2017年のゴールデンウィークの天候は、全国的に概ね晴れ予報。帰省や旅行にお出かけするという人にも、のんびり地元やおうちで過ごすという人にも、おすすめしたい「大人のための豊かな気持ちになれるお出かけスポット」をまとめてみました。

①新進気鋭のレストランやカフェの最新情報・限定イベント情報、②ラグジュアリーブランドの期間限定イベント、③「これを見逃したら二度と見られないかもしれない」大型展覧会情報、の3つに分けてお届けします。

【1】ゆったりした空間でリラックスしながら特別な一杯&一皿がいただけるカフェ・レストラン6選

【丸の内】昼からシャンパン! 「パレスホテル東京」のアフターヌーンティーで優雅な休日を

パレスホテル東京の「プリヴェ・アフタヌーンティー」
パレスホテル東京の「プリヴェ・アフタヌーンティー」

リニューアルした「パレスホテル東京」のアフタヌーンティー。6Fラウンジバー「プリヴェ」でいただけるのは、四季折々の旬な素材を使った、4段プレートのアフタヌーンティーです。今の時季はショコラ、マカロン、ミニバーガー、ティラミスなど、モダンかつ繊細なスイーツとフードを、大きな窓から景色を観ながらいただくことができます。>>詳しくはこちら

【恵比寿/ペット可】「ジョエル・ロブション」の美食と「ヴーヴ・クリコ」の華やかなシャンパーニュカクテルが楽しめるテラスが誕生!

シャンパーニュメゾン「ヴーヴ・クリコ」が「ヴーヴ・クリコ リッチ」を使ったカクテルが楽しめるテラスを「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」にオープン
シャンパーニュメゾン「ヴーヴ・クリコ」が「ヴーヴ・クリコ リッチ」を使ったカクテルが楽しめるテラスを「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」にオープン

恵比寿ガーデンプレイスの奥に広がる「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」。世界に名を馳せるフレンチシェフ、ジョエル・ロブション氏が手がけた美食を、緑豊かなガーデンと青空に包まれた心地よい空間で楽しむことができる、期間限定テラスがオープン中。その名も「ヴーヴ・クリコ リッチ テラス」。歴史ある名門シャンパーニュメゾン「ヴーヴ・クリコ」がカクテル用につくった新感覚キュヴェ「ヴーヴ・クリコ リッチ」を用いたカクテル4種類を楽しむことができます。>>詳しくはこちら

【白金台/3か月限定】お肉で有名な銀座のビストロ「マルディグラ」が白金台「アーヴィングプレイス」をジャック!?

アンティパスト盛り合わせ(2人前¥2,700 ※写真は3人前)
アンティパスト盛り合わせ(2人前¥2,700 ※写真は3人前)

ライフスタイルからファッション、フードまで豊かな暮らしを提案する複合型ショップ「ビオトープ」。白金台にあるそのショップの3階に位置する人気カフェ&レストラン「アーヴィングプレイス」が、肉のスペシャリストとコラボレーションした期間限定レストラン「ラ フェット ドゥ マルディグラ」に変貌。銀座の名フレンチビストロ「マルディグラ」のオーナーシェフ・和知 徹氏とタッグを組んでの”お肉祭り”です!>>詳しくはこちら

【自由が丘】五感で楽しむオーストラリアのカフェ「LATTE GRAPHIC」がオープン

LATTE GRAPHIC(ラテ グラフィック)
LATTE GRAPHIC(ラテ グラフィック)

色とりどりのカフェやアート&ミュージックが共存する個性豊かな街、オーストラリアのメルボルン。オセアニア地域ならではのカフェカルチャーにインスパイアされ、日本で生まれたアートなカフェ「LATTE GRAPHIC(ラテ グラフィック)」が、この3月に自由が丘にオープン。心と体に染み渡る優しいカフェやフードに加え、開放的な空間も魅力のひとつです。都会に潜む自然派カフェで、ゆるやかな時間を過ごすのにぴったりです。>>詳しくはこちら

【西麻布】話題のレストラン「クローニー」で楽しむ、最高に心地よい美食の時間

日本を代表するグランメゾン「カンテサンス」で長く支配人を務めた小澤一貴氏が、旧知のサービスマンや気鋭の料理人と2016年12月にオープンさせたレストラン「クローニー」。「店名には“長い付き合いの仲間が集まったレストラン”という意味に加え、お客様を始めここに関わる方々にも“茶飲み友達”のような感覚で過ごしていただきたいという想いを込めました。コンセプトは、ハイエンドなクオリティの料理とサービスをリラックスした空間で楽しんでいただくということ。自分も含めサービス陣は全員が元支配人経験者で、シェフも各国の三ツ星レストランで学び、キャリアを積んできた人間。その経験を経て今、高いクオリティの“食”をよりお客様に近い雰囲気で提供したいと考えたんです」(小澤氏)

左がシェフ春田理宏氏、右がディレクター小澤一貴氏。カジュアルなエプロンやジャージー素材のジャケットなど、ユニフォームもリラックスした雰囲気づくりにひと役
左がシェフ春田理宏氏、右がディレクター小澤一貴氏。カジュアルなエプロンやジャージー素材のジャケットなど、ユニフォームもリラックスした雰囲気づくりにひと役

コースは¥12,000の1種類(スナック3種類、温前菜2品、スープ、パン、魚料理、肉料理、チーズ、デザート、アイスクリーム、プティフール)。メニューは食材の旬に合わせて日々少しずつ変わっていくそう。>>詳しくはこちら

 

【表参道/要予約】「イルサンジェー」のアイスが日本でも解禁。完全予約制、フランス人間国宝による3種の極上濃厚アイス

イルサンジェー東京ブティック サロン&ミュージアムにて食べられるアイス
イルサンジェー東京ブティック サロン&ミュージアムにて食べられるアイス

4代目当主のフランス人間国宝、エドワール・イルサンジェー本人が、116年前から伝わるレシピを守り、すべて手作業でショコラをつくり続けている完全来店予約制ブティック「イルサンジェー東京ブティック サロン&ミュージアム」。これまでフランス本国でしか食べられなかったアイスが、この4月から日本でも予約購入が可能に。ホテルのラウンジのようなゆったりした空間で、デザートやショコラを愉しむことができます。>>詳しくはこちら

【2】フェンディ、ルイ・ヴィトン、ヴァン クリーフ&アーペルの期間限定イベント4選

【銀座】建築家ザハ・ハディッドがデザインしたブルガリの新『ビー・ゼロワン』

ブルガリ(BVLGARI)から建築家ザハ・ハディッドのデザインによる新作ジュエリーコレクション「ビー・ゼロワン デザイン レジェンド」が登場
ブルガリ(BVLGARI)から建築家ザハ・ハディッドのデザインによる新作ジュエリーコレクション「ビー・ゼロワン デザイン レジェンド」が登場

ブルガリのダブルロゴと螺旋状のデザインが特徴的な「ビーゼロワン」、その最新モデルである「ビー・ゼロワン デザイン レジェンド」のデザインやスケッチ、プロモーションビデオが観られる期間限定ギャラリーが、ブルガリ 銀座タワー2階で観ることができます(5月28日まで)。>>詳しくはこちら

【表参道】フェンディがオープンラッシュ!フォトジェニックな仕掛けが満載のポップアップストアの魅力とは?

FENDI(フェンディ)表参道ポップアップストア外観
FENDI(フェンディ)表参道ポップアップストア外観

銀座シックス店に続き、フェンディが表参道に期間限定のポップアップストアをオープン。モダンでポップな雰囲気をまとったこの「フェンディ 表参道」では、セルフィーを撮りたくなるような、フォトジェニックでアート性の高い仕掛けが満載です。地下1階にはイタリア人デザイナー、クリスティーナ・チェレスティーノによる移動式VIPルームも。>>詳しくはこちら

【表参道】ルイ・ヴィトンが藤原ヒロシとコラボ!真鍋大度の動画インスタレーションが豪華な限定ショップでメンズ先行販売

ルイ・ヴィトン、藤原ヒロシとコラボした2017年秋冬メンズ・プレコレクション
ルイ・ヴィトン、藤原ヒロシとコラボした2017年秋冬メンズ・プレコレクション

5月5日(金・祝)まで、藤原ヒロシさんとルイ・ヴィトンがコラボレーションしたメンズ・コレクションが先行お披露目されているブティック「LOUIS VUITTON in collaboration with FRAGMENTPOP-UP STORE」が、原宿のギャラリーに開店中。東京五輪のプレゼンテーションでのARアニメーションでも話題をさらった、ライゾマティクス主催の真鍋大度さんによるデジタルインスタレーションを体験できる空間も用意されています。会場の入り口で動画を撮ると、会場に無数に設置されたビジョンに自分の顔がさまざまな加工を施されて現れる、という仕掛けが。撮影した動画は後ほど自身のメールアドレスに送ってもらうことができます。ゴールデンウィークの思い出づくりに、いかが?>>詳しくはこちら

【京都】ジュエリーと伝統工芸が競演!ヴァン クリーフ&アーペル×日本の工芸の展覧会

4月29日から京都国立近代美術館にて開催される「技を極める―ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」展の《ヴァルナ ヨットのミニチュア》ヴァン クリーフ&アーペル コレクション/1907年頃/ゴールド、シルバー、ジャスパー、 木材、エナメル/Patrick Gries © Van Cleef & Arpels
4月29日から京都国立近代美術館にて開催される「技を極める―ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」展の《ヴァルナ ヨットのミニチュア》ヴァン クリーフ&アーペル コレクション/1907年頃/ゴールド、シルバー、ジャスパー、 木材、エナメル/Patrick Gries © Van Cleef & Arpels

繊細な技術とアーティスティックな感性で私たちを魅了し続けるハイジュエラー、ヴァン クリーフ&アーペル。同社のアートピースと日本の工芸作品のコラボレーションで、日仏の“技”を対比させるという斬新な試みの展覧会「技を極める―ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」が、京都国立近代美術館にて、ゴールデンウィーク初日の4月29日(土・祝)から開催されています。>>詳しくはこちら

【3】大人のデートに楽しい、東京で観られる展覧会3選

【丸の内】オルセー美術館所蔵、『庭の女性たち』でボナールが表現した新たな美学とは

左から/『庭の女性たち 白い水玉模様の服を着た女性』、『庭の女性たち 猫と座る女性』、『庭の女性たち ショルダー・ケープを着た女性』、『庭の女性たち 格子柄の服を着た女性』ピエール・ボナール 1890-91年 デトランプ/カンヴァスに貼り付けた紙、装飾パネル© RMN-Grand Palais( musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
左から/『庭の女性たち 白い水玉模様の服を着た女性』、『庭の女性たち 猫と座る女性』、『庭の女性たち ショルダー・ケープを着た女性』、『庭の女性たち 格子柄の服を着た女性』ピエール・ボナール 1890-91年 デトランプ/カンヴァスに貼り付けた紙、装飾パネル© RMN-Grand Palais( musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF

ゴーギャンに指導を受けたポール・セリュジエや、ヴュイヤール、ドニ、ランソン、ピエール・ボナールらが結成した「ナビ派」の一連の作品を、本格的に紹介する展覧会『オルセーのナビ派展:美の預言者たち―ささやきとざわめき』。四季を表す4作品が並んだピエール・ボナールの代表作『庭の女性たち』などを観ることができ、日本では今回が初めての開催となります。>>詳しくはこちら

【上野】漫画家・大友克洋が「バベルの塔」の内部を描いた!巨匠・ブリューゲル作品公開記念

バベルの塔にインスパイアされた作品を制作した大友克洋さんと河村康輔さん
バベルの塔にインスパイアされた作品を制作した大友克洋さんと河村康輔さん

上野の東京都美術館にて開催された「ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル『バベルの塔』展 16 世紀ネーデルラントの至宝-ボスを超えて-」では、ピーテル・ブリューゲル1 世の最高傑作「バベルの塔」が24年ぶりに日本で公開。これを記念して、大友克洋さんが、同作品からインスピレーションを得た大作を制作しました。>>詳しくはこちら

【六本木】国立新美術館「ミュシャ展」で世界初公開の超大作に酔う

《スラヴ叙事詩「スラヴ民族の神格化」》 1926年 プラハ市立美術館 ©Prague City Gallery
《スラヴ叙事詩「スラヴ民族の神格化」》 1926年 プラハ市立美術館 ©Prague City Gallery

日本でも人気の画家であるアルフォンス・ミュシャの、チェコ国外では世界初公開の大作が全20作も!発表されるとあって、開催前から話題となっていた本展。チェコと日本の国交回復60周年を記念した壮大なスケールのこの展覧会の、見どころをお知らせします!50歳で故郷に戻り、晩年の17年間を捧げた渾身の作品「スラヴ叙事詩」です。およそ縦6m、横8mに及ぶ巨大なカンヴァスに描かれたこの20点に及ぶ油彩画「スラヴ叙事詩」が、チェコ国外では世界で初めて、まとめて公開されています。>>詳しくはこちら

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2017年のゴールデンウィークのお出かけにおすすめしたい、大人がゆっくり過ごせる食空間や展覧会、ラグジュアリーブランドの真髄や最新に触れられるイベント情報をまとめてお届けいたしました。皆さんのゴールデンウィークがより充実した時間になりますように!

この記事の執筆者
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