【目次】

【原因】顔が痩せない理由


【原因1】食いしばりのせいで筋肉が硬くなっている

パソコン作業中や寝ている間など、ストレスが多い人ほど無意識に、グッと奥歯を噛み締めてしまいがち。これによって「顎二腹筋」は硬くなってしまうのですが、意識したことも、ケアしたこともない人は多いのではないでしょうか。しかも、これを放置すれば、顔は大きくもったりとした老け顔になってしまうので、対策は知っておくベきです。

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【原因2】猫背状態で血流が悪くなっている

パソコン、スマホを使うときは、大抵背中が丸まり猫背状態になりますし、さらに画面を凝視するためにあごが突き出る姿勢になるのですが、これが首にかなり負担をかけています。作業に集中するあまり、このことに自覚がない人が多いのですが、対策をせずに放置すれば首コリが慢性化し、血流やリンパの流れが悪くなり、顔がむくむ、たるみが起こる、口角が下がるなど、見た目のエイジングも進んでしまいます。

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溜まった老廃物を流す「鎖骨・首ほぐし」【2選】


【1】輪郭が引き締まる「血行促進」メゾット

特にパソコン作業やスマホの使用で下を向く時間が長いため、あご下や首への負担は増す一方。筋肉を意識的に伸ばすことで、血行が促進され弾力が復活!スキンケアでは解決しにくい内側からの引き締め効果で、輪郭がシャープに、首元はすっきりと若々しく整います。

<STEP.1>あご下のほぐすポイントを確認

左側はこの4か所。右側も同様に4か所ほぐしていきます。

<STEP.2>鎖骨のくぼみとあご下を押さえながら、上下に引っ張り合う

左手の人さし指と中指で鎖骨のくぼみを垂直に押さえながら、あご下のほぐすポイントを押さえ、軽く引っ張り合います。

鎖骨のくぼみとあご下を押さえながら、上下に引っ張り合う
 

<STEP.3>首を縦と横に振って刺激を与える

STEP.2の状態のまま、「うんうん」「いやいや」と首を縦2回と横2回振振ります。これを5回繰り返しましょう。そして、STEP.1で示したポイントを左側4か所、右側4か所、行ってください。

首を縦と横に振って刺激を与える
 

たるみ、二重あご、首のシワに!【村木宏衣さん指導】広頚筋ストレッチでまとめてリセット

【2】たるみ、むくみに効く「胸鎖乳突筋」ほぐし

「パソコンやスマホに集中すると、あごが前に突き出る前傾姿勢で長時間過ごしてしまいがちです。すると首に負担がかかり、ガチガチに固まってしまう…。これがいわゆる「スマホ首」です。これによって血流やリンパの流れが悪くなることで、むくみやたるみも引き起こすことに…。

首コリ解消に最も効果的なのは、首の横にある胸鎖乳突筋をこまめに緩めること。プッシュしてゆるめるべき胸鎖乳突筋の場所を覚えれば、いつでもどこでも簡単にできるので、いますぐやってみてくださいね。

<STEP.1>胸鎖乳突筋の位置を確認

後頭部と鎖骨をつなぎ、首の前で頭の重さを支える「胸鎖乳突筋」とは首を回すときに使う筋肉。丸印の4か所をプッシュして緊張をゆるめましょう。

胸鎖乳突筋の位置を確認
 

<STEP.2>両手で首を挟むようにして、胸鎖乳突筋に親指を置く

椅子に座り、背筋をのばしてまっすぐ正面を見ます。親指を胸鎖乳突筋に置き、親指以外の4本の指を首のうしろ(ぼんのくぼあたり)に添えるようして、両手で首を挟むようにします。

両手で首を挟むようにして、胸鎖乳突筋に親指を置く
 

<STEP.3>頭の重みを利用して圧をかける

椅子の背にもたれかかり、頭をうしろに倒して、頭の重みを利用して親指で圧をかけましょう。この方法なら、力を使うことなく、適度な圧で胸鎖乳突筋をほぐすことができます。

頭の重みを利用して圧をかける
 

むくみ顔も、首コリもスッキリ!【村木さん指導】オフィスでできる首筋ほぐしメソッド

あごのラインが際立つ「フェースライン・二重あご」【4選】


【1】二重あごを引き締める「顎二腹筋」プッシュ

老け見えしやすい二重あごの原因は、加齢によるたるみだけでなく、スマートフォンによる長時間のうつむきや、ストレスによる食いしばりなど、日常のクセが大きく関与しています。あご下がタプタプとゆるむ原因は舌骨筋群のひとつである「顎二腹筋(がくにふくきん)」がガチガチに固まることにあり。

「顎二腹筋」とは「前腹(ぜんぷく)」と「後腹(こうふく)」の2種類あり、今回ケアするのは「前腹」で、奥深くにある筋肉にしっかりと刺激を与えることでハリが復活! たるみが引き締まり、フェースラインがシャープに変わっていきます。できれば毎日ケアするのがおすすめですよ。

<STEP.1>顎二腹筋をほぐすポイントの位置を確認

「顎二腹筋」とは、フェースラインに沿ったあご下にあります。今回は「前腹」をゆるめるので、フェースラインに沿ったあご下部分の2か所(丸印の2か所)をプッシュしてほぐしていきます。右側も同様の位置をプッシュします。

顎二腹筋をほぐすポイントの位置を確認
 

あごの骨の内側のイタ気持ちいいと感じるところに、親指をグッと指し込むようにプッシュしましょう。

親指をグッと指し込むようにプッシュしている
 

<STEP.2>ポイント押さえながら、「あむあむ」と口を動かす

親指でSTEP.1のポイントを押さえながら、「あむあむ」と口を開け閉めします。声は出さなくてもOKです。ポイント1か所につき、6セットずつ行います。

ポイント押さえながら、「あむあむ」と口を動かしている
 

たぷたぷ二重あごをピタッと引き締める【村木さん考案】 あご下プッシュメソッド

【2】フェースラインが引き締まる「顎二腹筋」ほぐし

「顎二腹筋」がほぐれることで、ゆるんだフェースラインがハリを取り戻し、血流とリンパの流れが改善されることで老廃物が流れやすくなり、むくみを一掃。シャープな小顔になるだけでなく、下あごの動きがよりスムーズになり滑舌がよくなるというメリットも。いつでもどこでもできるので、こまめにやってみてくださいね。

<STEP.1>「顎二腹筋」をほぐすポイントの位置を確認

「顎二腹筋」とは、フェースラインに沿ったあご下にあります。今回は「後腹」をゆるめるので、エラの内側あたりとその手前の2か所(丸印の2か所)をプッシュしてほぐしていきます。右側も同様の位置をプッシュします。

「顎二腹筋」をほぐすポイントの位置を確認
 

あごの骨の内側のイタ気持ちいいと感じるところに、親指をグッと指し込むようにプッシュしましょう。

あごの骨の内側のイタ気持ちいいと感じるところに、親指をグッと指し込む
 

<STEP.2>ポイントを押さえながら、「あむあむ」と口を動かす

親指でSTEP.1のポイントを押さえながら、「あむあむ」と口を開け閉めします。声は出さなくてもOKです。ポイント1か所につき、6セットずつ行います。

ポイントを押さえながら、「あむあむ」と口を動かす
 

むくみで横に広がった顔がキュッ!【村木さん考案】えら下プッシュでシャープな小顔に

【3】むくみがスッキリする「頭蓋骨」マッサージ

「ラムダ縫合」周辺をゆるめるマッサージ。骨のつなぎ目が柔らかく動きやすくなることで圧迫されていた神経や血流が改善。滞っていた余分な水分や老廃物が流れて、顔のむくみがスッキリ!さらに頬からフェースラインにかけての輪郭が引き締まり、リフトアップ効果も。朝のメイク前に行えば気持ちもスッキリ、その日1日を前向きに過ごせることでしょう。

<STEP.1>頭蓋骨のつなぎ目「ラムダ縫合」の位置を確認

耳の後ろの乳様突起から後頭部の中央に向かってなぞると、指先に小さなくぼみを感じる場所があります。この乳様突起からくぼみを繋いでいるラインが左右の頭頂骨と後頭骨のつなぎ目で、「ラムダ縫合」と呼ばれます。

頭蓋骨のつなぎ目「ラムダ縫合」の位置を確認
 

<STEP.2>指の腹を使ってシャンプーするようにマッサージする

「ラムダ縫合」の周辺を、人さし指、中指、薬指、小指の4本を使って、シャンプーをするときのような動きで、30秒間マッサージします。

指の腹を使ってシャンプーするようにマッサージする
 

<STEP.3>ラムダ縫合の上の左右の頭頂骨を挟んで持ち上げる

両手で左右の頭頂骨を挟んで持ち上げたまま、10秒キープ。左右の頭頂骨と後頭骨を引き剥がすイメージで。これを3回行いましょう。

ラムダ縫合の上の左右の頭頂骨を挟んで持ち上げる
 

むくみ&眼精疲労がスッキリ!【村木宏衣さん指導】頭蓋骨マッサージ

【4】たるみ顔が引き締まる「側頭筋」ほぐし

硬直した側頭筋をほぐすことで、まず筋膜と筋肉の癒着が解消され、筋肉は本来の柔軟性を取り戻します。それによって、頬や目の周り、そしてフェースラインの筋肉が自然にキュッと上へ引き上げられやすくなり、表情も柔和に。

さらに血流およびリンパの巡りも改善され、不要な水分や老廃物の排出が促されることで、顔全体がすっきりとした引き締まった印象へと変わっていきます。たった30秒で完了。今すぐにできる簡単な方法なので、ぜひやってみてくださいね。

<STEP.1>側頭筋をゆるめるポイントを探す

側頭筋はこめかみや耳の上、頬骨につながる位置に広がっています。ゆるめるポイントは頬骨上の少しくぼんだところ。人さし指と中指の腹で頬骨の上のエリアに当てて、「あぐあぐ」と口を大きく開け閉めすると、筋肉の動きを感じるところがほぐすポイントになります。

あぐあぐしながら、側頭筋をゆるめるポイントを探す
 

丸印の3か所をほぐしていきます。

丸印の3か所をほぐす
 

<STEP.2>人さし指と中指の腹で軽く圧をかけながら小刻みに左右に動かす

口はポカンと開けたまま、ゆるめるポイントに人さし指と中指の腹で軽く圧をかけながら小刻みに左右に動かします。これを1か所につき、10秒行いましょう。左右同時に行ってもOKですよ。

人さし指と中指の腹で軽く圧をかけながら小刻みに左右に動かす
 

たるみとシワ、険しい顔解消に!【村木宏衣さん指導】30秒の「側頭筋ほぐし」が効く

表情の若々しさがアップする「ほうれい線・頬のたるみ」【4選】


【1】頬をリフトアップ「表情筋」ほぐし

「ほうれい線が深くなってきたから、すぐにリフトアップしたい」と、グイッと持ち上げるようにマッサージをしたくなるのはわかりますが、肌をこするような刺激の強いマッサージは、ダメージを与える可能性があるので厳禁。肌をこすることなく、深く圧をかけるのがポイント。

硬直した頬骨周りの筋肉を気持ちよくほぐすことできますし、頬がふっくらと引き上がる効果が。ほうれい線が浅く変化するし、顔のコリも取れて、笑顔が美しく表情が豊かに! 見た目印象がパッと明るくなるので、会食前やプレゼン前にもおすすめですよ。

<STEP.1>小指の付け根の小指球(しょうしきゅう)で頬骨を押し上げる

テーブルなどに肘をつき、手の小指の付け根にある膨らみ=「小指球(しょうしきゅう)」を頬骨の下に当てます。手に頭の重さをのせるようにし、目線は下を向いたまま、ゆっくり深呼吸をしましょう。これを15秒間×2回行ってください。

小指の付け根の小指球(しょうしきゅう)で頬骨を押し上げる
 

<STEP.2>目線を正面に向け、もう一度、頬骨を押し上げる

STEP.1の状態から顔を上げて目線を正面にします。そして、小指球で頬骨の内側を押し上げるように圧をかけましょう。顔が斜めになっていると歪みを引き起こすこともあるので気をつけて。鏡を見ながらまっすぐ正面をキープしてください。このときも深呼吸は続けて、15秒間×2回繰り返しましょう。

目線を正面に向け、もう一度、頬骨を押し上げる
 

STEP.1、STEP.2ともに、圧をかけるのは、色で示した「頬骨」の部分。左右均等に圧をかけるように意識しましょう。

圧をかけるのは、色で示した「頬骨」の位置
 

<STEP.3>3本の指で鼻を付け根から掘り起こすように圧をかける

まず、左手の人さし指と中指の腹で左頬を押さえます。右手の人さし指と中指、薬指を鼻の側面に当てて、鼻の付け根から掘り起こすように圧をかけましょう。これを5秒×3回行ってください。反対側も同様に行います。

3本の指で鼻を付け根から掘り起こすように圧をかける
 

色で示した、鼻の付け根の脇に圧をかけるように行いましょう。ほうれい線に大きく関わる、上唇挙筋にもアプローチできます。

鼻の付け根の脇に圧をかける 色でその位置を示している
 

たるみ頬をリフトアップ!【村木さん考案】彫り深いメリハリ顔をつくるメソッド

【2】頬をリフトアップする「頬骨」押し上げメゾット

頬骨下をプッシュして、大頬骨筋、小頬骨筋をゆるめ、頬骨の左右差、顔のゆがみを解消するメソッド。これは頬を引き上げる筋肉にアプローチできるので、リフトアップ効果も高いですよ。デスクやテーブルがあればできるので、隙間時間にぜひやってみてくださいね。

<STEP.1>テーブルに肘をつき、頬骨下に親指の腹を当てる

テーブルに肘をついて、頬骨下に親指の腹を当てます。親指の位置は口角と目尻をつなぐ線上で、黒目の真下あたりの頬骨下です。残りの4本の指は額に添えましょう。これが基本姿勢です。

 

<STEP.2>頭の重みを親指にのせたまま、首を左右にふる

頭の重みを利用して頬骨下に圧をかけたまま「イヤイヤ」と左右に小さく首を振りましょう。これを10回繰り返してください。この方法なら、力を使うことなく適度な圧で頬の筋肉ほぐすことができます。次に親指を2cm外側にずらした位置でも同様に行い、計2か所をほぐしましょう。

 

ゆがみ矯正&老け見え解消に効く!【村木さん考案】頬骨押し上げメソッド

【3】ダンゴ鼻が引き締まる「小鼻」ほぐし

表情筋の衰えによって、口角が上がりづらくなり、横に引いて笑うクセがついている人は意外と多いもの。口角を横に広げる筋肉が過剰に使われるこことで口の横にシワが寄ってほうれい線が深くなったり、小鼻が横に広がったダンゴ鼻になったり、と老け印象を増長させてしまうことが…。

鼻翼部を掴んだまま、「え」「お」と口を動かすことで、深く刺激を与えることができるメソッド。とても簡単な方法ですが、彫りが深く、笑顔がキレイで若々しい印象に! もったり顔がシャープに変わるので、ぜひやってみて下さいね。

<STEP.1>ほぐすポイント、鼻翼部の位置を確認

ほぐすのは、鼻翼部(びよくぶ)で、鼻の両側にある小鼻部分を指します。

ほぐすポイント、鼻翼部の位置を確認
 

そして、親指と人差し指で小鼻脇にしっかりと圧をかけます。すべりやすいので、実際はティッシュを当てて、その上から行いましょう。

親指と人差し指で小鼻脇にしっかりと圧をかけます
 

<STEP.2>鼻翼部に圧をかけたまま「え」「お」と口を動かす

指先でしっかりと圧をかけたまま「え」と口を開ける。このとき、口角は横に引くのではなく、上に上げるように心がけて。

鼻翼部に圧をかけたまま「え」と口を動かす
 

同様に指先でしっかりと圧をかけたまま「お」と口を動かす。この「え」「お」を1セットにしてこれを10回繰り返す。

 

ダンゴ鼻が引き締まり、上唇がふっくら!【村木さん指導】顔印象が変わる小鼻ほぐし

【4】広がり「小鼻」を引き締めるメソッド

鼻周りの筋肉をほぐして、潰れた鼻を高くするように掘り起こすこのメソッドなら、小鼻をキュッと小さくして、鼻筋がスッキリ! 1回だけでも効果を実感できるし、継続すれば彫りの深いシャープな顔に変わっていきますよ。

<STEP.1>両手の中指の腹で小鼻脇の筋肉をほぐす

両手の中指の腹を小鼻の脇に当てて、上下にスライドさせながらマッサージを。上下を1セットとして、5回繰り返してください。次に、小鼻を掘り起こすイメージで、中指の腹を回転させて、戻す、を1セットとして、これも5回繰り返しましょう。

両手の中指の腹で小鼻脇の筋肉をほぐす
 

<STEP.2>鼻に圧をかけて小鼻をタイトに整える

まず両手の人差し指をカギ型にします。そして、第一関節と第二関節の間の平らな面を使って鼻の側面を挟むようにして、5回、圧をかけます。次に、鼻の側面に圧をかけながら、鼻を掘り起こして引っこ抜くように、引っ張る動作を。これも5回繰り返します。

教えてくれたのは:村木 宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。ほかにも『10秒で10歳若返る 奇跡のたるみリフト』(主婦の友社)。

彫りの深い美人顔に!【村木さん考案】広がり小鼻を引き締めるメソッド

この記事の執筆者
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