【目次】
- 【1】垂れたバストを引き上げる「胸筋マッサージ」
- 【2】大胸筋をほぐす「バストくるくる体操」
- 【3】肋間筋をほぐして胸を寄せる「肋骨ほぐし」
- 【4】乳房にアプローチする「グーパー推拿(すいな)」
- 【5】やればやるほど効果的!「美バスト刺激」
- 【6】テニスボールでインナーマッスルをほぐす「整筋メソッド」
【1】垂れたバストを引き上げる「胸筋マッサージ」
■胸筋をほぐして、垂れたバストをアップ!
\このメソッドの効果とポイント/
・バストの土台となるのは筋肉。バストトップを持ち上げ、丸い胸を作るのは大胸筋、小胸筋にアプローチを。
・バストを支える大胸筋、小胸筋が硬く縮むことも、バストが下がる原因。
・大胸筋は厚みのある筋肉なので、握りこぶしを使って、深い部分にまで圧をかけるのが効果的。
・小胸筋が硬くなっているとリンパの流れも血液循環も悪化。ほぐすことで栄養が行き渡り、コリもほぐれてバストアップに貢献。
<STEP.1>マッサージするための拳をつくる
手をグーにして、親指以外の4本の指はぴったりとくっつける。第一関節と第二関節の間にできる面を使ってマッサージします。
<STEP.2>大胸筋をマッサージする
STEP.1の形に握った拳で、大胸筋に対して垂直に圧をかけるように横にスライドさせながら、小刻みに動かしマッサージを。少しずつずらしながら3か所行う。これを各10回。
<STEP.3>小胸筋をマッサージする
次は人さし指と中指を使い、ブラのストラップのラインに沿って、小刻みに動かしながら圧をかけてマッサージを。イタ気持ちいいところ、硬くなっているところを探して、移動させながら3か所行って。これも各10回。
<STEP.4>指をSTEP.3のスタート位置に戻し、腕を回す
指で圧をかけた状態のまま、腕を大きくゆっくりと外側に10回まわして。こうすることで、さらに深いところに圧をかけることができます。
初出:胸筋をほぐして、垂れたバストをアップさせるマッサージメソッド
【2】大胸筋をほぐす「バストくるくる体操」
■「大胸筋」はバストを育てる畑
\このメソッドの効果とポイント/
・バストの土台の筋肉である大胸筋。
・肩の筋肉がこるのと同じように、胸の筋肉もこり、放置すると筋肉が硬くなる。
・バスト周りの筋肉が固まってしまっているのであれば、ほぐしてケアすることが、美しく健康的なバストに直結する。
・バストの膨らみそのものではなく、その土台である「大胸筋」にこそ、はたらきかけるべき。
<STEP.1>片側の手を指を揃えた状態でバストの下側に添える
<STEP.2>逆側の4本の指でバストの上部をマッサージ
<STEP.3>反対側も同様にマッサージ
筋肉が硬いということは、それだけ血液循環が悪いということ。血液に乗って、栄養も酸素も全身に運ばれるので、筋肉が硬い=栄養や酸素が細胞の隅々まで届いておらず、細胞の新陳代謝がスムーズに行きづらい状態です。このケアのポイントは、表面だけをさするだけでなく、バストの下の筋肉・大胸筋のまで届く圧をかけて行うこと。イタ気持ちいいくらいの圧でしっかり効かせていきましょう。
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【3】肋間筋をほぐして胸を寄せる「肋骨ほぐし」
■バストを良い状態で保つには「肋間筋」の柔軟性を取り戻して
\このメソッドの効果とポイント/
・肋間筋は、肋骨と肋骨の間の筋肉。
・肩の筋肉がこるのと同じように、胸の筋肉もこり、放置すると筋肉が硬くなる。
・肋間筋の柔軟性を取り戻すことで、呼吸が深くできるようになる、肋骨が広がってしまっている場合は引き締まる。
・離れたバストが寄るので、離れ乳で悩んでる人は必見。
<STEP.1>片方の手指を揃えて、逆サイドの乳房をぐっと寄せる
<STEP.2>脇からバストトップへ向かって圧する
<STEP.3>3ラインを各10回ずつ行う
このメソッドは筋肉ほぐしが目的なので、皮膚表面だけふわふわさすっていては、効果が出るのに時間がかかり過ぎてしまいます。圧が筋肉まで届いていることを感じながら行ってください。「肋骨ほぐし」をすることで、離れている胸もぐっと中心に寄ってきます。そして別名“呼吸筋”とも呼ばれ、呼吸に深く関わっている肋間筋。この筋肉がしなやかであれば、深い呼吸ができるようになるはずです。
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【4】乳房にアプローチする「グーパー推拿(すいな)」
■「乳房」をケアすると顔色や眠りの質もよくなる
\このメソッドの効果とポイント/
・乳房に直接アプローチするメソッド。
・クリームなどをつけて行ってほしいので、お風呂上りや寝る前のリラックスタイムにやるのがおすすめ。
・お出かけ前に行うと顔周りの血液循環もよくなるので、肌もトーンアップ。
<STEP.1>両手を脇の下に縦に当て、体の外側から圧をかけながら寄せる
<STEP.2>脇の下、バスト上部、バスト下部の順に各ライン10回ずつ行う
<STEP.3>:両手をパーにし、乳房を全力で中央に寄せる
【5】やればやるほど効果的!「美バスト刺激」
■すきま時間にバストのツボや筋肉を刺激して「ふんわりおっぱい」に
\このメソッドの効果とポイント/
・大胸筋全体を刺激して、ほぐすメソッド。
・バストに触れる時間が長ければそれだけ結果も出やすくなる。
・回数に限らず、気づいたらやるという習慣に。
・こりを溜めないことで、バストのふんわり感を持続できる。
<STEP.1>親指で鎖骨の下を押す
<STEP.2>親指の先で左右20〜30回、鎖骨下を押す
<STEP.3>親指の先で左右のバスト下を押す
すきま時間にバストのツボや筋肉を刺激して「ふんわりおっぱい」を手に入れる!
【6】テニスボールでインナーマッスルをほぐす「整筋メソッド」
■小胸筋(しょうきょうきん)をほぐして血流改善!
\このメソッドの効果とポイント/
・スマホやPCの操作などでうつむき姿勢が続くとバストが下がりやすくなる。
・肩が内側に入ることでバストを支えている筋肉=小胸筋が縮んで硬くなるのが原因。
・「天然のブラジャー」とも呼ばれる小胸筋をほぐしてしなやかなハリを復活させるのが課題。
・簡単に深く圧をかけることができるテニスボールを使ったほぐし技が有効。
<STEP.1>ほぐす位置を確認
小胸筋とは肩関節のちょっと手前の鎖骨下にある、丸いボタンのような骨「烏口突起(うこうとっき)」から、肋骨をつなぐ筋肉。ちょうどリュックを背負うラインなのですが、丸印の3か所をほぐしていきます。
<STEP.2>親指の先で鎖骨下を押す
テニスボールをSTEP.1で示した丸印の位置に押し当てます。このとき筋肉に対して垂直に当てること。それから小さく左右に動かしてほぐします。それぞれ5回往復、小刻みに動かし、これを3回繰り返してください。
<STEP.3>親指の先で左右のバスト下を押す
STEP.1で示した丸印(計6か所)の位置、それぞれにテニスボールを押し当て、腕を大きく10回うしろに回します。次に前方向にも10回、回しましょう。
バストアップに効果あり!【村木宏衣さん直伝】テニスボール整筋メソッド
- TEXT :
- Precious.jp編集部