日々忙しく過ごす大人の女性にとって絶好の癒しの場といえる温泉。日常から解放された空間で、極上の湯にゆったり浸かり、心身共にリフレッシュするのは最高の贅沢です。

ただ、旅行情報誌や予約サイトを見ると、温泉宿の数が多すぎて、なかなか行き先の候補が絞り込めずに悩んでいる人も多いのでは?

そこで、全国2,500以上のスポットを巡った経験のある、温泉ジャーナリストの植竹深雪さんから、本当に疲労回復効果を実感できた温泉宿5軒をピックアップしてもらいました。

本記事でお届けするのは、山梨県甲府市にある「甲府湯村温泉郷 杖(つえ)温泉 弘法湯」です。源泉かけ流しの貴重な湯を贅沢に堪能できるという温泉宿の魅力をご紹介します!

 
植竹深雪さん
温泉ジャーナリスト
(うえたけ みゆき)全国各地の2500スポット以上を巡っている温泉愛好家。フリーアナウンサー、温泉ジャーナリストとして、テレビ番組をはじめ、さまざまなメディアで活躍中。著書に『からだがよろこぶ! ぬる湯温泉ナビ』(辰巳出版)がある。
公式サイト

通も唸る豪快な湯量の源泉かけ流しで、心も体もリフレッシュ!

山梨県甲府市の中心部に程近い湯村温泉は、西暦808年に弘法大師が開湯した伝えられる歴史ある湯村郷。その一画にある「杖温泉 弘法湯」は、都内からのアクセスもよく、日頃の疲れを癒すべく通い詰めるファンも多いという老舗の旅館です。こちらのお宿の推しポイントは、豪快な湯量とその新鮮さにあると植竹さん。

弘法湯の貸切湯。常に新鮮な湯があふれ出ている様子は圧巻。撮影/植竹深雪
弘法湯の貸切湯。常に新鮮な湯があふれ出ている様子は圧巻。撮影/植竹深雪

「弘法湯では敷地内に源泉があり、湯の鮮度が抜群。源泉かけ流しを謳う温泉のなかには、湯がちょろちょろとほんの少ししか湧いてこない施設もありますが、こちらでは湯量が驚くほど豊富なんです。大量の湯が豪快に供給されて、小さめの浴槽が常にオーバーフロー状態。浴槽から洗い場へとあふれ出る湯を眺めるだけでも気分が上がります。

しかも、炭酸泉ではないのに、入浴すると体にびっしり泡が…。これも湯が新鮮であることの証です。新鮮な湯には、体の酸化・老化を抑える“還元力”があるともいわれています。柔らかな浴感の湯はただ浸かっているだけで心地よく、体の凝りや疲れがじんわりとほぐれていくのを実感できるでしょう」(植竹さん)

湯が床にオーバーフローしている大理石の女風呂。撮影/植竹深雪
湯が床にまでオーバーフローしている大理石の女風呂。撮影/植竹深雪

「そして、湯温が38度前後のぬる湯であるのもポイント。体温に近い不感温度帯のぬる湯は副交感神経を優位にし、リラックス効果があります。なかでも38度前後はより体の緊張がほぐれる温度とされており、入浴していると体の芯からポカポカする感覚が…。また、泉質が塩化物泉なので、湯上り後も塩のヴェールで保温と保湿効果が得られます」(植竹さん)

都内からアクセス至便!宿泊でも日帰りでも何度でも通いたい…

レトロな趣のある建物
レトロな趣のある建物

豪快な湯量と泉質のよさで温泉通に支持される弘法湯ですが、初心者や女性のひとり旅にもおすすめだと植竹さん。

「JR新宿駅から甲府駅まで特急で90分ほど。そこからタクシーを使えば10分ほどで弘法湯に到着します。甲府駅からバスも頻繁に出ているので、都内から気軽に立ち寄ることが可能です。館内の温泉は女性用の大理石風呂、男性用の岩風呂のほかに、24時間入浴可能な貸切風呂もあります。貸切風呂は先客がいなければいつでも利用できて、湯量豊富な源泉かけ流しを独占するのは最高に優雅なひとときです」(植竹さん)

木の温もりを感じられる和室
木の温もりを感じられる和室

「そして、アットホームでほっとくつろげる雰囲気も弘法湯の魅力。気さくな女将さんが温かくもてなしてくださるので、温泉が初めてという方や、女性のひとり旅でも安心です。宿泊で利用するだけでなく、気分転換に日帰りで訪れるのにも最適だと思います」(植竹さん)

山菜や鮎など山の幸を味わえる郷土料理
山菜や鮎など山の幸を味わえる郷土料理

都内からアクセス至便で何度でも通いたくなるという「甲府湯村温泉郷 杖温泉 弘法湯」。宿泊してじっくりと心身を労わるもよし、日帰りでリフレッシュするもよし。あふれ出る源泉かけ流しを心行くまで満喫してみては?

※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。

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PHOTO :
株式会社リバティー
WRITING :
中田綾美
EDIT :
谷 花生