【目次】
ショート【6選】
<丸顔×ショート>
◆ふんわり前下がりレイヤーショート
フェースラインの丸みをカバーするには、ボブのカットラインを前下がりにしてあごにつなげましょう。さらにサイドの膨らむ位置を頬の高さに設定。高い位置にボリュームが出ることで視線が上がり、輪郭がリフトアップして見えるように。前下がりのカットラインとの相乗効果で、よりシャープな印象になりますよ。幅広の前髪は、顔の幅まで大きく見せてしまうのでNG。丸顔さんは少し額を出したほうが小顔に見えるので、前髪は下ろして斜めに流しましょう。縦長感が生まれて輪郭補整効果がアップします。
40代に似合う【レイヤーショートボブ】リフトアップ&小顔に見えるスタイル大公開!
◆小顔&リフトアップ効果抜群の菱形ショート
丸顔にまつわるお悩みに、輪郭を隠そうとするあまり、逆に目立って見えてしまうことも。年齢で髪にボリュームがなくなると、トップもつぶれやすく、さらに顔が横に広がって見えてしまいます。サイドの髪を耳にかけ、フェースラインは隠さずすっきり見せます。トップはつぶれないようふんわり高さを出し、首元は引き締める、そんな菱形バランスに仕上げます。こうすると相手の視線が上に上がり、頬の丸みやフェースラインのもたつきが自然と目立たなくなりますよ。
40代に似合う【最旬ショートヘア】失敗しないコツは “菱形シルエット”にあり!
<面長×ショート>
◆丸みを出した美シルエットなショート
輪郭を強調しやすい、ペタッとした直毛ヘア。髪質がまっすぐだと縦の印象が強くなるので、縦長に見えやすい面長の輪郭がより強調されてしまいます。40代は髪のボリュームも減ってくるので、トップやこめかみ付近がボリュームダウンしやすく、これも面長を強調する原因に。レイヤーカットと毛先の質感調整で、パーマのような丸みをつくるのがおすすめ。縦長感を緩和でき、髪のボリュームも出せます。さらに、前髪をつくるのも面長カバーには効果的です。
40代におすすめ【ショートヘア】美シルエットはふんわり感アップでつくる!
◆ランダムに動く毛束の透け感が絶妙!洗練ショート
輪郭をカバーしたいときは、輪郭を隠すのではなく出して、髪全体のシルエットを重視するのがオススメです。面長で縦の印象が強い方は、前髪などで顔周りに丸みを作ってあげると、顔型の印象がやわらぎます。また、サイドを耳にかけて奥行きを出すと、シルエットに立体感が生まれて輪郭カバー効果がアップします。トップにボリュームを出したいという方は多いですね。ショートなら、ウエイトを高めに設定すれば、シルエットでボリュームがあるように見せられます。やりすぎると古い印象になってしまうので、あくまで自然につくることが大切。とくに、面長さんは注意が必要です。髪のツヤは、カラーリングでも調整可能。ピンクやバイオレットをプラスすると、透明感・柔らかさ・ツヤが演出できますよ。
顔周りに丸みを作って面長に柔らかさをプラス!すぐにでも真似したい上品ショートの完成
<ベース型×ショート>
◆エラ部分をふわっと隠すレイヤーショート
髪の毛が細くなってくる40代は、ヘア全体がペタッと寂しい印象になりがち。顔型も強調されやすく、特にベース顔さんはエラ張りが目立ったり、太った印象に見えてしまう場合も。ポイントは、レイヤーでふんわりとしたボリュームを出すこと。目線を上げることでフェイスラインをスッキリ見せることができます。まっすぐ下ろす前髪は、横のラインを強調してしまうのでエラ張りさんには不向きです。斜めに流すとおでこに隙間ができ、縦のラインが引き立って、顔をスリム&小顔に見せる効果が高まりますよ。
40代に似合う【ふんわりショートヘア】ボリュームアップ&フェイスラインもスッキリで小顔に!
◆襟足すっきりな美骨格ショート
個人的にも40代の方に肩上のレングスはとてもおすすめです。年齢とともに肌が下がると、顔とつながる頭皮も下がるため髪のトップや後頭部がどうしてもペタンとしがちに。そんなトップと後頭部は、髪が短いほどボリュームアップしやすいんです。髪を肩上にしてボリュームアップすると、頭が小さくキレイに見えて、若々しく元気な印象にもなります。フェイスラインの四角い印象をカバーするには、顔まわりのシルエットをアシンメトリーにしてあげること。さらに、サイドの髪を耳にかけると、肌の面積が左右で変わり、輪郭の印象が和らぎます。前髪はサイドに流れるように作ってあげるのがおすすめです。
大人ヘア|四角い印象はシルエットで崩す!骨格まで美しく見せるアシメショート
ボブ【6選】
<丸顔×ボブ>
◆トップのボリュームと毛先のくびれで小顔に
丸みのある輪郭を補正するには、髪型で縦ラインをつくるのがおすすめです。縦長なシルエットを視覚的に生み出すポイントは、トップのふんわり感。さらにサイドのシルエットにくびれをつくると、横の広がりを抑えることができます。とくに髪が細くなる40代は、トップのふんわり感が重要。でも、毎朝ヘアアイロンで巻くのは大変なうえ、巻いてもウェーブが取れやすく、ダメージも気になります。そこでレイヤーカットとパーマを仕込めば、巻かずふんわり感を実現。スタイリングも簡単で、お悩みも解決できますよ。
40代のための【ショートボブ】丸顔さんを“小顔”に見せるテクニックを伝授!
◆まとまりとふんわり感を叶える、メリハリボブ
ボブはどうしても丸みが出るため、丸顔を強調してしまうことがあります。そうならないためには、顔周りにメリハリをつくることが大切です。前髪は長めに設定して額を出しつつ、額の角にかかるようにフォルムを設定。頬横に空白ができるように動きをつければ、顔周りの髪が菱形フォルムに。これで輪郭の丸みがカバーできます。
表面が動くようにレイヤーを入れつつ、グラデーションカットで丸みもプラス。後頭部に丸みが生まれるので、ボリュームアップが叶います。正面からの印象には丸みを与えず、頭のかたちをキレイに見せられますよ。
丸顔がキレイな卵型に!レイヤーで全お悩みを解消する王道菱形ボブ
<面長×ボブ>
◆外ハネでおしゃれに見せるワンレンボブ
40代のお客様からオーダーが多いのが、乾かしただけでもまとまりのいいワンレンボブ。前髪なしのワンレンボブは定番中の定番、好感度もおしゃれ感も高いスタイルですが、面長顔の方はやや面長感を助長させてしまうことも…。カットはベーシックですが、ちょっとのスタイリングのひと手間で “面長感をカバーしたい” というお悩みは解消できます。すそはアイロンで巻いてニュアンスを出し、フェースラインにあえてふわりとかかる “ひと束” をつくることで、視覚的に面長感をカバー。こなれた印象にも見せてくれるので、ぜひ試してみて欲しいテクニックです。
40代に似合う【面長カバーの前髪なしワンレンボブ】顔周りの “ひと束” が小顔&おしゃれ見せのポイント
◆フェースラインを引き締める菱形ボブ
前髪が長めの場合、おでこが目立ってしまい、面長な輪郭をより強調させてしまうことも。そんな時は、長めの前髪をふんわりサイドに流しつつ、耳周りにボリュームをつくって菱形シルエットに。面長な印象を解消できるだけでなく、フェイスラインがキュッと引き締まった印象になります。ベースはフラットなグラデーションボブ。耳後ろのふくらみやすい部分は、セクション毎にレイヤーを入れて骨格や頭の形が綺麗に見えるようにカット。前髪は頬骨下に設定し、サイドへつなげるように調整しています。
40代に似合う【小顔に見えるショートボブ】“小顔見せ” スタイリング術を伝授!
<ベース型×ボブ>
◆華やかフェミニンなボブスタイル
ベース顔さんのお悩みに多いのが、骨格が角張っているため、骨っぽいエラが強調された印象になるというもの。これを解決するには、髪型でフェミニンさをプラスしてあげることが大切です。ふんわりとしたボリューム感を出して、顔まわりに柔らかな動きをつくることを意識しましょう。顔型に合わせてレイヤーの位置を調整すれば、輪郭をカバーすることができます。ベース顔さんならエラ付近に動きをプラス。耳横から毛先にラフな動きを出すことで奥行きが生まれ、エラの印象が和らぎますよ。
40代に似合う【フェミニンなボブスタイル】ふんわり&ボリューム感あふれる「爽やか小顔」に!
◆外ハネベースのコンパクトなショートボブ
ベース型さんは、頬骨とエラが張って目立ちやすい顔型。カバーするには、顔まわりにくびれのある波状のウェーブをつくるのがおすすめです。頬骨とエラに毛束がかかることで、骨っぽさがカモフラージュできます。外ハネのボブスタイルは、タイトにスタイリングするのがお洒落。あまりボリュームを出さないデザインのため、髪のボリュームを気にせず楽しめます。首が長く見える効果もあり、スタイリングも簡単なので、朝のスタイリングを楽にしたい忙しい40代にはぴったりだと思います。
頭が小さく見えるコンパクトボブ|ベース型はS字ウェーブでエラ張りをシャープに!
ミディアム【6選】
<丸顔×ミディアム>
◆大人のパーマウルフスタイル
リフトダウンが気になるという丸顔さんにおすすめなのが縦長シルエットのウルフカット。パーマで毛先に動きをプラスしつつ、長めの前髪をサイドに流すことで横にボリュームゾーンをつくると、輪郭がスッキリとした印象になり、リフトアップ効果が期待できます。前髪長めのウルフスタイルは、横のボリュームゾーンを上げすぎると昔っぽいスタイルになってしまうので、ボリュームゾーンと襟足の距離をあけすぎず、頬下にボリュームをつくります。すると、立体感が生まれ、大人の女性に似合う、今っぽいラフなシルエットになりますよ。
40代に似合う【大人のウルフスタイル】手軽で簡単!リフトアップが叶うパーマスタイル
◆ふんわり毛先重めのレイヤーミディアム
40代50代になると髪に元気がなくなってきて、ミディアムやロングをキレイに保つのが難しいという声も…。髪1本1本が細く柔らかい方はとくに、髪を伸ばしたいけれど、伸ばせば伸ばすほどトップがぺったりとしてボリュームが出ず、貧弱な印象に見えてしまう…というお悩みが多いです。そんな方におすすめなのが、今回ご紹介する”ふんわりレイヤーミディアムロング”です。すかすかにならないよう適度にレイヤーを入れ、ふんわりとしたボリュームとやわらかい動きを出しやすくしています。ちょっとアイロンで巻くだけで軽やかな動きが出て、印象度がアップ。フェースラインをカバーしてスッキリ見せる効果もあるので、丸顔やベース型、エラ張りなどが気になる方にもおすすめです。
40代に似合う【ふんわりレイヤーミディアムロング】細く柔らかい毛は、毛先重めのレイヤースタイルが好バランス
<面長×ミディアム>
◆顔の余白コントロールで面長カバーミディアム
年齢を重ねると、フェイスラインが下がるため、顔が間延びした印象になり、年齢よりも老けた印象に見えることも。髪質がやわらかく、ペタッとしやすい方は、さらに面長感を強調してしまう場合もあります。そこで、サイドにボリュームを出して前髪をつくると、縦と横のバランスが菱形になることで面長な印象を打ち消すことができます。そのポイントとなるのが【サイドのボリューム感】と【前髪の幅】。前髪を狭い範囲内で作り、顔の余白があまり見えなくなるようコントロールします。前髪から顔まわりにつながるレイヤーを入れることでサイドにボリュームをつくれば、面長感が解消されるだけでなく、若々しい印象にもなりますよ。
40代に似合う【小顔見せミディアムヘア】前髪がポイント!フレッシュな若々しさを演出
◆スタイリングも簡単な菱形ミディアム
年齢を重ねると、フェイスラインのもたつきなどが原因で輪郭が下がるため、以前より顔が間延びした印象になるもの。とくに面長顔さんは、より顔型が強調されるようになります。また髪質の変化により頭頂部から顔まわりの髪がペタッとしやすくなり、それも面長を強調する原因に。輪郭補正には顔まわりの作り方が重要です。あご下にポイントとなる動きを作って横幅を出し、サイドから分け目を取ってトップの根元にパーマをプラスすれば、ひし形フォルムがつくれます。カットとパーマでひし形になるようにしているので、無理にボリュームを出そうとしなくても好バランスに仕上がりますよ。
面長顔さんに似合う【ミディアムヘア】小顔が叶う!パーマで“ひし形シルエット”を実現
<ベース型×ミディアム>
◆リフトアップもかなえる好バランスくびれミディアム
これからの季節は中途半端な長さだと暑いこともあり、結んだりハーフアップにしたり、アレンジしやすいミディアムレングスが人気です。今回は顔型や髪質、毛量を問わず万人におすすめのミディアムスタイルをご提案します。レイヤーを程よく入れることで、くびれのあるひし形シルエットをかなえ、ウェイトを少し上げることで、40代、50代の方でもキュッと顔の印象までリフトアップして見せてくれるスタイルです。おろしても、わけても、どちらもしっくりハマる、長短の毛をミックスしたダブルバングの前髪もポイント。ボブやショートにしていたけれど、ちょっと久々に伸ばしたいという方にもおすすめのミディアムスタイルです。
40代に似合う【好バランスくびれミディアム】のばしかけでも扱いやすく、こなれて見えるスタイル
◆自然な華やかさとおしゃれ感のある外ハネミディアム
40代50代は扱いやすさからショートやボブなど短めにする方が多いですが、“久々に伸ばしたい”という声も。とはいえ忙しい毎日を送られている方も多いので、髪がキレイに見えて、まとまりやすく、スタイリングがラクなことは必須条件ですよね。今回は見映えも扱いやすさも重視したミディアムスタイルをご紹介します。ベースはほぼワンレンに近いミディアムですが、大人の髪ならではのまとまりやすさを意識してカットしています。洗いっぱなしで乾かしてオイルをつけるだけでも、さりげなく華やかでおしゃれに見えるスタイルです。
440代に似合う【ほぼワンレンな外ハネミディアム】伸ばしかけでも、トレンドを意識しつつ扱いやすいスタイルに
ロング【6選】
<丸顔×ロング>
◆うねり&広がりをカバー!ツヤ感ロング
丸顔の輪郭は横幅があるぶん、髪が広がって見えがち。Aラインにすると締まりがなく、頭が大きく見えてしまいます。前髪が長めだと、輪郭補整効果のある菱形シルエットが作りやすいんです。顔まわりに空間を作り顎ラインにくびれをつくると、リフトアップ効果も狙えます。小顔効果もバツグンですよ!
丸顔をリフトアップ!大人ヘアのうねり&広がりもカバーする菱形シルエットのツヤ感ロング
◆フリンジバングで上品キュートなロング
40代は髪がペタンとしやすいので、ロングヘアにする場合、ボリュームを出そうと軽くし過ぎる傾向があります。しかし軽くし過ぎると、うねりやパサつきが出やすくなるので、ベースは厚めにするのがオススメです。ボリュームアップには、顔周りとトップに軽くレイヤーを入れるだけで十分。今っぽさとツヤ感も出すことができます。重過ぎず程よい束感のある前髪にすることで、目線が輪郭にいきにくくなります。また、前髪に隙間を開けると縦に肌が抜けるので、輪郭に縦長な印象をプラスできます。眉にかかる長さの前髪は、女性らしく若々しい印象になりますよ。
丸顔をカバーするフリンジバングで、40代のロングを上品キュートに!
<面長×ロング>
◆こなれ感×フレッシュ見えの段ありロング
段のないロングヘアだと重心が下に来て、顔立ちがたるんで老けた印象に見えてしまうことも…。毛量が多く広がりやすいとなおさら、重く冴えない雰囲気に見えてしまいがちに。今回はロングヘアでも重心を適度に上げ、動きを出しながら顔立ちまでキュッとフレッシュな印象に見せるスタイルをご提案します。ポイントは毛先&顔周りにバランスよく入れた段。顔周りに表情を出しながら、こなれ感もアップして見せる効果があります。
40代に似合う【フレッシュ見せ段ありロング】顔周りと毛先の段でメリハリをつけてこなれ感をプラス
◆クセ活かしのゆる巻きロング
大人世代になってくると、髪にクセが出てきてまとまりにくくなってきた、というお悩みをよく耳にします。ボリュームも多くクセがあって広がりやすい髪をまっすぐにのばそうとするのは大変なので、そんなお客様にはあえてクセを活かした巻き方をご提案させていただいています。さらっと軽く巻くだけでもまとまりやすく、絶妙なニュアンスが出やすいようカットで調整を。メリハリを適度に出しながらボリュームを調整することで、顔周りのみササッと巻くだけでも映えるスタイルをかなえます。
40代に似合う【クセ活かしのゆる巻きロング】広がりやすいクセ毛は毛質を活かした巻き方で
<ベース型×ロング>
◆全方位美人な韓国風ロング
流行りの韓国風のロングスタイルに挑戦してみたい、というお声も大人世代に多いのですが、ともすると若作り風に見えてしまうことも…。今回はハリコシのある髪でも、ボリュームが出づらくペタッとしてしまうがちな髪でも、どんな毛質でもトライしやすい大人世代にもフィットする韓国風ヘアをご提案します。顔周りの短いひと束をポイントにして、アレンジしたときでもこなれた印象に。
40代に似合う【全方位美人な韓国風ロング】顔周りのレイヤー&長め前髪で華やかかつアレンジも自在に
◆まとまりを出す艶めきウェービーロング
年齢を重ねると髪も細くやせてきてダメージを受けやすくなるので、ロングを美しく保つのは大変というお声も…。パサつきがちでまとまりにくい髪にはあまりレイヤーは入れず重さを残しながらも、程よくくびれを作って動きを出すスタイルがおすすめです。今回はカットはもちろん、巻き方にもひと工夫加えて抜け感を出したロングヘアをご提案。ツヤがアップして見えますし、柔らかなニュアンスが演出できるので、アイロンで熱を適度に加えるプロセスはやはり必須です。
40代に似合う【艶めきウェービーロング】重さを残しながらも動きを出したカットで、広がりやすい髪も美しさ際立つ!
- TEXT :
- Precious.jp編集部