「Precious.jp」の記事の中から、40代~50代女性のためのナチュラルなアイラインの引き方と、この夏おすすめのアイライナーをピックアップしました。自然なアイラインで、ヘルシーなナチュラル美人に!
【目次】
ナチュラルなアイラインの引き方
ブラウンの2色使いでナチュラルに引き締める

弱ってしまった目力を取り戻そうと、黒で締めすぎてしまうのは逆効果! 目のフレームが強調されてかえって小さく見えてしまいます。ナチュラルに目をぱっちりさせたいなら、ブラウンの2色使いが正解! ブラウンには、奥行感を出しながら優しい印象に見せる効果があるのです。

黒のリキッドライナーはキリッとさせたいアイメイクのときには有効ですが、「大人のナチュラル」はペンシルタイプを使います。色はダークブラウンとパールブラウンの2色を用意しましょう。
ダークブラウンは上まぶたの引き締め用に、パールブラウンは目尻のニュアンス用に使います。

PROCESS1:ダークブラウンを目のインサイド(粘膜)に入れる
年を重ねるとまつげもやせて減るせいか、まつげとまつげの間にすき間が生まれます。正面から見たときに白い粘膜が見えてしまうと、目がぼやけてしまう原因に。まずは、この部分をダークブラウン(ナチュラ グラッセ)のペンシルで埋めましょう。
たるみでまぶたが目にかぶって見えにくい場合は、指でまぶたを軽く引き上げると描きやすくなります。ペン先をまつげの下側から入れたら、左右に小刻みに動かしましょう。ここにしっかり色が乗るだけで、輪郭がくっきりするのがわかります。

PROCESS2:まつげの上にダークブラウンのラインを重ねる
PROCESS1でまつげの間を埋めたので、今度はまつげの上から太さを出します。太さの目安は、目を開けたときに茶色が少し見えるぐらいが理想。太く入れ過ぎてしまうと二重の幅がつぶれてしまい、逆に目が小さく見えてしまいます。ラインはあとからぼかすので、多少ガタついていてもOK。線は一気に描こうとはせずに、ペン先を小刻みに動かしてしっかりラインを入れましょう。
ラインは目のフレーム通りに引いていき、目尻から5mmぐらいはみ出たところで止めます。そのとき下がったまぶたを矯正しようと目尻を不必要にハネ上げてしまうと、古くさい印象になってしまうので気をつけて!

PROCESS3:2で引いたラインを綿棒でぼかす
今回はナチュラルがテーマなので、2でラインがうまく描けた人も必ず綿棒でぼかしましょう。目頭から目尻に向かって、ラインの上側をそっとぼかすイメージで。こうすると目の際にはラインがしっかり引かれ、ラインの上側はグラデーションになり、まるでシャドウラインのような仕上がりに。これだけで目に奥行感が出ます。

PROCESS4:下まぶたの目尻寄りにパールブラウンを入れる
「ナチュラルに仕上げたいから、下まぶたにはアイラインを入れません」これはNGです。大人のアイメイクはバランスが大切。下まぶたにも必ずラインを入れましょう。
ただし、入れるのは目尻から1/3ところだけに。全体に入れて囲んでしまうと締まりすぎて、目が小さく見えてしまうからです。色は上まぶた同様ダークブラウンでもいいのですが、パール入りのブラウン(THREE)を選択すると、目尻にニュアンスが生まれ華やかな印象になります。ここもあとからぼかすので、多少ガタついても気にせずに大胆に入れましょう。

PROCESS5:最後に綿棒でぼかすのを忘れずに!
下まぶたは、目尻から目の中央に向かってぼかしていきます。こちらはラインの下側をぼかすと、グラデーションがつきます。パール効果でまばたきするたびにキラキラ輝いて、ぼやけたまぶたが明るく見えますね。
アイラインは「引いてからぼかす」と、優しく見えて&目力もアップ!
ナチュラルな長さの目尻ラインの描き方

まつげとまつげの際を埋める基本の線は、まつげの下からアイライナーの筆を当てて。まぶたの中央→目尻、中央→目頭の順に輪郭に沿って描いていきます。

PROCESS1:まつげの上から当て、黒目の上を起点に目尻まで少しずつ描く
まつげとまつげの間を埋め終わったら、次にまつげの上から筆を当てて、ラインに太さを足すように描きます。黒目の上を起点に、目尻まで少しずつ描いていきましょう。

PROCESS2:目尻ラインは真横に約5mmのばし、長めに仕上げる
鏡を正面に置き、目を開けてスッと真横に約5mmのばして長めに描きます。輪郭どおりに下がりラインで描いてしまうとたるみが目立つので、注意が必要です。

PROCESS3:たるみ目尻を引き上げ、自然に大きく見えるよう目尻側はやや太めに
目頭側を太くすると作為的に見えてしまうので、太さは足さないように。黒目上の中央から、目尻のラインだけをやや太めに仕上げて完成です。
どのアイライナーでも簡単3ステップ!自然で美しいアイラインの描き方
太く長いアイラインの描き方

PROCESS1:太くするのは中央から目尻だけ。徐々に太さを足していく
まずは、「自然な長さの目尻ライン」を仕上げます。さらに、白枠の目尻側の3角ゾーンを広げるように描き足していきましょう。

PROCESS2:横広がりの強い目元に仕上げるため、目尻は約8mm長めに
「8㎜も!?」 と思うかもしれませんが、たるみまぶたにはこれくらいの長さがないと、横広がりの大きな目に映りません。矢印で示した止め位置を意識して、目尻を長めに仕上げます。

PROCESS3:アイシャドウと重なる前提なので、これくらいの太さが必要!
写真で見る太さに驚くかもしれませんが、心配ご無用。この上にアイシャドウをのせると、肌とアイラインの隙間がぼけて見えるので、わざとらしい印象にはなりません。
ナチュラルに見えないNGなアイラインの引き方
不自然なNGアイライン6連発
NG例1:「長すぎ」

「長すぎ」は黒色が悪目立ちして滑稽顔になってしまいます。
NG例2:「太すぎ」

「長すぎ」同様に、黒色が悪目立ちしてしまいます。
NG例3:「囲み目」

黒で上下のまぶたの際をぐるりと囲むのは、かえって目が小さく見え、きつく怖い印象になります。
NG例4:「はね上げ」

目尻を引き上げようと無理にキュッと上に「はね上げ」れば、横から見たときにラインが際から離れているのでわざとらしい若づくりに映ります。
NG例5:「隙間あり」

「隙間」ができるのは描き方が根本から間違っているせい…。
NG例6:「派手すぎ」

派手な色のカラーライナーは引き締め効果が得られないので、大人のアイラインは上まぶたは黒、下まぶたにはネイビーと限定しましょう。
囲み目、はね上げ・・・こんなことしていませんか?NGアイライン6連発!
ナチュラルに仕上がるおすすめアイライナー
ゲラン「クレヨン ユー」

なめらかで、するするとラインが描けるソフトタッチのアイライナー。ペンシルの芯がやわらかいものを選ぶと、重いまぶたにもキレイになじみます。
フローフシ「左から3番目/ウズ アイオープニングライナー ブラウンブラック」

かつて「モテライナー」でも使用した、世界に誇る筆作りで有名な熊野で7人の伝統的な職人の手揉みから生まれる「大和匠筆」を再び採用。もともとの毛の黄金比はそのままキープしながら、ブレンドする毛を4種から7種に増やし、毛の長さも0.3mm長くすることで、よりコシをアップすることに成功。
テクニックがなくても、誰でも簡単に思いのままのアイラインが描けるアイライナーとしてさらに進化しました。ナチュラルなアイラインにおすすめなのは、黒よりもツヤっぽくブラウンよりもシャープな2つを昇華させた「ブラウンブラック」。心地よい使用感のあるアイライナーです。
フローフシの新ブランド「UZU(ウズ)」がNYコレ「3.1 フィリップ リム」のメイクで使用したアイライナー、衝撃デビュー!
シャネル「スティロ オンブル エ コントゥール」

アイシャドウとしてもアイライナーとしても活躍する「スティロ オンブル エ コントゥール」には、3色が限定登場。ラインアップは、ローズを帯びたキャメルカラーの「#222 ピュア フレッシュ」と、プラチナカラーの「#224 メタリック フラッシュ」、サテンの光沢をたたえたトープカラーの「#228 ヴァーグ」。
まつ毛に沿ってラインを引いたり、ブレンドしてセクシーなスモーキーアイに仕上げたり…。魅惑的な目もとを簡単につくることができます。
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クラランス「アイライナーペンシル WP」

柔らかな芯で、さまざまなラインを自在に描けるアイライナーペンシルも登場。大人にも使いやすい絶妙なカラーが揃っています。落ちにくいウォータープルーフタイプなので、これからの季節も安心です。
夏はすぐそこに!色と輝きが絶妙な「クラランス」の夏新作・限定品で夏メイクの準備を
- TEXT :
- Precious.jp編集部