖骨をつかんだまま、肩と腕を使って、鎖骨を上下に動かします。これを20回行ってください。このとき、鎖骨の付け根=「胸鎖関節」から動かすことを意識しましょう。
STEP.2〜4の行程を反対側も同様に行いましょう。
\このマッサージの効果とポイント/
・鎖骨は胸鎖乳突筋や僧帽筋など、肩コリに関連する筋肉と連動している。
・肩コリが慢性化している人は、鎖骨の動きが悪くなり、むくみも起こる。
・鎖骨は体の中心にある胸骨に「胸鎖関節」という関節で繋がっている。
・「胸鎖関節」をスムーズに動かし、鎖骨の可動域を引き出すことで、むくみもコリもリセットできる。
むくみデコルテ&肩コリがスッキリ!【村木さん考案】華奢見え鎖骨ほぐしメソッド
【メソッド2】「顔のむくみ&二重アゴ」を解消するマッサージ
■ 鎖骨周りを2分ほどほぐすだけ!
エイジングデザイナーの村木さんいわく、特に顔のむくみ、二重あごの解消には鎖骨周りをほぐすマッサージが効果的なのだとか。もちろん肩コリ、首コリ解消にも効くので、覚えておきたいメソッドです。力を使わずに、効率よく鎖骨周りをほぐすワザ。2分ほどで完了するので、ぜひ試してみてくださいね。
<STEP.1>鎖骨のくぼみをさすり、筋肉を緩める
頭を横にかしげると鎖骨のくぼみが出やすく、さするポイントを捉えやすいですよ。力を入れる必要はなく、筋肉を緩めるようにさすってください。
<STEP.2>鎖骨の内側に圧をかけたまま、腕を上げ下げする
まず、プッシュするポイントを確認。鎖骨の内側の3か所をプッシュしていきます。
鎖骨の内側の1か所に圧をかけたまま、息を吐きながら腕を上に上げて下げる動作を。これをワンセットとして10回くり返してください。肘を曲げずに、指先をできるだけ遠くに伸ばすように行うのがコツ。これを計3か所、行いましょう。そして、反対側も同様に。
\このマッサージの効果とポイント/
・スマホの操作などで前のめりの姿勢を続けると首や肩に負担がかかる。
・鎖骨周りの筋肉が硬くなることで、鎖骨のリンパ節が詰まりやすくなる。
・リンパ液が流れにくくなると顔のむくみや二重あごになりやすい。
・むくみ解消には鎖骨周りをほぐすマッサージが簡単で効果的。
むくみ、二重アゴに効く【村木宏衣さん伝授】鎖骨リンパマッサージ
【メソッド3】「デコルテのむくみ」を解消するマッサージ
■3ステップで叶える美デコルテ
デコルテのむくみやたるみが現れると、鎖骨のラインがぼやけ、首から胸元のメリハリが失われ、上半身がもったりとして疲れた印象に見えてしまいます。その原因は、血流やリンパの滞り、筋肉のこわばりや衰え。実はデコルテは年齢サインが表れやすい場所であり、放置すれば確実に老け感が刻まれてしまいます。
デコルテと首の美しさを取り戻す3ステップメソッド。大胸筋をほぐす、鎖骨を動かす、首をストレッチする——この順に行うことで、デコルテの立体感がよみがえるだけでなく、上半身のこわばりや首こりの解消にもつながります。日常の中で取り入れやすく、続けるほどにシャープな印象に変わっていきますよ。
<STEP.1>拳を使って大胸筋をほぐす
右手で拳をつくり、人さし指、中指、薬指、小指の第一関節と第二関節の間にある平らな部分を使って、左側の大胸筋をほぐします。鎖骨の下の中心から外側に向かって3カ所、小さく円を描くようにしながらほぐしましょう。同様に右側の大胸筋もほぐします。
<STEP.2>鎖骨をつかんで、鎖骨の付け根から腕を回す
右手の親指と人差し指を使って、左側の鎖骨をつかみます。脇の下を覗き込むようにして行うとつかみやすいです。
そして、鎖骨をつかんだまま左腕を内回し10回、外回し10回、鎖骨の付け根から腕を回すことを意識して回しましょう。次に左手の親指と人差し指を使って、右側の鎖骨をつかみ、同様に内回し10回、外回し10回、鎖骨の付け根から腕を回しましょう。
<STEP.3>首のストレッチを行う
両手をクロスさせて、人さし指と中指を鎖骨にグッと引っ掛けます。
舌を上アゴにつけて、アゴを真上に突き出します。これを15秒キープするのを3回行いましょう。
次に、舌を上アゴにつけたまま、斜め左上に、アゴを突き出します。これを15秒キープするのを3回行いましょう。次に斜め右上にアゴを突き出して、15秒キープを3回行ってください。
\このマッサージの効果とポイント/
・デコルテのむくみやたるみが現れると、上半身がもったりとして疲れた印象に。
・血流やリンパの滞り、筋肉のこわばりや衰えが原因。
・大胸筋をほぐす、鎖骨を動かす、首をストレッチする、3ステップが効果的。
・継続してケアでメリハリ感のあるデコルテを取り戻せる。
むくみデコルテをスッキリ!【村木宏衣さん指導】華奢見え&首長メソッド
- TEXT :
- Precious.jp編集部

















