【目次】
若々しく見せる、40代の眉毛「3つの極意」
【1】「コンシーラー」で光を集め、自然な上品眉へ
■眉を挟む“光”ラインで目元の立体感をくっきり演出
眉は“顔の額縁”と言われるくらい、大事なパーツです。特に、メイク感が少ないミニマムなときほど、眉の印象が仕上がりを左右します。今回のポイントは、コンシーラーを見えないラインとして使うこと。眉をいつもどおりに描いたら、眉山から眉尻の上下を挟むようにコンシーラーを引き、眉と肌との境界線を強調。すると、眉の印象が際立つだけでなく、立体感もアップして、ナチュラルなメイクでもきちんとした印象のメイクに見せることができます。
ナチュラルでもきちんとした印象に!コンシーラーで目元の立体感を演出する「眉を挟む“光”ライン」
【2】メリットづくし!「眉マスカラ」で若々しい印象に
■立体感、抜け感、太さ…今、欲しい全部が叶う
眉マスカラは若者のもの、と思っている人が多いよう。けれど、眉マスカラにはただ色をのせるという役割以外にも、眉毛に太さや長さを足す、毛流れをフィックスさせて立体感を出す、という重要な役割もあります。眉マスカラをプラスするだけで、ワンランク上の仕上がりが叶うのです。眉毛の長さと毛量があると、より眉マスカラの恩恵が受けられるので、切りすぎないで。
眉マスカラを使うとこんなに印象が変わる!
毛流れは描く前に整えても、時間と共に元の生えグセに戻ってきてしまうもの。そのため、眉中は毛がたまって見えてしまい、それがベタッとした印象に。さらに眉の幅も出ず、細く見えます。
眉マスカラを使うと、寝ていた眉毛が起こされて立体感がアップ。さらに毛流れが整えられてフィックスされるので、抜け感が出るうえ、毛の立ち上がりで眉の幅も出て、生き生きとした若々しい眉に。
<眉マスカラを使うメリット5>
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若々しく見える
眉毛に立体感が出るだけでも若々しく見えるものですが、特に眉頭の毛先が眉幅よりも上に出ることで、より若々しさがアップして見えるように。眉マスカラを使うときは、ぜひ眉頭を意識してみてください。 -
顔の立体感がアップ
眉マスカラで眉毛に逆らうようにして塗ると、眉毛自体に太さも出るうえ、毛が起きてくるので、塗るだけで立体感を出すことができます。すると、前から見たときはもちろん、横から見たときも立体感が際立ち、顔全体の印象も立体感がアップして見えるようになるのです。 -
自然な太眉が実現
眉の毛流れを整え、眉毛を立たせることができるので、眉幅が縦に広がり、地眉以上に幅を出すことができます。すると描き足した不自然さではなく、自然な太眉が完成するのです。地眉が太い人でも、ナチュラルに仕上がるので悪目立ちしません。 -
洗練された印象に
眉マスカラを使うと、密集した眉毛をさばくことができるので、眉毛の下の地肌が少しずつ垣間見える状態に。すると、毛の存在感が際立ち、抜け感が出てあか抜けた印象になり、洗練されたイメージになります。 -
眉毛の粗が目立たなくなる
眉マスカラで毛の密集をさばくことができるので、眉毛の生え方にコンプレックスをもっていても、眉の描き方がうまくなくても、眉毛がうまい具合に分散され、粗が目立ちにくくなるというメリットもあります。
「眉マスカラ」で大人眉はうまくいく!立体感、抜け感、太さ…今、欲しいが全部が叶う!
【3】「眉尻」は長くしすぎない、下げすぎないのが2大鉄則
■眉尻の止め位置を点検。長くなるほど古い顔
眉を描くとき、正面からしか見ていないせいか、眉尻ラインの正しい長さや描き方を知らない人が多いのも事実。下の写真で示した正しい長さで描くとリフトアップ効果が生まれ、横から見たときも美しく、引き締まった印象に映ります。描き方は、眉の真ん中(毛が密集しているところ)から、眉尻の方向へ眉の中心を通るラインをイメージしながら描き足し、止め位置は写真のように眉頭の高さよりもちょっと上が正解です。眉尻の終点が決まったら、太さを出す作業も忘れずに。眉の真ん中から眉尻にかけての眉下ゾーンを埋めていきましょう。細くなった自眉に合わせてえぐるようなカーブで描いたり、細く長い線で描くと、一気に老けた印象になるので注意して。
メイクで整える「3つのやりかた」
【1】立体眉に見せる「眉マスカラ」の使い方
■毛を立たせて、流して、整える
<STEP.1>眉尻から眉頭に向かって毛を起こしていく
眉をペンシルやパウダーで整えてから眉マスカラを。眉マスカラをよくしごいて、ブラシにつく量を調節。毛流れに逆らうようにして、眉尻から眉頭に向かって梳かすように塗っていく。毛を起こしながら毛先を中心に塗る。
<STEP.2>眉頭は上に向けて立たせるのがポイント
眉頭は眉の立体感を出し、若々しさを演出する要。下から上へブラシを動かし、眉幅からはみ出るくらいにしっかりと毛を立たせて毛流れも整えておく。
<STEP.3>最後は毛流れをさばきながら整えて
眉頭から自然につながるように、眉山まで斜め上に上辺から毛が出るくらい立ち上がらせて整える。眉山から眉尻は斜め下に向かって梳かす。ただし、眉尻側は眉幅より下に毛がはみ出しそうなときは平行に流して。
眉マスカラの使い方は簡単!毛を立たせて、流して、整えるだけ|大人におすすめのアイテムもご紹介
【2】初心者&描くのが苦手な人は、これだけ覚えて!
■眉用コンシーラー×透明マスカラで立体眉に仕上げる
シミ隠しに使うコンシーラーだと厚塗り感が出やすく、ヨレやすいけれど、この “コーセー”『ヴィセ リシェ アイブロウエンハンサー』は、薄づきでフィット感が高く、ヨレない&乾かない秀逸品。眉毛につかないように、約1mm空けて眉の上下に中央から眉尻にかけてスッスッと描き、指でササッとぼかすだけ。さらに透明眉マスカラで眉毛をグッと立ち上げて、毛並みを強調すれば自然と際立つので、あとは足りない眉尻を描き足すだけでOK。地眉を最大限に生かし、ふっさりとした立体感を演出できる裏技です。
<STEP.1>眉頭の上下部分は外し、眉を囲むように描くと自然と際立つ
<STEP.2>眉頭をぐっと立ち上げてふさふさ感を演出する
【眉メイク】に悩んだら…「ディオール」眉マスカラ &「ヴィセ」コンシーラーで叶う【立体眉のつくり方】
【3】眉尻が消えた"まろ眉"は「リキッドペン」で植毛
■眉尻に毛がない… ならばリキッドペンで植毛するように描く
眉尻がないまろ眉の人は「どうせ毛がないからふさふさにできない」とあきらめていませんか? 大丈夫、そんな人でもとっておきの秘策あり。毛のないところをオリーブ色のリキッドペンで描いて植毛したように見せるのです。ちなみに毛がないところにペンシルで描くのは「描きました」という悪目立ち眉になりがちなので、全体を描くのはパウダーが適任。毛のない眉尻部分に、淡いブラウンのパウダーでふんわりと色をのせたら、綿棒で正しい形に補正していきましょう。次にカーキのリキッドペンで毛を描くのですが、毛量を多く見せるポイントはクロスに描くこと。緻密にしなくても、毛と毛の間は大きめに空いているくらいが自然に見えます。
失敗しない「眉カットの仕方」
■眉カットは眉メイクが「終わったあと」に!
\セルフメイク→長井メイク/
「ノーメイクの状態で眉をカットするのは、切りすぎの原因に。自眉を切り込みすぎると、眉メイクがしづらくなるので要注意。眉メイクの仕上げにスクリューブラシで眉を毛流れに沿ってとかします。このとき、描いた眉からはみ出た部分だけをカットすれば、切りすぎることなく、眉メイクしやすい状態に整えることができます」(長井さん)。
【正しい眉カットプロセス】
<STEP.1>眉メイクを施す
ペンシルまたはパウダータイプのアイブロウで眉メイクを。自分の好きな形に整えておくのがポイント。
<STEP.2>眉をとかしてはみ出た部分をカット
眉メイクが終わったら、スクリューブラシでまず地肌をこするように眉メイクをぼかしながら定着させます。その後、毛流れに沿ってブラシを入れ、眉メイクからはみ出た部分(赤○囲み部分)のみをカット。
【眉メイクしやすいニュートラルな自眉に】
新作・おすすめ「眉メイク」アイテム
■ゲラン『ブロウ ジェ』
繰り出し式のアイブロウで眉はいつどこでも緻密に描ける。シャープな先端が細かなディテールをかなえる「ブロウジェ」。いつでもどこでもこだわりのある眉に仕上げられるすぐれもの。あらゆる肌トーンや髪色に対応する5色展開で、色味は以下の通り。
01 BLONE(ブロンド)…繊細なゴールデンブロンド
02 AUBURN(オーバーン)…赤みがかったブラウン
03 MIDEUM BROWN(ミディアム ブラウン)…完璧なウォームブラウン
04 DARK BROWN(ダーク ブラウン)…深みのあるブラウン
05 GRANITE(グラナイト)…ナチュラルなブラック
「ゲラン」からまつげのためのプライマーと魅惑の目もとをつくるアイライナー&アイブロウが登場
■ケイト『ラスティングデザイン アイブロウW(スリム)』(上)
■ヴィセ『アイブロウ ソードペンシル&パウダー』(下)
ドラッグストアで買える2大・神アイテムといえば、プチプラ二大巨頭の「ケイト」と「ヴィセ」。リアルな毛を描けるペンシルと隙間を埋めるパウダーの一体型で、立体顔になるノーズシャドウも簡単。購入したらポーチに常備を。
大事なときに限って起こる「眉がない!コスメがない!」問題を解決するドラッグストアで買える2大・神アイテム
■クレ・ド・ポー ボーテ『ジェルスルシル』
軽いテクスチャーで眉毛を固めることなく、絶妙なホールド力で整えてくれるジェルタイプ。艶やかでシックなダークブラウンは1本はもっていたい大人カラー。洗練された印象が叶う。
眉マスカラの使い方は簡単!毛を立たせて、流して、整えるだけ|大人におすすめのアイテムもご紹介
■カネボウ『カネボウ デュアルアイライナー EC2』(左)
■セルヴォーク『インディケイト アイブロウマスカラ C 02』(右)
カネボウ『カネボウ デュアルアイライナー EC2』
色の錯覚効果に特化して開発。まるで粘膜のようなレッドで血色感を演出し、目そのものがいきいきとして大きく広がったように錯覚させる効果が。また温かみのあるレッドなので優しい表情に見える。
セルヴォーク『インディケイト アイブロウマスカラ C 02』
美容のプロが注目しているのが、この赤系眉マスカラ。茶色や透明な眉マスカラよりも、ほのかに赤みがプラスされて眉毛が際立ち、ボリューム感が。自然に目元に血色と華やかさが増すので赤系コスメ初心者向き。
目元に美肌レッドを!「セルヴォーグ」「カネボウ」から最旬マスカラ&アイライナー
※掲載した商品の価格はすべて税込みです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部