眉毛の色にフォーカスしたアイブロウメイクまとめ。あか抜ける今どきな暗めの眉メイクや、カットししすぎた眉を自然に描き足せるアイブロウペンシルのベストカラー、黒髪の方に似合う眉カラーなどをご紹介します。
【目次】
眉毛の色を暗めに変えて今どき大人眉に
ダークカラーを使った今どき眉メイク

「茶髪ブームのときに『眉は髪よりワントーン明るく』と言われていましたが、その名残なのか、髪色は落ち着いた今でも明るめ眉をキープしているアラフォー世代の方をよくお見かけします。
髪のトーンに合わせて、眉の色もトーンダウンさせるのが正解です。自眉と同じグレーもしくはダークブラウンのペンシルで、足りない部分を描き足してから、明るいパウダーを重ねてほんのり明るさを出すのが鍵。色を重ねることで、眉に自然な立体感と抜け感も加味されます」(ヘア&メイクアップアーティスト・長井かおりさん)
【今どきダーク眉にシフトさせるアイブロウアイテム&メイクプロセス】

1.足りない部分に眉を描き足す


アイブロウペンシル(ルナソル)のスクリューブラシで眉の毛流れを整えから、欠けた部分や足りない部分をペンシルで描き足していきます。
2.左右交互に整えていく


どちらか片方を仕上げて、もう片方を描き始めるのはNGです。同時進行で、左右交互に描き進めていくのが、左右対象に仕上げる秘訣。ペンシルで描き終えたら、再度スクリューブラシでとかし、眉をぼかしながら肌に定着させます。
3.パウダーをのせる


アイブロウパウダー(ルナソル)の右2色に、アイホールにも使用したオレンジのミネラルパウダー(オンリーミネラル )を混ぜてアイブロウブラシにとり、眉にふんわり重ねます。まぶたの色を眉にもほんのり感じさせることで目元が締まり、抜け感もアップ。
【BEFORE→AFTER】

【ナチュラルで抜け感のある今どき立体眉の完成】

短くカットしすぎた眉毛はグレーで描き足す
グレーのアイブロウペンシルを使ったナチュラル眉メイク

「伸びるまでの間は、自眉の根元部分と同系色のグレーのアイブロウペンシルで、移植するように1本ずつ描き足すこと。ブラウンのペンシルで描き足す人が多いですが、ブラウンでは書き足した部分が目立ってしまうので注意しましょう。
グレーで不足部分を補ったあとに、ブラウンのアイブロウパウダーでトーンアップ。これが、まるで自眉のような自然な仕上がりをかなえるポイントです」(長井さん)
【自眉のように自然に仕上がるアイブロウアイテム&メイクプロセス】
1.スクリューブラシで眉をとかす

アイブロウペンシル(SUQQU)のお尻のスクリューブラシで眉をとかし、眉の欠けた部分を見つけやすいように毛流れを整えておきます。
2.足りない部分をペンシルで描き足す


アイブロウペンシルで、足りない部分に毛を移植するように1本ずつ書き足していきます。ラインで縁取らないよう注意して。
3.全体に明るいパウダーをオン


アイブロウパウダー(SHIRO)の左のブラウンをとったブラシを肌に押し当て、肌を染めるようにパウダーをのせます。仕上げに再度スクリューブラシで眉をとかし、描き足したアイブロウをぼかしながら、肌に描き足した部分を定着させます。
【描き足した部分が目立たないナチュラルな眉の完成】

短くカットしすぎた眉に必要なのは、グレーの眉ペンシルでした!
黒髪の人は自然な影色のカーキブラウンが正解
カーキブラウンで仕上げると知的に映る
【きつく見えない絶妙カラーの薄づきカーキブラウンアイブロウ】

眉全体を染め上げるアイブロウパウダーの色は眉色に合わせるのか、髪色に合わせるのか迷うところですが、客観的に引いた状態で見たときの全体のバランスを考えると、髪色に合わせるのがいいでしょう。
「黒髪やダークな髪色の人はグレーではなく、自然な影色といわれる緑ニュアンスのカーキブラウンが正解色。メリハリの効いた上品で知的なシャープ顔になりますよ」(ヘア&メイクアップアーティスト・尾花 ケイコさん)
自分に合う「眉アイテム」の選び方と使いこなし術3選|美眉師・尾花ケイコさんが徹底解説
眉毛印象を手軽に変えるなら、簡単に色をつけられる「眉ティント」がおすすめ
いつでも美眉! 時短にもなる人気の「眉ティント」
眉の上からリキッド状の眉墨を塗ると、乾燥してフィルムのように剥がすことができるようになるのが「眉ティント」。思い通りの形の眉が完成し、メイクオフしても平均3日間は消えず、汗や水・皮脂にも強いことから、じわじわと人気が高まっているメイクアイテムです。

いつでも「眉がある」安心感
一度眉ティントを使うと、平均で3日ほどは持つと言われています。蒸し暑い季節は、気づかぬうちに、汗や皮脂で眉が消えてしまっていた…ということがありますが、そんなうっかりがなくなります。また、お休みの日に「肌のためにメイクはしたくないけど眉だけは…」と思っている方、ジムやプール、ヨガなどのスポーツで汗を流す習慣のある方も、眉を気にせず過ごすことができるので、小さい箇所だけれど大きなストレスが減ることに繋がります。
一度色を着色しても、数日しかもたないので「アートメイクのように消えなくて困る」ということもありません。
メイク時間の短縮に
眉メイクが苦手で、眉を描くのに時間がかかってしまうという方は、夜にじっくり描いて仕込んでおけば、翌朝のメイクタイムが短縮されて一石二鳥。忙しい女性の強い味方になってくれます。
最近の眉ティントは、カラー展開も豊富で、自然な眉に仕上がるので、思い通りの眉をつくることができます。また、眉ティントを乾かして剥がす場合にも、硬くなりすぎないので、脱毛の心配もありません。
スポーツをする方や、眉メイクが苦手な方、朝の準備を短縮させたいという方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
大人の眉悩みを解消する眉ティントの「裏技」
年齢と共に眉はまばらになってしまったり、若い時に細眉にしすぎて、眉毛が欲しい部分に毛が生えてこないというのが大人の眉のお悩み。そんな時は、欲しいところだけに眉ティントを仕込んでおくのも、ひとつの手段。
また、その日の気分で眉の形や太さを変えたいという方にも、眉全体を描く使い方ではなく、眉毛が欲しいと思う部分にだけ、眉ティントを仕込むのもオススメです。
さらに、眉ティントのライトユーザーの方なら、普段のメイクに薄っすら眉ティントを使ってしまうのもあり!全体的に眉ティントを塗っている訳ではないので、目立たずに、自分の好きなタイミングではがすこともでき、色の調整も自由自在です。
「眉が薄い」お悩みにサヨナラできる「眉ティント」って何?その使い方・裏技を解説
※商品の価格はすべて税抜です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部