【目次】

「ベースメイク」のポイント


■ファンデーションの重ね塗りとシェーディングがたるみ解決の鍵!

長井かおりさん
ヘア&メイクアップアーティスト
多くの女優やモデルからの指名を受ける人気ヘア&メイクアップアーティスト。雑誌や広告など第一線で活躍する傍ら、メイクレッスン講師としても活躍。ひとりひとりの個性や魅力を引き出す、上品なメイクテクニックにファン多数。Precious.jpでは、大人のリアルな肌や骨格の悩みをメイクだけで見事解決。

顔の下半分に目を奪われ、輪郭のたるみが気になるセルフメイクから、本来のパーツの美しさが際立つ、キュッとコンパクトな上品メイクへ。

顔の下半分に目を奪われ、輪郭のたるみが気になるセルフメイクから、本来のパーツの美しさが際立つ、キュッとコンパクトな上品メイクへ。

「顔のたるみはベースメイクでカムフラージュできます。下がってきた目元にはファンデーションの引き上げ塗りでリフトアップを、もたついてきた輪郭にはシェーディングで引き締めを狙いましょう」(ヘア&メイクアップアーティスト・長井かおりさん)

【引き上げ&引き締めベースメイクプロセス】

1:全顔に下地をのばす
目安はパール1粒分。透明感がアップするパープルの下地は40代の強い味方に。
目安はパール1粒分。透明感がアップするパープルの下地は40代の強い味方に。
引き上げを意識してのばすと、ヨレることなくピンと張りのある印象に。
引き上げを意識してのばすと、ヨレることなくピンと張りのある印象に。

パープルの下地をおでこ、両頬、あごの4点に、クルクルとなるとのように置いてから、スキンクリームをのばすように両手でクルクルと円を描きながら、顔全体に広げます。

2:ファンデーションを重ねる
ファンデーションは小豆1粒分で十分。つけすぎないように注意して。
ファンデーションは小豆1粒分で十分。つけすぎないように注意して。
ファンデーションも引き上げを意識してのばすのがコツ。
ファンデーションも引き上げを意識してのばすのがコツ。

リキッドファンデーションを下地を4点になると置きして、両手で円を描きながら広げます。

3:スポンジで表面を整える
スポンジには、表面を整えるほかに余分な油分を吸着して化粧くずれを防ぐ効果も。
スポンジには、表面を整えるほかに余分な油分を吸着して化粧くずれを防ぐ効果も。

ファンデーションを広げ終えたら、スポンジで肌の表面をなでてファンデーションを均一に整えます。

4:ファンデーションに下地を混ぜる
同じメーカーやラインの下地とファンデーションを使用するのがおすすめ。
同じメーカーやラインの下地とファンデーションを使用するのがおすすめ。

2で使用したファンデーションを少量手に取り、1で使用した下地を同量混ぜて、ワントーン明るい色に整えておく。

5:ファンデーションを目の下にのせ、広げる
目の下からこめかみに向けて斜めにのせるのがポイント。
目の下からこめかみに向けて斜めにのせるのがポイント。
目元にワントーン明るいファンデーションを重ねて少しだけ厚みを出しておくことで肌に透明感が出て、リフトアップのほかにクマやくすみなどもカバーする効果も。
目元にワントーン明るいファンデーションを重ねて少しだけ厚みを出しておくことで肌に透明感が出て、リフトアップのほかにクマやくすみなどもカバーする効果も。

目の下に4のファンデーションを置き、スポンジで引き上げるようにタッピングしながらのばします。ファンデーションが乾く前に素早く広げて。

6:フェースラインにシェーディングを
スポンジなら濃くなりすぎることなく、自然な陰影を入れることが可能に。
スポンジなら濃くなりすぎることなく、自然な陰影を入れることが可能に。
生え際にごく自然な陰影をつけるだけで、顔が一気に引き締まる。
生え際にごく自然な陰影をつけるだけで、顔が一気に引き締まる。

口を「お」の形にした時に、凹みができる部分より下に、シェーディングパウダーをスポンジで薄くのばします。そのままのスポンジで生え際をなぞると、フェースラインが自然に引き締まります。

別人級に引き締まる!「たるみ」をカバーするベースメイクガイド

■頰のハリ感はピンクの下地で取り戻す!

【ふっくらハリのある頰に導くベースメイクプロセス】

左/セルフメイクでは、頰下の影が目立っている。 右/長井メイクでは、フェースラインがなだらかでふっくら若々しい印象に。
左/セルフメイクでは、頰下の影が目立っている。 右/長井メイクでは、フェースラインがなだらかでふっくら若々しい印象に。

「大人のフェースラインのくずれの二大原因は、『たるみ』と『こけ(削げ)』です。たるみの場合はシェーディングによる引き締めが効果的ですが、こけの場合は凹み部分をカバーしてふっくら見せること。おすすめは、パンプアップ効果のあるピンクの下地と、ハリ感をもたらす艶やかに仕上がる美容液ファンデーションの合わせ塗り。ふたつを混ぜて、ふっくら見せたい顔の下半分に塗り込むのがポイントです」(ヘア&メイクアップアーティスト・長井かおりさん)。

1:ファンデーションに下地を混ぜる
美容液効果の高いファンデーションをセレクトすると、肌の艶やかさやハリ感を長時間持続させることが可能に。
美容液効果の高いファンデーションをセレクトすると、肌の艶やかさやハリ感を長時間持続させることが可能に。

あらかじめ、いつもより薄めにベースメイクを仕上げておきます。大豆一粒分量のファンデーションと同量のピンクの下地を手にとり、混ぜます。

2:顔の下半分にのせてスポンジでタッピング
ベースメイクがよれないように、スポンジを大きく動かさないのがポイント。
ベースメイクがよれないように、スポンジを大きく動かさないのがポイント。

下地を混ぜたファデーションを頬骨より下のみにのせて、スポンジで上に引き上げるようにタッピングしながらなじませます。

やつれて見える頰のこけには「エレンガンス」のピンク下地が有効です!

「眉メイク」のポイント


■眉の下側を足して太眉に描くとまぶたが締まる

余白埋めメイク

眉山のあたりにある眉丘筋という筋肉が衰え、年齢とともに眉山が下がり、横にペタッと広がった印象に見えてくるもの。しかも、まぶた自体も重力とともに下がってきて、目元が全体的に間延びした印象に。そこで、眉の存在感をアップさせ、さらに太く描くことで、まぶたの余白を埋めていきます。ここでのポイントは、眉を太く描く際に下に足すこと。そうすることで、まぶたの余白が埋められるように。このとき、濃いブラウンのアイブロウペンシルでしっかりと描くことが大切です。太くするのが怖くて淡いブラウンにしてしまうと、眉の存在感が出ず、効果が半減してしまうので注意して。その上に重ねるアイブロウパウダーを淡いブラウンにすると、色の濃淡で眉を立体的に見せる効果も得られます。

【余白を埋めるアイブロウプロセス】

1:眉の下側をまっすぐにラインを引く
アイブロウペンシルで、眉頭を除いた部分から眉尻に向かって、ほぼ平行になるようにガイドライン的に引いていく。
アイブロウペンシルで、眉頭を除いた部分から眉尻に向かって、ほぼ平行になるようにガイドライン的に引いていく。
2:まばらな部分をペンシルで埋めていく
眉毛がまばらになっている部分は、ペンシルで毛を1本1本描き足すようなつもりで、描いて隙間を埋めていく。
眉毛がまばらになっている部分は、ペンシルで毛を1本1本描き足すようなつもりで、描いて隙間を埋めていく。
3:明るめブラウンのパウダーをペンシルに重ねる
ペンシルよりもパウダーは明るめのブラウンを選び、ペンシルで引いたラインの上やまばらな隙間を埋めた部分に重ねてのせておく。
ペンシルよりもパウダーは明るめのブラウンを選び、ペンシルで引いたラインの上やまばらな隙間を埋めた部分に重ねてのせておく。
4:パウダーで眉の上側を整えていく
<b>3</b>と同じパウダーをブラシにとり、眉の上側にのせながら、適度にぼかしていく。眉頭の上は何ものせないのが自然に仕上げるポイントに。
と同じパウダーをブラシにとり、眉の上側にのせながら、適度にぼかしていく。眉頭の上は何ものせないのが自然に仕上げるポイントに。
5:眉中から眉頭へとブラシでぼかす
眉毛が密集している部分(眉頭から1cmくらいのところ)から眉頭に向かって、ブラシに色を足さずにブラシを動かしてぼかしていく。
眉毛が密集している部分(眉頭から1cmくらいのところ)から眉頭に向かって、ブラシに色を足さずにブラシを動かしてぼかしていく。
6:ペンシルでもう1度、眉下を描き込む
最後にペンシルで眉頭を除いた部分から眉の半分くらいまで、下側をしっかり描き込んでおく。するとまぶたの余白が埋まり、締まって見える。
最後にペンシルで眉頭を除いた部分から眉の半分くらいまで、下側をしっかり描き込んでおく。するとまぶたの余白が埋まり、締まって見える。

間延びしたまぶたが締まって見える「太眉」メイクで、7歳若返り!

■ペンシルの上にパウダーを重ねてナチュラルな平行太め眉に

自然な濃さの平行太め眉なら、主張しすぎることなく上品な印象に。
自然な濃さの平行太め眉なら、主張しすぎることなく上品な印象に。

「まず、スクリューブラシで毛流れを整えておくことが、大人の眉メイクにはマストです。その後、ペンシルで足りない部分を補っていきます。その際のポイントはふたつ。ひとつめは、ペンシルのカラーは、グレーやダークブラウンなど、自眉の色と近いカラーを選ぶこと。明るいカラーを選びがちですが、そうすると、自眉と描き足した部分がなじまなくなります。ふたつめは、ペンシルでラインどりをしないこと。1本ずつ植毛するようにていねいに描き足して、眉の形や濃さを整えます。その後、明るめのパウダーをふんわり肌にのせることで、ナチュラルで上品な平行太め眉に。アイシャドウブラシを使えば、よりやわらなか仕上がりがかないます」(ヘア&メイクアップアーティスト・長井かおりさん)。

【ナチュラルな平行太眉の描きかたプロセス】

1:スクリューブラシで眉をとかす
眉頭から眉山までは上向きに、眉山から眉尻にかけては横向きにブラシを動して。
眉頭から眉山までは上向きに、眉山から眉尻にかけては横向きにブラシを動して。

アイブロウペンシルのスクリューブラシで眉をとかし、毛流れを整えておきます。ブラシの付け根を軽く折り曲げておくと、眉とブラシがフィットしやすくなります。

2:足りない部分を描き足す
左右の高さが違う場合は、眉が低い方は上側を、高い方は下側を中心に描き足して行くと左右対象に。
左右の高さが違う場合は、眉が低い方は上側を、高い方は下側を中心に描き足して行くと左右対象に。
肌を軽くこするように、ブラシでとかすのがコツ。
肌を軽くこするように、ブラシでとかすのがコツ。

アイブロウペンシルで、眉の足りないや薄い部分を1本ずつ描き足していきます。その後、再びスクリューブラシでとかし、描き足した部分をぼかしながら定着させます。

3:パウダーをのせる
毛流れに逆らうように、ブラシを肌に押し込むのがコツ。
毛流れに逆らうように、ブラシを肌に押し込むのがコツ。

アイシャドウブラシにアイブロウパウダーをとり、肌を染めるような要領でのせていきます。

薄いまだら眉をナチュラルな「平行太め眉」にする方法

■眉マスカラで立体感と抜け感がある大人眉の完成

使うだけで、立体感、抜け感、太さ…今、欲しい全部が叶う「眉マスカラ」で大人眉はうまくいく!

眉マスカラは若者のもの、と思っている人が多いよう。けれど、眉マスカラにはただ色をのせるという役割以外にも、眉毛に太さや長さを足す、毛流れをフィックスさせて立体感を出す、という重要な役割もあります。眉マスカラをプラスするだけで、ワンランク上の仕上がりが叶うのです。眉毛の長さと毛量があると、より眉マスカラの恩恵が受けられるので、切りすぎないで。

「眉マスカラ」で大人眉はうまくいく!立体感、抜け感、太さ…今、欲しいが全部が叶う!

【毛を立たせて、流して、整える眉マスカラプロセス】

1:眉尻から眉頭に向かって毛を起こしていく

眉をペンシルやパウダーで整えてから眉マスカラを。眉マスカラをよくしごいて、ブラシにつく量を調節。毛流れに逆らうようにして、眉尻から眉頭に向かって梳かすように塗っていく。毛を起こしながら毛先を中心に塗る。

眉をペンシルやパウダーで整えてから眉マスカラを。眉マスカラをよくしごいて、ブラシにつく量を調節。毛流れに逆らうようにして、眉尻から眉頭に向かって梳かすように塗っていく。毛を起こしながら毛先を中心に塗る。

2:眉頭は上に向けて立たせるのがポイント

眉頭は眉の立体感を出し、若々しさを演出する要。下から上へブラシを動かし、眉幅からはみ出るくらいにしっかりと毛を立たせて毛流れも整えておく。

眉頭は眉の立体感を出し、若々しさを演出する要。下から上へブラシを動かし、眉幅からはみ出るくらいにしっかりと毛を立たせて毛流れも整えておく。

3:最後は毛流れをさばきながら整えて

眉頭から自然につながるように、眉山まで斜め上に上辺から毛が出るくらい立ち上がらせて整える。眉山から眉尻は斜め下に向かって梳かす。ただし、眉尻側は眉幅より下に毛がはみ出しそうなときは平行に流して。

眉頭から自然につながるように、眉山まで斜め上に上辺から毛が出るくらい立ち上がらせて整える。眉山から眉尻は斜め下に向かって梳かす。ただし、眉尻側は眉幅より下に毛がはみ出しそうなときは平行に流して。

眉マスカラの使い方は簡単!毛を立たせて、流して、整えるだけ|大人におすすめのアイテムもご紹介

「アイシャドウ」のポイント


■他人は目の大きさを「まつげからまつげまで」と判断している!

目の大きさは上まつげから下まつげまで。
目の大きさは上まつげから下まつげまで。

そもそも私たちは、目の大きさというと、目のフレームに沿った形だと思いがち。けれど、実は、上まつげの先端から下まつげの先端までを他人は「目」だと認識しているというデータがあるのです。ということは、アイメイクしだいで目を大きく見せることが可能だということ。以下から、目を上品に大きく見せ、目力を効果的にアップさせる方法をご紹介します。

水彩画のような透明感のある発色「透かしアイシャドウ」でまつげを際立たせる

若いころの目力が「強さ」だとしたら、大人の今の目力は「繊細さ」で引き出します。繊細さで目力を出すには計算が必要。繰り返しになりますが、目の大きさは上まつげの先端から下まつげの先端まで。そのため、まつげを縦に広げ、最大限に生かします。そして、そのまつげの存在感が際立つ、透明感のある発色のアイシャドウを選び、まつげの引き立て役に徹底させるのです。最後は、まつげの隙間を埋める点アイライナーでまつげ増毛の疑似効果を出すだけ。それでも、目力は驚くほど宿るようになるのです。

【まつげを際立たせて見せる、透かしアイシャドウの塗り方プロセス】

左/透かしアイシャドウの場合…まつげがくっきり!、右/締め色を入れた場合…まつげが目立たない
左/透かしアイシャドウの場合…まつげがくっきり! 右/締め色を入れた場合…まつげが目立たない。

目力というと、しっかりとアイシャドウで目元に立体感をつくり、引き締めないと! と思う方が多いのですが、実はこれ、逆効果になることが。冒頭でもお伝えしたとおり、目の大きさは上まつげから下まつげまでの先端から先端までを意味します。ということは、まつげの存在がしっかり見えないと目力が存分に発揮されないことになるのです。締め色のアイシャドウをしっかり塗ってしまうと、まつげが濃い色に重なってあまり認識できません。それでも目力は出るかもしれませんが、大人の品格ある目力は宿りにくくなってしまうのです。しかし、水彩画のような透け感のあるアイシャドウなら、まつげをくっきりと際立たせる効果が出ます。

1:まぶたの中央にアイシャドウをおいてアイホールにのばす
まぶたの中央にアイシャドウを。
まぶたの中央にアイシャドウを。

塗るとき、まずはアイシャドウを薬指にとります。アイホール全体にのばしていくので、薬指の第一関節分を指にとってみてください。そして、ちょうど黒目の上あたりに薬指をのせましょう。

2:薬指でワイパーのようにしてなじませる
薬指でワイパーのように。
薬指でワイパーのように。

1で上まぶたにのせた薬指を、ワイパーのように左右に大きく動かしながら、のばしていきます。このとき、黒目の上がいちばん濃く、目頭と目尻に向かうにしたがって自然と淡くなるようにしましょう。すると、自然なグラデーションがついて、肌なじみがアップします。

3:下まぶたにも同じ色をスッとひと筋のせる
下まぶたにも同じ色を。
下まぶたにも同じ色を。

下まぶた用に、上まぶたにのせたのと同じアイシャドウをチップ、または綿棒にとる。黒目の下におき、目尻側、目頭側へとぼかす。涙袋分の幅になるようにのせるとちょうどよい。

■赤みアイシャドウで血色感のある目元に

ジレ¥286,000・ネックレス¥55,000(ミカコ ナカムラ 南青山サロン<MIKAKO NAKAMURA>)、「サンドロ フェローネ」のブラウス¥19,800・〝ギャレッタ〟のピアス¥66,000(チェルキ)、イヤーカフ¥140,800(ホワイトオフィス<ジジ>)

今や定番となった、赤み色のアイメイク。血色系のアイカラーは使うだけで最旬顔になれる最強色です。ここに黒のアイラインやマスカラは不要。思いきって3点セットすべてを赤み色で統一。重ねた赤みの美しさで、目元の鮮度を高めましょう。

【脱・黒”アイメイクプロセス】

1:クマやくすみなどのネガティブを光色で消す

【使ったアイカラー】SUQQU シグニチャー カラー アイズ 13 ¥7,700

【使ったアイカラー】SUQQU シグニチャー カラー アイズ 13 ¥7,700

アイメイクの準備段階として、目周りの色の不均一を調整します。Aの光色をまぶたの上と目の下に広くなじませ、色ムラや凹凸の影を光で飛ばします。仕上がりに大きな差が出る、はずせないステップです。

アイメイクの準備段階として、目周りの色の不均一を調整します。Aの光色をまぶたの上と目の下に広くなじませ、色ムラや凹凸の影を光で飛ばします。仕上がりに大きな差が出る、はずせないステップです。

目の際から上に向かって、ブラシを左右に往復させながらなじませます。目の下は目尻から目頭へなじませて。

目の際から上に向かって、ブラシを左右に往復させながらなじませます。目の下は目尻から目頭へなじませて。

2:黒の代わりに影色で骨格を強調し目力アップ

シェードカラーで目の際とアイホールのくぼみに影をつけ、目元の印象を強化します。この影色を仕込む工程は、〝脱・黒〟では非常に重要な作業です。Bの影色を目の際からアイホールのくぼみにぼかします。

シェードカラーで目の際とアイホールのくぼみに影をつけ、目元の印象を強化します。この影色を仕込む工程は、〝脱・黒〟では非常に重要な作業です。Bの影色を目の際からアイホールのくぼみにぼかします。

ブラシを往復させ、目の際からアイホールのくぼみをシェーディング。もともとまぶたがくぼんでいる人は際だけでOK。

ブラシを往復させ、目の際からアイホールのくぼみをシェーディング。もともとまぶたがくぼんでいる人は際だけでOK。

3:赤み色の華やかさでメイクがきまる

今回の主役となるのは黄みのある赤み色。Cの色を、二重の人は二重のラインより少し出るところまで、奥二重や一重の人は目を開けたときに色が見えるところまで、ぼかします。目の下にも約2mm幅で入れます。

今回の主役となるのは黄みのある赤み色。Cの色を、二重の人は二重のラインより少し出るところまで、奥二重や一重の人は目を開けたときに色が見えるところまで、ぼかします。目の下にも約2mm幅で入れます。

目頭5mmはあける

目頭5mmはあける。

目の下は細いチップに替えて、目尻から目頭へなじませて。目の下の目頭側5㎜は何も塗らないのが抜け感を出すポイント。

4:さらに赤みをプラスして眼差し印象を強化

ステップ3まででアイカラーは完成しているけれど、さらにDのピンクよりの赤みを上まぶたに重ねて、強さを出してもいい感じに。Dの色をCと同じ範囲にプラスします。初めに色をおいたところが最も発光するので、上まぶたの中央から周囲に広げていく重ね方がおすすめです。

ステップ3まででアイカラーは完成しているけれど、さらにDのピンクよりの赤みを上まぶたに重ねて、強さを出してもいい感じに。Dの色をCと同じ範囲にプラスします。初めに色をおいたところが最も発光するので、上まぶたの中央から周囲に広げていく重ね方がおすすめです。

マスクを取ったら最旬メイクに更新!“脱・黒アイメイク” で顔印象をブラッシュアップ

■旬の目元を作るブラウンアイシャドウパレットの縦塗り

メイクの “基本のき” を見直して、パーツ際立つ「旬の顔」に!

メイクの “基本のき” を見直して、パーツ際立つ「旬の顔」に!

【ブラウンアイシャドウの塗り方メソッド】

明るいベージュでまぶたのくすみを払う
上下のまぶたの際にライン状にのせる。

重く被った腫れまぶたのメリハリづくりに有効なのは、やはり定番のブラウンアイシャドウ。けれども若い頃に覚えた、目のフレームどおりに際から濃い色=締め色、次になじませ色を重ねていく横塗りはたるみ目を強調するだけ。この世代のブラウンアイシャドウは “縦塗り” 限定です。

ポイント:指1本の幅の中央部分は塗らない。目頭、目尻側だけ塗布する。

指1本の幅の中央部分は塗らない。目頭、目尻側だけ塗布する。

指1本の幅の中央部分は塗らない。目頭、目尻側だけ塗布する。

メイクテクニック、更新してますか?【マット系ブラウンパレット】を使った “美しい立体目元” のつくり方

「アイライン」のポイント


■「点アイライナー」で隙間を埋めてまつげが密集しているように見せる

まつげとまつげの間が抜けて見えると、せっかくの透かしアイシャドウやカールマスカラの効果が半減し、スカッとした弱い印象になってしまいます。そのため、アイライナーで点々と隙間を埋めておくという細部にまで手を加える必要が。それには、ライナーの先端が細いと使いやすく、失敗がありません。

【隠しラインでまつげを格段に増量させて見せられる、点アイライナーの入れ方プロセス】

左/点アイライナーを入れた場合…まつげが増えて見える!、右/点アイライナーを入れていない場合…まつげの隙間が気になる
左/点アイライナーを入れた場合…まつげが増えて見える! 右/点アイライナーを入れていない場合…まつげの隙間が気になる

透かしアイシャドウに、しっかりカールされた長いまつげに仕上がったとしても、それだけでは実は足りません。点アイライナーを入れたほうが目力が強いのは明らかです。まつげとまつげの間に隙間があると、せっかくアイシャドウやマスカラで上品な目力を出していても、少し間が抜けて見えてしまいます。しかし、しっかりとまつげの隙間を埋めてあると、キュッと引き締まって見え、より目力が強く見えるようになるのです。ここで注意したいのが、ラインの引き方。目の際にラインを引くのではなく、まつげの隙間を埋めるだけのさりげないラインのほうが繊細で品格のある目力が実現します。

1:アイライナーで埋めたい場所はまつげとまつげの間
アイライナーで埋めたい場所。
アイライナーで埋めたい場所。

顔の斜め下から鏡をのぞき込むと、まつげの隙間がよく見えるもの。このまつげとまつげの間をつなげるようにして、アイラインを入れていくと、まつげが密集して生えているように見えます。

2:小さく左右に描きながら埋めていく
小さく左右に描きながら。
小さく左右に描きながら。

アイライナーの先端で、まつげの隙間を左右に小さくジグザグさせながら埋めていきます。このとき、アイライナーの先端はまつげの下から差し込むような形で描いていくのがコツ。黒目の上から目尻に向かってまず入れていきましょう。

3:目頭はそっと抜くように最後は細く
目頭はそっと抜くように。
目頭はそっと抜くように。

黒目の上から目頭に向けては、まつげのある部分を埋めていきます。また、目頭に向かうにしたがって徐々に細くなるように埋められると、自然な印象の仕上がりに。最後のまつげの部分は、スッと力を抜くようにラインを入れてみてください。

ボンヤリ目元が若返る!品格を失わずにしっかり目力がアップする「簡単3ステップ」

「カールマスカラ」のポイント

余白を埋める、マスカラテクとは?
余白を埋める、マスカラテクとは?

■上下まつげの長さと幅を最大限、利用する

アイシャドウ同様、上まつげにはマスカラを塗る人がほとんどなのに、下まつげにまでマスカラを塗る人はほんのひと握り。上まつげの長さを出し、扇状に広げて、上まぶたや横顔の余白を埋めることはもちろんですが、下まつげもしっかりと存在感を出してあげると、下まぶたのアイシャドウとの相乗効果で、頬の間延びした余白を埋めることが可能に。下まつげは人によってはまばらだったり、短かったりするかもしれません。ですが、それでもマスカラを塗ることで、しっかりと存在感が示され、余白埋めにひと役買ってくれるもの。目頭から目尻まで、今あるまつげ全体にマスカラを塗ってみて。印象がまるで変わるはずです。

【余白を埋めるマスカラプロセス】

1:上まつげは扇状になるように
上まつげは根元からしっかりとビューラーで立ち上げ、目頭側、目尻側のまつげも存在感が出るようにしっかりと塗り、扇状になるようにしっかりとセパレートしておく。
上まつげは根元からしっかりとビューラーで立ち上げ、目頭側、目尻側のまつげも存在感が出るようにしっかりと塗り、扇状になるようにしっかりとセパレートしておく。
2:下まつげを起こしていく
マスカラを縦に持ち、左右に小さく振るようにしながら、下まつげにマスカラを塗っていく。寝ていた下まつげを起こして浮かす役割を果たすポイントに。
マスカラを縦に持ち、左右に小さく振るようにしながら、下まつげにマスカラを塗っていく。寝ていた下まつげを起こして浮かす役割を果たすポイントに。
3:下まつげの長さを出していく
ブラシを横に持ち替え、下まつげを下に向かって引くようにして、今度は長さを出すように塗っていく。最後に、下まつげもきちんとセパレートするように整えておいて。
ブラシを横に持ち替え、下まつげを下に向かって引くようにして、今度は長さを出すように塗っていく。最後に、下まつげもきちんとセパレートするように整えておいて。

大人こそ「下まつげ」にマスカラを!間延びした顔をキュッと締めるマスカラ3ステップ

「チーク」のポイント


■まが玉形に入れてリフトアップ効果も狙う

リフトアップも叶う、まが玉形チークとは?

リフトアップも叶う、まが玉形チーク。

頬骨の高さがなくなり、平坦になってくる頬。若いころのようなメリハリをつけられると、顔が立体的に見え、それだけで余白がなくなって見えるものです。大人世代の年齢になると、顔をシャープに見せようと、ダーツを入れるように頬骨の下あたりからこめかみに向かってチークを入れる人が多いのですが、それでは正面顔の余白が気になってしまいます。

なので、正面もしっかりと入れつつ、フェースラインに向かって上向きになるよう、まが玉形に入れるのがポイントに。チークの入れ方しだいで、正面顔も横顔も驚くほどリフトアップして見えるようになります。

【余白を埋めるチークプロセス】

1:ニコッと笑って高くなったところから
笑ったときに高くなる頬骨のあたりから、フェースラインに向かって少し上に上げるようにしてチークをブラシでのせていく。
笑ったときに高くなる頬骨のあたりから、フェースラインに向かって少し上に上げるようにしてチークをブラシでのせていく。
2:フェースラインから指2本分のところで折り返す
横顔の余白も埋めるため、フェースラインから指2本分のところまでチークをのせ、そこから丸みを帯びた小さな曲線を描くようにして折り返す。リフトアップして見せる効果もあり。
横顔の余白も埋めるため、フェースラインから指2本分のところまでチークをのせ、そこから丸みを帯びた小さな曲線を描くようにして折り返す。リフトアップして見せる効果もあり。

小顔とリフトアップ、同時に叶えるチークの入れ方とは?

■たるみもほうれい線も見えないフラットチーク

黒田 啓蔵さん
ヘア&メイクアップアーティスト
(くろだ けいぞう)誰もが知る大女優たちがこぞって指名。常にCM撮影や舞台やコンサートのため日本中を飛び回っている。有名コスメブランドのディレクションを手掛けるほか、プロのヘア&メイクへの指導も多い。その美容術はすべての女性の美しさを底上げする普遍的かつ革新的なもの。

上げたいからといって、チークを上げるのは間違い

上げたいからといって、チークを上げるのは間違い!

「頬に色鮮やかなチークが入っていれば、人の目は必ずチークのほうに誘導されます。だから、ほうれい線のギリギリ上にチークを入れて、それを目くらましに使う。具体的には、まず、入れる位置をほんの少しだけ下げること。みなさんはチークは笑ったときに頬骨の最も高い位置に入れると習いましたよね。でも、頬の下半分がボリューミーになってきた40~50代は、その余白を減らすためにも、頬骨の高い位置より少し下の位置に入れるといい。それだけで顔が小さく見えてきます。NGなのは、頬骨の上からこめかみに斜め上に入れる、昭和のチーク。逆に、余白が目立って、顔が大きく見えてしまいます。次に、チークは耳の手前まで幅広く入れること。たるみは横顔にも現れています。正面顔ばかり見ていてはダメ。頬骨の上にポンと乗せたチークでは、たるみをカバーできないのです。年齢を重ねた頬のチークは、耳前まで横長に入っているのがベストです」(黒田さん)。

【5ミリ「上げる」チークプロセス】

1:使うのはブラシの側面、頬に当てるのも側面

黒田流チークでは色をつけるのはブラシの側面。ブラシの側面を頬骨の下に当てて、そのまま横に滑らせます。これならば必然的に頬骨の高い所より下につくというわけ。

色をつけるのはブラシの側面。ブラシの側面を頬骨の下に当てて、そのまま横に滑らせます。これならば必然的に頬骨の高い所より下につく。

ブラシを寝かせて側面全体に色をつける。余分を落としてから顔へ。

ブラシを寝かせて側面全体に色をつける。余分を落としてから顔へ。
2:頬骨の下から耳前まで水平に色をのせる

頬骨の下から耳の前まで、上げずに水平に軽く滑らせて。耳にかかってもOK。耳から頬骨の下へ軽く往復します。正面顔だけでなく横顔まで意識してチークを入れて。

頬骨の下から耳の前まで、上げずに水平に軽く滑らせて。耳にかかってもOK。耳から頬骨の下へ軽く往復する。正面顔だけでなく横顔まで意識してチークを入れて。

3:光をプラスしてさらに「上げ」

さらに、顔全体をリフトアップして見せるなら、ほんの少しだけハイライトをプラス。目尻の涙袋の下から眉尻の下にかけて入れて。残った粉で涙袋の下にもひとはけ。

さらに、顔全体をリフトアップして見せるなら、ほんの少しだけハイライトをプラス。目尻の涙袋の下から眉尻の下にかけて入れて。残った粉で涙袋の下にもひとはけ。

美容の匠・黒田啓蔵さん流「チークメソッド」|上げも下げもしないフラットチークで、たるみもほうれい線もカバー

■大人の「可愛げチーク」は顔の中心からON

小田切ヒロさん
ヘア&メイクアップアーティスト
確かなメイクアップテクニックと豊富な美容知識をベースに、独特かつ卓越したセンスを生かして幅広いジャンルで活躍中。

媚のない「可愛げ」のある、大人ならではの愛されメイク。

媚のない「可愛げ」のある、大人ならではの愛されメイク。
大きめのブラシでパウダーチークを取り、顔の中心から外方向へ広げる。
大きめのブラシでパウダーチークを取り、顔の中心から外方向へ広げる。

「大人の女性はチークを顔の外側のほうに入れる方が多いのですが、大人の可愛げチークは顔の中心のほう、目頭下あたりから入れていきます。外方向へふんわりと広げて、優しさと高揚感をプラスします」(ヘア&メイクアップアーティスト・小田切ヒロさん)。

ブラシに残ったチークをまぶたにも。
ブラシに残ったチークをまぶたにも。

「ブラシに残ったチークを、アイホール全体にもふわっとのせます。目元にほのかに赤みがプラスされることで表情が優しく華やかになり、頬とまぶたのニュアンスが統一されることでチークが顔にしっくりなじみます」(小田切さん)。

人気ヘア&メイク小田切ヒロ流『40歳からの「逆転発想」美容』Vol.41 「誰からも愛される顔」になるメイク方法があるって、知っていますか?

「リップ」のポイント


■くすみ、シワを消してどこから見ても美しい唇に

トレンチコート ¥140,000( レナウン プレスポー ト〈アクアスキュータム〉)、ピアス ¥381,000 ( TASAK〈I M/G TASAKI〉)

年齢を重ねると、口角が下がる、唇の色素が後退して上唇が薄くなる、左右の厚みが違ってくるなど、形が変わってきます。それなのに、地の唇にベージュ口紅を塗るだけでは老け唇のまま。サポートアイテムも活用し、口角はキリッと引き上げ、唇はふっくらと立体的に見せる塗り方をマスターしましょう。まず下がり口角の原因、口角下のたるみの影をコンシーラーで消すことから始めます。動きの激しい口元には、ゆるめのものよりも、やや硬めでフィット感が高い、薄づきタイプが適任。次にリップペンシルで輪郭補整を。ただし、地の唇の輪郭どおりに描くのではやせた唇を強調するだけで、若返り効果が得られません。後退して消えた唇の赤みを修復するように、ふっくら描き足すことも欠かせないひと手間です。

このように、若々しい口元に仕上げる土台を整えてから、ベージュ口紅をリップブラシで塗っていきます。最近の口紅は質感が向上しているから直塗りでもキレイだし、わざわざブラシで塗るのはめんどう、と思っている人も多いと思いますが、シワの溝にしっかりと塗り込めて凹凸をカバーできるし、色落ちもしにくくなります。また直塗りだと口角の際までしっかりと塗れないこともあり、肌色に近い色だからこそ、雑でぼやけた印象になりかねません。手早く完璧に美しく仕上げるならば、ブラシ塗りを習慣にしましょう。

【口角も引き上がって見える、ベージュ口紅の塗り方プロセス】

1:口角下のくすみを消す
コンシーラーをブラシにとり、口角の下にのせると、くすみが消えて明るさが。錯覚効果で口角が引き上がって見える。
コンシーラーをブラシにとり、口角の下にのせると、くすみが消えて明るさが。錯覚効果で口角が引き上がって見える。塗布したあと、白浮きして悪目立ちしないように、指でサッとなでるようになじませるのがコツ。
2:上唇はオーバー気味に
リップライナーで、口角から唇の山は1~2mmほどはみ出すように描く。加齢で薄くなった上唇の形をふっくら見せる。
リップライナーで、口角から唇の山は1~2mmほどはみ出すように描く。加齢で薄くなった上唇の形をふっくら見せる。下唇のエッジを強調するとふっくら見えるので、ペンシルは下から当てるといい。
3:中央から塗り広げる
下唇の中央にのせて、左右にブラシを動かしながら輪郭へと広げていくと、輪郭にたまることなくキレイに仕上がる。
下唇の中央にのせて、左右にブラシを動かしながら輪郭へと広げていくと、輪郭にたまることなくキレイに仕上がる。上唇も同様に、中央から外に向かって塗り広げてから輪郭を描く。ブラシに十分に含ませることでムラづきを防止。シワも目立たない。
口角まできっちりと塗らないと引き上がって見えない。色がたまらないように、ブラシに残った口紅で塗るので十分。
口角まできっちりと塗らないと引き上がって見えない。色がたまらないように、ブラシに残った口紅で塗るので十分。下唇の中央のみ、口紅を塗り重ねるとシワ消し&艶効果が生まれふっくら感がアップ。

口角が引き上がって見える!ベージュ口紅の正しい塗り方4ステップ

■加齢で薄くなっていく唇は肌なじみ色でオーバーに

老化とともに唇、特に上唇は薄くなっていきます。にもかかわらず、赤みブラウンなどの濃いリップをそのまま塗ってしまうと、唇の薄さが悪目立ちする可能性が。かといって、濃いカラーでオーバーリップに描くのは、なかなか加減が難しいもの。そこでオススメなのが、唇の色に近いベージュピンクでオーバーリップに描くこと。唇全体をオーバーにするのではなく、ポイントをおさえてオーバーめに描くのがコツに。すると、やりすぎ感のない自然な仕上がりが実現。太めのリップライナーなら、ライナーとリップの1本2役になり、便利です。

【余白を埋めるリッププロセス】

1:上唇はペンシル先1本分オーバーめに引く
口角から山部分に向かって、ペンシル先1本分出るようなイメージでオーバーめにラインを引く。谷の部分は唇の輪郭に沿ってでOK。ペンシルでそのままラインの内側を塗りつぶす。
口角から山部分に向かって、ペンシル先1本分出るようなイメージでオーバーめにラインを引く。谷の部分は唇の輪郭に沿ってでOK。ペンシルでそのままラインの内側を塗りつぶす。
2:下唇は中央のみ少しオーバーめに
下唇は中央から描く。ペンシル先を寝かせ、ふっくらとしている輪郭の下から当て、少しオーバーめにラインを引き、口角へつなげる。上唇と同様、ラインの内側を塗りつぶす。
下唇は中央から描く。ペンシル先を寝かせ、ふっくらとしている輪郭の下から当て、少しオーバーめにラインを引き、口角へつなげる。上唇と同様、ラインの内側を塗りつぶす。

大人の唇には、「太リップペンシル」が有効!薄くなってしまった唇がふっくら見える方法

■ブラウンリップは、1mmオーバー&丸みで色気が宿る

ブラウンリップは、いつもより1mmオーバーリップに。リップの山に丸みを持たせて塗ると、色っぽい雰囲気に。
ブラウンリップは、いつもより1mmオーバーリップに。リップの山に丸みを持たせて塗ると、色っぽい雰囲気に。

「唇が引き締まって見えるブラウンリップは、オーバーに塗ってもトゥーマッチに見えません。いつもより1mmオーバーリップにして、唇の山に丸みを持たせるように塗ると、ほどよく色っぽい雰囲気に仕上がります」(ヘア&メイクアップアーティスト・小田切ヒロさん)。

夏のブラウンリップは、「角を取る」ほど色っぽい

*掲載した商品の価格は税込みです。

この記事の執筆者
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