【目次】
ショート【4選】
【1】丸顔の人が似合うショート
\MAGNOLiA AoyamaのRYOSUKEさんがレクチャー!/
丸顔のショートヘア代表:遠藤千広さん(42歳/主婦、学生)
■うねりやボリュームダウンも解消できるパーマ×ショートボブ
遠藤さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬) ★
- ボリューム(少→多) ★
- 髪の太さ(細→太) ★
- うるおい(乾→潤) ★★★★
- 白髪の量(多→少) ★★★★★
「パーマで動きを出す前提でカットした、低めグラデーションのショートボブ。前髪はワンカールで流せるように切っています。パーマは全体の毛先をワンカールさせ、表面のみ2回転のSカールを作って動きを出しました」(RYOSUKEさん)
<スタイリング方法>自然なボリューム感と毛先の動きを重視!
「全体をフラットに乾かして自然なボリュームを作ってから、毛先だけ濡らしてパーマの動きを出します。とくに軟毛さんは、しっかり根元を立ち上げながら乾かしましょう」(RYOSUKEさん)
<STEP.1>タオルドライ後、根元を立ち上げながら乾かす
<STEP.2>顔周りの髪の根元をのばしながら乾かす
<STEP.3>毛先を濡らしたらバームをもみ込む
<丸顔×ショートヘア スタイリングのコツ3か条>
- 前後左右に乾かして自然な立ち上がりをつける
- ハンドブローで生えグセを修正
- スタイリング剤は髪の内側からつける
「ボリューム感を出すには、髪に分け目がつかないように乾かすことが大切。そして、スタイリング剤は髪の内側からつけ、髪表面にべったりつけないようにしましょう」(RYOSUKEさん)
大人ヘア|「天使の羽根バング」で丸顔をカバー!パーマで作るピュアショートボブ
【2】面長が似合うショート
\MINX銀座五丁目店の花渕慶太さんがレクチャー!/
面長のショートヘア代表:寺本真里さん(44歳/フラワーアレンジメント講師)
■自然な丸みを生み出すカットで、「元から小顔」に!
寺本さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★★
- ボリューム(少→多)★★★★
- 髪の太さ(細→太)★★
- うるおい(乾→潤)★★★
- 白髪の量(多→少)★★
「アンダーセクションをレイヤーベースでカット。ミドルにグラデーションカットで丸みをプラスし、トップはクセに合わせてレイヤーを入れボリュームアップ。全体に丸みをもたせるカットなので、頭のかたちもキレイに小さく見せることができます」(花渕さん)
<スタイリング方法>トップにボリュームを出し、襟足はタイトにして美フォルムに
「ショートは作り込み過ぎると、古く見えてしまうので、とにかくナチュラルに。トップにボリュームが出るように乾かして、毛流れに合わせて整えるだけでOKです」(花渕さん)
<STEP.1>全体を根元から前方向にドライ
<STEP.2>前髪にマジックカーラーを巻いてふんわりと
<STEP.3>カールドライヤーで全体にツヤを出す
<STEP.4>オイルスタイリング剤を毛先中心になじませる
<STEP.5>ヘアスプレーをふきかける
<面長×ショートヘア スタイリングのコツ3か条>
- 前髪がふんわり流れるようにカーラーを巻く
- カールドライヤーは巻くのではなく、梳かす
- トップはボリュームを出し、襟足はタイトに仕上げる
「コーム付きのカールドライヤーは、熱を当てながら梳かすことで、毛流れを作りながら髪にツヤを出す効果も」(花渕さん)
【3】逆三角形が似合うショート
\ZACC raffineの伊藤塁さんがレクチャー!/
逆三角顔のショートヘア代表:石井まきさん(40歳/会社員)
■菱形シルエットで輪郭が目立たない!ふんわり前下がりショート
石井さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★★★
- ボリューム(少→多)★★★★
- 髪の太さ(細→太)★★★★
- うるおい(乾→潤)★★
- 白髪の量(多→少)★★★★★
「前下がりのベースにレイヤーを入れて、巻いた時に軽い印象になるよう仕上げています。リバース巻きにすることで、前下がりの毛流れの中に後頭部へ流れる毛束が混ざり、全体的に立体感が。360度どこから見ても美しいシルエットになります」(伊藤さん)
<スタイリング方法>コテを使って後ろに流れる毛束をつくる!
「コテで巻く時は、毛束の中間だけを巻いて。毛先に向けてコテをすべらせるように引き抜くと、ナチュラルな毛流れになります」(伊藤さん)
<STEP.1>トップをマジックカーラーで巻いてボリュームアップ
<STEP.2> 髪全体をリバース巻きにする
<逆三角×ショートヘア スタイリングのコツ3か条>
- トップをカーラーで巻く時は毛先からしっかりと巻き込む
- 毛束の中間だけをコテで巻く
- 毛先は巻き込まない
「仕上げにバームなどのスタイリング剤をなじませるとツヤやかにまとまるのでオススメです。前髪が長めだとスタイリング剤を顔周りからつける方が多いですが、それはNG。よく手のひらに伸ばして、後頭部からなじませる。最後に手のひらに余ったスタイリング剤で顔周りを調整するのが正解です」(伊藤さん)
逆三角顔必見!シャープな輪郭がやさしい印象になる「前下がりショート」
【4】ベース型が似合うショート
\いつくしの才田とおるさんがレクチャー!/
ベース型のショートヘア代表:HINOさん(42歳/モデル)
■前下がりラインが美しいコンパクトショート
HINOさんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★★★
- ボリューム(少→多)★★★★
- 髪の太さ(細→太)★★★★
- うるおい(乾→潤)★★
- 白髪の量(多→少)★★★★★
「低い位置にグラデーションカットを施したショートボブがベース。白髪が少ない黒髪なので、肌が出る面積を考え、前髪は作らずセンターパートに。襟足は首が長く、キレイに見えるように、タイトに仕上げています。サイドの前下がりのカットラインで、横顔が美しく、頭も小さく見えるように」(才田さん)
<スタイリング方法>ブローするだけで簡単に決まる!
「ブローすれば収まるようにカットしているので、スタイリングはとても簡単。襟足は、できるだけタイトに仕上げると、メリハリが生まれて頭が小さく見えます。とくに耳の後ろ辺りを押さえるようにブローして」(才田さん)
<STEP.1>全体をハンドブロー
<STEP.2>表面のみブラシでブロー
<STEP.3>オイルワックスをなじませる
<ベース型×ショートヘア スタイリングのコツ3か条>
- 根元付近にはスタイリング剤がつかないようにする
- 襟足は押さえてブローし、コンパクトに仕上げる
- 前髪のパートはきっちり取らず、あいまいに
「スタイリング剤は保湿力&ツヤが出るオイル系がオススメですが、重いタイプは時間が経つとベタっとしたり、酸化しやすくなるので、できるだけ軽めのものが◎。ふんわり感がキープできるように、スタイリング剤は根元につけず、前髪はきっちり分けないで」(才田さん)
肌と髪のバランスでエラがカバーできる!横顔まで美しい知的ショート
ショートボブ【4選】
【1】丸顔さんに似合うショートボブ
\PEEK-A-BOO NEWoMan新宿の栗原貴史さんがレクチャー!/
丸顔のショートヘア代表:川合郷子さん(38歳/フリーランスヘアメイク)
■グラデーションカットで骨格カバーも叶うシャープなショートボブ
川合さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★★★
- ボリューム(少→多)★★★★
- 髪の太さ(細→太)★★★★
- うるおい(乾→潤)★★★
- 白髪の量(多→少)★★
「グラデーションボブベースで、サイドは内側の毛をしっかり取ってボリューム調整。トップに短い毛を作ることで、ふんわりするようにカットしています。ショートヘアは、横と斜め後ろから見たときのシルエットが重要。サイドからバックにかけてのグラデーションカットは、骨格補整効果があり、頭のかたちまでキレイに見えます。シャープさがポイントになるので、髪に強いクセが出ている場合は、髪質改善効果のあるストレートパーマもおすすめです」(栗原さん)
<スタイリング方法>トップはふんわり、サイドはタイトに仕上げて!
「丸顔さんは、サイドのボリュームを出さないことが大切。スタイリングでも、そこを重視してみてください。ストレートアイロンを使いますが、強く巻くと丸みが出すぎるので注意して」(栗原さん)
<STEP.1>前髪を左右に振って乾かす
<STEP.2>襟足はタイトに締める
<STEP.3>ストレートアイロンでボリュームダウン
<STEP.4>スタイリング剤で整える
<丸顔×ショートボブ スタイリングのコツ3か条>
- トップはボリュームを出す
- 強く巻き過ぎず、ストレートタッチに
- オイルはたっぷりつけてツヤを出す
「スタイリング剤をつけるときは、襟足から髪の内側をとおすこと。こうすると、襟足と内側にしっかりなじみ、表面の髪は毛先だけにスタイリング剤がつきます。襟足と髪内側はタイトに、表面はふんわり仕上がりますよ」(栗原さん)
丸顔をシャープに見せる、柔らかストレートタッチのグラボブショート
【2】面長が似合うショートボブ
\Cocoon 銀座店のSHUNさんがレクチャー!/
面長のショートヘア代表:鈴木佐知子さん(42歳/パーティプランナー)
■前下がりラインでリフトアップ!クールで女性らしい表情に
鈴木さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★
- ボリューム(少→多)★
- 髪の太さ(細→太)★★★
- うるおい(乾→潤)★★★
- 白髪の量(多→少)★★★★★
「前下がりベースのショートスタイル。トップとバックはレイヤーを入れて下段と切り離すことで、動きのある毛束を作っています。もみあげ、トップ、バック、前髪の毛先に、ワンカールのホットパーマをかけ、柔らかな毛流れとふんわり感を出しました。これだけでスタイリングが断然ラクになります」(SHUNさん)
<スタイリング方法>横に広げすぎないのがポイント!後頭部の丸みでスタイリッシュに
「カットで自然とフォルムが出るようになっているので、スタイリングはあくまでシンプルに。横にボリュームを広げるのではなく、トップと後頭部にボリュームを出すことを意識すると、サイドもナチュラルにふんわり仕上がります」(SHUNさん)
<STEP.1>根元を起こしてドライ
<STEP.2>ワックスを根元からなじませる
<STEP.3>ふんわりと整える
<面長×ショートボブ スタイリングのコツ3か条>
- 根元がつぶれないようにブロー&スタイリングを
- 毛先にワックスをつけすぎない
- 後頭部はふわっとさせる
「とくに髪が細く柔らかい人は、ワックスをつけすぎるとそれだけでボリュームダウンしてしまいます。あくまで根元を起こすことを意識して、毛先にはあまりつけなくてOKです」(SHUNさん)
【3】逆三角形が似合うショートボブ
\U-REALMの花和美穂さんがレクチャー!/
逆三角顔のショートヘア代表:佐藤円香さん(40歳/バストアップサロン・自営業)
■襟足のラフな動きが主役。立ち上がる前髪も若々しい!
佐藤さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★★
- ボリューム(少→多)★★★★
- 髪の太さ(細→太)★★★
- うるおい(乾→潤)★★★★
- 白髪の量(多→少)★★★★
「ベースは、トップに長さを残したショートボブ。ハチ上に長さがある場合、毛束の重さで頭頂部がペタッとしがちなので、軽さが出るように毛量を取っています。スタイリングで前髪とトップを立ち上げると、若々しさも倍増。襟足の毛先を動かすことで、デコルテラインに抜け感ができ、首元がスッキリ綺麗に見える効果もあります」(花和さん)
<スタイリング方法>襟足を不ぞろいにハネさせると、仕上がりがラフな印象に
「襟足をハネさせる時は、ストレートアイロンを使います。毛束を挟んで外側にくるっとひねるだけ。正面から見える左右の毛束だけをハネさせても大丈夫です」(花和さん)
<STEP.1>襟足をストレートアイロンでハネさせる
<STEP.2>前髪をアイロンで外巻きにする
<STEP.3>ドライヤーで前髪とトップを立ち上げる
<逆三角×ショートボブ スタイリングのコツ3か条>
- 襟足をハネさせて目線を輪郭から外す!
- 前髪とトップはドライヤーで根元から立たせる
- いつもの分け目と変えることでふんわり感が出る
「いつもの分け目のままでは、癖がついているのでふんわりと立ち上がりません。ドライヤーを当てながら分け目を新たにつくることで、根元が立ち上がりやすくなります」(花和さん)
立ち上がる前髪と毛先のハネ感で女らしく。顎のラインも隠せる大人のショートボブ
【4】ベース型が似合うショートボブ
\BEAUTRIUM 青山の村上侑介さんがレクチャー!/
ベース型のショートヘア代表:園部知美さん(48歳/主婦)
■どこから見ても菱形なら、頭のかたちまでキレイに見える!
園部さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★
- ボリューム(少→多)★★
- 髪の太さ(細→太)★
- うるおい(乾→潤)★★
- 白髪の量(多→少)★★
「トップとサイドにレイヤーを入れて、ボリュームが出やすくしています。スライドカットで毛流れをキレイにすることで、顔周りのクセもいい感じに。もみあげを長めに残し、前髪は目尻下に向かって流れるようにカット。顔周りにも菱形を作ることで、輪郭カバー効果がアップします」(村上さん)
<スタイリング方法>ふんわりさせつつ、襟足&ハチ周りはタイトに
「菱形シルエットにしたいので、全体にボリュームは出しますが、襟足とハチ周りは押さえて、メリハリを作りましょう。大切なのは、乾かし方です」(村上さん)
<STEP.1>根元を起こしてドライ
<STEP.2>襟足、ハチ周りは押さえてドライ
<STEP.3>アイロンで毛先に丸みをつける
<STEP.4>スタイリング剤をもみ込む
<ベース型×ショートヘア スタイリングのコツ3か条>
- 髪を乾かす時は根元からふんわりと立ち上げる
- トップは上に引っ張りながらドライ
- ストレートアイロンは髪が真っ直ぐになり過ぎないように
「ふんわり感と動きを作るため、スタイリング剤はしっかりスタイリング力のあるものを使って。ヘアオイルをプラスすることでツヤ感も出せます。前髪は斜めに流してスタイリングを」(村上さん)
全方位菱形シルエットがカギ!ベース顔をリフトアップするショートボブ
ボブ【4選】
【1】丸顔が似合うボブ
\GARDEN aoyamaの塩見勇さんがレクチャー!/
丸顔のボブヘア代表:野渡美紀さん(41歳/会社員)
■まとまりやすさと、ふんわり感を兼ね備えたメリハリボブ
野渡さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★★★
- ボリューム(少→多)★★★★
- 髪の太さ(細→太)★★★
- うるおい(乾→潤)★★★
- 白髪の量(多→少)★★★★
「ベースはグラデーションカットでまとまりやすく、表面は動きが出るように顔周りにかけてレイヤーを入れています。動かす部分と引き締める部分で、メリハリを作るのがポイント。ボリュームダウンが気になる方は、トップにパーマをかけてもいいと思います」(塩見さん)
<スタイリング方法>スタイリングでメリハリを強調して菱形に!
「前髪の根元と耳うしろは引き締めて、頬横から表面は動きが出るイメージにすると、全体のフォルムが菱形に。ボリュームが偏らないように注意して」(塩見さん)
<STEP.1>毛先を内巻きにワンカール
<STEP.2>顔周りをフォワードに巻く
<STEP.3>トップを毛先からワンカール
<STEP.4>スタイリング剤を塗布
<STEP.5>耳後ろはタイトに
<丸顔×ボブヘア スタイリングのコツ3か条>
- 黒目幅で取った髪は2・3回に分けて巻き、表面に動きを出す
- スタイリング剤は少量を全体にしっかりなじませる
- アイロンワーク前に、ドライヤーで根元をしっかり立ち上げる
「顔周りは、根元を前に、毛流れを後ろに動かすイメージ。耳後ろは、根元が後ろにむかいつつ毛流れは前へ。根元が一度逆方向に動くことで、もたつきが解消できます」(塩見さん)
丸顔がキレイな卵型に!レイヤーで全お悩みを解消する王道菱形ボブ
【2】面長が似合うボブ
\imaii scaena x coloreの石原治和さんがレクチャー!/
面長顔のボブヘア代表:緒方文乃さん(38歳/会社員)
■横幅広めの菱形シルエットで縦長感を軽減するボブスタイル
緒方さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★
- ボリューム(少→多)★★
- 髪の太さ(細→太)★
- うるおい(乾→潤)★★
- 白髪の量(多→少)★
「グラデーションボブベースで、前髪を内側に作っています。アウトラインは角を取り、なめらかなフォルムに。フェイスラインに合わせて前下がりラインにカットすることで、リフトアップ効果も。全体に入れたハイライトで、白髪カバーと立体感アップが叶います」(石原さん)。
<スタイリング方法>ボリュームの出し方、前髪の流し方に注意!
「ペタッとするのはNGですが、面長さんの場合はトップにボリュームが出すぎてもダメ。ハチ周りはタイトに、ボリュームは横に広げることを意識しましょう。前髪は、額を隠しすぎず、出し過ぎず、肌がちらっと見えるくらいが、抜け感が出て顔型もカバーできます」(石原さん)。
<STEP.1>ヘアアイロンで毛先を巻く
<STEP.2>ヘアアイロンでトップを立ち上げる
<STEP.3>ワックスで整える
<面長×ボブヘア スタイリングのコツ3か条>
- 毛先はふんわり巻いて、サイドに広げる
- トップがペタッとしない位置で分ける
- 前髪は厚くなりすぎないように流す
「毛先をワンカール巻いておくと、耳にかけるだけでボリュームが出て、フォルムの調整がしやすいです。キープ力が欲しい人は、最後に軽めのキープスプレーを」(石原さん)。
【3】逆三角形が似合うボブ
\Ramie GINZAの新谷千絢さんがレクチャー!/
逆三角形のボブ代表:滝沢裕子さん(45歳/会社員)
■艶やかにまとまった毛先が軽やか。全方位どこから見てもやわらかさと丸みのあるシルエットに
滝沢さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★★★
- ボリューム(少→多)★★
- 髪の太さ(細→太)★★★★
- うるおい(乾→潤)★★
- 白髪の量(多→少)★★★★★
「ベースは毛先に重みを残したワンレンボブ。前髪とモヒカンラインに少しだけ段を入れています。これで、髪の表面を巻いた時に動きが出やすく、分け目がペタッとした寂しい印象になりません」(新谷さん)
<スタイリング方法>逆三角は顎周りの毛束を内巻きにするのが正解
「毛先をワンカールするときに巻き込みすぎるとウェーブがかかりすぎて古臭い印象になってしまいます。ふんわりとした印象に仕上げるためにも毛先はワンカールを意識して」(新谷さん)
<STEP.1>毛先をすべて内側にワンカール
<STEP.2>前髪の中間から毛先へコテを滑らせるように巻く
<STEP.3>頭頂部も毛束の中間から毛先にかけて滑らせるように巻く
<逆三角形×ボブヘア スタイリングのコツ3か条>
- 毛先はすべてワンカール!内巻きが基本
- 前髪と頭頂部は熱を通すイメージでコテを滑らせて
- オイルをなじませておくと、まとまりとツヤ感がアップ
「前髪と頭頂部を巻くときは、毛束の中間から毛先に向けてコテを滑らせるように巻きましょう。毛先はすべて内巻きに。外ハネにすると顎先がシャープになってしまうので注意してください。広がりやパサつきが気になる方は、巻く前にオイルをなじませるといいですよ。束感がしっかりと出るオイルを選んで」(新谷さん)
人気のワンレンボブで脱・老け見え! 「貧相なおばさん」にならない内巻きのやり方4ステップ
【4】ベース型が似合うボブ
\MAGNOLiAのSHINさんがレクチャー!/
ベース型のミディアムヘア代表:関根スミレさん(38歳/主婦)
■ふんわりボリュームと奥行きのある立体感ボブ
関根さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★★★
- ボリューム(少→多)★★★★
- 髪の太さ(細→太)★★★
- うるおい(乾→潤)★★
- 白髪の量(多→少)★★★★★
「あご下2cmのワンレンボブベース。レイヤーは、髪の内側をメインに入れ、表面は長さを残して低い位置に入れます。パーマは、髪に柔らかさが出るエアウェーブがオススメ。幅広いロッドを使い、内側や襟足はクリッと、表面はトップが立ち上がるようにしています。内側には外ハネをミックスするとおしゃれです」(SHINさん)
<スタイリング方法>アシンメトリーにして前髪の割れをカバー&表情まで明るく!
「年齢を重ねると、前髪が割れてしまうという方も多いです。解消するには、前髪をカーラーで巻くときに、分け目をまたぐようにすること。さらに、前髪の根元を、流す方向と逆にしておくと自然になじみます。エラは隠すより、片側を耳にかける程度に。アシンメトリーにすると、顔が明るく見えます」(SHINさん)
<STEP.1>トップは立ち上げながら前へ乾かす
<STEP.2>前髪とトップをカーラーで巻く
<STEP.3>ムースフォームでパーマを出す
<STEP.4>トップやもみあげにワックスでハリを出す
<ベース型×ボブヘア スタイリングのコツ3か条>
- 最終的に流す方向と逆に根元を持っていき、自然な動きを演出
- 根元に立ち上がりを作って、トップをふんわりと
- 平面的にならないように崩して動きを出す
「パーマで、トップはふんわりと、耳下と襟足は動きが出るようにしてあります。スタイリングでは、それを活かすようにして。ボリュームと動きを出したい部分に、ジェルタイプのワックスをつまむようにつけてから、ドライヤーの熱で水分を飛ばすと、ハリが出てキープできますよ」(SHINさん)。
ミディアム【4選】
【1】丸顔が似合うミディアム
\GARDEN Tokyoの本木亜美さんがレクチャー!/
丸顔のミディアムヘア代表:山本亜矢子さん(43歳/会社員)
■丸顔を卵型へ。「長め前髪」で頰周りをスッキリ見せる!
山本さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★★
- ボリューム(少→多)★★★
- 髪の太さ(細→太)★★★
- うるおい(乾→潤)★★★★★
- 白髪の量(多→少)★★★
「ベースはローレイヤースタイル。顔周りにレイヤーと段を入れ、髪の中間を間引くことで、軽やかなニュアンスが出るようにカットしています。サイドは長めに残し、アイロンやパーマで動きを出してあげると、顔の輪郭からより目線を逸らすことができます」(本木さん)
<スタイリング方法>長めの前髪は、アイロンで逆サイドに巻くと割れ目が気にならない!
「割れやすい前髪もアイロンで巻けば、分け目ができにくくなります。髪の毛を流したい方向の逆に引っ張りながら巻くのがポイント。逆サイドに引っ張ることで、いつもの毛流れが戻り、時間が経っても割れにくくなります」(本木さん)
<STEP.1>毛先をすべて内巻きにする
<STEP.2>顔周りの毛束を外巻きにする
<STEP.3>前髪をサイドに引っ張りながら巻く
<丸顔×ミディアムヘア スタイリングのコツ3か条>
- アイロンで巻くのは「毛先」「顔周り」「前髪」だけ!
- 前髪は流したい方向の逆に引っ張りながら巻く!
- 艶感、束感のあるワックスで仕上げるとより◎
「髪の巻き過ぎには注意してください。巻きが細かく癖が強いと若づくり、古臭い印象になってしまいます。毛先、顔周り、前髪など、見えるところだけ巻けば大丈夫。毛先を巻いてしまえば、ある程度動きが出るので、まず毛先を巻くと巻き過ぎ防止になりますよ。仕上げに、艶感や束感の出るワックスをもみ込むのもオススメです」(本木さん)
【2】面長が似合うミディアム
\ZACC vieの宮川勇人さんがレクチャー!/
面長顔のミディアムヘア代表:大村香織さん(40歳/PR)
■ラフに動くカールと透け感が魅力。カジュアルな装いにもピッタリ!
大村さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★★★
- ボリューム(少→多)★★★★
- 髪の太さ(細→太)★★★★
- うるおい(乾→潤)★★★
- 白髪の量(多→少)★★★★★
「まずは両サイドが常に同じ毛流れになるようレイヤーで段をつくり、毛先が外にハネるようカットします。この一手間で、スタイリングがグンとラクになります」(宮川さん)
<スタイリング方法>顔周りと毛先を巻くだけ!簡単3ステップ
「毛先はすべて巻くのではなく、ランダムに巻くのがポイント。自然にハネている毛先とコテで巻いた毛先が混ざり合って、こなれた印象に仕上がります」(宮川さん)
<STEP.1>マジックカーラーで前髪を巻く
<STEP.2>顔周りの毛束をリバース巻きにする
<STEP.3>毛先を外ハネにする
<面長×ミディアムヘア スタイリングのコツ3か条>
- 前髪は分け目のない状態で巻く
- 顔周りを巻く時は毛束の中間だけを!
- 毛先は一気に巻かない。少量ずつ外ハネにすると失敗しない
「前髪を巻くときは分け目のない状態で。根元が割れているとカーラーで巻いたあと毛先が割れてしまいます。前髪が割れていたら根元を濡らし、ドライヤーで分け目を直してからカーラーを巻きつけて」(宮川さん)
面長顔が劇的に小さくなる!前髪ありの「外ハネ・ミディアムヘア」
【3】逆三角形が似合うミディアム
\ROIの亀井明日香さんがレクチャー!/
逆三角型のミディアムヘア代表:小倉麗さん(43歳/パーソナルスタイリスト)
■女性らしく大人っぽい。ふんわりとした毛流れが優雅に映える外ハネミディアム
小倉さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★★
- ボリューム(少→多)★★★★
- 髪の太さ(細→太)★★★★
- うるおい(乾→潤)★
- 白髪の量(多→少)★★★★★
「ベースは前上がりのワンレン。肩ラインで毛先が自然とハネるようにカットしています。トップには段差とたっぷりのレイヤーを。レイヤーを入れることでニュアンスが出やすく、スタイリングがラクになります」(亀井さん)
<スタイリング方法>ハチ上を大きく見せないためには、トップのボリューム感も大切!
「ドライするときに、頭頂部をしっかりと立ち上げて。分け目をつけないように髪を左右に振りながら乾かすのがポイントです。トップがふんわりすることで、ハチ部分が目立たなくなる効果も!」(亀井さん)
<STEP.1>毛先を外ハネにする
<STEP.2>分けて置いた上の毛束を内巻きにする
<STEP.3>頭頂部もコテで巻く
<STEP.4>顔周りを巻く
<逆三角型×ミディアムヘア スタイリングのコツ3か条>
- 菱形シルエットを意識する
- ハチ部分のボリュームを抑えると小顔に!
- 乾燥が気になる時はバームでツヤをプラス
「毛先がエビ反りになってしまうと古臭い印象に。毛先を外ハネにするときは、首に沿わせるように毛先を前に引きながらコテをすべらせるとうまく仕上がります」(亀井さん)
頭でっかちになってない?逆三角顔が小顔に見える「くびれミディアムヘア」
【4】ベース型が似合うミディアム
\kakimoto arms 自由が丘クレオ店の山本真実さん、伏木麻弥さんがレクチャー!/
ベース型のミディアムヘア代表:奴田聖子さん(46歳/ビジネスプロデューサー)
■短め前髪でカジュアルに。くびれで補整するウルフミディ
奴田さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★★
- ボリューム(少→多)★★★★
- 髪の太さ(細→太)★★
- うるおい(乾→潤)★★
- 白髪の量(多→少)★★★
「くせがあり乾燥しやすいので、広がりが出ないように重みを残しながら、トップと顔周りにレイヤーを入れています。前髪はななめにカットして、全体を菱形フォルムに。マスクをつけると髪が重く見えやすいので、軽やかに見えるウルフシルエットは、おしゃれな人から人気が高いですよ」(山本さん)
「秋冬に人気の、透明感のあるシルキーグレージュ。レイヤースタイルに合わせて、繊細で極細なハイライトをブレンドしました。ツヤを演出できるうえ、白髪をぼかす効果もあります」(伏木さん)
<スタイリング方法>ボリュームダウンはNG!ブローでツヤとなめらかさをプラス
「トップはボリュームが出るようにレイヤーを入れているので、根元に空気を入れて乾かせば、ふんわり仕上がります。レイヤースタイルは軽さが出る分、パサついて見えると年齢を感じやすくなります。ブローで髪表面にツヤを出し、スタイリング剤で潤いをプラスして」(山本さん)
<STEP.1>根元をふんわり乾かす
<STEP.2>トップにマジックカーラーを巻く
<STEP.3>表面の髪をブロー
<STEP.4>アイロンで毛先を巻く
<STEP.5>バームをもみ込む
<ベース型×ミディアムヘア スタイリングのコツ3か条>
- トップの根元はボリュームが出るように乾かす
- スタイリング剤で柔らかい毛先の動きを作る
- ブローでツヤとなめらかな質感を出す
「40代のレイヤースタイルは、ボリュームダウンNG。スタイリングも、そこを意識するといいと思います。乾燥感が出ないように、仕上げには髪に潤いを与えてくれるバームタイプのスタイリング剤がおすすめです」(山本さん)。
セミロング【3選】
【1】丸顔が似合うセミロング
\PearLのMATSUさんがレクチャー!/
丸顔のセミロング代表:宇野泰子さん(38歳/会社員)
■毛先はまとまるのに軽やか。小顔効果大のシャドーレイヤー
宇野さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★
- ボリューム(少→多)★
- 髪の太さ(細→太)★★
- うるおい(乾→潤)★★
- 白髪の量(多→少)★★★★★
「顔周りとトップには、髪になじませる程度に薄くレイヤーを入れ、立体感とボリュームを出します。毛先はチョップカットで動きを出しつつ、重さを残してまとまるように。中間はストロークカットで空気感、抜け感を出し、厚くならないようにしています」(MATSUさん)
<スタイリング方法>柔らかな質感を作りつつ、毛先にはまとまりを
「分け目はぼかしてドライすることで、トップのふんわり感が生まれます。横にボリュームが出すぎないように、ヘアアイロンは毛先ワンカールにとどめて。巻きすぎは古い印象にもつながります」(MATSUさん)
<STEP.1>前髪をカーラーで巻く
<STEP.2>ヘアアイロンで毛先にワンカールをつける
<STEP.3>スタイリング剤を髪全体になじませる
<丸顔×セミロング スタイリングのコツ3か条>
- 前髪は柔らかな質感を作る
- ヘアアイロンは巻きすぎに注意
- スタイリング剤は手でしっかりなじませて
「網カーラーを使うことで、熱を直接くわえるアイロンとは違う、柔らかな質感に仕上がります。パサパサに見えないように、スタイリング剤はしっかりなじませましょう」(MATSUさん)
動く毛先で輪郭カバー!丸顔を卵型に見せる「柔ふわセミロング」
【2】面長が似合うセミロング
\AFLOAT D’Lの井上晃輔さんがレクチャー!/
面長顔のセミロング代表:瀬川あずささん(39歳/会社代表)
■ふんわりサイドとタイトな毛先。メリハリで小顔印象に!
瀬川さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬) ★★
- ボリューム(少→多) ★★★
- 髪の太さ(細→太) ★★
- うるおい(乾→潤) ★★★★
- 白髪の量(多→少) ★★★★★
「前髪は顎ラインに設定して、毛束を引き出した時に頬にかかるように。表面にレイヤーを入れて、サイドにボリュームをオン。レイヤーのおかげで、ふんわり感も出しやすいです」(井上さん)
<スタイリング方法>オールバックでトップ&サイドがふんわり!
「40代にとってはボリューム感も大切。とくにトップの分け目はペタンとさせないこと!一度オールバックにしてから整えていくのがおすすめです」(井上さん)
<STEP.1>ドライヤーで根元を起こす
<STEP.2>毛先を外ハネに巻く
<STEP.3>ジェルでオールバックにする
<STEP.4>毛束を引き出して整える
<面長×セミロング スタイリングのコツ3か条>
- トップはふんわりと
- ウェットな質感でツヤっぽく
- 顔周りにふんわり髪を落とす
「40歳は髪が細くなり、乾燥感が出てきます。ペタッとしないウェットな質感のスタイリング剤を、オールバックにするようになじませると、ふんわり感とツヤが叶いますよ」(井上さん)
秘策は頬にかかる後れ毛!面長の大人印象にあどけなさをプラスするセミロング
【3】ベース型が似合うセミロング
\GARDEN omotesandoの高橋俊友さんがレクチャー!/
ベース型のセミロング代表:桜井美礼さん(45歳/医療事務)
■あごラインにレイヤーをプラス。ボリューム&毛先の動きでエラをカバー!
桜井さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★★★
- ボリューム(少→多)★★★★★
- 髪の太さ(細→太)★★★★★
- うるおい(乾→潤)★
- 白髪の量(多→少)★★★★★
「レイヤーをあご下から入れ、後頭部までつなげます。毛量が多いので、間引くように減らして厚みをなくしつつ、動きと立体感が出やすい質感に。斜めに毛束をとって、毛先を逃がして水パーマを。ダメージを最小におさえながら、柔らかい質感に仕上げています」(高橋さん)
<スタイリング方法>毛先に潤いを与えつつ、ラフな動きをオン!
「ダメージによるラフな質感はいかしつつキレイに見せるためには、毛先の潤い感が大切です。髪を乾かす前に、オイルをまんべんなくつけて、しっかり保湿してあげましょう」(高橋さん)
<STEP.1>前髪ともみあげをリバースに巻く
<STEP.2>毛先を外ハネに巻く
<STEP.3>ヘアバターをもみこむ
<ベース型×セミロング スタイリングのコツ3か条>
- スタイリング剤はまんべんなくなじませる
- 毛先はくずしてラフに散らす
- 乾かす前のオイル、スタイリング後のヘアバターで潤いを
「顔周りの髪は、耳にかけてボリュームを調整して。あご周りに髪をかけすぎないほうが、ナチュラルに輪郭をカバーできますよ」(高橋さん)
輪郭を隠すのは逆効果!ベース型をカバーするラフな質感のセミロング
ロング【4選】
【1】丸顔が似合うロング
\LANVERY代表の菅野太一朗さんがレクチャー!/
丸顔のロングヘア代表:國分晴奈さん(46歳/フリーランス)
■前髪と顔周りの毛束を流すことで抜け感が!軽やかに動く毛流れも魅力
國分さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★
- ボリューム(少→多)★★★★
- 髪の太さ(細→太)★★
- うるおい(乾→潤)★
- 白髪の量(多→少)★
やわらかくて細い髪質の國分さん。
「髪の内側と毛先はレザーカットでやわらかく、ボリューミーに。毛束の厚みは残しつつも、軽い印象になるようカットしています」(菅野さん)
<スタイリング方法>熱を与えて髪にハリコシを出すと立体感のある仕上がりになる!
「髪の内側にボリュームがないと、全体がペタッとした印象になり、菱形シルエットになりません。内側を巻くときは、毛束を多く取って縦にしっかりと巻くこと。熱を与えてハリを出すと、全体がふわっと立体感のある印象に仕上がります」(菅野さん)
<STEP.1>サイドの内側を縦巻きにする
<STEP.2>ハチ上の髪を縦巻きにして華やかに
<STEP.3>襟足をリバース巻きに
<丸顔×ロングヘア スタイリングのコツ3か条>
- 髪の内側は根元からしっかりと熱を当てる
- 顔のフレームが菱形になるように巻く
- 巻くときは縦巻きに!寝かせると古臭い巻き方になるので注意
「コテで巻くときはすべて毛束の中間から縦巻きにする。コテを寝かせると、一昔前の古臭い巻き方になってしまうので気をつけて。パサつきや広がりが気になるときは、仕上げにオイルや保湿剤をつけてみてください。少量を手のひらに伸ばし、髪の内側や毛先になじませて」(菅野さん)
丸顔が小顔になる最強のロングヘアの秘密は「流し前髪」と「顔周りのリバース巻き」にあり!
【2】面長が似合うロング
\MAGNOLiA Aoyama店のCHINATSUさんがレクチャー!/
面長顔のロングヘア代表:海下真夕さん(40歳/主婦)
■優美なカールで顔周りが華やぐ!ゆるやかなウェーブヘア
海下さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★★★
- ボリューム(少→多)★★★★★
- 髪の太さ(細→太)★★★
- うるおい(乾→潤)★★
- 白髪の量(多→少)★★★★★
「顔周りをコテで巻くときは、毛束の中間だけを巻いてください。毛先まで巻くとひと昔前の古臭い印象になることも。中間を巻くことで毛先にもニュアンスが生まれ、自然な毛流れがつくれるので、毛先まで巻く必要はありません」(CHINATSUさん)
<スタイリング方法>毛束の中間を縦巻きにすると今っぽい仕上がりに
「顔周りを巻くときのポイントは『毛束を太くとる』『縦に巻く』、この2つです。ブローで髪表面にツヤを出すと、ダメージを感じさせないみずみずしい印象になるのでその方法もレクチャーします」(CHINATSUさん)
<STEP.1>フロント部分の表面をブローする
<STEP.2>耳前の毛束をリバース巻きにする
<STEP.3>毛先に保湿剤をなじませる
<面長×ロングヘア スタイリングのコツ3か条>
- フロントの髪表面にツヤを与える
- 顔周りの毛束は中間だけリバースに!
- 保湿剤でまとまりとツヤをプラス
「年齢とともに髪の水分量が減り、まとまりにくくなっているので『表面のツヤだし』『毛先の保湿』は重要。この一手間で、みずみずしさ、コシ、ツヤ、まとまりのあるダメージレスな印象に仕上がりますよ」(CHINATSUさん)
面長な顔が小顔に見える髪型が判明!正解は「緩やかなウェーブのロングヘア」でした
【3】逆三角形が似合うロング
\air-GINZA 副店長 三河内靜香さんがレクチャー!/
逆三角顔のロングヘア代表:赤堀幸子さん(51歳/ネイリスト)
■ふんわりボリュームアップが叶うエレガントな外ハネロング
赤堀さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬) ★★★
- ボリューム(少→多) ★★★★
- 髪の太さ(細→太) ★★★★
- うるおい(乾→潤) ★★★
- 白髪の量(多→少) ★★★★
「前髪は少し長めに、頬のあたりで設定。サイドの髪を少し多めに、前髪からつながるようにカットしています。縦の長さを出すことができるので、丸顔さんやベース型さんでもバランスよく仕上がりますよ。さらにトップにも少しレイヤーを入れて、ボリュームアップ&動きが出るようにしました」(三河内さん)
<スタイリング方法>前髪からサイドの流れを作って華やかに!
「今回は、前髪からサイドにかけての毛流れをエレガントにスタイリングして、流行の外ハネスタイルを40代に似合うように仕上げました。ポイントはヘアアイロンで巻き過ぎないこと。巻き過ぎは老け見えにつながるので注意です!」(三河内さん)
<STEP.1>トップにマジックカーラーを巻く
<STEP.2>毛先を外ハネに巻く
<STEP.3>耳前の毛束をリバース巻き
<STEP.4>サイドバングをリバース巻き
<STEP.5>オイルワックスを揉み込む
<逆三角×ロングヘア スタイリングのコツ3か条>
- 巻き過ぎない
- トップから後頭部にボリュームを出す
- ツヤ感の出るスタイリング剤を使う
「ウェットな質感は30代前半まで。40代はツヤ感を重視したスタイリング剤選びが大切です。オイルワックスなら、巻いた髪をキープしつつ適度に保湿もできますよ」(三河内さん)
サイドバングで頬骨隠し!逆三角顔が卵型になる華やかリバースロング
【4】ベース型が似合うロング
\ZACC raffineの賀山博之さんがレクチャー!/
ベース型のロングヘア代表:大村香織さん(41歳/フリーランスPR)
■ゆるやかなカールが輪郭をやさしくカバー。作り込み過ぎないナチュラルな巻きスタイル
大村さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★★★
- ボリューム(少→多)★★★★
- 髪の太さ(細→太)★★★★
- うるおい(乾→潤)★★★★
- 白髪の量(多→少)★★★★★
ベース型の場合、前髪を薄めに作るのもポイントなのだそう。
「前髪を薄くつくると肌の露出が増えて抜け感が出ます。前髪を厚めに作ってしまうと、ベース型がより目立ってしまうことがあるので薄めに作るのがベストです」(賀山さん)
<スタイリング方法>毛束の中間をリバース巻きにしたら、毛先をまとめて外ハネに
「リバースで巻いていくと、毛先はバラバラになりがち。髪のダメージが目立ちやすくなってしまうので、最後に毛先をまとめて外ハネにしましょう。この一手間でまとまりとツヤ感が出ます」(賀山さん)
<STEP.1>カーラーで前髪を巻く
<STEP.2>髪全体の中間をリバース巻きに
<STEP.3>両サイドと後ろ、3箇所の毛先を外巻きに
<ベース型×ロングヘア スタイリングのコツ3か条>
- 毛先の中間からリバース巻きに!根本から巻かない
- まとめて毛先を巻くとツヤがアップ
- 前髪は薄く!根本から巻き過ぎない
「バームやオイルなど、うるおいを与えてあげるスタイリング剤を選ぶこと。髪のダメージが目立ちにくく、まとまりのある仕上がりへと後押ししてくれます」(賀山さん)
巻き方を変えるだけで若返る!美容師が教える、失敗しない「リバース巻き」の方法
- TEXT :
- Precious.jp編集部