【目次】
「前髪あり」ショートアレンジ【5選】
【1】前髪の毛先をつまむだけ!エアリーアレンジ
■アレンジ方法
もみあげを長く残した分、前髪を短くしているのがこのスタイルの特徴。「前髪の毛先をつまみながら毛束感をつくってください。この軽さが目元をキリッとした印象に見せてくれます」(ACQUA aoyama 小室里奈さん)
STEP1:ハードタイプのスタイリング剤でサイドの髪をタイトにまとめる
STEP2:前髪をつまみながら毛束をつくる
<まとめ!アレンジポイント>
- 前髪は長さ・量ともに軽めにして、目元をすっきり見せる
- もみあげは長く残し、フェースラインの引き締めを狙う
- バームを活用して髪にツヤ感を出す
「毛束感をつくるときはもちろん、パサつきにおすすめしたいのが、Moiiの『ウォーク イン フォレスト バーム』(¥2,860)です。ハンドクリームにもなるので、肌についても安心です」(小室さん)
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【2】カーラーでトップを立ち上げる、ふんわりアレンジ
■アレンジ方法
「スタイリングはドライヤーとカーラーでトップに高さと動きを出すだけ。サイドや後頭部はワックスをもみ込めば、ボリューム感とエアリーな束感が自然と完成します。トップにボリュームと動きを出すことで目線を上に誘導し、フェースラインがキュッと引き締まって見えます」(Cocoon スタイリスト ACOさん)
STEP1:指で根元をこするようにドライヤーを当てる
STEP2:頭頂部をホットカーラーで巻く
STEP3:髪の根元にワックスをもみ込む
STEP4:頭頂部の毛束をひとつまみして根元にスプレーをする
〈まとめ!アレンジポイント〉
- 根元をこすって根元をグッと立たせる!
- ワックスは毛先につけない!根元にだけON
- 自然にできた毛束をスプレーで長時間キープ
「ボリュームを抑えるように、髪を毛先の方にひっぱりながらドライヤーを当てるのはNG。トップが潰れてしまうので、ボリュームを出したいときは、下を向いて後頭部からフロントに向け、根元を立ち上げるように乾かすといいですよ」(ACOさん)。
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【3】ジェルをもみ込んでつくる立体アレンジ
■アレンジ方法
「根元が立ち上がり、髪全体が動くように、根本を濡らしてから乾かすと◎。寝ぐせを直すときにも効果的です」(PearL アートディレクター CHIEさん)。
STEP1:ベーススプレーを全体にかける
STEP2:カーラーでトップを立ち上げる
STEP3:グロスジェルをもみこむ
〈まとめ!アレンジポイント〉
- フォルムが丸くならないようにトップを立ち上げる
- トップは毛先だけでなく根本までしっかり巻く
- ハードスプレーで固めず、ベーススプレーで柔らかくキープ
「毛先だけ巻いたり、ハードスプレーで固めたりすると、トップに高さがなくなりフォルムが丸くなってしまうのでNG。根本から髪を動かすことをイメージしてスタイリングしましょう!」(CHIEさん)。
【4】ハンドブローで自然に仕上げるふんわりヘア
■アレンジ方法
レイヤーが入ったショートは本来、ボリュームが出やすいスタイルですが、乾かし方を間違えると根元がつぶれてペタンコに。まずは根元をドライする際、クセづいてしまった直線の分け目をとることがトップふんわりへの近道に。そのあと、分け目がつかないように手ぐしを入れて根元を起こすことで、自然なふんわり感が生まれます。
STEP1:根元を左右に揺らしながらドライ
長年同じところで髪を分けていると徐々に根元が立ち上がりにくく。根元を乾かす際に、手ぐしで分け目部分を左右に揺らしながら、分け目のクセをとるのが肝。
STEP2:手ぐしで根元を持ち上げ温風を
トップの根元が立ち上がるように後ろから手ぐしを入れ、正面から温風を当てます。熱が冷めてから手ぐしを外すと、根元が自然に立ち上がり、ふんわりと。
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【5】毛束感のある透け前髪で若々しいアレンジ
■アレンジ方法
「全体のフォルムにメリハリが生まれると、輪郭補整効果もアップします。頭皮用ブラシで毛流れに逆らってブラッシングすると、ペタッとしやすい髪の根元が立ち上がります。ブロー前にしっかり根元を立ち上げておくと、ふんわり感が持続しますよ。さらに毛束を下ろした長めの前髪にすれば、抜け感が生まれて小顔効果も期待できます!」(AntiOurs 店長 CHIIさん)。
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STEP1:オールバックにブラッシング
STEP2:根元を立ち上げながら乾かす
STEP3:毛先にムースをもみこむ
STEP4:バームで束感を出す
〈まとめ!アレンジポイント〉
- 髪の根元をしっかり立ち上げる
- 毛先に浮遊感が出るようにカールを出す
- ベースは重めにしつつ、軽さが出るように束感を作る
「スタイリング剤は髪がペタッとしないものをチョイス。ムースとバームは保湿力&トリートメント効果のあるものを使うと重くなり過ぎず、髪に柔らかさと潤いが演出できます」(CHIIさん)。
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「前髪なし」ショートアレンジ【3選】
【1】前髪を長めに残し動きを出した、ハンサムアレンジ
■アレンジ方法
ドライヤーで乾かすだけで、サロン帰りのようなふわっとしたスタイルに仕上がるのでとっても手軽。「仕上げにソフトなワックスを揉み込んでおけばツヤ感も出ます。すぐにペタッとなってしまうようなら、根元の立ち上がり部分にスプレーしておけばスタイルがキープできます」(apish AOYAMA ディレクター 嶋根寛明さん)
STEP1:根元に風を送り込むイメージでドライヤーをあてる
STEP2:ソフトなワックスを髪全体になじませる
STEP3:前髪の立ち上がりをキープするように根元にスプレー
<まとめ!アレンジポイント>
- 長めに残した前髪の根元に立ち上がりをつくる
- 分け目部分にも立ち上がりをつくりボリューム感を出す
- 分け目をはっきりつくらずラインをぼかしておく
「分け目のラインをパキッとさせるとボリュームが出にくくなります。またラインをぼかすことで、白髪が目立ちにくくなるメリットも生まれます」(嶋根さん)。
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【2】輪郭のリフトアップも叶う、前髪カーラーアレンジ
■アレンジ方法
「根元がペッタリとしないように、髪を乾かすときは下を向いて根元から風を送り込んで。スタイリング剤も、下から持ち上げるようにもみこむと、ふんわりと仕上がります」(kakimoto arms LaLa terrace 六本木ヒルズ店 エグゼクティブスタイリスト 林 麻美さん)。
STEP1:前髪とトップにカーラーを巻く
STEP2:毛先全体を内巻きにする
STEP3:スタイリング剤をもみこんでほぐす
〈まとめ!アレンジポイント〉
- 根元をしっかり起こして乾かす
- 巻いた髪は下から手ぐしを入れてほぐす
- スタイリング剤は柔らかい質感のものを選んで
【3】簡単にボリュームアップできるかき上げアレンジ
■アレンジ方法
「トップにパーマをかけておくと立ち上がりがつくりやすくなるんですよ。毛先をワンカールするようにかけると、膨らみやすいはち周りが抑えられます。ハチ周りが抑えられる分、トップの立ち上がりが際立つのでボリューム感が表現しやすくなります」(DIFINO aoyama 店長 山口祐亮さん)。
STEP1:指の腹で地肌を擦るようにドライヤーで乾かす
STEP2:手ぐしで髪を下からかき上げて根元を立たせる
STEP3:サイドの髪は耳にかけてコンパクトにまとめる
〈まとめ!アレンジポイント〉
- トップを根元から立ち上げて老け見え印象を避ける
- トップにパーマをかけてはち周りのボリュームを抑える
- 襟足を引き締めてスタイルにメリハリをつくる
「トップにボリュームがほしい、という方は分け目をセンターにしないで、左右どちらかに寄った方がいい。片側が盛り上がるので、その分ボリューム感が出せます。パーマをかけたくない方も、スタイリングするときは、ハチ周りをつぶすように気をつけるだけで、トップにボリュームが出たように見えますよ」(山口さん)。
たった5分!簡単にボリュームアップできる「時短ショートボブ」
不器用でもできる簡単アレンジ【1選】
【1】2回「くるりんぱ」するだけ!短くてもできるハーフアップ
■アレンジ方法
「頭頂部の毛束をバランスよく引き出すことで、頭の形がより綺麗なシルエットに。束感やニュアンスを出すことで、ただ結ぶだけよりも、こなれた印象になります。さりげなくインナーカラーを仕込むと、メリハリ、立体感も生まれ、より今っぽくなりますよ」(LANVERY 代表 菅野太一朗さん)
STEP1:ハチ上の毛束をとってゴムで結ぶ
STEP2:結んだ毛束でくるりんぱ
STEP3:ハチ下とこめかみの毛束をとってゴムで結ぶ
STEP4:結んだ毛束をSTEP2と同じようにくるりんぱ
STEP5:頭頂部の毛束をつまんで引き出す
〈まとめ!アレンジポイント〉
「くるりんぱの結び目は、ふたつとも同じ高さにするのがポイント。きっちりと結び過ぎてしまうと古臭い印象になってしまうので、程よくゆるく、ざっくりとまとめてください。下準備として、アレンジ前にヘアクリームをなじませるのもおすすめ。髪の内側、根本にもなじませれば、ツヤとまとまりのある印象に仕上がります」(菅野さん)。
使うのはゴムだけ!「くるりんぱ」で作る、ボブスタイルのハーフアップ
結婚式におすすめのアレンジ【2選】
【1】「ねじり」で作る!短くても華やかに決まるハーフアップ
■アレンジ方法
「上品さ」「優雅さ」「こなれ感」の三拍子が揃う万能なハーフアップ。アレンジしにくい顎ラインのボブスタイルも、ハチ上の髪を波巻きにし、ねじってピン留めするだけ。ちょっとしたパーティーや特別なイベントにもぴったりのアレンジです。自宅でぜひ試してみてください。「耳周りや襟足の短い髪を無理にまとめようとするのではなく、頭頂部とハチ上の髪をハーフアップにするのがおすすめ。短めボブでも簡単に、そして綺麗なシルエットにアレンジできるのがハーフアップの利点です」(PEEK-A-BOO AVEDA アトレ恵比寿・店長兼ディレクター 神保樹敏さん)
STEP1:頭頂部の髪をストレートアイロンで波巻きにする
STEP2:頭頂部の髪をギザギザに取る
STEP3:まとめた髪をねじる
STEP4:ねじった毛束をピンで留める
STEP5:頭頂部の毛束を引き出す
STEP6:ハチ部分の毛束をねじりながら後頭部へ
STEP7:ねじった毛束をゴムで結ぶ
STEP8:Uピンを使ってゴムを隠す
Uピンの留め方はGIFアニメーションでチェック!
STEP9:頭頂部とハチ以外の毛束を波巻きにする
〈まとめ!アレンジポイント〉
「頭頂部を波巻きにしておくことでニュアンスが出て、ねじって留めたときに高さもできます。頭頂部を引き出すときは『程よく』。引き出しすぎると頭が膨張して見えるので、正面から見たときに綺麗な扇型になるように意識してみてください」(神保さん)。
ねじってピン留め!短めボブの上品ハーフアップ【プロセスアニメ付き】
【2】着物にも似合う、上品なオールバック
■アレンジ方法
pinceau代表の山岸亜由美さんは、「カーラーで巻いて毛先に動きを出しておくと、マニッシュなスタイルでも上品な大人の女性らしいスタイルになります」とのこと。頭頂部にボリュームがない髪でも、「頭頂部から後頭部にかけて根元を立たせるようにカーラーで巻いておけば、ボリューム感が出せます。トップがペタンコになりやすい方にもおすすめのスタイルです」(山岸さん)。
STEP1:前髪は斜めにリバース巻きにする
STEP2:頭頂部から後頭部、両サイドを根元を立ち上げるようにカーラーで巻く
STEP3:髪をかき上げるようにスタイリング剤をなじませる
STEP4:サイドの髪をなでつけるようにとかす
〈まとめ!アレンジポイント〉
髪をなでつけるスタイリング剤は『トリエジューシージュレ 7』80g ¥1,760(ルベル)が山岸さんのおすすめ。「ワックスとポマードの中間のような仕上がりになります。いちばんハードな10ではなく、7のジュレなら毛束が固まりすぎないので使いやすいですよ」(山岸さん)。
着物にも似合う!トップのふんわり感をつぶさない、大人世代のオールバック
- TEXT :
- Precious.jp編集部