【目次】
コテの太さ「26mm」の場合
【ショート】巻き過ぎないくびれ小顔ショート



襟足でくびれをつくるとメリハリも生まれ、さらに小顔効果が高まります。全体はグラデーションカット、襟足部分にレイヤーを入れることでウルフっぽい仕上がりに。襟足の長さを残すことで首元がほっそり、輪郭もすっきりとした印象になります。
<スタイリング方法>根元はうしろから、毛先は前から!これだけで美シルエットが完成
後頭部やハチあたりにボリュームが出過ぎるとバランスが悪く、頭が大きく見えてしまうので、頭頂部から綺麗な放射状になるようにドライするのがポイント。耳のうしろは髪がたまりやすいのでうしろ向きに、顔まわりはうしろから前に向けて乾かすと、全体の印象がキュッと引き締まります。
<STEP.1>頭頂部に後方からドライヤーをあてる

<STEP.2>毛先は後方に流すように前からドライヤーをあてる

<STEP.3>耳うしろの髪をうしろに流す

<STEP.4>襟足はうしろから前に流す

<STEP.5>コテで顔まわりの中間を巻く

<STEP.6>全体にバーム、毛先にオイルをつけて完成


バームは軽いテクスチャーのもの、オイルはしっとりした質感に仕上がるものがおすすめ。根元はふんわり、毛先は保湿。つるんとした質感に仕上げてください。

くびれフォルムで首元ほっそり見え!短め前髪が若々しい大人の小顔ショート
【ボブ】1カールでメリハリを強調



ボブはどうしても丸みが出るため、丸顔を強調してしまうことがあります。そうならないためには、顔周りにメリハリをつくることが大切です。前髪は長めに設定して額を出しつつ、額の角にかかるようにフォルムを設定。頬横に空白ができるように動きをつければ、顔周りの髪が菱形フォルムに。これで輪郭の丸みがカバーできます。
<スタイリング方法>スタイリングでメリハリを強調して菱形に!
前髪の根元と耳うしろは引き締めて、頬横から表面は動きが出るイメージにすると、全体のフォルムが菱形に。ボリュームが偏らないように注意して。
<STEP.1>毛先を内巻きに1カール
<STEP.2>顔周りをフォワードに巻く
<STEP.3>トップを毛先から1カール
<STEP.4>スタイリング剤を塗布
<STEP.5>耳うしろはタイトに
顔周りは、根元を前に、毛流れをうしろに動かすイメージ。耳うしろは、根元がうしろにむかいつつ毛流れは前へ。根元が一度逆方向に動くことで、もたつきが解消できます。

丸顔がキレイな卵型に!レイヤーで全お悩みを解消する王道菱形ボブ
【ミディアム】顔周りは菱形、毛先は外ハネのおしゃれヘア



レイヤーを入れると、髪の柔らかさも演出できるので、若々しい印象になりますよ。レイヤーを入れることで軽さが出て、ふわっとしたヘアスタイルに。ボリュームが出ないというお悩みにも効果的です。アイロンで巻くだけで動きが出るので、スタイリングも簡単です。
<スタイリング方法>根元がつぶれないように「ふんわり」を重視!
大切なのは、ふんわりとしたサイドのボリューム感。毛先を外ハネに仕上げると、トレンド感のある若々しい印象に仕上がります。アイロンの温度は高くなりすぎないように注意して。
<STEP.1>ドライヤーで根元を立ち上げる

<STEP.2>毛先全体を外ハネにする

<STEP.3>レイヤー部分を内巻きに

<STEP.4>前髪をカーラーで巻く

<STEP.5>スタイリング剤で菱形に整える

レイヤーが入っているので、カットラインに合わせて毛先から巻いていけば、ふんわりとした動きが出ます。ボリュームダウンしないように、スタイリング剤は根元につけないで。

年齢の悩みが出やすい40代面長顔でも、菱形×外ハネミディで洒落見せ!
【ロング】クセを活かしたゆる巻きロング



さらっと軽く巻くだけでもまとまりやすく、絶妙なニュアンスが出やすいようカットで調整を。メリハリを適度に出しながらボリュームを調整することで、顔周りのみササッと巻くだけでも映えるスタイルを叶えます。
<スタイリング方法>顔周りを中心に巻き、しなやかにまとまるイメージに
毛先と顔周りをサラッと巻いてニュアンス出しを。手軽なスタイリングで、まとまりがありながらもこなれた印象を叶えます。
<STEP.1>毛先は外巻きに

<STEP.2>顔周りはリバース巻きに

<STEP.3>もみあげ部分の“うきグセ”にもあえてニュアンスを出す

<STEP.4>耳横の毛は耳にかけつつ、ひと束のみ残す

スタイリング剤はやわらかめのバームがおすすめです。オイルのようなツヤを出しながら、広がりを適度におさえる効果も。

40代に似合う【クセ活かしのゆる巻きロング】広がりやすいクセ毛は毛質を活かした巻き方で
コテの太さ「32mm」の場合
【ショートボブ】さりげない1カールでふんわりヘア
髪が細くペタッとしやすい方には、動きが出やすくボリュームアップできるショートボブはおすすめ。トップにレイヤーで動きを出しながら裾までグラデーションでつなぐと、しっとり大人っぽさもありつつボリュームもアップします。前髪は狭く取って、毛先が流れるようにカット。サイドバングは頬にかかる長さに切ると顔型カバー効果アップ。
<スタイリング方法>ボリュームは出してOK!ふんわり乾かせば小顔効果も
ボリュームを抑えようとしながら乾かすと、逆に顔が大きく見えます。根元からふんわり乾かして、襟足ともみあげだけオイルでタイトに仕上げると、メリハリが生まれて小顔効果がアップしますよ。
<STEP.1>根元にボリュームを出す
<STEP.2>前髪をマジックカーラーで巻く
<STEP.3>サイドを1カール
<STEP.4>トップを1カール
<STEP.4>ヘアオイルを揉み込む
巻き過ぎると老けて見えるので、毛先1カールくらいでOK。丸みのあるショートボブは子どもっぽくなりやすいので、必ずスタイリング剤をつけて質感で大人に仕上げましょう。

髪型で丸顔に角をつくる!?輪郭をシャープに見せるサイドバングのふんわりショート
【ボブ】サッと1カールで若々しく小顔を演出



カットでレイヤーを入れているので、アイロンで軽く巻くだけでも横への動きは自然に出せます。全体は内巻きに、顔まわりと襟足は外巻きにし、菱形っぽいシルエットに仕上げます。動きと奥行きが出ることで小顔になり、明るく若々しい印象もアップしますよ。
<スタイリング方法>自然な動きを感じるくらい、軽く巻くのがコツ
巻き感が強すぎると、逆に老けた印象になりやすいので注意。太めのアイロン(32mm)でサッと1カールさせ、“巻き”というより“動き”を出すくらいが自然です。
<STEP.1>マジックカーラーで前髪を巻く

<STEP.2>アイロンでサイドの毛先を内巻き1カール

<STEP.3>顔まわりはリバースに巻く

<STEP.4>襟足は外ハネにして動きをプラス

<STEP.5>バームをつけてスタイリング

横のボリュームを出しつつも、襟足やハチまわりを引き締めてメリハリをもたせるのがポイント。菱形バランスになると、小顔効果も高まります。

40代に似合う【最旬レイヤーボブ】フェイスラインのレイヤーがカギ!若々しく小顔を演出
【ミディアム】しっかり巻いて大人っぽく
乾燥が進んでいる髪をゆるく巻くと、パサつきがよけいに目立ちます。顔まわりに入れたレイヤー部分をしっかり巻くと華やかさが出て、パサつきが目立たなくなります。
<スタイリング方法>巻きのポイントを高めにして、フェイスラインの印象を引き上げる
20代の方には38mmが似合いますが、大人女性には32mmがおすすめです。巻きがゆるいとフェイスライン下がって見えるのですが、逆にきつく巻くと古めかしくなります。ほどよくしっかり巻くのがポイントです。
<STEP.1>前髪の根元をアイロンに乗せて立ち上げる
<STEP.2>前髪の中間あたりをアイロンで1カール外巻きにする
<STEP.3>耳より前の髪も同じように中間あたりを1カール外巻きにする
<STEP.4>耳よりうしろの髪は毛先を全て内巻きにする
毎日のスタイリングでどうしても乾燥は進みます。アイロンのダメージを防ぐために、スタイリング剤をなじませておくとツヤが出ますし、カールのキープ力にも差が出ます。

40代に似合う【ミディアムヘア】フェイスラインがすっきり!“華やかレイヤースタイル”を伝授
【ロング】巻き過ぎないラフなニュアンスヘア



ローグラデーションベースのロングヘア。顔周りとトップのみレイヤーを入れ、程よいボリューム感と軽やかな動きを出しています。前髪はベースを薄く取り、隙間があくように調整。この隙間があるだけで、丸顔カバー効果がグッと高まります。
<スタイリング方法>合言葉は「巻き過ぎない」。ラフなニュアンスを意識
ヘアアイロンでスタイリングする際、毛先から巻き込んでしまいがちですが、ロングの場合はNG。少し古い印象になってしまいます。前髪も巻き過ぎると、子どもっぽい印象に。ラフな質感を残すことで、今っぽくおしゃれに仕上がります。
<STEP.1>前髪の根元をアイロンに乗せて立ち上げる

<STEP.2>前髪の中間あたりをアイロンで1カール外巻きにする

<STEP.3>耳より前の髪も同じように中間あたりを1カール外巻きにする

<STEP.4>耳よりうしろの髪は毛先を全て内巻きにする

<STEP.5>耳よりうしろの髪は毛先を全て内巻きにする

髪がペタッとしていると、より輪郭が強調されてしまうので、根元をしっかり起こして乾かしましょう。ロングはツヤも大事なので、仕上げは保湿力のあるオイルがおすすめ。ただ根元にべったりつけると、ボリュームダウンしてしまうので注意して。

丸顔をカバーするフリンジバングで、40代のロングを上品キュートに!
コテの太さ「38mm」の場合
【ボブ】ラフに巻いて動きとボリュームを出す
毛質・毛量的にレイヤーを多く入れてしまうと余計に広がりやすくなってしまうので、レイヤーは入れずにほぼ平行のボブにしてまとまりやすさをキープ。内側をそぎすぎるとパサつきが気になりがちなので、毛先中心に少しグラデーションを入れてボリューム調整をしています。カットでは気張ったことはせずあくまでもシンプルに、自然な立体感が出るようハイライトを施しています。はち上の毛の表面のみにうっすらと、大量にいれすぎず、髪の柔らかな立体感が際立つような明るさで極細で入れるのがポイント。カットだけでなく、カラーも含めてトータルで”自然な立体感”を追求したスタイルです。
<スタイリング方法>ペタッとするトップはアイロン×ピン留め×スプレーの3段階でしっかりホールド。サイドはアイロンでふんわり内巻きに。
40代50代になるとどうしても髪にハリコシがなくなってきて、トップがぺったりしがちなので、トップをふんわり立ち上げるひと手間が必要不可欠です。まずはトップの髪を持ち上げるようにアイロンを通し、ダッカールというピンで留めて立ち上がりをつくり、ソフトハード系スプレーでホールド。サイドは自然に巻いてふんわり立体感のあるスタイルに。
<STEP.1>トップの髪は根元から持ち上げるようにアイロンを通し、自然なふんわり感を出す
<STEP.2>サイドは内巻きに1カール
<STEP.3>分け目をまたぐようにダッカールで留め、ソフトハード系スプレーでキープ
トップ部分には固まりすぎずに程よくホールド感のあるソフトハード系スプレーを、サイドには毛先を中心にオイルをなじませてしっとりとしたツヤ感を出して。

40代に似合う【ハイライトで自然な立体感際立つワンレンボブ】ふんわりまとまってさりげなくおしゃれ!
【ミディアム】動きのあるやわらかなS字ライン
表面に低めにレイヤーをバランスよく入れ、ナチュラルな動きが出やすいよう整えています。レイヤーは顔周りはニュアンスを出しやすいようやや高めから、バックになるにつれて低くなるように入れ、流れるような動き&自然な軽さが出るように。前髪は長めかつ薄めにつくり、清潔感&高感度の高い大人っぽい印象に仕上げました。
<スタイリング方法>毛先は外巻き、中間は内巻きを入れてやわらかなS字ラインに
毛先は外巻きに、中間部分には内巻きを入れてふんわり感を出すことで、動き&メリハリのあるスタイルに。硬い毛質にもやわらかな動きが出て、ソフトな印象に見せることができます。
<STEP.1>毛先は外巻き1カール
<STEP.2>中間部分は内巻きを入れてS字ラインに
<STEP.3>スタイリング剤はオイルとバームをミックス
<STEP.4>内側からなじませ、表面はつまんで束感を
オイルだけだとダレやすくふんわりとしたニュアンスが出づらいので、スタイリングはオイルとバームを混ぜて使うのもこなれた印象に見せるカギ。

40代に似合う【しなやかレイヤーミディ】大人のレイヤースタイルで硬い毛質にも柔らかい動きを!
【セミロング】自然な外ハネでメリハリが生まれる
前髪は顎ラインに設定して、毛束を引き出したときに頬にかかるように。表面にレイヤーを入れて、サイドにボリュームをオン。レイヤーのおかげで、ふんわり感も出しやすいです。
<スタイリング方法>オールバックでトップ&サイドがふんわり!
40代にとってはボリューム感も大切。とくにトップの分け目はペタンとさせないこと!一度オールバックにしてから整えていくのがおすすめです。
<STEP.1>ドライヤーで根元を起こす
<STEP.2>毛先を外ハネに巻く
<STEP.3>ジェルでオールバックにする
<STEP.4>毛束を引き出して整える
40歳は髪が細くなり、乾燥感が出てきます。ペタッとしないウェットな質感のスタイリング剤を、オールバックにするようになじませると、ふんわり感とツヤが叶いますよ。

秘策は頬にかかる後れ毛!面長の大人印象にあどけなさをプラスするセミロング
【ロング】巻き過ぎず、ラフな質感をつくる
ロングでも中間にボリュームを出し、バランスよく見えるひし型シルエットにしたいので、顔周りのレングスはあごくらいの長さに設定してレイヤーを入れています。顔周りに短い毛を仕込むことで巻いたときにニュアンスが出しやすくなり、顔の輪郭も補整するような効果が。毛先も適度にすいて、巻いたときに動きが出やすいように、さらにロングでものっぺり重たい印象に見えないよう調整しています。
<スタイリング方法>太めのアイロンで毛先は外巻き、中間は曲げるようにラフに巻いて鮮度アップ。顔周りはリバース巻きでニュアンスづけを
38mmくらいの太めのアイロンを使って、とにかく”巻きすぎない”ことを意識して。ずっと巻く習慣があるという方はしっかりと巻きがちですが、40代50代こそ“巻きすぎない”勇気を! 不規則かつラフに巻くことで、今っぽい軽やかな抜け感を出し、新鮮な表情に見えます。
<STEP.1>毛先は全体的に外巻きに
<STEP.2>中間は曲げるように巻く
<STEP.3>顔周りはリバース巻きで流す
<STEP.4>前髪はスプレーで立体感キープ
スタイリングには軽めのワックスがおすすめ。少量を毛先に塗布して毛束感を出して。

40代に似合う【大人かわいい“抜け感”ラフ巻きロング】ロングでもバランスよく見えるひし形シルエットを実現
【ロング】ねじりながら巻いて自然にボリュームアップ
髪1本1本にコシもなくなり、ボリュームも出づらくなってくる大人世代におすすめしたいのが、ねじりながら巻いてカールをつくるウェービーロングスタイル。大きい毛束で巻くことでツヤも出やすくなり、やりすぎ感もなく自然なボリュームを出すことができます。巻き方に変化を加えることでマンネリ感も打破でき、大人っぽくおしゃれな雰囲気に。また、顔周りの毛の長さを調整することで、ロングでもキュッと引き締まった小顔効果を叶えることもできます。
<スタイリング方法>太めのアイロンで“ねじって外す”を繰り返しながらカールを出し、顔周りにボリュームを
38mmくらいの太めのアイロンを使って、あえて毛束をねじりながら巻くのがポイント。束で巻くことでツヤを出しながら自然なボリュームを出し、新鮮味のあるウェーブスタイルが完成します。
<STEP.1>サイドの毛束をとり、リバース巻きに
<STEP.2>毛を挟んだままアイロンの上部をくるっとはずす
<STEP.3>さらにリバース巻き→外すを繰り返す
<STEP.4>こめかみ横の毛にバームをつけ、自然な立ち上がりをつくる
サイドの根元の立ち上がりをつくるのにも、カールをキープさせるのにも、スタイリングには軽めのバームがおすすめ。

40代に似合う【ウルフ風ウェービーロング】ボリュームを出しながらおしゃれ感×小顔見せも叶える!
コテの太さ「45mm」の場合
【ボブ】熱でツヤを出して自然なカールを出す
表面にレイヤーを入れるとツヤが出にくくなってしまいます。内側で毛量調整しておけば、広がりが抑えられるのでご自身でスタイリングしやすくなります。
<スタイリング方法>トップはカーラーで根元を立ちあげ、毛先は1カール内巻きに
どんなに毛量が多くても頭頂部だけはペタンとなってしまうのが大人の髪。髪が膨らむのはちょうどハチのあたりなんですよね。頭頂部の髪をカーラーで根元を立ちあげるように巻いておくと、トップにボリュームができるのと同時に膨らみを抑えられます。
<STEP.1>頭頂部の髪を前後ふたつに分けてカーラーで巻く
<STEP.2>直径45mmの太めカールアイロンで毛先を1カール内巻きに
白髪を染めるとき、単色ではツヤ感が出にくいのでハイライトを入れるのがオススメです。ホームケアだけでツヤを保つのは難しいので、染めた後は必ずサロンでトリートメントをしてください。月1回のケアで髪のコンディションが変わります。

大人の髪悩み|年齢を重ねるうちに失われたツヤは直径45㎜の太めアイロンで取り戻す!
- TEXT :
- Precious.jp編集部