【目次】
ふんわりアレンジ耳かけボブ【7選】
【1】簡単に「ボリュームアップ」できる時短ショートボブ
スタイリングに時間をかけずにサッサと終わらせたいけれど、なかなかスタイルが決まらないと時間がかかってしまうもの。 そんなお悩みに、DIFINO aoyamaの店長、山口祐亮さんは「トップを中心にパーマをかけてボリュームが出やすくしておくと、スタイリングがとってもラクになります。はち周りが膨らみやすい人もパーマをかけるだけで、ほしい部分にだけボリュームが出せます」とアドバイス。全体的に柔らかく髪が細いため、ボリュームが出にくいモデルさんの髪。「トップにパーマをかけておくと立ち上がりがつくりやすくなるんですよ。毛先をワンカールするようにかけると、膨らみやすいはち周りが抑えられます。ハチ周りが抑えられる分、トップの立ち上がりが際立つのでボリューム感が表現しやすくなります」(山口さん)。
<スタイリング方法>根元を立たせるように乾かし、襟足は抑えてメリハリをつくる
朝のスタイリングでは、根元を立たせるように乾かすのがポイント。「どなたにも生えグセがあるので、まず毛穴の方向をニュートラルに戻すように、地肌を擦りながらドライヤーで乾かしてください。これを最初にやっておけば、立ち上がりは簡単につくれます」(山口さん)。
<STEP.1>指の腹で地肌を擦るようにドライヤーで乾かす
<STEP.2>手ぐしで髪を下からかき上げて根元を立たせる
<STEP.3>サイドの髪は耳にかけてコンパクトにまとめる
<スタイリングのコツ3か条>
- トップを根元から立ち上げて老け見え印象を避ける
- トップにパーマをかけてはち周りのボリュームを抑える
- 襟足を引き締めてスタイルにメリハリをつくる
「トップにボリュームがほしい、という方は分け目をセンターにしないで、左右どちらかに寄った方がいい。片側が盛り上がるので、その分ボリューム感が出せます。パーマをかけたくない方も、スタイリングするときは、ハチ周りをつぶすように気をつけるだけで、トップにボリュームが出たように見えますよ」(山口さん)。
たった5分!簡単にボリュームアップできる「時短ショートボブ」
【2】「生え際」や「分け目」の立ち上がりが続くふんわりボブ
顔まわりの髪が重たくなりがちなボブスタイル。思い切って前髪を上げて、顔まわりをすっきり見せるのもテクニックの1つ。前髪の立ち上がりをキープするには、生え際をコームで立ち上げた部分と、分け目の立ち上がり部分にスタイリング剤をスプレーすること。ピンポイントで狙い撃ちするのが、上品スタイルをキープするコツのようです。髪が細くボリュームが出にくいモデルさんの髪質。「ボリュームが少ないとは言え、ワンレングスにしてしまうと重たい印象になるので、顔まわりと前髪にレイヤーを入れています。毛先に動きが出るので、ふんわりとしたボリューム感も表現しやすいスタイルです」(natura リーダー 鈴木みちるさん)。
<スタイリング方法>カーラーで根元を立ち上げたらスプレーを狙い撃ちしてキープ
頭頂部をカーラーで巻き、根元から立ち上げたら、ハードタイプのスプレーで立ち上がりをキープ。「生え際と分け目の立ち上がり部分を狙ってください。頭頂部全体にスプレーしてしまうと、せっかく立ち上げた根元がスタイリング剤と髪の重みでペタッとつぶれてしまうので注意してください」(鈴木さん)。
<STEP.1>頭頂部を2つのカーラーで根元を立ち上げるように毛先から巻く
<STEP.2>生え際の根元をコームで立ち上げスプレーを噴霧
<STEP.3>分け目の立ち上がっている部分を狙ってスプレー
<スタイリングのコツ3か条>
- 立ち上げたい部分を狙ってスタイリング剤をスプレーする
- レイヤーは顔まわりを中心に入れ、毛先で動きを出す
- 髪色でツヤを表現するならモーブピンクで透明感をプラス
「少し紫がかったモーブピンクは、明るさと透明感を出せる色。カラー剤が抜けても明るくならないので、大人の女性にぴったりです」(鈴木さん)。
ペタッとしやすい生え際や分け目の立ち上がりをキープする、3つのコツとは?
【3】「輪郭」が引き締まって見える!面長さんに似合うボブ
輪郭のゆるみや頬のコケりなど、エイジングサインが気になってくる40代。特に面長顔は縦長の輪郭に視線がいきやすく、老け見えサインが目立ちやすいと言われています。いつものボブスタイルがしっくりこないという違和感も、これが原因! そういうときは、「髪の長さを変えるのではなく、フォルムを変える選択をして」と話すのは、表参道にある美容院・Cocoonのスタイリスト・SHUNさん。「髪全体のフォルムを菱形に作る。菱形にすることで輪郭にいきがちな視線をグッと引き上げ、キュッと引き締まった小顔に見せることができます。気になる面長顔もエイジングサインも目立ちません」(SHUNさん)。
SHUNさんが提案してくれるのはスタイリングで雰囲気がガラッと変わるボブスタイルです。スタイリング前はボブだけど、スタイリング後はショートヘアに! 「ベースはショートボブ。髪をストンとおろすと顔がより縦長に見えてしまうので、髪の表面と毛先にウェーブをプラス。全体のフォルムを菱形に見せています。ニュアンスがでるように髪の内側をカットしているので、コテで巻くだけでショートっぽい雰囲気にもなります」(SHUNさん)。
<スタイリング方法>根元を起こしてワックスをもみ込むだけ!
「根元が立ち上がっていないと、ウェーブのニュアンスが活きてきません。ドライヤーでしっかりと根元を立たせたら、ワックスをしっかりと揉み込んでください」(SHUNさん)。
<STEP.1>下を向きながらドライヤーで根元を起こす
<STEP.2>髪表面の毛先にニュアンスを与える
<STEP.3>根元から全体にワックスをつける
<STEP.4>整えて完成
<スタイリングのコツ3か条>
- ドライするときは後ろから前に乾かす
- ワックスは根元に揉み込むとふわっと仕上がる
- 整える時は髪の立ち上がりを潰さないように注意
「ワックスは根元にしっかりとつけるのがポイント。毛先や髪の表面にだけつけると、ふわっとした立ち上がりが再現できません。ふわっと仕上げる時は、根元に揉み込むのが正解です」(SHUNさん)。
【4】「縦長感」が強調されない!今っぽい透け感ボブ
面長顔をより縦長に見せてしまう「長め前髪のボブスタイル」。前髪を切らずに、流し方で面長顔が劇的に目立たなくなる方法があると言います。「前髪をセンターで分けてしまうと額が出すぎて、顔全体が間延びした印象になってしまいます。前髪を左右どちらかに流して肌の面積を隠すのがポイント。流した毛先が頰上くらいになる長さで切ると顔のフレームが菱形になり、面長顔に見えません」(garden tachikawa マネージャー 加藤貴大さん)。前髪をサイドに流しても、根元がペタッと潰れていては清潔感のない老けた印象に。根元をしっかりと立ち上げて、ふわっとさせることも大切です。「つるんと収まった重たい印象のボブではなく、毛流れに動きをつけるのがこのスタイルの特長。動きの出にくいスタイルですが、あえて動かすと、ふわっと揺れる前髪の毛流れと融合して、こなれ感のあるラフな印象に仕上がります。全体にハイライトを入れているのもポイント。毛流れで陰影とメリハリが生まれ、ツヤ感もアップします」(加藤さん)。
<スタイリング方法>プロセスの順番を守ることで理想のスタイルになる!
「このスタイルは、スタイリングの順番が大事。毛先を内巻きにしてからハチ上の毛束の中間を巻かないと、このニュアンスになりません。手順を守ることで、ふんわり、ラフに仕上がります」(加藤さん)。
<STEP.1>前髪をブラシでブロー
<STEP.2>毛先をすべて内巻きにする
<STEP.3>ハチ上の髪を太めに取って縦巻きにする
<スタイリングのコツ3か条>
- 前髪の根元を立たせるように根元から巻き込む
- 毛先はすべて内巻きにしておく
- ハチ上の中間だけをランダムに巻く!
「仕上げにスタイリング剤をつけるとツヤが出るのでオススメです。ワックスやシアバターだと根元が潰れてしまうので、軽いテクスチャーでキープ力のあるセラムなどを使うといいですよ」(加藤さん)。
普通のボブは卒業!40代からは、ラフでナチュラルな今っぽ「透け感ボブ」
【5】「面長顔」も瞬時に解決!菱形×外ハネボブ
「顔型をカバーするために目指すところは菱形フォルム。面長さんの場合はトップを高くし過ぎず、横にボリュームが出るようにします」(Rougy スタイリスト 小栗瑛二郎さん) そして40代は、どこに横幅を作るかというのも大切なのだとか。「ボリュームが低すぎると老けて見え、上過ぎるとちょっと古い印象に。やや低めにウエイトを出してムードのある表情を作りつつ、上にレイヤーで動きを出して最適なバランスに調節します」(小栗さん) カットによるボリュームコントロールは、40代に多い「髪がペタッとしてしまう」というお悩みにも効果的。旬の外ハネスタイリングもポイント。
<スタイリング方法>毛先カール×根元の立ち上げでSカールを作る!
「外ハネにしようと外向きに巻くと根元がつぶれてしまいます。アイロンは内巻きにして、スタイリング剤をつけるときに外ハネに。根元に立ち上がりのあるSカールで、ボリュームダウンもカバーできますよ」(小栗さん)。
<STEP.1>毛先3分の1を巻く
<STEP.2>もみあげ部分を内巻きにする
<STEP.3>前髪をカーラーで巻く
<STEP.4>スタイリング剤を毛先につける
<スタイリングのコツ3か条>
- ハンドブローで根元をしっかり立ち上げる
- ヘアアイロンで巻くときは毛先を中心に
- スタイリング剤は毛先のみにつける
「レイヤーカットのおかげで、毛先を巻いておけば外ハネにも動かせます。とくに毛が細い人は、根元にスタイリング剤がつかないように注意しましょう」(小栗さん)。
大人の髪悩み|ぺた毛も面長顔も瞬時に解決!横にボリュームを作り出す菱形×外ハネボブ
【6】カールアイロンで「イメチェン」華やかボブ
キリッとしたハンサムなボブは、スーツにも着物にもよく似合います。でも、たまにはフェミニンな服も楽しみたいですよね。「アイロンでふたつの異なる巻き方をすると、カール同士が重なり合って大人の可愛らしさが表現できます。ボリュームが出にくい髪質の方も、ぜひ試してみてください」(pinceau 代表 山岸亜由美さん)。ふたつの巻き方でカールの重なりを楽しむスタイルがこのアレンジ。「すべて根元から巻いてしまうと髪が膨らんでしまいます。ベースは中間から毛先にかけて内巻きにして、ひとつまみずつアトランダムに取った毛束を縦巻きのリバース巻きにすると、強弱のある不規則なカールが膨らみすぎず、程よいバランスにまとまってくれます」(山岸さん)。
<スタイリング方法>ふたつの巻き方でカールの重なりを楽しむ
<STEP1>髪の中間から毛先にかけて内巻きにする
<STEP2>アトランダムに毛束をとり、縦にリバース巻きにする
<STEP3>ワックスを毛先中心になじませる
<STEP4>S字カールの膨らんだところを狙ってスプレー
「カールアイロンで巻くとき、巻きすぎに注意してください。毛束をアイロンに巻き付けたらすぐに抜くくらいで十分です。『巻きが甘い』と感じたら、繰り返して巻けばいいんです。巻きすぎると元に戻すのは大変なので、少しずつ巻くのが成功の秘訣です」(山岸さん)。
大人ヘア|キリッとシャープなイメージが一転!カールアイロンでつくる華やかボブ
【7】広がりやすい髪質でも「まとまる」ワンレンボブ
「剛毛で多毛なうえ、はちが張っているので表面にレイヤーを入れると頭が大きく見えがち。内側にシャギーを多めにいれてバランスよく毛量を減らしながら、表面はすかずにするっとまとまりやすいシルエットをキープしています。前髪は自然に流れるよう、少しだけレイヤーを入れてニュアンスをつけ、全体的にはやや前下がりのボブですっきりクールな印象に仕上げています。スタイリングしなくてもおさまりがよくなるよう、すそに段はつけず切りっぱなしに。少しだけサイドパートにして、片側の髪を耳にかけることで顔立ちもすっきりスタイリッシュに見えます」(ABBEY スタイリスト 小田嶋信人さん)。
<スタイリング方法>するんとまとまりのいいツヤ髪に仕上がるよう、ロールブラシを使ってブロー
「洗髪してざっと乾かしただけでも自然にまとまりがでるよう、カットである程度は調整していますが、ブローのひと手間を加えることで、よりふんわり柔らかさが出てこなれた雰囲気に。前髪のみカーラーを使い、自然な立ち上がりを作ることで、トップのぺたんこも気にならなくなります」(小田嶋さん)。
<STEP.1>サイドからバックはロールブラシを使ってブロー
<STEP.2>前髪はカーラーでふんわり柔らかニュアンスに
<スタイリングのコツ3か条>
- シャギーは内側のみに入れ、バランスよく毛量調整を
- 表面にレイヤーは入れず、潔い切りっぱなしシルエットでおさまりよく
- ロールブラシでブローして程よい丸みを出し、まとまりやすくツヤのある仕上がりに
「スタイリング剤はさらっと軽やかになじみツヤを出すオイルがおすすめ。中間から毛先を中心になじませることで、しなやかにまとまる髪に」(小田嶋さん)。
40代に似合う【するんとまとまるワンレンボブ】剛毛多毛でもスタイリッシュなシルエットは叶う!
すっきりまとめた耳かけボブ【4選】
【1】「丸顔」をシャープに見せる上品ショート
MAISON TSUMUGIのクラフトマン 中島 学さんによると、「ショートボブは40代にぴったり」なのだとか。 「エイジングによって髪が細くなると、ボリュームダウンやツヤの低下、クセが出やすくなるといった悩みが出てきます。レイヤーを入れないワンレングスのショートボブは、そんな40代のお悩みをカバーしやすいヘアスタイルです」(中島さん)。でも、ワンレングスのショートボブは、丸顔を強調しそうなイメージですよね。「厚めの前髪を作ったり、センター分けにしたりすると、丸顔が強調されてしまうので、サイドパートにするのがオススメ。さらに片側を耳にかけると、左右のバランスにメリハリがつくので、顔の丸みをカバーできますよ」(中島さん)。
<スタイリング方法>サイドパートで、シンプルショートにメリハリを!
「丸顔なので、サイドパートにして顔型カバーを。片方を耳にかけると、スタイルにメリハリが生まれます」(中島さん)。
<STEP.1>分け目を決める
<STEP.2>全体にオイルをなじませる
<STEP.3>ハチ上をアイロンで巻く
<STEP.4>ワックスで動きを出す
<STEP.5>片側の耳に髪をかける
<スタイリングのコツ3か条>
- ドライヤーの風は後ろから前へ
- スタイリング剤は根元近くにはつけない
- ツヤ感を意識したスタイリング剤選び
「大切なのは、スタイリング剤をつけすぎないこと。特に髪の根元にスタイリング剤をつけてしまうと、ペタンとしやすくなります。スタイリング剤は、髪の中間から毛先につけるように意識しましょう」(中島さん)。
【2】スタイリングの「時短」ができるコンパクトボブ
40代の髪悩みに多い「何をやってもトップにボリュームが出ない!」問題。トップをふんわりさせたくて、毎朝ドライヤーやアイロンで苦戦していませんか? せっかく根元から立ち上げても、時間が経つとまたペタ~っと寝てしまう…そんな髪悩みに応えてくださるのが、「HONEY shibuya」のデザイナー・小室里奈さん。「あえてボリュームをつくらず、ストンと落ちるミニボブならスタイリングの時間からもストレスからも解放されるので、忙しい大人女性にピッタリです」(小室さん)。
<スタイリング方法>全体の毛先を内巻きに。ただし襟足は首に沿わせるのがポイント
スタイリング時間が短くて済むのがミニボブのメリット。 「コンパクトにまとめるにはアイロンの向きが重要です。内側の襟足部分は首に沿わせます。それ以外の毛先は軽く内巻きにして丸みのあるシルエットにすれば完成です」(小室さん)。
<STEP.1>ハチから下のサイドの髪はアイロンでまっすぐ下げて毛先のみ内巻きに
<STEP.2>ハチより下の襟足部分は首に沿わせるようにくびれさせる
<STEP.3>ハチより上の毛束は真横に引っ張り、毛先のみ内巻きにする
<STEP.4>オイルを毛先中心になじませる
<スタイリングのコツ3か条>
- トップの髪が立ちにくいなら、ペタンコ感を生かしたミニボブを選択
- 毛先は軽く内巻きにし、襟足のみ毛先を首に沿わせる
- オイルをなじませるのは耳から毛先にかけてのみ
オイルをなじませるときは毛先を中心に。 「髪全体になじませると動きのないベッタリした質感になってしまうので、注意してください」(小室さん)。
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【3】スタイリングが楽!「今っぽ」ウェットボブ
「モデルさんは髪が硬く、ふわっと柔らかいボリュームが出づらい髪質。産後でもいらっしゃるので、生え変わった短いウブ毛のような毛が気になるというお悩みも…。硬くてニュアンスが出づらいという方はもちろん、髪が細くてボリュームが出づらいというお悩みの方にもおすすめなのが、今回ご紹介するスタイルです。肩につくかつかないかくらいのボブベース、毛先は適度にすいて、洗って乾かしただけでも外ハネしやすくスタイリングしやすいよう調整しています。前髪は目より下くらいの長さで作っています。ワンレングスではないので、オールバック以外のスタイリングをしたときでもこなれたニュアンスに見えるのがポイントです」(AMATA 店長 スタイリスト ERIさん)。
<スタイリング方法>アイロンで毛先は外ハネに、ウェット系スタイリング剤で全体はタイト&シャープにまとめる
「全体的にはタイトにまとめて今っぽさを出していますが、毛先は外ハネに軽く巻くことで女性らしい華やかさも適度に出て、バランスのいいスタイルに。アイロンはストレートアイロンを使うのが手軽なうえ、ぐるんとならずにこなれた外ハネが作れます」(ERIさん)。
<STEP.1>毛先はアイロンで外ハネに
<STEP.2>スタイリング剤をつけて髪をタイトに整える
<STEP.3>くしを通し、面を整える
<スタイリングのコツ3か条>
- ボリュームが出づらい髪でもあえてのタイトスタイリングで大人の余裕を感じるスタイル
- サイドはタイト、毛先は外ハネ、コントラストでおしゃれ感アップ
- スタイリング時はツヤ出しスタイリング剤+くし使いで、さらにこなれた雰囲気に
「スタイリング剤はツヤが出て髪がしっかりまとまるグリース系がおすすめ。サイド以外の部分の髪には毛先を中心に、もみこむようになじませて」(ERIさん)。
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【4】好感度高い「ツヤ髪」が叶うワンレンボブ
「モデルさんは硬さもボリュームもノーマル、1本1本の太さがややあるので、広がりやすいのがお悩みとのことで、まとまりやすいあごラインのワンレンボブに。後ろのすそにイングラカットという技術を加え、おさまりやすいよう、まとまりのあるスタイルが長続きするよう調整しています。全体的に細かくハイライトを入れ、時間がたって退色してきたときには白髪となじんでまた違った髪色を楽しめるようなデザインに。一般的な白髪染めの概念とは違うカラーデザインをしているので、髪に赤みが出にくく、ツヤが長続きしやすいのがこの ”白髪改善カラー” の魅力です。カットとカラーの双方で、白髪を改善しながらまとまりのいいスタイルを持続させます」(ABBEY 4 代表 スタイリスト 龍 正也さん)。
<スタイリング方法>しっかり面を出しながらブロー&アイロンで熱を加えることが、よりツヤを出すためのコツに!
「乾かしただけでもさらっとまとまりのあるスタイルですが、よりツヤを出し、するんとまとまるスタイルをキープするコツは、”面” を意識してスタイリングすること! まずはロールブラシを使って根元から毛先まで面を出すようにしっかりブローして、いったん毛束をほぐしてフラットにしてからアイロンで熱を加えるのがポイントです」(龍さん)。
<STEP.1>ロールブラシでブローして “面” を出す
<STEP.2>手ぐしで毛束をほぐしてしなやかさをプラス
<STEP.3>アイロンの熱を加える前に、指で挟んで再度 “面” を作る
<STEP.4>アイロンで熱を加えて、さらにサラツヤストレートに
<スタイリングのコツ3か条>
- 脱・白髪染め! 白髪改善カラーで気になる白髪もぼかせてこなれ感アップ
- おさまりのいいコンパクトなボブで洗練さと小顔見せを同時にかなえる
- ブローや手ぐしで生えグセをリセットしてからアイロンを使うことで、さらなるツヤ髪に
「スタイリング剤は軽めのオイルがおすすめ。毛先を中心に表面全体にもさらっとなじませることで、さらにツヤツヤに」(龍さん)。
40代に似合う【白髪改善カラーでかなう、好感度の高い艶っぽワンレンボブ】手間暇かけずに2カ月キレイが続く!
- TEXT :
- Precious.jp編集部