【目次】
ヘアオイルの使い方1「頭皮・ヘアケアに」
マッサージの滑りをよくするためのヘアオイル使い
マッサージは、オイルを使ったり、シャンプー時に行ってもよいでしょう。また、頭皮マッサージをするときは、心地よく感じる程度の圧で行うことです。急に無理して強く押すと逆効果となってしまいます。ゆっくりやさしくもみほぐすようにしてください。
頭皮マッサージ方法
日ごろの緊張やストレス、そして紫外線や皮脂などによっても、様々なダメージを受けている頭皮。頭皮は体の中でも筋肉が少ない場所なので、血液を循環させるポンプのような役割を果たしてくれません。そのため、血流が滞りやすいので、毎日の頭皮マッサージをぜひ続けてみましょう。頭皮マッサージでやわらかくほぐしてあげると、血液の滞りが改善され、ダメージからの回復をサポートします。
STEP1:リラックス
まずは、マッサージの前にリラックス。1〜2回深呼吸しましょう。
STEP2:こめかみをほぐす
頭の両サイドをほぐしていきます。小指を左右のこめかみに、親指以外の4本の指で耳の上を強く押しながら、頭頂部に向かって円を描いてマッサージします。このとき、頭皮を動かすようにするとよいでしょう。
STEP3:頭のてっぺんをほぐす
頭のてっぺんをほぐしていきましょう。親指を左右のこめかみに置いて支えにし、そのほかの指で前髪の生え際から頭頂部へ移動させながら、もみほぐします。
STEP4:リフトアップする
リフトアップしていきます。両耳の前に親指を当て、そのほかの指を側頭部に置きます。その状態から親指を耳の頂点まで動かし、耳の頂点にある少し窪んだ部分をやや強めに押します。その後、指を押し当てたまま、斜め上に持ち上げるようにしましょう。これを2、3回繰り返します。
STEP5:後頭部をほぐす
うなじに親指を置き、そのほかの指で後頭部全体をつかみます。頭頂部まで指の腹を移動させながらマッサージします。終わったら首の後ろにある天柱(首の後ろの太い筋肉の外側にあるツボ)や風池(天柱の指1本外側にあるツボ)というツボを親指で刺激しましょう。
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ヘアオイルの使い方2「日中のスタイリングに」
【1】髪を乾かす前にヘアオイルをつけて、乾燥・広がりを防ぐ
STEP1:オイル、またはトリートメントムースを全体にもみこむ
STEP2:カールを出しながら乾かす
STEP3:オイルをなじませて調整
「ボリュームを出し過ぎないためには、髪を乾かす前にトリートメントムースやオイルなどをつけて、乾燥させないことが大切です」(ANTI ディレクター・DOKAさん)。
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【2】アイロンを使ったヘアセットの後にオイルをなじませる
STEP1:毛先を短くした表面の髪にカールアイロンを通す
STEP2:長い毛先は半カールだけ外はねにする
STEP3:手にオイルをのばし、外はねにしながら毛先になじませる
STEP4:前髪の毛束感を出すようにオイルをなじませる
「このスタイルは、オイルのツヤ感とカールのぬけ感が出せるので、モデルさんのようにパサついて広がりやすい方はもちろん、頭のはちが張り出している方にもおすすめです」(KAYAK by HONEY デザイナー・小室里奈さん)。
【3】ヘアオイルでまとまり感とツヤ感を出す
STEP1:カールアイロンで毛先をワンカール内巻きにする
STEP2:前髪の中間から毛先にかけてリバース巻きにする
STEP3:つむじ、つむじの前、つむじの後ろの3か所の毛束をひとつまみし、カールアイロンを根元にあてる
STEP4:オイルを毛先になじませ、まとまり感とツヤ感を出す
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【4】ヘアオイルにヘアワックスを混ぜてツヤ感アップ
STEP1:顔にかかるサイドの髪を、カールアイロンで外巻きに
STEP2:前髪にストレートアイロンをかける
STEP3:ヘアオイルとワックスを混ぜる
STEP4:毛先を手で揉み込むように、ワックスをなじませる
「仕上げのワックスをなじませるとき、ヘアオイルを混ぜておくとツヤ感がアップします。髪がパサつきやすい人はぜひ試してみてください」(kakimoto arms JIYUGAOKA スタイリスト・小林卓也さん)。
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POINT:硬めのヘアワックスにヘアオイルを混ぜて使う
「艶っぽく仕上げたいなら、ヘアオイルを少量手のひらになじませて全体につけましょう。巻きが取れやすい方は、硬めのワックスとオイルを1:1で混ぜてつけると、持ちがよくなるのでオススメです」(U-REALM スタイリスト・瓜生智咲さん)。
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【5】ヘアアレンジのベースに仕込む
STEP1:ヘアオイルを髪全体になじませる
STEP2:ゴムでひとつ結びにする
STEP3:毛束を数回に分けて引き出す
STEP4:耳にかかっている毛束をつまんで、ゆるめる
「みずみずしさと艶感を出すために、髪全体にオイルをなじませます。クセがなく、ストレートな髪質の場合は、オイルをつける前にアイロンで巻くと、毛束を引き出したときにニュアンスが出ますよ」(BEAUTRIUM Aoyama St. スタイリスト・山本修史さん)。
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おすすめのヘアオイル【7選】
【1】ジョエルロティ「トラックオイル N°1」
ベタつかず軽やかなテクスチャーながら、保湿力が高いヘア&スキンオイル。こちらもオリーブ果実油やヒマワリ種子油などの天然由来成分のみを使用。
【2】ナプラ「エヌドット ポリッシュオイルSC」
ウエットヘアの火つけ役。シアバターなどの天然由来成分だけでつくられており、アウトバストリートメント、ボディオイルとしても使える。セージの香りが心地よい。
【3】シン ピュルテ「トゥーグッド マルチベネフィットオイル」
髪や肌になじみやすいコメヌカ油、アルガンオイルを使用。美容成分も豊富で艶やかに仕上がる。香りにもこだわり3種から選べる。
【4】ホーユー ナイン「マルチスタイリングオイル ライト」
テクニックなしでもヘルシーなウエット感と繊細な毛束感をつくることができるマルチオイル。コメヌカ油ベースにサトウキビ由来のヘミスクワランオイルを配合。
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【5】ダヴィネス「オーセンティック オイル」
抗酸化力の高いベニバナ油に、保湿効果と栄養価の高いオーガニック由来のホホバオイル、ひまわり油、セサミオイルをブレンド。傷みを補修し艶やかな質感に。フェイス、ボディにも使用可能。
【6】ナチュラルコスモ「薔薇椿オイル」
椿オイルの概念をくつがえす、サラリと軽い軽い使用感。洗髪後のアウトバストリートメントやスタイリングオイルとして使用するだけでなく、顔やボディ、ネイルやリップケアにも使えるので一本もっておきたい。オーガニックのダマスクローズの香りも心地よい。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部