外出自粛により、めっきり体を動かす機会が減ってしまった方も多いですよね? そんな運動不足による、コロナ太りが増えている今、おうち時間を利用して、綺麗を磨くボディメイクメソッドをご紹介します。
今回は、40代女性のボディの悩みで、もっとも多いといわれる「二の腕」にフォーカス。脂肪がつきやすく、たるみやすい二の腕をキュッと引き締めるエクササイズを、モデルでボディメイクトレーナーの佐々木ルミさんに動画で教えていただきました。
「佐々木ルミYouTubeチャンネル」
二の腕の脂肪とたるみを退治する! 二の腕引き締めエクササイズ
「肩甲骨周りや肩、脇の下が凝っていると、血流が悪く、リンパの流れが滞り、二の腕に脂肪がつきやすくなったり、むくみの原因にも。
そこで、はじめに肩甲骨の動きを良くするストレッチを行ってから、腕の後ろ側、二の腕部分の筋肉『上腕三頭筋』を鍛えるエクササイズを行います。
腕の前部分の『上腕二頭筋』は、モノを掴んだり、持ち上げる時に使う筋肉。『上腕三頭筋』はひじをのばす時に使う筋肉ですが、日常生活ではあまり使うことがありません。そのため、筋肉が衰えやすく、そこについている皮膚もたるみやすくなっています。
この部分の筋肉を刺激する『スイングキックバックエクササイズ』を取り入れることで、二の腕をキュッと引き締めていきましょう」(佐々木さん)
「二の腕」引き締めエクササイズを動画でチェック!
\エクササイズのポイントは2つ/
■1:肩甲骨周りの動きをスムーズにする「二の腕引き締めストレッチ」
1.骨盤をしっかりと立て、床にあぐらをかいて座ります。椅子に座ってもOK。胸を引き上げ、首は長く、肩はラクに下ろした状態で、手のひらを内側に向け、両手を胸の前に伸ばします。
2.息を吐きながら指先を遠くへ押し出し、背中上部を丸めて骨盤を後傾させて、目線をおへそに向けます。
3.息を吸いながら、手のひらを外側に向けてひじを後ろに引き、胸を張って肩甲骨を寄せていきます。
4.ひじを寄せきったところでひじを固定し、息を吐きながら、手のひらを後ろへ押し出すように、腕を伸ばします。
5.3〜5を12回繰り返します。同様に2〜3セット行います。
「仕事の合間に肩が凝ったなあと思った時、回数などは気にせず、いつでもストレッチを行ってみてください。肩こりの予防にもなります」(佐々木さん)
■2:二の腕のたるみを引き締める!「スイングキックバック」
1.ダンベルもしくは、500mlのペットボトルを左右片手に1本ずつ持ち、足を腰幅に開き、立ちます。両手は下に伸ばしておきます。
2.腕は横に下ろし、ひざを軽く曲げ、股関節から少し前傾の姿勢を作ります。その状態から、両腕を前に少しだけあげます。
3.ひじをのばした状態のまま、肩甲骨を寄せながら、両腕を後ろに引きます。
4.両腕を後ろに引いたまま、ひじを曲げ、再び腕をのばします。この時、ひじは動かないようにしっかりと固定。腕をのばした際は、二の腕にキュッと力入れることを意識して
5.2〜4を15回繰り返します。同様に2〜3セット行います。
「ダンベルがない方は、500mLのペットボトルを使いましょう。エクササイズ時間は、2〜3セットを繰り返しても3〜5分程度。上腕三頭筋は日常生活では、ほとんど使わない筋肉なので、引き締め効果を狙うなら、週に3〜4回行うのがベスト。二の腕のたるみ『振袖』もキュッと引き締まります」(佐々木さん)
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二の腕が気になって、これまでノースリーブや半袖の洋服を避けてきた方も多いのでは? もっと自由におしゃれを楽しむためにも、ここで紹介したエクササイズを取り入れて、今年こそはすっきり引き締まった二の腕を目指しましよう。
次回は、なかなかとれない背肉を解消するエクササイズをお届けします。お楽しみ!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- 小池田友紀
- 撮影協力 :
- ティップネス日本橋スタイル