【目次】
「ボブ」がおすすめの理由
ボリュームが出にくい髪にはボブがおすすめ
「40代50代になると毛量も減り、髪にコシがなくなってボリュームが出にくい、というお悩みをよく耳にします。ボリュームが出にくい髪の方にこそ断然、若々しくアクティブな印象に見えるボブがおすすめです。スタイリングのひと手間を加えることで、よりふんわり柔らかなシルエットに。ぺったりしがちな分け目はドライヤーの熱で、さらに中間から毛先はアイロンを使ってニュアンスを出すと、程よいボリュームが出て印象的なスタイルに仕上がります」(SUNVALLEY 店長 タダモトイサオさん)。
40代に似合う【ふんわりしなやか好感ミディアムボブ】ボリュームアップスタイリング術にも注目!
40代におすすめのボブスタイル【前髪あり】
ハイライトで白髪を目立たせないくびれボブ



「ベースはあごくらいの長さのボブ。中間から毛先は広がりやすいクセ毛でありながら、トップはぺったりしやすい髪質なので、ハチ上のみにレイヤーを入れ、トップにはふんわり感と動きを出しやすく。レイヤーを入れることでサイドから見たときのシルエットも美しく映え、広がりやすい髪も締まるよう調整しています。さらに前髪のクセに合わせ、クセ毛でも斜めに自然に流しやすいカットを施しています。さらに白髪ぼかしのハイライトもこのヘアスタイルのポイント! 白髪が目立ちやすいトップと顔まわりに集中的に細めにハイライトを入れ、白髪をぼかしながら、自然な動きと立体感を演出しています。ハイライトを入れることで白髪が目立ちにくくなるので、白髪染めの頻度も少なく済み、忙しい方でもおしゃれな印象を2~3か月はキープできます」(AIR GINZA スタイリスト 岡田有加さん)。
【スタイリング方法】
「面長な顔型の方におすすめしたいのが、サイドの毛をS字になるように巻き、くびれ&メリハリを出すスタイリングです。毛先はすぼめつつ、視覚的に横にふわっと広がるシルエットをつくることで、より若々しくイキイキとした印象に」(岡田さん)。

STEP.1:毛先は外ハネに

STEP.2:耳横から耳前の毛はS字に巻く

STEP.3:サイドから後頭部の表面の毛はふわっと内巻きに

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
クセ毛は無理にのばそうとせず、クセ毛生かしのカット&スタイリングでナチュラルに美しく
白髪ぼかしハイライトでダメージレス&自然な動きと立体感も叶える
面長な顔立ちはサイドをS字巻きでふんわりさせ、よりバランスよくイキイキとした表情に
40代に似合う【クセ毛生かしのくびれボブ】うねって広がりやすい髪でも、いつでも映えるスタイルに
クセを活かしたゆるめパーマのウェービーボブ



「ベースはあごくらいの長さのボブ。抜け感を出すため、前は少し短めにカット。前髪は長めにつくっています。パーマは髪質や頭の方に合わせてロッドのサイズや巻き方を変えていきますが、今回のモデルさんの場合は巻きはゆるいけれどしっかりめにかけています。パーマがどれくらいかかっているの見極めが大事。かかり具合によってこなれた印象にも、イマイチあか抜けない感じにも見えてしまうので、液を中和させるタイミングや置く時間を微調整しながらこだわっています」(BEAUTRIUM GINZA スタイリスト 東田佳祐さん)。
【スタイリング方法】
「コツというコツもないのが、パーマスタイルの魅力。ウェーブを程よく出してキープするパーマ用フォームを髪全体になじませるだけで、毎日おしゃれな印象がかないます」(東田さん)。

STEP.1:スタイリングフォームはピンポン玉2つ分くらいを使用

STEP.2:両手にのばし、毛先からなじませていく

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
マンネリしがちなボブスタイルは、たまには動きを出してイメチェン!
髪が広がる、うねるなどの悩みには今どきパーマが効果てきめん
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40代に似合う【クセ毛風ウェービーボブ】最旬パーマでかなうラフなこなれスタイル
2WAY前髪が楽しめる美バランスボブ



「毛量がやや少ないこともあり、トップやこめかみ部分はペタッとしやすい髪質。ベースはあごラインのボブ。うしろは表面のみに若干レイヤーをいれています。後頭部につむじがあり髪が割れやすいので、レイヤーを入れて軽さを出し、ふんわりカバーしています。サイドは自然に流れる毛流れができるようカット。前髪はセンター1~2cmと幅狭めにつくり、シースルー前髪にも、サイドに分けて前髪なしにも、アレンジ自在に」(MINX shibuya smart salon ディレクター 知念弘行さん)。
【スタイリング方法】
「アイロンで毛流れをササッと整えて、最後に片サイドの髪を耳がけするのがポイントです。シンプルなボブスタイルですがそのひと手間で、さらに抜け感がアップします」(知念さん)。

STEP.1:毛先はワンカール平巻きに

STEP.2:顔周りはリバース巻きで自然な毛流れを

STEP.3:もみあげは残して、片サイドの髪を耳にかける

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
前髪はセンター1~2cmに少量つくり、大人にも似合うさりげないシースル―前髪に
一見ワンレンボブ風でも、表面にレイヤーを入れてフォルム調整を
もみあげは残しつつ片サイドのみ耳がけして、ナチュラルな抜け感を演出
40代に似合う【ほんのり前髪あり美バランスボブ】イメチェン自在な幅狭め前髪でこなれ感を叶える
顔周りにシャギーを入れたふんわり小顔ボブ



「髪の根元がペタッとしがちでトップにボリュームが出にくい、というお悩みを40代以降のお客様からよく耳にします。髪は長くなればなるほどどうしても重みでぺったりしがちなので、ボブヘアでもトップに適度に短い毛をつくってあげることがポイントになってきます。さらに顔立ちをキュッと引き締めて見せたいというニーズも大人世代には多いですよね。顔周りのシャギーや前髪のバランスで若づくり感は出さずにあくまでも上品な印象に。」(broocH 店長スタイリスト 西山洸平さん)。
【スタイリング方法】
「ボブヘアはカールアイロンではなく、ストレートアイロンでスッと伸ばしながらツヤを出すスタイリングがおすすめです。ふわっと自然なボリュームを出したいトップ部分は、カーラーを使うのがコツ」(西山さん)。

STEP.1:顔周りは少し前にのばすように

STEP.2:トップはカーラーで。まずは分け目から2㎝横くらいの毛を巻く

STEP.3:さらに分け目部分の毛も巻く

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
ぺったりしがちなトップ部分は、短い毛をバランスよくつくってボリュームアップ
顔周りのシャギー&長め前髪でキュッと引き締まった小顔見せ!
ストレートアイロン&カーラー使いでボリュームとツヤを同時に演出
40代に似合う【小顔見せシャギーボブ】トップ&顔周りのフォルムにこだわってフレッシュな印象に
40代におすすめのボブスタイル【前髪なし】
縮毛矯正でスタイリング楽ちんな丸みボブ



「年齢30代後半~40代以降のお客様からのニーズが高いのが縮毛矯正です。年齢を重ねるにつれて髪にクセやうねりが出てきて、おさまりにくくなってきたというお悩みをよく耳にします。そんなお悩みを解消してくれるのが縮毛矯正。最近大人世代の需要が多く、レングス問わず人気です。
おすすめの頻度は半年に一度くらい。クセやうねりを抑えながらツヤも出してくれ、スタイリングが時短になる、髪の扱いが圧倒的にラクになった、などのうれしいお声をいただいています。縮毛矯正というとひと昔前はストレートになりすぎてペタッとしてしまうイメージもあったと思いますが、テクニック次第で、柔らかさを残しながらナチュラルな仕上がりに調整も可能です」(ZACC JINGU サロンマネージャー 伊藤塁さん)。
【スタイリング方法】
「モデルさんは縮毛矯正をかけているので、手ぐしでササッと整えるだけでもナチュラルにまとまるスタイルではありますが、ストレートアイロンでササッと整えることでさらにツヤを出し、わずか2~3分でも手間暇かけているよそいき感が出せます」(伊藤さん)。

STEP.1:広がりやすい髪をタイトに整える

STEP.2:顔周りはふわっと持ち上げながら

STEP.3:前髪がペタッとする場合はカーラーで立ち上げ

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
クセがあり広がりやすい髪は、縮毛矯正で髪質改善することで驚くほど扱いやすく
ボリューム多めの髪はあえての少なめレイヤーでまとまりよく丸みのあるシルエットに
ストレートアイロンで髪を伸ばし、ツヤを出すひと手間でさらに好感度アップ
40代に似合う【するっとおさまる美形な丸みボブ】半年に一度の縮毛矯正で圧倒的に扱いやすい髪へ
バランス良く見えるシンプルこなれボブ



「ハチより下にボリュームはあるけれど、トップはぺたっとしてボリュームが出づらい髪質の篠原さん。ベースはあご下くらいのボブ。内側の毛量をとってあげて、おさまりがよくなるよう調整しています。一見重ための切りっぱなしボブに見えますが、中のボリュームをとっているのでおさまりがよく、トップにはレイヤーを入れているのでふわっとやわらかな丸みが出やすくなっています。広がりやもたつきが気になる髪も、するっとまとまって、さりげない抜け感も。シンプルなスタイルだからこそ、耳にかけて毛量調整したり、ブラシを使ってブローしてツヤを出したり、ちょっとの工夫でよりあか抜けた印象に」(Sui OMOTESANDO 店長 塩田勝樹さん)。
【スタイリング方法】
「サイドパートのボブの場合、少ないほうはタイトにまとめ、多いほうはふわっと程よいボリュームを。メリハリを出すことでより抜け感のあるスタイルに。ロールブラシはやや細めのものを使うほうがキャッチ力が強く、ボリュームを出しやすいです」(塩田さん)。

STEP.1:ボリュームを抑えたい部分はブラシでなでつけながらブロー

STEP.2:サイドは前にひっぱるようにして、ストレートアイロンで毛先をワンカール

STEP.3:毛束を持ち上げながらブローして、毛先はふわっと抜く

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
内側は毛量調整、トップは適度にレイヤーを入れ、カットの時点でまとまるフォルムをつくる
やや細めのロールブラシを使ってブローすることで、ふわっとしたボリューム&ツヤがかなう
片サイドはタイトにおさえつつ、もう方サイドはふわっと。メリハリをつけてこなれ感アップ
40代に似合う【シンプルこなれボブ】おさまりよくメリハリも抜け感も叶えるスタイル
タイトなスタイリングできまるシャープなウェットボブ



「家事に子育てにお仕事に日々多忙でいらっしゃるので、なるべくスタイリングがラクなスタイルを好まれますが、やはり”おしゃれな雰囲気に見せたい”というニーズは譲れないですよね。今回ご紹介するボブは、あえてタイトなスタイリングにして、かっこよくシャープでエレガントでありながらもおしゃれな雰囲気を目指したスタイル。ボリュームが出づらい髪質の方も無理してボリュームを出すようなスタイリングよりも、あえてウェットでタイトなスタイリングにしたほうが格段にセットがラクで、今っぽくこなれた雰囲気に見せることもできます。
毛先は外ハネしやすいようカットで調整していますが、アイロンで軽く巻いてメリハリをつけるとより映えるスタイルに」(AMATA 店長スタイリスト ERIさん)。
【スタイリング方法】
「全体的にはタイトにまとめて今っぽさを出していますが、毛先は外ハネに軽く巻くことで女性らしい華やかさも適度に出て、バランスのいいスタイルに。アイロンはストレートアイロンを使うのが手軽なうえ、ぐるんとならずにこなれた外ハネがつくれます」(ERIさん)。

STEP.1:毛先はアイロンで外ハネに

STEP.2:スタイリング剤をつけて髪をタイトに整える

STEP.3:くしを通し、面を整える

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
ボリュームが出づらい髪でもあえてのタイトスタイリングで大人の余裕を感じるスタイルに
サイドはタイト、毛先は外ハネ、コントラストでおしゃれ感アップ
スタイリング時はツヤ出しスタイリング剤+くし使いで、さらにこなれた雰囲気に
40代に似合う【シャープかつエレガントなウェットボブ】ボリュームが出づらい髪はあえてタイトなスタイリングで!
表面のみにレイヤーを入れたあか抜けロブ



「広がりやすいクセ毛はおさめたいけれど、ペタッとする頭頂部には適度なボリュームが欲しい。おしゃれには見せたいけれど、扱いやすいスタイルがいい。大人世代のお客様は相反する欲張りなリクエストも多いです。今回はとにかく扱いやすく、ナチュラルな印象なのにあか抜けて見えるロブ(ロングボブ)スタイルをご紹介します。洗髪後ざっとドライヤーで乾かすだけでもまとまりがよく、キュッと引き締まった小顔に見せてくれる効果も。まとまりはありながらも抜け感もある今っぽいスタイルです」(GARDEN YOKOHAMA est 店長スタイリスト 豊田楓さん)外ハネ
【スタイリング方法】
「ドライヤーで乾かすだけでまとまりは出やすいようカットしていますが、毛先はササッとアイロンで外ハネにスタイリングすると、ナチュラルでありながらも”手入している感”が演出できます」(豊田さん)外ハネ

STEP.1:トップ&サイドは根元を立ち上げるように乾かす

STEP.2:毛先はアイロンで外ハネに

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
切りっぱなしボブは表面のみの絶妙なレイヤーでより扱いやすく!
顔周りは短い毛を仕込み、ふわっとした立体感と小顔効果を狙う
毛先を巻くだけでなく、根元を立ち上げるひと手間で若々しい印象に
40代に似合う【ふわっとまとまるあか抜けロブ】クセ毛でも時短スタイリングでおしゃれに見えるスタイル
40代におすすめの「ストレートボブ」
ドラマティックな印象の品格ショートボブ



「髪が細くやせてきてボリュームが出にくくなる40代50代のお客様はボブやショートなど比較的短い髪にされる方が多いですが、”短くても適度に女っぽさは欲しい”というニーズがほとんど。ボリュームアップして見せながら女っぽく品のあるスタイルを目指したい方におすすめしたいのが、今回ご紹介するショートボブです。カットで丸みを出し後頭部をふんわりさせることで、全方位美人見せ。襟足など浮きがちな部分はタイトなフォルムに整えてメリハリを出しているのもポイントです。
さらにカラーではポイントで明るいハイライトを細く入れ、気になる白髪も自然にぼかしながらも、ふんわり立体的に見えるスタイルに。フォルム&カラーにこだわったショートボブなら、ボリュームが出づらい+白髪が気になる、ふたつの悩みが解消できます」(ABBEY 4 スタイリスト 奥平航河さん)。
【スタイリング方法】
「生えグセをリセットしツヤを出しには、ストレートアイロンがおすすめです。ショートボブならさっと通すだけで、時短でキレイがかないます」(奥平さん)。

STEP.1:ぺったりしがちな後頭部にふんわり感を出す

STEP.2:前髪はアイロンを縦に入れ、斜めうしろに流す

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
丸みを出すようなカットで、ナチュラルにボリュームアップ
細く適度に入れたハイライトで、白髪をぼかしながらも立体美人フォルムに
スタイリングはストレートアイロン使いで。まとまり&ツヤを同時にかなえて
40代に似合う【程よく女っぽい品格ショートボブ】丸みのあるフォルムなら、短くてもドラマティックな印象に!
大人のかわいらしさを引き出すふんわり丸みショート



「モデルさんは毛量は普通なのですが髪1本1本が細く柔らかいため、ボリュームが出づらくペタッとしやすい髪質。いちばん長いところをあごくらいの長さに設定してカットし、適度にレイヤーを入れてふっくら感を出しています。すそはグラデーションでしめてから、はち上にだけバランスよくレイヤーを入れ、動いたときにふんわりとしたニュアンスが出やすいように。後頭部もふんわりと見えるようにレイヤーを入れ、表面の動きも出やすいよう調整しています。
前髪は長めかつやや厚めにとり、おでこのシワを自然にカムフラージュできるように。若々しくフレッシュな印象に見せつつ、年齢に合うかわいさも意識しながらもナチュラルな雰囲気に仕上げています」(S.HAIRSALON ヘアデザイナー 横井七恵さん)。
【スタイリング方法】
「ショートの場合、小回りが利き、手軽にツヤも出せるストレートアイロン使いがおすすめです。前髪はマジックカーラーでふわっとした毛流れを出して」(横井さん)。

STEP.1:ボリュームを抑えたい部分はブラシでなでつけながらブロー

STEP.2:後頭部は毛束を上に持ち上げながらアイロンで熱を加えて

STEP.3:前髪はマジックカーラーで

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
はち上のみにバランスよくレイヤーを入れ、トップ&後頭部のボリュームアップを狙う
前髪は厚めかつ長めにとり、肌悩みもカバーしながらよりフレッシュな印象に
スタイリングはストレートアイロンで自然なボリューミ&ツヤ出しを
40代に似合う【ふんわり丸みショート】ふわっとボリューミーなフォルムで顔立ちまでキュッと!
シースルーバングのフェミニンボブ



「40代50代は毛髪にコシがなくなり、こめかみ部分にボリュームが出ずペタッとしてしまい、顔の印象まで貧弱に見えてしまうというお悩みが…。ポイントとなるのは顔周り。適度な動きや立体感を加えることで、大人世代にも似合う華やかさを出すことができます。薄毛が気になるという方も、顔周りがふわっとするだけで地肌の透け感を和らげることができるので、フレッシュで若々しい印象に見せることができます。さらに薄く透けるような少量の前髪をつくることで、小顔効果&抜け感もプラス」(SUNVALLEY 副店長 土田美沙子さん)。
【スタイリング方法】
「アイロンの熱を加えることで、硬くニュアンスの出にくい髪も柔らかい印象に。毛先と顔周りをササッと巻くだけで格段に、華やかさとこなれ感が出せます」(土田さん)。

STEP.1:前髪はカーラーでふわっと感を

STEP.2:毛先はアイロンでワンカール内巻きに

STEP.3:顔周りはリバース巻きにして立体感アップ

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
レイヤーは顔周りだけに入れた切りっぱなしボブで、今っぽいバランスに
前髪は薄め少なめのシースルーバングが、大人のボブの決め手
毛先や顔周りはアイロンでニュアンスをつけて、よりふわっと華やかに印象度アップ
40代に似合う【シースルーバングのナチュラル&フェミニンボブ】透け前髪と顔周りの毛束でフレッシュな印象度アップ
生え際をカバーするしなやかこなれボブ



「大人世代はトップがぺったりしてボリュームが出づらい、というお悩みが圧倒的に多いですよね。生え際の白髪も気になってきて余計に、自然なふんわり感を出して白髪もカバーしたいとおっしゃる方も多いです。そんなお悩みを抱える方におすすめなのが、今回ご紹介するボブスタイル。分け目を少しサイドめにとり、ふんわり感をアップさせたボブなら、大人の髪悩みはさりげなく解消。ワンレン気味でしなやかな動きのあるスタイルなので、こなれた印象に見せることもできます」(marr 中目黒店 スタイリスト 土田麻美子さん)。
【スタイリング方法】
「ぺったりしがちなトップは特に、根元をブラシで立ち上げるようにブローするのがポイント。洗髪して乾かす際にも、このひと手間を加えておくと翌朝もスタイリングしやすいはず」(土田さん)。

STEP.1:トップ部分は根元から髪をふんわり立ち上げるようにブロー

STEP.2:毛先もブラシでブローして内巻きに

STEP.3:サイド~顔周りはリバース巻きで華やかな動きをプラス

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
ツヤを残しながら毛先には自然と丸みを出すグラデーションボブで、いつでもまとまる美髪に
顔周りのみ短い毛をさりげなく仕込み、軽やかさ&動きを出す
生え際から髪を立ち上げるようにブラッシング&ブローして、トップのぺったり感を解消
40代に似合う【ワンレン気味のしなやかこなれボブ】分け目ふんわり、気になる生え際も自然にカバー
40代におすすめの「外ハネボブ」
ハンサム見えが叶うコンパクトなミニボブ



「うしろを襟足ギリギリくらいで切りそろえたボブ。切りっぱなしにしておしゃれな印象に。表面だけでに少しだけレイヤーを入れ、程よい柔らかさと扱いやすさを加えています。顔周りは鎖骨下くらいの長さにカットし、うしろに自然に流れやすいよう調整を。全体的にレングスが短いので、根元やつむじにボリュームが出ずぺったりしてしまいがちな方でも、ふんわり立ち上がりやすいスタイルです。ピンクベージュのハイライトを入れ、ヘアスタイルに立体感と柔らかさを、さらに白髪ぼかし効果も狙っています」(TOAR by grico 店長スタイリスト バタコさん)。
【スタイリング方法】
「おさまりがいいスタイルなので、乾かすだけでも自然にまとまりますが、ドライヤー&アイロンのひと手間でよりおしゃれな印象に」(バタコさん)。

STEP.1:トップは根元から立ち上げるように乾かす

STEP.2:毛先はアイロンで外ハネに

STEP.3:サイドの毛はバランスを見ながら耳にかけつつ、うしろに流す

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
ショートほどは短くない、襟足ギリギリのミニボブでおしゃれかつフレッシュな印象に
分け目やつむじの薄毛が気になるなら、短めボブがやはり正解!
メリハリ出しスタリングのひと手間であか抜け感を
40代に似合う【ハンサム&おしゃれ見えなミニボブ】ボリュームアップ&小顔を叶えるコンパクトなボブ
黒髪でも軽やかなこなれひし形ボブ



「大人世代には、カラーリングはせず黒髪のままヘアスタイルを楽しみたいというニーズも多々。ハイライトなどはいれず白髪染めで染めた場合も、重く見せないようなバランス感にこだわってカットさせていただいています。
今回は40代以上の大人世代に圧倒的に支持されているボブスタイル、中でも黒髪だからこそフォルムにこだわったボブレイヤーをご紹介します。トップがぺったりしてボリュームが出づらいというお悩みも、乾かす際にひと手間を加えたり、分け目の取り方を変えて解消しています」(marr 自由が丘店 スタイリスト AKiKOさん)。
【スタイリング方法】
「トップのぺったり感は、洗髪して髪を乾かす際の乾かし方にもひと手間加えてみて。毛束をねじって熱を与えることで解消できます。前髪はカーラー、毛先はストレートアイロンを使用すると時短で手軽にスタイリングできますよ」(AKiKOさん)。

STEP.1:トップ部分は毛束をなじりながら、ドライヤーの熱を与えて

STEP.2:前髪はカーラーで動きを

STEP.3:毛先はアイロンで外巻きに

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
顔周りを中心にレイヤーを多めに入れて動きを出したボブなら、黒髪でもこなれ感アップ
スカスカになりすぎないレイヤーと透け前髪の程よいバランスで、動き&抜け感を演出
ぺったりしがちなトップは、洗髪後のドライヤーでボリュームを出すひと手間をプラス
40代に似合う【黒髪でも軽やかひし形ボブ】バランスのいいレイヤー×前髪で動きのあるこなれスタイルに
顔型カバーも叶えるボリューミーロブ



「もともと毛量が多いという方でも、トップがぺったりしてしまいボリュームが出づらくなってきたという大人世代のお悩みを耳にします。さらに顔のたるみやシワなども気になってくるので、髪形でカバーしつつ小顔に見せたいというニーズも…。今回はボリュームが出やすいようカットで調整しつつ、ボブでも女っぽさを残しつつ、顔型カバーも叶えるバランスのいいスタイルをご提案します」(EMMA GINZA スーパートップスタイリスト NAOMIさん)。
【スタイリング方法】
「分け目がぺったりしてしまいがちなトップは、ロールブラシを使ってボリュームアップ。毛先は外ハネしやすいようカットしているので、アイロンなどは使わずとも手軽にスタイリング可能です」(NAOMIさん)。

STEP.1:トップ部分はロールブラシで前向きにブロー

STEP.2:毛先は手ぐしブローで外ハネに

STEP.3:前髪はワックスバームで束感を出す

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
毛先に厚みを残しながらくびれを作ったロブで、ボリューム感とこなれ感、女っぽさを叶える
短め透け前髪で、気になる肌悩みもカバー
ぺったりしがちなトップは、前向きブローでボリュームアップ
40代に似合う【ナチュラルな動きのあるボリューミーロブ】重めカットながらもニュアンスを出しやすいロングボブ
上品ながらもフレッシュな切りっぱなしロブ



「大人の髪悩みで最も多いのがやはり、髪がペタッとしてボリュームが出なくなってきたというお悩み。今回は切りっぱなしのボブに挑戦してみたいけれど、ぺったりしてニュアンスが出づらい、という方におすすめのスタイルをご紹介します。
毛先は切りっぱなしでこなれ感を出しながら、トップはボリュームが出やすいように、さらに顔周りには動きが出やすいように調整。顔周りの動き&バランス感は第一印象を左右するので、とくにこだわってつくっています。程よいボリュームを出しながら、大人っぽさと上品さ、こなれ感のバランスをとり、フレッシュな印象に仕上げています」(grico HARAJUKU トップスタイリスト 原田直美さん)。
【スタイリング方法】
「ざっと乾かすだけでも自然にまとまるスタイルですが、毛先は外ハネに整えるとさらにおしゃれ感がアップ。ストレートアイロンをさっと通すだけ、時短でスタイリングがかないます」(原田さん)。

STEP.1:毛先はアイロンで外ハネに

STEP.2:サイドに毛は大きく弧を描くように内巻きに

STEP.3:耳前にはバランスよく毛束を出す

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
切りっぱなしボブはトップのみのレイヤー×顔周りのバランス感が決め手に
前髪は長めかつ薄めで、おしゃれ感とさりげない小顔効果も狙う
外ハネスタイリングでよりフレッシュな印象に
40代に似合う【切りっぱなしナチュラルロブ】顔周りと前髪のバランスがおしゃれ感の決め手!