【目次】
- アイゾーンケアコスメの「正しい塗り方」8ステップ
- 目の下のシワ・たるみをなくす「マッサージ」
- たった10秒でシワにも眼精疲労にも効く!「ツボ押し」メソッド
- 目の下を美しく魅せる「ベースメイク」の仕方
- 夕方現れる目の下の「シワの存在感を消す」メイク直しTips3
アイゾーンケアコスメの「正しい塗り方」8ステップ
目元は、顔全体でも最も年齢が出やすいエリアのひとつ。アイケアコスメは、そんな目元を引き上げる強い味方となってくれます。ただ、ずっと使っているにもかかわらず、全然効果が表れない……。実はそんなお悩みを抱える女性、多いんです!
もし、クマが目立つ下まぶただけに塗っているのなら、今すぐ改めるべき。アイケアコスメを塗る範囲の正解は、眉上から頬骨下、こめかみあたりまでの広範囲。しっかり塗るべきなのは、このゴーグルゾーンなのです。
そして、塗り方にも大事なポイントがあります。自己流では逆効果になりがちなのです! この機会に、正しい塗り方をマスターしましょう。
以下から、目元の不安を解消する「アイケアコスメの塗り方」を、8つのステップでご紹介します。
■1:まずは目標設定!「引き上がった目の形」をイメージする
いきなり塗り始めるのはNG! 片方の手でこめかみを優しく引き上げると、若いころの引き上がった目になります。まずは「これを目指す!」と、脳と肌に記憶させる儀式を定例化させましょう。
■2:薬指を使って「目尻から目頭に向かって」軽く叩きながらのせる
ここからいよいよ、アイケアコスメを塗っていきます。塗り方のポイントは、肌を刺激しないように、優しく触れること。目元の肌はとても敏感で刺激はNGなので、いちばん弱くタッチできる薬指を使用。米粒大のアイケアコスメをトントンと、軽く叩きながら塗布すると失敗しません。
薬指を目頭まで移動させたら、そのままの流れで、目頭の先端のくぼみにあるツボ「睛明(せいめい)」を押すと、コリと疲労が和らぎ、血行が高まります。ぜひ試してみて。
■3:引き上がった目元を形状記憶させるように軽いタッチでなぞる
このとき、目尻はもう片方の手で、こめかみを引き上げたままに。そしてなでる力は「羽で触る」くらいの弱いタッチで行うこと。塗る範囲は目尻までではなく、こめかみまで広げること。ここまで塗るのと塗らないのとでは、引き上げ効果は雲泥の差に。
■4:また「目尻から目頭へ向けて」軽いタッチでトントンとしながらなじませる
下まぶたのシワ部分をスタンプ塗りで消すようにしながら、軽い力でトントンとなじませる。これで下まぶたの塗布は終了です。
■5:上まぶたも同様に「目尻から目頭に向かって」軽く叩きながらのせる
薬指に米粒大のアイケアコスメをとります。メイク前ならその半分の量でOK。眉下に沿ってトントンと、軽く叩きながらなじませます。
まばたきすることで、アイケアコスメがまぶた全体に広がるので、上まぶたは際まで塗らないこと。これで、目の中に入る危険を回避できます。
■6:目頭のツボを押して「目の横幅が広がるように」形状記憶させる
もう一度、目頭のツボを押してみます。目頭に切れ込みがぐっと広がり、目の横幅が大きくなるのがわかるはず。ドライアイ、充血解消にもおすすめ。
■7:上まぶたの皮ふのほうが薄く刺激に弱いので「より優しく」なじませる
上まぶたにアイケアコスメをのせていきます。このときもこめかみを引き上げて、まぶたを張っておくとのせやすくなります。上まぶたの皮ふは弱いのでこすらず、ちりめんジワに押し込むようになじませて。
■8:「こめかみまで」しっかりなじませてリフトアップ
リフトアップを意識しながら、こめかみを髪の生え際近くまでしっかりなじませます。ここまでやると、若返り目元に。この範囲まで塗布しないと、たるみで下がった目尻、重くなった上まぶたが持ち上がりません。
自己流では逆効果!老け目元が若返る「アイケアコスメの正しい塗り方」8ステップ
目の下のシワ・たるみをなくす「マッサージ」
アイクリームとセットのアプリケーターで優しくマッサージ
アイクリームとセットになっているマッサージ用のアプリケーターは、付属品のレベルを超え、シワの凹凸をならしてアイロンのようにのばしたり、コロコロ転がしてリンパの流れをよくしてむくみを解消したりと、優秀な働きをしてくれます。
さらに血流を高めるツボ押しにも。こういうプラスαの積み重ねで目の印象、顔の印象は劇的に変わるでしょう!
(1)先端を使って目の下をマッサージ。目頭側から目尻に向かってクルクルと軽いタッチでなでるように行うと、目の下のシワ消しに効果的です。
(2)次に目を閉じて、アプリケーターの先端で、上まつげの際を優しくなでましょう。これでまつげの毛根細胞が活性化し、丈夫なまつげが育ちます。
(3)眉毛を上に持ち上げるように眉頭から眉尻へとプッシュ。次に目の周りに円を描くようにマッサージするとむくみやクマがスッキリします。
たった10秒でシワにも眼精疲労にも効く!「ツボ押し」メソッド
眼精疲労とは、目の使い過ぎによって疲れを感じる状態を指すのですが、パソコン、スマートフォンなどの画面を長時間見たり、メガネやコンタクトの不具合で目に負担がかかることなどでも起こります。しかもこれによって、目周りの筋肉にも影響を及ぼし、シワが深くなり、見た目に老けが進行し、目力もダウン…。
しかも、眼精疲労は、ひと晩寝たくらいでは解決しない慢性的な症状なのだそうで、なるべく目を休めるために生活習慣の改善に加え、積極的なケアが必要なのです。
そこで、エイジングデザイナーの村木さんが教えてくれるのが、眼精疲労もシワも解決できるツボ押しメソッド。たった10秒で完了するうえに、目元もスッキリ。リフレッシュ効果が高いので、仕事の合間におすすめですよ。
1.目尻のシワに効くツボ「瞳子膠(どうしりょう)」に中指を当てる
「瞳子膠」は目尻の少し外側にあるくぼみのところにあります。位置は目尻から約1cm外側で、ここに中指をあてます。
2.「瞳子膠」を少し引き上げるようにプッシュする
「瞳子膠」のツボを捉えたら、斜め上に引き上げ、ゆっくりと圧をかけます。気持ちいいくらいの優しい圧で行って。これを5秒かけて押し、5秒かけてはなします。たったこれだけでケア完了。
斜め上に引き上げることで、ズレることなく、ツボをしっかりとプッシュできる。深呼吸しながらリラックスして行いましょう。
【まとめ|たった10秒でシワにも眼精疲労にも効く!ツボ押しメソッド4か条】
1.パソコンやスマホを使う時間が長い人は眼精疲労が起こりやすく、シワなどの目元老化も進行。
2.眼精疲労は一晩寝るくらいでは解決しないので、積極的なケアを習慣化するのが必須。
3.おすすめケアは目尻の外側にある「瞳子膠」のツボをプッシュすること。
4.血流が良くなり疲労を一掃することでスッキリ。視界がクリアになりリフレッシュ効果も。
以上、たった10秒でシワにも眼精疲労にも効く!ツボ押しメソッドを教えていただきました。
たった10秒でシワにも眼精疲労にも効く!ツボ押しメソッドで目力復活
目の下を美しく魅せる「ベースメイク」の仕方
\メイク下地はコーラルとパールの2色使いで明るく/
用意するのは、オレンジがかったコーラルとパールの下地。オレンジには顔をパッと明るくしてくれる効果あります。同じような効果が得られるカラーにピンクがありますが、ピンクは顔を柔らかい印象に導きます。
これに対し、オレンジは元気で明るい印象に見せてくれるので、40代・50代の女性にはこちらのカラーがベスト。パールは超微粒子タイプを選びましょう。パール粒が大きいとパール感が全面に出てしまい、若々しいどころか若づくりに見えてしまうので、要注意。光の当たる加減で気持ちキラッとするようなタイプがおすすめです。
■PROCESS1:コーラルの下地を米粒大出す
オレンジがかったコーラルは、くすみはもちろん、加齢によってできてしまった目の下のクマや、口角のたるみ影を自然にカバーしてくれる優秀カラー。
■PROCESS2:目の下、小鼻、口角にオン
コーラルは色ムラを補正してくれるので、クマやくすみなどが目立つ部分にのせていきます。
■PROCESS3:目の下は優しく叩き込んで
目の下はクマだけじゃない、加齢によるくぼみが影となり、暗さを増長させます。この部分がにクマやくすみが残っていると、目の周りがどんより暗く見えてしまうので、しっかりカバーしましょう。
指の腹を使ってトントンと優しく叩き込むように丁寧になじませます。まつげの際ギリギリまで、しっかり叩き込んで!
■PROCESS4:小鼻の周りはくるくると
小鼻の周りは赤みやくすみが現れやすい部分。さらに皮脂も出て崩れやすい部分でもあるので、しっかり塗り込みましょう。指の腹を使ってくるくるとなじませてカバー力アップ!
■PROCESS5:口角のくすみも忘れずに!
意外に忘れやすいのが口角の下の部分。40代を過ぎると、口角が下がり、それによって下唇の角に影ができてしまいます。下地の段階でくすみを払っておきましょう。いちばん影になる上から下に向かってなじませます。
■PROCESS6:パールの下地を米粒大出す
パールにはくすみを払って透明感を出したり、艶を与えて立体感をプラスしたりする効果があります。年齢を重ねたことでたるんで平面的になってしまった顔を、パール効果でパッと華やかにしましょう。
■PROCESS7:立体感を出したいTゾーンにオン
いちばん高く見せたい「おでこ」の中心あたりをくるくるとなじませます。鼻筋は上から下にすべらせて。厚く塗るとギトギトしてしまうので、薄く塗り広げます。
■PROCESS8:頬骨に沿って艶を仕込む
頬にもパールを忍ばせます。指の腹全体を使って、内から外に向かって、薄く均一に広げたら、最後に頬骨に沿って重ねましょう。頬のいちばん高い位置に光をプラスすることで、頬がキュッと上がって見えます。
■PRPCESS9:あごの先端にもパールを忍ばせて
最後にあごの先端にもパールをプラス。光をあごの中心の集めることで、たるんだフェースラインがすっきり!
夕方現れる目の下のシワの存在感を消すメイク直しTips3
1.スポンジで汚れを取って目の下のシワに沿ってゆるコンシーラーを
■ステップ1:スポンジでシワやキメにたまった油分と粉をふき取る
目元肌のメイク直しのポイントは、夜が近づくにつれ目立ってきたシワの存在感を消すこと。そのためには、シワやキメの縁と溝の奥に不自然にたまったベースメイクの油分・粉の攻略が効果的です。
まずは、肌を素に近い状態に戻しましょう。ファンデーション用のスポンジを用意し、粉類がついていない面をシワに当て、軽く押さえて油分を吸わせます。
次に、シワに沿ってスポンジを軽く滑らせ、溝の奥に筋状にたまった粉類を拭います。これだけで、クレンジングをしたかのような素に近い肌に戻せます。
■ステップ2:ペンタイプの「ゆるコンシーラー」をシワに沿ってつける
素の肌に戻したら、シワやキメをなぞるようにコンシーラーをつけ、指先で軽く叩くようにのばします。華やかな会食なら「アルビオン」のような明らかなパール感のあるものを、華やかすぎないほうが好ましい場合は「シスレー」のような程よい光沢があるものがベター。
食事中は化粧直しができないことを前提に、待ち合わせ前に目の下と目尻はすべてやり直すつもりでリタッチしましょう。このとき、白熱灯ではなく細かい部分もきちんと見える蛍光灯の下で直すのが理想です。
2.時間があれば下地のリタッチで、キメとシワを瞬時に消し去る!
時間に余裕があれば、ぜひとも下地からやり直したいところ。下地を省いた場合と比べ、透明感とツヤは5割増し、キメやシワの存在感は3割レスのイメージで、化粧もちも格段にのばせます。
肌に残った油分と粉をふき取るステップ1のあと、美容液をつける感覚で、シワやキメが目立つ部分に少量をなじませます。下地類はつけすぎると化粧崩れが早まるので、ミニマルな量を指の腹で押さえるように、がポイント。雑につけるとコンシーラーがムラになったりと、逆効果になってしまうこともあるので要注意です。
わずか90秒で目元がよみがえる!アイメイクの即効・簡単お直し術2ステップ
3.美容液タイプのコンシーラーをアイシャドウブラシで目の下にON
1.コンシーラーをブラシにとる
コンシーラーをアイシャドウブラシにとります。
2.コンシーラーを広げる
ブラシにとったコンシーラーを、クマやくすみが気になる目の下に目頭側から目尻に向けて、広げていきます。
【クマやくすみを感じさせない明るい目元に】
コンシーラーをアイシャドウブラシで塗ると、目元のクマやくすみがなかったことに…!
- TEXT :
- Precious.jp編集部