【目次】
「オイルコスメ」の取り入れ方5選
【1】美容のプロは美容オイルでアイメイクをオフ
「ポイントメイクアップリムーバーを使うと、まつげが抜けやすく、小ジワができやすい気がして、美容オイルを使うようになりました。オイルでマスカラとアイライナーをゆるませてから、クレンジングクリームをなじませるのですが、この組み合わせを始めてから、小ジワができにくくなったんです。目の周りがくすんでいるのがお悩みの方にもイチオシです」(ビューティエディター 荒川千佳子さん)
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【2】普段のスキンケアにプラス!「オイル美容液」の使い方
(1)「プレ美容液」で肌をほぐし、水分の入りやすい肌に
まずはプレ美容液で肌をほぐしながら潤し、水分が入っていきやすい通り道をつくってあげることが先決です。いつものスキンケアに取り入れやすい、洗顔後すぐに使うアイテムでもあるので、ぜひ毎日のお手入れに組み込んで、肌をほぐす習慣づくりを。
<STEP.1>手のひらに出し、のばし広げておく
<STEP.2>顔の内から外へ塗り広げる
(2)「サラサラ化粧水」で肌の水分量を満タンに!
プレ美容液で水分の通り道ができたら、あとは化粧水で水分をたっぷりと与えていくだけなのですが、ここでは化粧水のタイプが重要なポイントに。保湿力の高いとろみタイプが40代・50代女性には人気ですが、水分にこだわるとそれでは足りないのです。そこで選ぶべきはサラサラとした水っぽい化粧水。水を感じながら、肌がたっぷり水分を含むまで、何度でも重ねづけをしてみてください。コットンよりも手のほうが肌がモチッと水分を含むのが確認しやすいので、オススメです。
<STEP.1>顔全体にローションを塗布
<STEP.2>重ねづけしてから押し込む
<STEP.3>手の甲で満タンになったかチェック
(3)「オイル」で疑似皮脂を増やし、やわらかさ&艶をアップ
たっぷりと水分を含んだ肌に、次はオイルで油分をチャージ。年齢とともに水分だけでなく、皮脂量も減ってくるので、オイルは、アラフォー・アラフィフ女性が積極的に取り入れたいアイテムのひとつです。オイルの油分は、瞬時に疑似皮脂となって肌をやわらかく、艶やかに見せてくれる効果が。化粧水のあと、また乳液のあとなどにも使えるので、いつものスキンケアのなかで使いやすい順序で取り入れてみてください。
<STEP.1>適量は全顔で1~2滴
<STEP.2>指先に塗り広げてスタンバイ
<STEP.3>「塗る」のではなく「おく」のがコツ
肌の水分と油分のバランスが整うと、肌のコンディションがよくなるので、透明感やハリ感もアップ。水分をたっぷり与えて、栄養をプラスする、そんな土壌を整える基本的なケアがいくつになっても重要なのです。
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【3】クリームファンデーションに美容オイルを混ぜてしっとり美肌に
大人の乾き肌には、やや粉体が多めのクリームファンデーションの場合、肌になじまずムラづきしてしまうことも…。その解決策としてプロのヘア&メイクが取り入れているのが顔用の美容オイルを混ぜること。のびがよくなり保湿力もアップし、乾き肌にもしっとりとなじみます。そして塗り方も大事で、最初につけたところに多くつくので、明るく見せたいところにいちばん先にのせるのが鉄則。まずはくすんだ下まぶたと、たるみの影ができるほうれい線にのせるのが正解で、頬に直角ラインで塗布し、のばし広げる…、これが最もリフトアップ効果が得られる塗り方です。
<STEP.1>クリームファンデーションを肌に溶け込ませるために美容オイルを混ぜる
のびをよくして保湿力をアップさせるために、クリームファンデーションに美容オイルを混ぜますが、多く混ぜすぎるとカバー力がダウンするので量に注意を。全顔分のクリームファンデーションの量はあずき粒大。それに対して、美容オイルは1滴が目安。ゆるすぎずしっとりとフィットする最適量です。
<STEP.2>生え際、フェースラインには塗らないこと
顔全体に均一の厚さで塗るのはNG。塗るべき場所、塗らなくていい場所があり、プロはそれを意識して自然な美肌に仕上げています。顔の中心とこめかみには塗布して艶と明るさを強調し、厚塗り感が出やすい生え際、フェースラインは塗らないこと。この法則を守るとメリハリ感が生まれ小顔効果も得られます。
<STEP.3> ”直角のせ”でたるみ、凹みの影を消す
リフトアップ効果が生まれるかどうかは塗り方しだい。まずはくすみと影を消して明るくすべき場所、下まぶたラインとほうれい線のラインに、美容オイルを混ぜたクリームファンデーションをのせる、これが最大のポイント。
そしてこするとヨレの原因になるのでNG。指の腹で軽くたたきながらフィットさせて。
<STEP.4>目の下の三角ゾーンに重ねづけ。コンシーラーいらずでカバー効果&メリハリ強調に
顔の中心を明るくすることで中高い顔になりメリハリ効果が。そこでクリームファンデーションをあずき粒半分の量をとり、目の下の三角ゾーンに重ねづけを。
さらに指に残ったもので目尻や小鼻をカバー。
仕上げにフェースパウダーをテカリやすいTゾーン、生え際、あごにサッと塗布し清潔感を演出して。
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40・50代にも 人気ブランドの「オイル美容液」8選
【1】シュウ ウエムラ「アルティム8∞ スブリム ビューティ オイル イン エッセンス」
弾むようなハリと弾力をもたらす、人気のオイル美容液。ハリと弾力にアプローチする成分に加え、この新しい美容液では、松の木に含まれる成分に着目した独自の成分を配合し、肌のターンオーバーをサポート。透明感のあるなめらかな肌に導きます。さらに、8つの植物オイルも配合量が旧製品に比べ1.5倍に増え、潤い力がアップ。心地よくなじみ、カシミアのようになめらかで、ハリと弾力のある肌に。ローズマリーやラベンダー、フリージア、ピオニー、パウダリームスクなどの癒される香りも魅力です。
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【2】ゲラン「オーキデ アンペリアル ザ オイル」(左)
最新のテクノロジーに加え、世界中から20種の希少な植物オイルを緻密なバランスと製法でブレンド。コラーゲンの生成を促進し、真皮組織を強化する効果があります。化粧水のあと、美容液の代わりに使用。2~3プッシュを、顔、首、デコルテに塗布を。
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【3】ザ・ギンザ「ハイブリッドジェルオイル」
2002年に誕生したブランド「ザ・ギンザ」は、実はセレクトショップの「ハシリ」である「ザ・ギンザ」に端を発しています。上質なカシミアやシルクなどの「本物」を知る人のために、贅沢な日常着をさりげなく着こなすように心地よく、心を満たすスキンケアができる、そんなコンセプトを掲げて誕生しました。なかでも、「ザ・ギンザ ハイブリッドジェルオイル」は、資生堂の先端技術とサイエンスが詰まった一品です。オイル美容液でありながら、オイルっぽさを感じさせない、さらりとしたバラ色のジェル状で、すーっと肌になじむのが魅力。なにしろこれ、マッサージもできてしまうという、優れものなのです。しかも、顔だけでなく、ボディにも使えるという頼もしさ。
ザ・ギンザの基本ケアは、朝・晩ともに、化粧水+乳液の2ステップですが、これは肌の輝きが失われたと感じるときに美容液として、2ステップの間に挟み込んでみて。たとえ、この美容液をプラスしても、3つでお手入れが完了するのだから、忙しい日々を送る大人の女性にぴったりということ。心地よさを追求していたら、知らないうちに明るく艶やかなヘルシースキンに……なんて、夢のようなことも期待できてしまうのが、ザ・ギンザのスキンケア。さあ、まずはバラ色のジェル状オイル美容液で、気分も肌も「上げて」いきましょう。
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【4】シスレー「ブラックローズ プレシャスオイル」
昨今話題の、オメガ3やオメガ6脂肪酸を豊富に含むといわれる植物由来のオイルを配合。水分と油分とが補われ、満ち足りた肌は、美容液やクリームを受け入れる余裕が生まれたかのよう。使うほどにハリ感も蘇り、ある日突然、鏡の中のふっくらとした顔に、健やかな肌ってこういうことなんだと教えられるのです。五感を満たすブラックローズ、マグノリア、ゼラニウムのエッセンシャルオイルも配合。優しく透明感のある香りも、お手入れする時間を楽しくしてくれる。サラッとのびのいいドライオイルだから、1回に3~7滴を目周りを避けた全顔に。
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【5】コスメデコルテ「フィトチューン オイル シェイカー」
かたくなった肌をやわらかくほぐすオイル層と、肌をみずみずしい潤いで満たすエッセンス層できた、2層オイル美容液。なめらかで心地よく肌なじみ、潤い不足や、毛穴の目立ち、透明感のなさなどが気になるアンバランスな肌をケアします。毛穴まわりのザラつきが気になるときは、ふきとるように肌になじませるのもおすすめ。
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【6】パルファム ジバンシイ「ランタンポレル ブースター オイル」
美容液としても、スキンケアやファンデーションに混ぜても使用できる、6種類の自然由来成分が配合されたマルチなオイル。べたつかずさらりとしたテクスチャーですっとなじみ、肌をやわらかに整え、ふっくらとしたハリと輝きをプラスします。
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【7】HACCI「フェイスオイル エスケーピオン」
天然のビタミンEを豊富に含むオーガニックのヒマワリ種子油をベースに、極上のオーガニックはちみつなどを調合。
目からウロコ!美容のプロに聞いた「始める美容」「やめる美容」「続ける美容」9選
【8】ドゥ・ラ・メール「ザ・マイクロ ピール」
つけるケアには熱心でも、落とすケアには無頓着という人は意外と多いようです。大人世代の肌は、古い角質を自力で落とす力が弱まっているのですから、クレンジングと洗顔を、普通に行うだけではまったく足りません。特別なケアが必要です。「ドゥ・ラ・メール」の新しいピールフェイシャルは、毎晩のスキンケアに加えるだけで、穏やかに健やかに効果的に肌に働くピーリング料です。「ドゥ・ラ・メール」ならではのミラクルブロス(TM)やザ・リファイニングファーメントなど発酵成分に加え、ピールケア成分とリプレニッシングオイルを配合。ピールケア成分が肌表面の角質に優しく働き、オイル成分が肌の脂質バリアの回復をサポートし、栄養を与えながら、バランスのとれたみずみずしく健康な肌へと導きます。くすみの原因となる古い角質をやさしくケア。なめらかでうるおいに満ちた美しい肌を引き出します。
大人のお疲れ肌に…「ドゥ・ラ・メール」オイル in ピーリング料を新習慣に!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部