【目次】
- 髪のダメージの「原因」
- 髪のパサつきや乾燥をケアするおすすめのシャンプー・トリートメント【5選】
- 髪のパサつきや広がりを抑えるおすすめのヘアオイル【7選】
- パサつく髪をカモフラージュするヘアアレンジ【3選】
髪のダメージの「原因」
「最近髪がパサついてきた」「髪がまとまりづらくなった」など、悩んだりしたことはありませんか?そのお悩みは季節のせいだけではなく、実はすべて「髪そのもののダメージ」からきているものかもしれないのです。髪の構造について解説します。

原因は3つ「キューティクルの損傷」「コルテックスの損傷」「コルテックスの熱変性」

「髪のダメージを抑えるには、まずその原因を把握しなければいけません」そう語る渋谷さん。まずは、ケア方法の前に、ダメージの原因について知る必要がありそうです。
── ダメージの原因、というと、やはりカラーやパーマが真っ先に思い浮かびます。それ以外にも髪が傷んでしまう原因はあるのでしょうか?

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髪のパサつきや乾燥をケアするおすすめのシャンプー・トリートメント【5選】
【1】アヴェダ「ニュートリプレニッシュ」

オーガニックザクロオイルなどスーパーフード由来の植物成分が配合された、髪の芯まで潤いで満たすドライヘア用のヘアケアシリーズ「ニュートリプレニッシュ」。シリコンフリーでありながらクリーミーなテクスチャーで、潤い豊かな感触の髪に仕上げます。アロマは、ココアやカルダモン、ジンジャーを中心とした、心まで満たされる贅沢な香り。髪が非常に乾燥している方や、硬毛、髪の量が多い方におすすめなのが、「ディープ」タイプ。スーパーフード由来の植物成分が髪に枯渇した脂質を補い、深い潤いでしっとり保湿します。乾燥でパサついた髪も、健康的なコンディションに。
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【2】ケラスターゼ「 バン クロノロジスト R」

マイズオイル、カメリアオイル、アムラオイル、アルガンオイルなど髪をやわらかくなめらかに整えるユイルコンプレックスを配合。豊潤な泡立ちで優しく洗い上げます。
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【3】シスレー「ヘア リチュアル」

右/毛髪を1本1本包み込んで栄養を補給し、毛の表面をなめらかに整え、うねりやくせを解消するタイプです。
左/4種類の植物オイル、植物エキス、たんぱく質、ミネラル、ビタミンなどを高濃度に配合。4週間でキューティクルがなめらかに整い、毛髪を再構築します。
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【4】ジョンマスターオーガニック「R&P」

すっきりとしたローズマリーとペパーミントの爽快感あふれる香り。毛先までサラサラで軽い仕上がりなのに、ボリュームダウンしがちな夕方まで、根元にふんわりとしたボリュームを与えてくれます。
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【5】ハホニコ「ケラテックス ファイバー」

髪の老化現象のひとつに髪がうねるというサインがあります。どんなに直毛な人でも出る症状で、このうねりが出ると、まとまりにくくなるうえ、光をキレイに反射できず、ツヤがなくなってしまいます。そんな元凶のうねりですが、ハホニコのシャンプー&コンディショナーには、髪と同じ成分である「ケラチン」が3〜4種も入っていて、髪をまっすぐに整えるという効果も発揮してくれるのです。指通りもなめらかになってツヤやかな髪に復活する優れものです。
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髪のパサつきや広がりを抑えるおすすめのヘアオイル【7選】
40代以降のヘアオイルは、重い質感のものを避けるのが正解。髪だけでなくボディにも使えるか否かをオイル選びの基準に。肌にもつけられるマルチオイルはベタつかない軽やかなものが多いので、ペッタリ仕上がるなどの失敗を回避できます。
【1】ジョエルロティ 「トラックオイル No.1」
ベタつかず軽やかなテクスチャーながら、保湿力が高いヘア&スキンオイル。こちらもオリーブ果実油やヒマワリ種子油などの天然由来成分のみを使用。
【2】ナプラ「 N. ポリッシュオイル SC」
ウエットヘアの火つけ役。シアバターなどの天然由来成分だけでつくられており、アウトバストリートメント、ボディオイルとしても使える。セージの香りが心地よい。
【3】シン ピュルテ 「トゥーグッド マルチベネフィットオイル」
髪や肌になじみやすいコメヌカ油、アルガンオイルを使用。美容成分も豊富で艶やかに仕上がる。香りにもこだわり3種から選べる。
【4】ホーユー 「マルチスタイリングオイル ライト」
テクニックなしでもヘルシーなウエット感と繊細な毛束感をつくることができるマルチオイル。コメヌカ油ベースにサトウキビ由来のヘミスクワランオイルを配合。
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【5】アヴェダ「ニュートリプレニッシュ マルチユース ヘア オイル」

ザクロ種子とココナッツ、アボカド、ヒマワリ種子、アルガンといった5つの植物オイルが配合された、100%自然界由来成分でできた、洗い流さないトリートメント。乾燥でパサついた髪に深い潤いを与え、サラサラな髪へと仕上げます。入浴前のプレシャンプートリートメントや、スタイリング時の艶出しとして使うのもおすすめです。
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【6】ナチュラルコスモ「薔薇椿オイル」

椿オイルの概念をくつがえす、サラリと軽い軽い使用感。洗髪後のアウトバストリートメントやスタイリングオイルとして使用するだけでなく、顔やボディ、ネイルやリップケアにも使えるので1本持っておきたい。オーガニックのダマスクローズの香りも心地よい。
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【7】ダヴィネス「オーセンティック オイル」

抗酸化力の高いベニバナ油に、保湿効果と栄養価の高いオーガニック由来のホホバオイル、ひまわり油、セサミオイルをブレンド。傷みを補修し艶やかな質感に。フェイス、ボディにも使用可能。
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パサつく髪をカモフラージュするヘアアレンジ【3選】
【1】大人の女性に洗練をもたらす基本の「ウエットヘア」
ひと言で「ウエットヘア」といえど、スタイリングしだいでさまざまな仕上がりに。基本の4つのウエットヘアスタイルのつくり方とスタイリング剤の選び方をマスターして、自分に似合うウエットヘアを見つけませんか? 今回は、いつものヘアがこなれて見える【そのままウエット】テクニックをご紹介します。
軽くハンドブローした素髪の中間〜毛先に、少量のオイルをつけた「そのままウエット」。エイジングによるパサつきや広がりもしっとりとまとまり、清潔感もアップ。ウエットヘア初心者でも臆することなく挑戦できる、ナチュラルな仕上がりが魅力です。
STEP1:ハンドブローで毛流れを整える
STEP2:オイルを1〜3滴、両手に広げる
STEP3:毛先を持ち上げるように包み込む
STEP4:前髪を内側からつまみ毛束感を
大人女性の髪型に “洗練” をもたらす【ウエットヘア】基本テクニックを公開!
【2】髪のうねりや広がりを抑えて小顔効果も狙える「ハーフアップ」
\Rougyのヘアデザイナー 二階堂雪さんがレクチャー!/
<アレンジ>
「ただ束ねるだけではシンプルすぎる」とはいえ、複雑なアレンジはちょっと苦手…という方におすすめなのがこのアレンジ。「毛束をねじっていくと自然と丸まってお団子になります。今回のハーフアップは、その原理を利用しています。ぶきっちょさんでも簡単にできるので、髪のうねりや広がりが気になる日は、ぜひお試しください」と、Rougyのヘアデザイナー、二階堂雪さんはアドバイス。ぶきっちょさんでも失敗しない簡単アレンジのテクニックを教わります。
STEP1:アレンジ前に髪全体にワックスをなじませる
STEP2:眉尻から上の髪を束ねる
STEP.3:毛束を手で押さえながら、ひとつまみずつ毛束を引き出す
STEP.4:毛束の根元をねじり、アメピンで固定
STEP.5:毛束をふたつに分け、そのひとつを自然に丸まるまでねじり、アメピンで留める
STEP.6:もう一方の毛束も同様にねじって、アメピンで固定
STEP.7:残った髪の毛先が外ハネになるように手ぐしで整える
ゴムは不要!うねりを押さえて小顔効果も狙える「簡単ハーフアップ」
【3】パサパサ髪をまとめて上品さやきちんと感を演出できる「ギブソンタック」
\MAGNOLiA omotesandoのデザイナー・KAYOさんがレクチャー!/
内田テリーサさん(41歳/会社員)
後頭部の低い位置で髪をまとめる「ギブソンタック」。くるりんぱの応用でつくるお団子ですが、エレガントで上品に仕上がる、カジュアル過ぎないラフさやこなれ感も出せる、と大人の女性たちを魅了しています。簡単で手軽にできるアレンジですが、「やり方を間違えると古臭いオバさんヘアになってしまう」とMAGNOLiA omotesandoのデザイナー・KAYOさんは言います。「まずは髪をまとめる位置。後頭部の下の方でまとめてください。位置が高いとトップや後頭部の毛束を引き出したときに頭が大きく膨れたような印象になってしまいます。下の位置にまとめることが、360度どこから見ても頭の型が綺麗に見えるポイントです」(KAYOさん)。また、髪をまとめるときは「程よく、ゆるっとつくる」のが正解なのだそう。「きっちりとまとめすぎないことも重要。耳を出してきっちりと結ぶと一気に老けた印象になってしまいます。トップや後頭部の毛束が引き出しにくくなってしまうので、程よいゆるさを意識してください」(KAYOさん)。
<アレンジ>ゆるっとしているのにきちんと感も。しなやかな前髪で大人の余裕も演出
STEP.1:耳裏からフロント部分の毛束をとってハーフアップに
STEP.2:結んだ毛束をくるりんぱする
STEP.3:残した後頭部と襟足の髪をふたつに分ける
STEP.4:左右に分けた毛束をくるりんぱの穴に上から通す
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STEP.5:毛先をゴムでひとつ結びにする
STEP.6:毛先をもう一度くるりんぱする
STEP.7:毛先をピンで固定する
STEP.8:耳上の毛束をゆるっと引き出す
STEP.9:頭頂部と後頭部の毛束をつまんで引き出す
「アレンジの前に、ドライヤーで根元をこするように乾かし、モヒカンラインを立ち上げておくとシルエットに丸みと女性らしさが出ます。あとは全体をランダムにコテで巻き、クリームワックスをなじませておいてください。髪がパサついてまとまっていないと『やつれ感』や『疲れた印象』になりかねません。とくにもみあげ、顔まわりの毛束には入念になじませるといいですよ」(KAYOさん)。
古臭いオバさんとは言わせない!今っぽい「ギブソンタック」をつくる9ステップ
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