【目次】
日焼け後の「5つの対処法」
【1】炎症を起こした肌を完全にクールダウン
健康によいと知られるヨーグルトは、ギリシャでは日焼け後のケアとして、使用されてきた食用素材です。ギリシャの強い紫外線でも日焼け後の肌にとてもよく、ひんやりと保湿してくれ、水分を与えて、ハリ・弾力を保持し、お肌を外的要因から保護します。また、ヨーグルトはクーリング効果をもっているので、肌の熱を冷まし、赤みを抑えダメージを受けた肌を保護します。日焼け後だけでなく、スポーツなどで肌に熱をもったときにもおすすめです。
マスク荒れや日焼け後の対策に! 肌の菌活ができる「塗るヨーグルト」とは?
\ひんやりコスメで一気に肌を冷却/
日焼け直後に肌を冷やすとメラニンを刺激するヒスタミンという神経伝達物質を抑えるので、ひんやりコスメはシミ予防にも効果的。「化粧水で肌が冷たくなるまでパッティング…という美容法があるけれど、これらを使えば、速攻で同等の効果があるし、皮脂を抑えてメイク崩れ防止にも」(ビューティ ディレクター 松澤章子さん)。ただ肌を冷やすだけで、血管に刺激を与えて血流を高める“温冷美容”に。
残暑が厳しい9月は【温冷美容】で乗り切る!サウナ&ひんやりコスメを厳選してご紹介!
【2】乾燥した肌を保湿
夏の肌は想定外に乾いています。汗と一緒に潤いが流されたり蒸発したりで、肌表面は常に無防備な状態に。さらに、日焼けが肌のバリアを脆弱化させ、いっそう乾燥が深刻化し、さらに焼ける、負のループも止まりません。夏は手抜きケアしている場合ではないのです。乳液やクリームまで塗って、まだ乾くようならオイルの投入もあり! オイル100%は重たくても、オイル比率を下げた美容液なら使いやすいはず。乳液やクリームの前に1滴、さらに追いオイル1滴もありです。
【夏の想定外に乾く肌へ】「クラランス」ダブル セーラム ライト|夏もオイルを。ベタつかないオイルで超絶潤う
【3】ビタミンCコスメでケア
紫外線の悪影響はすぐに肌に現れないため、特別なケアはせずになんとなく放置しがち…。最近はバカンスにも行っていないから平気、という人も、ちょこちょこ浴びていた生活紫外線が貯金のように溜まって、ある日突然シミが出現、なんてことが…。
「紫外線を浴びた刺激で新しくメラニンがつくられるまでには48時間かかるといわれています。ですので、うっかり日差しを浴びても、炎症を抑える効果の高いビタミンCで、先まわりするのが得策。ビタミンCは、紫外線ダメージによるたるみやシワの予防にも、高い効果が期待できます」(ビューティ エディター 近藤 須雅子さん)。
紫外線を浴びたら「ビタミンC」コスメで速攻ケア!美プロ厳選ドクターコスメBEST4
【4】治療薬&サプリメントでケア
これから先、増えていく一方のシミは、できれば早いタイミングでクリニックでの治療を試して、1度リセットしておくのが理想です。とはいえ迷うなら、無理をする必要はありません。ドラッグストアなどで購入できる医薬品や、パワフルな作用が期待できる優秀なサプリメントの力を借りることがおすすめです。
シミ対策の医薬品やサプリメントには、大きく分けて3つの種類があります。ひとつ目は紫外線を浴びる前に摂り、紫外線の悪影響を最小限に止めるタイプ。ふたつ目は、シミに総合的にはたらきかけるタイプです。そして3つ目の肝斑に特化したタイプがあります。サプリメントはそれぞれ併用が可能。医薬品を併用したい場合は、念のため、薬剤師さんなどに相談してから服用すると安心でしょう。大人世代は、シミのない肌を保つすべての機能が滞り気味です。医薬品やサプリメントなど“飲む”治療を上手に取り入れて、シミケアの効果をより確実にしたいものです。
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【5】質の高い睡眠を十分にとる
寝ている間の肌は、日中に受けた紫外線などのダメージを修復する時間であり、肌のエイジングサインをくい止める時間でもあります。とはいえ、たっぷりとした睡眠時間を確保しようにも現実的には難しい…というが現代女性。そんなときは、枕や香りなどのグッズを用い、短時間の睡眠時間でも質を高めて美容時間へと転換させて。
日焼け後に取り入れたい「栄養素」
■ビタミンA、C
ビタミンAは粘液をつくるために必要な栄養素です。不足すると、皮膚、粘膜が弱り、免疫力が下がりやすくなります。ビタミンAはレバー、ニンジン、かぼちゃなどに多く含まれています。そして、ビタミンAは脂溶性の栄養素なので、油と一緒に摂ることで吸収率がアップします。
ビタミンCは、抗酸化作用のほか、お肌のハリや弾力をつくるコラーゲンの生成を助けるはたらきがあるといわれています。ビタミンCは血液中の白血球やリンパ球に多く含まれています。血中のビタミンC濃度が高い人ほど、白血球の生理機能が活性化して活発に働き、菌やウイルスへの抵抗力がアップ! ビタミンCが多い食材は、パプリカ、ピーマン、レモン、キウイ、じゃがいもなどです。ビタミンCは、水溶性のため、水にさらすことで成分が流出します。調理する際には、水にさらしすぎないようにするのがポイント。加熱による損失もあり、それを踏まえると、生で食べられる果物がおすすめです。
■ポリフェノール
ポリフェノールは抗酸化力が高いので、肌には嬉しい効果が期待できます。アーモンドの皮には強い抗糖化作用もあります。糖化反応は皮膚の老化や骨粗鬆症などにも関係すると報告されているため、皮ごとアーモンドを摂取することがおすすめです。ビタミンEに加え、リボフラビン、亜鉛、ナイアシンなどの様々な栄養素も含まれるので、アーモンドを摂取することは、ビタミンEを摂取することで健康でいきいきとした肌を保つことができます。
今こそ取り入れたい! 「アーモンド」の秘めたる美容効果とは?
日焼け後のおすすめアイテム【4選】
【1】アルビオン「フラルネ ブライトチャージャー」
1回で1本使用する、携帯に便利な集中美白美容液。水溶性ビタミンC誘導体、油溶性ビタミンC誘導体、ハイブリッドビタミンC誘導体の3種を大量にスピーディにチャージする。ヴァカンス中のうっかり日焼けのケアに最適。
美容のプロが日々手放せない【UV&美白ケア】最旬アイテムを公開!高機能でセレクトする【 最愛「旅コスメ」】
【2】アルビオン「薬用スキンコンディショナー」
肌を健やかに整え、肌荒れを防ぎ、ニキビを防ぎ、肌を引き締め、潤いで満たし、肌を清浄に保ち、日焼け後のほてりを防ぐ7つの機能はそのまま。より健やかな明るい肌へと導きます。
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【3】TANVI「SUPREME CREAM」
キメを整え、シルクのようなハリを与えるエイジングケアクリーム。「NMN」、「NcPA」をはじめとする機能成分を贅沢に配合。継続使用することで、紫外線ダメージなどを修復する効果も。
【4】資生堂「アネッサ スキンセラム」
全身に使えるナイト用の美容液。化粧水・乳液・美容液の機能を兼ね備えたオールインワンタイプなので、一本で寝ている間に蓄積された紫外線ダメージをなかったことにしてくれるのです。リラックス感のあるハーバルな香り。
澄みきった透明美肌を死守するサンケア&サプリメント7選|肌の奥からにじみ出るような輝きを宿したブライトスキンに
※掲載した商品の価格はすべて税込みです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部