【目次】
- 股関節が硬くなる【原因】&ストレッチをする【メリット】
- 【1】「座りすぎによるむくみ、冷え、だるさに効く」股関節伸ばし
- 【2】「むくみ、ゆがみ、脂肪をリセット」する股関節伸ばし
- 【3】「お尻の引き締め&腰痛改善」する外ももほぐし
股関節が硬くなる【原因】&ストレッチをする【メリット】
普段あまり意識していない人が多いのですが、座っている時間が長いと鼠径部が圧迫され続け、股関節はガチガチに固まってしまいます。この日々の蓄積が下半身をどんどん太りやすくさせるので要注意です。
鼠径部が圧迫されると、リンパの流れが滞ってしまい、下半身がむくみ、脂肪細胞が肥大化。お尻や太ももにセルライトができやすくなってしまいます。
股関節が硬い、というのは股関節周りの筋肉が硬くなり、股関節の可動域が狭くなっている状態のこと。骨盤周りの筋肉とも連動しているので、骨盤が歪みやすくなってしまいます。放置していると、冷え、腰痛、膝痛を引き起こすことも…! 股関節をゆるめるだけで体調がよくなりますし、ケガもしにくくなりますよ。
むくみ、ゆがみ、脂肪をリセット!【村木さん考案】股関節ストレッチでスタイル改善
お尻の丸みを維持している中臀筋が固まり劣化すると、股関節の外側にある大転子(だいてんし)が外にずれてしまい、太ももの外側が太くなってしまいます。さらに股関節が横に張り出すことで、お尻はどんどん横に広がり、不恰好な四角いお尻に…。それだけでなく、骨盤の歪み、姿勢の悪化、腰痛まで引き起こしてしまうので要注意! 座っている時間が長い…それだけで体調を不良につながることもあるので、対策は必須です。
四角いお尻を丸く整えスタイルアップ!【村木さん考案】美尻エクササイズ
【1】「座りすぎによるむくみ、冷え、だるさに効く」股関節伸ばし
■ストレッチで美脚復活
・座り姿勢による下半身の冷えやむくみは血流の悪化が原因。
・PC作業などで前傾になったままの状態を続けると、股関節が圧迫され、下半身への血流が低下する。
・注目すべきは足の付け根”にある「鼠径動脈」で下半身に血液を送り届ける、大動脈の一部。
・鼠径動脈まわりを柔軟に保つストレッチを行うことで、血流を促し、冷え、むくみの改善に。
<STEP.1>鼠径部を床に押しつけるようにしながら、脚の付け根を伸ばす
・胡座の状態から、両手を膝よりも前の床につき、右足をうしろにまっすぐに伸ばします。
・ストレッチしている側の鼠径部を床に押しつけるようにして、脚の付け根が伸ばします。
・この状態で30秒キープを。左側も同様に行いましょう。
顔が下を向いたり、体が捻った状態にならないように注意して。顔は正面、体は背筋が曲がらない、腰は反らないように意識して行いましょう。
座りすぎによるむくみ、冷え、だるさに!【村木宏衣さん指導】鼠径ストレッチで美脚復活
【2】「むくみ、ゆがみ、脂肪をリセット」する股関節伸ばし
■むくみ、ゆがみをリセット!スタイル改善
・長時間座りっぱなしの状態は鼠径リンパを圧迫し、股関節が硬くなってしまう。
・リンパの流れが悪くなり、骨盤をゆがませるから、むくみ、冷えを引き起こし余計な脂肪がつきやすくなる。
・下半身をスッキリとさせるには、股関節をゆるめて、めぐりをよくすることが先決。
・このメソッドは腹斜筋もゆるめるので、ぽっこりお腹解消にも効果的なので、スタイルアップに貢献。
<STEP.1>膝を立てて座ったあと、膝を横に倒す
・手をうしろにつき、足は腰幅に開いた状態で、膝を立てて座ります。
・膝を倒して、横座りになります。
<STEP.2>右足を右側に伸ばす
・手をうしろについたまま、膝は曲げたまま右足をうしろに引くように右側に伸ばします。
<STEP.3>手を前について、上半身を大きく回転させる
・手を前につきます。股関節が硬くて前につけない人は、横でもOKです。
・上半身を大きく回転させます。まずは右回りを10回行います。
・次に左回りを10回。反対の左側も同様に行いましょう。
むくみ、ゆがみ、脂肪をリセット!【村木さん考案】股関節ストレッチでスタイル改善
【3】「お尻の引き締め&腰痛改善」する外ももほぐし
■むくみ、ゆがみをリセット!スタイル改善
・お尻の横幅が広がる、座り姿勢で腰が痛くなるのは「大腿筋膜張筋」が硬くなるのが原因のひとつ。
・「大腿筋膜張筋」の位置は太ももの外側、骨盤から股関節にまたがる筋肉。
・大きく硬い太ももの筋肉を手でほぐすのは難しいが、テニスボールを使えば簡単にほぐせる。
・腰痛がある、下半身太りが気になる、という人は就寝前の習慣に。
<STEP.1>テニスボール2個をストッキングに入れて縛る
・テニスボールを2個用意し、ストッキングに入れて口をきつく縛りましょう。
・2個を連結させた状態のほうが安定するので、ほぐしやすくなるメリットがあります。
<STEP.2>「大腿筋膜張筋」の位置を確認
・「大腿筋膜張筋」は、太ももの外側にあり、骨盤から股関節の前外側に位置する筋肉です。
<STEP.3>テニスボールで「大腿筋膜張筋」をほぐす
・体の左側を下にして横になり、手は床について上半身は少し起こしたままの体勢になります。
・テニスボールを「大腿筋膜張筋」の位置に置き、そのまま体重をかけましょう。
・体を上下左右に動かしながら「大腿筋膜張筋」をほぐします。これを30秒行いましょう。
・反対の右側も同様に行ってください。
むくみ、ゆがみ、脂肪をリセット!【村木さん考案】股関節ストレッチでスタイル改善
- TEXT :
- Precious.jp編集部

















