【目次】
むくみとダイエットの関係
「むくみ期」を見極めた効率的なダイエットとは?
脂肪が燃えやすい身体づくりにあたって、重要なのはタイミング。 女性の身体は、ホルモンバランスの関係上、むくみやすい生理前約 1週間〜生理中の「むくみ期」と、代謝がいい生理中期から14日くらいの「やせ期」があります。「むくみ期」は身体に水分を溜め込みやすいため、水分排出、血行促進のためのストレッチがおすすめ。もちろん、冷え性の方にもいいですね。「やせ期」であれば、溜め込んだ老廃物の排出期間でもあり基礎代謝がよくなり脂肪が燃焼しやすいので、有酸素運動などで身体を活発に動かすとダイエットにも効果的です。
■「むくみ期」の人はストレッチを
だるくてやる気のおきない「むくみ期」の人は、テレビを見ているときやお風呂上りなどにゴロゴロするだけの、簡単ストレッチがおすすめです。血行がよくなり、気分もスッキリします。ポイントを押さえて、おなかを意識して行いましょう。いずれにしろ、無理は禁物です。普段運動をしない人は、おなかに力が入りづらかったりお尻をうまく使えなかったりするもの。「疲れた」と思ったらやめて、起き上がるようにしましょう。
あなたは今「むくみ期」? 「やせ期」? ダイエットに効果的な運動は、この2周期で違うんです!
塩分過多に注意!
美容意識の高い人であれば、ジューシーなお肉や揚げ物など、いかにもカロリーの高そうなメニューは避けていることでしょう。しかし、そんな人でも意外と見落としがちなのが塩分。実は、カロリー自体は高くなくても、塩辛いおつまみは太りやすいのだそう!「漬物や干物、塩辛などは、塩辛いおつまみは、お酒が進むうえ、食欲も増進させるので、暴飲暴食につながるおそれがあります。また、塩分の摂りすぎは、むくみの原因になり、からだに脂肪はつかなくても、太って見えるおそれがあるという点でも、おすすめできません」(管理栄養士 望月理恵子さん)。塩分はダイエットとは一見すると無関係のようですが、スリム体型を維持するためには、看過できない要素なのですね。漬物やスルメイカは、低カロリーで罪悪感なく食べられるおつまみですが、食べ過ぎないようにしましょう。
むくみ解消マッサージ【3選】
【1】「フェイスライン」すっきり!リンパを流すケア
筋肉が硬直してリンパも滞りがちなフェイスラインにアプローチ。あごを動かしながら深層部をほぐして改善していきます。
STEP.1:あごの中心からやや外側の骨のきわに反対の手を当てる
・あごの2cmくらい内側にある骨のきわで、顔の中心から約1cm外側のところに、カギ形にした反対の手(左あごのケアは右手、右あごのケアは左手)の人さし指を当てて。
・カギ形にした人さし指の第一関節から第二関節間の平面を使うことがポイント。
STEP.2:「あぐあぐ」と口を開閉して指をずらしながらほぐしていく
・人さし指をしっかり当てたまま、「あぐあぐ」と口を開け閉めしていく(声は出さなくてもOK)。
・これを1か所で8セットずつ繰り返したら、指の位置を外側にずらしながら、片側6か所を行って。
・片方が終わったら反対側も同様に。
人さし指はしっかりと当てたまま行うのがポイント。あごまわりのラインがたるむと「脂肪がついた」と思いがちですが、原因は過度なむくみによる影響が大きいんだとか。「あごの関節はゆがみの影響を受けやすく、リンパ節の流れも滞りやすいため、こちらのケアで深い部分をほぐし、老廃物がたまったリンパを押し流して対策しましょう」(エイジングデザイナー 村木宏衣さん)
一生若々しい顔に!テレビを見ながら手軽にできる「フェイスラインのケア」習慣6選
【2】「くびれ」ができる腸骨リンパメソッド
STEP.1:脚を腰幅に広げ、手で腰骨の上をつかむ
・まず脚を腰幅に開いて立ち、手を腰骨の上に人差し指と中指を当てて、親指は後ろ側に。
・3本の指で腰骨の上をつかむ。
STEP.2:左右の足のかかとを交互に上げ下げする
【まとめ|くびれをつくる「腸骨リンパ」お腹つかみマッサージ4か条】
1.食べ過ぎたわけでもないのに、お腹がぽっこり出ているのはむくみが原因。
2.原因は骨盤周りに集まっているリンパ=腸骨リンパが滞っているから。
3.難しいセルフケアが面倒な人に、立ったままステップを踏む腸骨リンパメソッドがおすすめ。
4.かかとでステップを踏むだけで、骨盤周りのリンパが流れてお腹がスッキリ、ウエストのくびれができる!
お腹もむくむ!?立ったまま簡単にくびれがつくれる「腸骨リンパ」ケア
【3】「代謝」を促進!お腹つかみマッサージ
STEP.1:脂肪が気になるところをつかみ、脚を揺らす
・仰向けになり、脚を閉じて膝を立てる。そして両手で脂肪が気になるところをつかむ。
・このとき奥の筋肉を捉えるように深いところをつかむのがコツで、息を吐きながら膝を左右に小刻みに揺らす。これを10往復。
STEP.2:おへそ周りを中心に時計回りに7か所行う
・丸で示したところをつかんで、脚を左右に揺らしましょう。
・おへそ周りはリンパが集中しているので、ここに刺激を与えると血行が良くなり、代謝がアップする効果あり。
STEP.3:動いた老廃物を鼠径部(そけいぶ)のリンパ節に流す
・老廃物を巻き込んで厚くなった皮下脂肪がほぐれるので、老廃物が動いて流れやすい状態に。
・そこで腹部に手のひらを当てて、動いた老廃物を鼠径部のリンパ節に向かって流す。
【まとめ|お正月太りを解消する、お腹つかみマッサージ4か条】
1.三が日は運動不足なうえに、食べる量が多くなる…これが正月太りの原因。
2.皮下脂肪が定着してしまう前に、脂肪や老廃物を排出するマッサージがおすすめ。
3.指でお腹の脂肪をつかんだまま脚を左右に揺らす方法なら、効率良くもみほぐせる。
4.深いところの筋肉をとらえるようにガシッとつかむのが秘訣。これでお腹周りがすっきり!
寝ながら簡単にできる!お正月太りを解消する、お腹つかみマッサージとは?
- TEXT :
- Precious.jp編集部