紫外線は3月ぐらいから徐々に強くなってきます。そこで、痛みのある日焼けをしてしまったときの正しいケアや対処法、またひどい日焼けをしないためにも、顔や体の日焼け防止策も一緒にご紹介します。

また、大人肌をしっかり守る人気ブランドのおすすめ日焼け止めもピックアップ。正しい対処法をおさらいし、紫外線からお肌を守りましょう。

【最新記事:うっかり「日焼け」の対処法|医師が語る、体の外側からのアプローチとは?】

【目次】

痛い日焼けはどうケアする?正しい日焼け後の対処法


炎症を起こした肌は「クールダウン」が最優先!

■1:炎症を起こした肌を完全にクールダウン

うっかり日焼けをしてしまった直後、おそらく大半の人は肌が赤くなっているはず。これは肌が炎症を起こしている状態なので、まずはクールダウンすることが大切です。濡らしたタオルや冷たいおしぼり、保冷剤をタオルで包んだものなどで冷やしてあげましょう。

タオルなどが手元にない場合は、水道水などで冷やしてあげてもOK。熱を持っているときは熱いお風呂やシャワーも控え、とにかく冷やすことを心がけましょう。触れると痛いからと言って、そのまま放置するのはNGです。

冷やす時間は日焼けの程度によるので一概には言えませんが、赤みが少しおさまる、熱を持っていたのが引いてくるなど、肌の状態に応じて対応するようにしてください。

また、シミにさせないために美白ケアを……とすぐに美白化粧水や美白美容液などをつける方もいるかもしれません。しかし、日焼けは肌が炎症を起こしている状態。そのため普段使っている化粧水でもしみることがあります。炎症を悪化させてしまう恐れもあるので、十分にクールダウンしてから行うようにしましょう。

■2:保湿はクールダウンの後に

日焼け後は乾燥が気になることも。ただし、日焼けした肌はとてもデリケートな状態。保湿をするのは、肌をクールダウンさせて赤みや熱が少し引いてからにしましょう。肌の状態を見ながら行うようにしてください。

保湿には、ひんやり効果があり、テクスチャーも優しいジェルタイプのスキンケア用品をオススメします。冷蔵庫で冷やして使うとひんやり感がよりアップし、肌にも心地良いはず。鎮静効果のあるアロエが配合された「ベラリス」やコパトーンの「アフターサンオイルフリージェル」、そのほか、ナチュリエの「ハトムギ保湿ジェル」といった商品がオススメです。

鎮静効果のあるジェルを冷やして使えばひんやり快適。
鎮静効果のあるジェルを冷やして使えばひんやり快適。

■3:水分・ビタミンC・リコピンを補給!

肌の上からのお手入れも大切ですが、体の内側からもケアしてあげましょう。日焼け後に補給したいものを伺いました。

・水分補給
まずはたっぷりと水分補給を行うようにしましょう。前述したように日焼けによって乾燥を引き起すこともあるので、水分をとることで潤い補給の効果も期待できます。

・ビタミンC
ビタミンのなかでも、ビタミンCには抗酸化作用があり、メラニンの生成を抑制したり、シミやそばかすを防いだりする働きもあるので特にオススメです。最近ではサプリで飲むタイプの日焼け止めも出ているので、アウトドアなど1日中外にいるときには外側からのケアにプラスしてもいいでしょう。

ビタミンCが豊富なオレンジ、キウイ、グレープフルーツ、ブロッコリーなども日焼け後にとりたい食べものです。

・リコピン
日光への耐性を高める効果が期待できるリコピンを含んだ食べ物をとるのもいいでしょう。代表はトマトですが、そのほか、赤いパプリカやスイカなどにも含まれています。

うっかり日焼けは最悪!正しいケアと日焼け止めの塗り方4つのルール

ひどい日焼けの前に・・・顔や体の日焼け防止策


日焼け止めの効果が低くなるNG行動をおさらい

■1:昨年使い残した日焼け止めを使用するのはNG

ワンシーズンで日焼け止めを使い切れない場合は危険?
ワンシーズンで日焼け止めを使い切れない場合は危険?

「昨年の使い残した日焼け止めの使用はNG。基本的に化粧品の消費期限は適切な環境で保存されていれば、未開封で3年、開封後1年ほど。しかし開封後は、中身が酸化し劣化するので、できるだけ3か月以内には使い切るようにしましょう。日焼け止めの効果も低下しています。

ワンシーズンで使い切れない場合は量が少ない、きちんと塗り直しをしていないサインかもしれません」(美容皮膚科医・矢沢真子先生)

■2:少量を伸ばして塗るのはNG

日焼け止めは塗る量が一番大切であるにも関わらず、多くの方が塗る量が足りていないかも。
日焼け止めは塗る量が一番大切であるにも関わらず、多くの方が塗る量が足りていないかも。

「日焼け止めを塗る際に一番重要なのはその量です。しかし、実はほとんどの方が推奨されている量の半分以下しかつけていません。日焼け止めに表記された紫外線防御効果を得るためには皮膚1㎠あたり2mgが必要(※1)といわれています。これは顔全体に塗るとすると500円玉くらいの量です。これは思っているよりかなり多い量なので、『塗りすぎかな』と思うくらいを意識しましょう」(矢沢先生)

※1:日焼け止めの種類にもよって変わるため、この量は目安です。
また、日焼け止めを手で塗る場合も要注意。塗布量の半分以上は手に残っているというデータもあるので、今までの2倍の量を意識して塗ることを心掛けましょう。

■3:1か所から全体に塗り広げるのはNG

塗りもれがあると、その部分だけ日焼けしてしまうかも…。
塗りもれがあると、その部分だけ日焼けしてしまうかも…。

「日焼け止めは、細かいパーツごとに分けて、何か所かに日焼け止めをのせてから塗りましょう。パーツごとに分けることで塗りムラや、塗り忘れを防げます。ポイントは、ムラにならないように伸ばし、塗り広げる際にあまりこすらないようにすることです。

特に頬の高い部分や鼻などは紫外線が当たりやすいので、塗りもれがないように2度塗りが必要です。また、首や手の甲、つむじや耳、上まぶたなどは塗り忘れがち! 唇も日焼けするので、UVカット機能のあるリップなども使いましょう」(矢沢先生)

■4:外出前に一度塗ったきりにするのはNG

SPFの効果が高くても塗り直しは必須です!
SPFの効果が高くても塗り直しは必須です!

「日焼け止めは2〜3時間おきに塗り直すことが大切です。『SPFの効果が高いから』『ウォータープルーフだから』と気を抜いている方もいるかもしれませんが、塗り直しはマスト。出勤前とランチで外に出る前は日焼け止めを塗るようにしましょう。部屋の中にいても窓から日差しが入る場合は、その間も数時間おきに塗り直しが必要です。

その理由はふたつあります。ひとつは、汗や水、擦れで日焼け止めが落ちることもあるから。もうひとつは日焼け止めに含まれる紫外線吸収剤は、一定量の紫外線を吸収すると効果が弱まるものがあるからです。

メイクの上から塗り直す場合は、UVカット機能のあるパウダーファンデーションやフェイスパウダーを重ねるとベター。特にUVカットの表示がなくても、粉の成分が紫外線を跳ね返すため紫外線防止効果があるといわれています。肌への負担が気になる方には特にパウダー系がおすすめです」(矢沢先生)

■5:「飲む日焼け止め」だけを使うのはNG

飲む日焼け止めだけでは不十分な理由って?
飲む日焼け止めだけでは不十分な理由って?

「最近メディアでよく取り上げられている『飲む日焼け止め』。これは、塗る日焼け止めの代わりにはなりません。なぜなら塗る日焼け止めのように肌の上で紫外線を遮断するわけではないからです。飲むタイプは日焼けした後に体内で発生した活性酸素を除去し、日焼け後のダメージを軽減する「抗酸化サプリメント」です。SPFでいうと、SPF2もありません。

あくまで、日焼け止めの基本は塗ること。物理的遮光が大切ですのでご注意ください!」(矢沢先生)

日焼け止めの「紫外線カット効果」が低くなる5つのNG行動

覚えておきたい日焼け止めの塗り方のポイント

■1:塗りムラはNG!手のひらで顔全体になじませて

「顔の5か所程度(両頬、おでこ、鼻の頭、あご)において伸ばす、という『5点置き』も良いですが、できれば適量を手のひらにとったら両手で軽く伸ばして(クリームをやわらかくする感じ)から、顔全体になじませるほうが塗りムラを防ぐことができるので、より効果的です。

その際、首や耳の後ろも塗るのを忘れずに。全体になじませたら、先ほどよりは少なめの量を手のひらに取り、頰など顔の高い部分に重ねづけするようにしましょう。

ボディーは冒頭でご紹介した首周り、デコルテ、耳の後ろ、手や足の甲などのパーツを特に意識して日焼け止めをつけるようにしてくださいね」(All Aboutスキンケアガイド・佐治真澄さん)

■2:こまめな塗り直しを忘れずに!

「日焼け止めは、朝塗ったら夜まで安心というものではありません。汗などで流れてしまうのもありますが、そもそも1日中効果が持続するものではないんです。そのため、こまめな塗り直しは必須。日中は手を汚さず手軽につけられるスプレータイプやパウダータイプのもの持ち歩いて、ケアしてあげましょう」(佐治さん)

■3:外出しない日でも日焼け止めはマスト

「窓ガラスを通して紫外線は室内にも降り注いでいるため、外出しない日もメイクはしなくても日焼け止めは塗るように心がけましょう。

最近では、紫外線防止だけでなく、ブルーライトや近赤外線防止効果のある商品も出ているので、それらの効果が付いているものがオススメ。特に近赤外線は肌の真皮にまで届くと言われていて、シミやシワだけでなく、たるみの原因とも考えられているので侮れません」(佐治さん)

■4:SPFは足し算できない!

「例えば日焼け止めがSPF30で、その後に塗るファンデーションがSPF40の場合、あわせてSPF70の効果があると思われる人もいるかもしれません。しかし、SPFには足し算した分の効果はありません。あくまで一番外側に塗ったSPF40の効果しか期待できないことを頭において、しっかりケアするよう心がけましょう」(佐治さん)

SPFは足し算ができません。自分に合ったものを、こまめに塗りなおしましょう。
SPFは足し算ができません。自分に合ったものを、こまめに塗りなおしましょう。

うっかり日焼けは最悪!正しいケアと日焼け止めの塗り方4つのルール

気をつけたいNG習慣

■気をつけたいNG習慣

■1:ファンデーションだけ塗って安心するのはNG

「日焼け止めを塗っているのに日焼けするという方は、少ししか塗っていない場合が多いです。また、雑な塗り方をすることで、頬やこめかみの辺りなど、シミができやすい部分にきちんとのっていないケースもあります。

きちんと塗ったつもりでも、おでこや鼻先は皮脂や汗で流れやすいため、そのまま放っておくと日焼けしてしまいます。

それから、ファンデーションを塗ることで日焼けを防止できると思っている方が非常に多いのですが、SPF30などと書いてあるBBクリームのようなもの以外は、日焼け止めの効果はありません」(美容皮膚科「アオハルクリニック」院長・小柳衣吏子さん)

■2:日焼け止めと遮光アイテムを併用しないのはNG

「紫外線対策には、物理的な遮光がいちばん。帽子やサングラス、日傘などで遮光したり、肌を覆ってしまうほうが、効果は高いです。

日焼け止めを塗っているから大丈夫というわけではなく、赤外線も肌を老化させますので、それをカットするという意味でも、日焼け止めだけでなく、物理的にも遮光したほうがよいでしょう」(小柳さん)

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UVカット効果がある洗剤

■UVカット効果がある洗剤
UVカット洗剤/NSファーファ・ジャパン

UVカット洗剤の仕組みは、配合されている紫外線吸収剤が、繊維をコーティングし、5回洗濯すれば97%もの紫外線カットできるというもの(柔軟剤を併用した場合)。

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紫外線遮光グッズやSPFの高い日焼け止め

■1:女優やモデルも愛用!日焼けをしっかり防ぐ晴雨兼用傘「銀行員の日傘 65cm」

「銀行員の日傘 65cm」¥2,000
「銀行員の日傘 65cm」¥2,000

遮蔽、遮熱効果の高い、シルバーコーティング生地を使用した晴雨兼用の傘。ユニークなネーミングのこの傘は、「シューズセレクションの社長のもとに、土砂降りの日も、汗だくになるような日も通ってくる銀行員の方が、HAPPYになるような傘をつくりたい」という思いから開発されたそう。

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■2:アクティブ派におすすめ!SHISEIDO パーフェクト UV プロテクター

SHISEIDO パーフェクト UV プロテクター 50ml ¥4,500(資生堂インターナショナル) [Precious2018年5月号186ページ]
SHISEIDO パーフェクト UV プロテクター 50ml ¥4,500(資生堂インターナショナル) [Precious2018年5月号186ページ]

\汗、皮脂に負けない処方で凹凸のないなめらか肌を維持/

ウォータープルーフ処方なうえに、独自のウェットフォーステクノロジーで、汗をかいたり水を浴びると紫外線防御膜が強まるという、うれしい機能付き。リゾート地でアクティブに過ごすときにおすすめです。

[テクスチャー]

振って使う2層タイプ。ベタつかず、肌の上でさらさらとのびていきます。色はほとんどつきませんが、艶のあるなめらか肌を実感できます。

[スキンケア効果効果]

紫外線やエアコンによる乾燥や空気中のチリ、ホコリなどの環境ダメージからも保護するので、肌荒れやシワを防ぐ効果があります。

[UVカット効果]

SPF50+・PA++++

アクティブ派におすすめしたい日焼け止めは「SHISEIDO パーフェクト UV プロテクター」

■3:皮膚科医が採用する敏感肌向けブランド・ラ ロッシュ ポゼの日焼け止め

UV イデア XL プロテクショントーンアップ 30ml ¥3,400(ラ ロッシュ ポゼ) [Precious2018年5月号186ページ]  
UV イデア XL プロテクショントーンアップ 30ml ¥3,400(ラ ロッシュ ポゼ) [Precious2018年5月号186ページ]  

\赤みが起きやすい敏感肌向き。色ムラを消し去り均一美肌に/

皮膚科医が採用する敏感肌向けブランドで、肌サビケア成分、保護膜をつくる成分、バリア機能を高める成分入りと全方位で肌を保護。また肌の上で光を乱反射させる粉体を配合して美肌に仕上げる点も高ポイントです。

[テクスチャー]

アジア人の敏感肌のために開発した、潤いで満たす乳液タイプ。乾燥したオフィスでも、しっとりとした肌を維持できます。

[スキンケア効果]

敏感肌向きは機能が手薄なものもありますが、これはロングUVAやPM2.5からも肌を守る最先端のプロテクト機能を搭載しています。

[UVカット効果]

SPF50+・PA++++

敏感肌にはラ ロッシュ ポゼの日焼け止め「UV イデア XL プロテクショントーンアップ」が良い!

※商品の価格はすべて税抜です。

この記事の執筆者
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