【目次】
老化を引き起こす「原因」は?
◆免疫細胞の減少
かつて「肌の老化の原因は紫外線」と言われ、紫外線の害を防ぐのが第一でした。実際、老化といえば日焼けによるシミやシワでしたよね。しかし、現在は、シミやシワになっているところで、「肌の奥の細胞や遺伝子で何が起きているのか」がわかっています。そして、シミやシワにならないためにはたらきかけるべき細胞や遺伝子もわかっています。今、美容界で大きな注目を集めているのが、この、「老化細胞とその悪影響」なのです。
老化した細胞は、周囲の細胞に悪影響を及ぼし、肌全体を老化させます。そして、老化細胞を除去してくれるのは、免疫細胞です。「免疫」と聞くと、コロナウイルスなどの外敵と戦うイメージがあるかもしれませんが、免疫細胞は、老化細胞とそれが引き起こす悪影響からも肌を守ってくれるのです。免疫力を上げることは健やかな体のために大切ですが、実は、肌においても若々しさを保つためにとても大切なのです。
◆老化は全身の問題
顔の内部を3次元で360度可視化できるようになったことで、リンパとコラーゲンの変性の関わりを発見することができました。現在では動きまで見ることができる4次元の可視化も可能です。そこから、免疫と血流の関係など、新たな知見が得られています。老化はそもそも肌だけでなく全身の問題です。若々しい顔のためには若々しい体である必要があるのです。これからはアンチエイジングも全身でとらえる発想が大切です。
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◆筋肉、脂肪、骨の老化
老化は、目に見える皮膚だけの問題ではなく、さらに奥の筋肉、脂肪、そして骨の加齢までもが関係し、原因が複雑に絡み合っています。また、顔の印象にまで影響を与える目元の老化を例にとると、下まぶたや目尻のシワが目につきやすいけれど、上まぶたも衰えてたるみが起こっていることも認識しておく必要があります。原因を知っておくことで、適切な対処ができるというもの。まずは今何が起こっているのか、知っておきましょう。


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【対策1】アンチエイジング効果のある食べ物を摂る
◆たんぱく質

免疫細胞はタンパク質でできているため、タンパク質不足にならないことがとても重要なのだそう。タンパク質が含まれている食材は、肉、魚、卵、大豆、乳製品などです。これらの食材は積極的に摂るように心がけましょう。
◆β-グルカン

β-グルカンは難消化性多糖類、食物繊維の仲間でキノコや酵母に存在している成分。キノコ類に含まれるβ-グルカンは「免疫賦活作用」、つまり免疫力を高め強くしてくれる効果が期待できます。
◆ビタミンC
ビタミンCは血液中の白血球やリンパ球に多く含まれています。血中のビタミンC濃度が高い人ほど、白血球の生理機能が活性化して活発にはたらき、菌やウイルスへの抵抗力がアップ! ビタミンCが多い食材は、パプリカ、ピーマン、レモン、キウイ、じゃがいもなどです。
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◆ポリフェノール

アーモンドの皮にはポリフェノールが豊富に含まれます。ポリフェノールは抗酸化力が高いので、これもまた肌にはうれしい効果が期待できます。アーモンドの皮には強い抗糖化作用もあります。糖化反応は皮膚の老化や骨粗鬆症などにも関係すると報告されているため、皮ごとアーモンドを摂取することがおすすめです。そして、肌を健康に保つという利点もあるのです。
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カカオティーには、脳の活性化や、肌老化の原因である活性酸素によるトラブルを防ぐ効果が期待されている「カカオポリフェノール」が配合されています。香りで別腹が満たされる上に、リラックス効果や美容効果も期待できるなんてうれしい限り。
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◆リコピン

トマトが赤いのは、「リコピン」というカロテノイド色素のおかげ。このリコピンには、とても強い抗酸化作用があると言われています。抗酸化作用とは、体が酸化してサビてしまうのを抑えるサポートをしてくれること。これにより、アンチエイジング作用や、生活習慣病予防、老化予防のサポートが期待できるとというわけです。
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【対策2】正しいスキンケアをする
正しいメイク落としで乾燥を防ぐ
メイクや汚れを落とすことに必死になる「こすりすぎ」。これもバリア機能を壊す原因のひとつなのは周知の事実。でも「こすりすぎ」の自覚はないし、自分は間違った落とし方をしていない、と思っていませんか? 実は、コットンの持ち方、手の動かし方が、私たちが正解と思っていたこととまったく違うことが判明。ここではプロは当たり前に行っているけれど、私たちには初耳の“落とすワザ”のポイントを解説します。
ポイントメイクを落とすときは…
広い面で使える大きめコットンと、刺激の少ないシャワー綿棒を使うのがおすすめ。
〈リムーバー使いのポイント〉指でいっさい触れずにアイメイクを落とす
アイメイクはリムーバーを含ませたコットンで“こすり落とす”と思っていませんか? それがシワのもと。対策はコットンの持ち方の見直しを。人差し指と中指、薬指と小指でコットンの端を挟み、中指と薬指を開くのが基本。そして指がまぶたに触れないように当てるのがコツで、のせて3秒おくだけでスルッと落とせます。残ったマスカラは綿棒で除去を。
〈クレンジングのポイント〉手先を動かすのではなく肘から動かす
クレンジングクリームやバームは厚みのあるなめらかな質感なので、つい力を入れてマッサージしたくなりますが、その刺激がたるみの原因に。力が入らないようにするためには、手先だけを動かすのではなく、肘を動かすのがポイント。さらに手は肌から1mm浮かすつもりで、クレンジング剤を揺らすようにメイク汚れをなじませればスッキリと落とせる。
〈洗顔のポイント〉手で触れない、こすらない。泡を肌と手でサンドして転がす
指先でこするのは刺激になるので、人差し指、中指、薬指の第三関節まで使うこと。さらに1mm程度浮かして泡を転がすのが正解で、肌に指が触れなければ、スピーディに手を動かしてもOK。手早く汚れを引き出しましょう。
そして洗い流しは32〜36℃のぬるま湯が正解で、このときも手でこするのは厳禁だし、シャワーを直接顔に当てるのもNGです。正しい洗顔をすれば、つっぱることなく肌はふかふかに整い、保水力もアップします。
〈拭き取りローションのポイント〉コットンの重みだけで肌を拭き取る
まずはコットンにひたひたになるくらい、ローションを含ませ毛羽立ちをなくすこと。そして、アイメイクを落とすときと同様に持ち方が重要。人差し指と中指、薬指と小指でコットンの端を挟み、中指と薬指を開くのが基本です。
指の圧で拭き取るのではなく、中指と薬指の間のコットンだけが肌に当たるようにし、コットンの重みだけで優しく拭き取りを。キメの凹凸にもフィットしやすく浮き出た皮脂を刺激ゼロで取り去る最善策です。
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化粧水を入れ込みながらたまった詰まりを流す
「化粧水は、これ以上は吸い込まないという限界まで、入れ込む。それが、圧倒的なハリとツヤとなって表面に漲ってきます。具体的には、初めに、コットンを使い顔全体に押し込むようになじませます。次に、指先でトントンしながら水分をなじませる。さらに、手の平全体で一滴残らず押し込むイメージです」(ヘア&メイクアップアーティスト 黒田 啓蔵さん)。化粧水がしっかりなじんだら、いよいよ首の詰まり流し。「マッサージといっても難しいことはなにひとつないんです。顔周りのいらないものを耳の下に集めて首に流すだけ。リンパマッサージを正しくやろうと思っても、忙しい朝にできる人は少ないですよね。それなら、耳から下に流す1アクションだけ、毎日やってほしい。それだけで、朝の顔のむくみがとれ、本来の骨格が甦ります」(ヘア&メイクアップアーティスト 黒田 啓蔵さん)。
潤い重視のメソッドには、ほかにもメリットが。「僕が使うのは、しっとりとした高保湿タイプの化粧水。潤い成分や油分もたっぷり入っています。だから、クリームは最小限ですみますし、そうなるとアブラ崩れしにくく、メイクも長もちします。下地やファンデーションも使用量が減り、素肌感のある仕上がりが一日中キープできます」(黒田さん)。
Step.1:限界まで吸わせて極限まで張らせる
Step.2:顔周りのいらないものを耳の下に集める
Step.3:首に沿って下に流して骨格出し

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【対策3】サプリメントを取り入れる

◆食事で十分な栄養素を摂るのは、もはや不可能
美肌効果でトクホ認定を受けたサプリも登場し、スキンケアと同時にインナーケアはニュースタンダードに。自らサプリの開発を手がける松倉クリニック代官山の院長、貴子さんも、「美肌のためには野菜をたっぷりとって、といわれますが、現在の温室栽培だったり口当たりをよくするため品種改良された野菜はビタミンなどの含有量が激減しています。
たとえばほうれん草のビタミンCや鉄分の含有量は、1950年のほぼ5分の1。栄養補給は正しい食生活が基本ですが、食事で摂りきれないぶんはサプリで補うのが合理的です」(松倉クリニック代官山 院長 貴子さん)。
◆免疫と健康の要「腸内環境」を整える
すでに毎日、手のひらいっぱいのサプリをとっている方も多いようですが、「腸内環境が整っていることが大前提。便秘だったり胃腸の状態が悪いと、いくらサプリをとっても吸収できず、ムダになってしまいます」と貴子さん。それどころか、サプリのがぶ飲みは、むしろ負担になることもあるようです。「便通が乱れているようなら、まず発酵食品などを積極的にとって、整えましょう。野菜不足なら、食物繊維のサプリもおすすめです。血糖値が急激に上がるのを抑え、ダイエットのサポートとしても効果が期待できますよ」(貴子さん)。
◆ビタミンCとBに鉄と亜鉛、この4大栄養素を優先して
美肌のためなら、ヒアルロン酸やコラーゲンを内側から補給してプルプル肌に、と考えがちですが、まずとるべきは鉄分や亜鉛などのミネラル類。「どちらも慢性的に不足している女性がほとんど。肌のターンオーバーに必要な亜鉛は点滴などで補うこともできないので、サプリが有効ですね。ビタミンは免疫機能に大切なCやBを。Cはストレスで大量に消費されますし、ビタミンB群が不足すると睡眠の質が低下します。多忙な女性は、まずこのふたつのビタミンを補ってほしいですね」(貴子さん)。
専門医に聞く! 賢く手軽に健康な体が手に入る「進化型サプリ使い」
◆美をサポートするサプリメント
【シミ・ソバカス・ストレス】タカコ スタイル「ザ シービープラス」

美白やエイジングケア、ストレス改善に効果的なビタミンCと、睡眠の質を高めるBを処方。肌荒れ改善やビタミンCを大量に消費する知的ワーカーに。ストレスフルな毎日に、ビタミンCとBをダブルで。
【抜け毛&肌荒れ】タカコ スタイル「ザ ゼットエヌ ビューティー ミックス」

たんぱく質の生成や酵素の活性に欠かせない亜鉛は、エイジングケアにも不可欠。鉄分同様、食事では摂取しきれないので積極的に補充を。肌荒れや抜け毛、二枚爪は亜鉛不足のシグナルだから。朝晩約2錠。

専門医に聞く! 賢く手軽に健康な体が手に入る「進化型サプリ使い」
【対策4】エイジングケアコスメを使う
肌老化を食い止めたいときに!抗酸化コスメ【3選】
「肌の掃除屋」「美白の強者」「抗酸化成分」「シワ改善のスペシャリスト」という【4大エイジングトラブル】に効く美容成分を享受できる、まさに肌の「常備薬」のような存在として適任のコスメをピックアップ。
金属のサビやカットしたリンゴの変色など、質低下や変質を引き起こす酸化。ヒトにおいても、さまざまな不調やエイジングを加速させる大きなファクターです。健康的な食事には緑黄色野菜が不可欠といわれるのも、緑黄色野菜には抗酸化成分が豊富に含まれているからなのです。美肌のためには内側からの抗酸化ケアだけでなく、肌に直接、抗酸化成分を送り込みたいもの。そこで有望なのが、過剰な活性酸素のはたらきを抑え、酸化を押しとどめるビタミンCやアスタキサンチン、ビタミンE、アラントインなどの配合コスメです。
そのはたらきは、エイジングの加速を防いで、若々しい肌状態の維持に役立つだけでなく、即効的には皮脂の酸化を抑えてくすみや肌トラブルを予防する効果も。活性酸素は紫外線によって増加するので、屋外で過ごした肌のアフターケアにも最適です。私たちは呼吸によって体内に酸素を取り入れていますが、その酸素の約2%が有害な活性酸素に変わるのだそう。さらに紫外線、大気中の汚染物質、ストレス、パソコンなどのOA機器から発する電磁波が活性酸素の発生要因に。日常的に活性酸素の危険にさらされているのですから、老化をくい止めるには抗酸化ケアは必須です。

【1】ロート製薬「オバジC25セラム ネオ」
20周年を迎えた名品ビタミンC美容液高。高浸透、超安定技術をさらに向上させ、ビタミンCを極限濃度の25%も配合。さらに浸透力、安定性も高めた最新処方。
【2】ドクター津田コスメラボ「TSUDA COSMETICS スキンバリアバーム」
ビタミンEやミネラルなど、100%有効成分で構成。炎症抑制する濃厚バーム。大人肌に欠乏しがちなビタミン、ミネラルを補給して、外的刺激から肌を保護する。
【3】富士フイルム「アスタリフト ジェリー アクアリスタ」
ナノアスタキサンチンを独自技術でナノ化&活性化し、肌サビ除去効果を3倍に高めるナノリコピンを配合し、効率よくケアが実現。
紫外線が気になる今…肌老化をくい止める「抗酸化ケア」には【ドクター津田、アスタリフト、オバジ】即効性コスメを!
シワ改善の有効成分を配合したコスメ【3選】
優れたコスメが生まれる背景には、優れた成分と研究者の開発力があります。乾燥小ジワは、たっぷりの潤いを補えば即座に解消可能。けれど、本格的なシワの改善には、表皮の下にある真皮のはたらきを活性化し、肌の深部から弾力を高める必要があります。そこで注目したいのが、真皮にまでしっかりはたらきかけて本格ジワを改善する有効成分配合の医薬部外品。シワ改善有効成分の筆頭、ニールワンには、シワが過剰につくられるメカニズムに切り込んで、シワの発生をセーブするはたらきが。皮膚科でシワ治療に使われているレチノイン酸をマイルドにしたレチノールは、細胞の再生能力を高めてシワを改善してくれます。さらにナイアシンアミドは美白効果も期待できるなど、個性派ぞろいなので、ニーズに合わせてチョイスして。
ニールワンやナイアシンアミドは肌に水分をたっぷり補ったあと、レチノールはケアの最後に使うのが浸透アップの鍵です。レチノールは、熱、光、酸素に対して弱く、非常に不安定な成分なので、夜使用がおすすめですが、現在は日中使用できるものも。その場合でも、成分の劣化を防ぐために、UVカットのコスメの使用が必須です。ちなみに初のレチノール入りコスメは、1993年に資生堂が発売した『リバイタル リンクルリフトエッセンス』。

【1】資生堂「バイタルパーフェクション リンクルリフト ディープレチノホワイト5」
32年のレチノール研究の集大成の逸品。熱や光、酸素に弱いレチノールを安定配合。ヒアルロン酸を生み出し、凹みをふくらます。
【2】花王「エスト リンクル ソリューション プラス」
独自開発の浸透処方でナイアシンアミドを注入。深いところからシワを消す。シワの凹凸にもなじみやすく、真皮までしっかり浸透。肌の内側からふっくらさせる。
【3】ポーラ「リンクルショット メディカル セラム N」
日本初のシワ改善化粧品がさらに進化。加えて奥深く浸透するデリバリー処方も採用。
シワ改善コスメ決定版! ポーラ、資生堂、エスト…美白効果も期待できるスペシャルコスメが登場
アプリケーターで「流れ」を変える。たるみ改善コスメ【2選】
目周りのシワやゆるみ、顔全体のたるみ、もわもわと漂う老け感など、私たち大人世代は、気になる顔悩みが満載です。とはいえスキンケアは、闇雲に始めればいいものではありません。なんとなくの遊学よりも、真剣な正規留学のほうが得るものが大きいのは、肌も同じ。速攻で確実な手応えを求めるのなら、目的を定め、適切な手段でアプローチすることが大切です。PCやモバイルの使用時間が長くなったことで、目元の疲労度が高まり、たるみが加速している可能性があります。
まずは眼輪筋の緊張をほぐすケアが必要です。ホットタオルなどで温めてからアイケアを塗布してマッサージを。そのとき利用したいのがアイケアに付いているツール。これが年々進化していて、優秀で種類も豊富です。「シスレー」のノズルタイプや「ラ・プレリー」のボールタイプは、ピンポイントでマッサージやツボ押しができ、「アルビオン」のロールタイプはコロコロするだけで、エステ並みの効果が狙えます。また「ヘレナ」のマッサージャーのように特殊な素材を使用しており、冷やしながらマッサージができるものも。短期留学では目的を絞り、そのケアに注力する。面倒でも毎日続けることを徹底することが大切です。

【1】ラ・プレリー「イルミネーティング アイ エクストラ オーディネア」
印象がぼやけた目元の、形と色のメリハリを再構築。「大粒のパール状マッサージャーをクルクルと回転させると、目尻やまぶたのツボを心地よく刺激してくれる」(ビューティ ディレクター 松澤章子さん)。しぼんだ目元肌に、ハイライトを入れたような光とふっくらとしたハリ感をもたらす、なめらかな使い心地のアイクリーム。たるみだけでなく、くすみが気になる人におすすめ。
【2】 シスレー「ブラックローズ アイ コントゥール フリュイド」
目周りのツボに見事に決まる。眼精疲労ゆるみに最適!「アプリケーターの先端がまぶたの微妙な曲線を捉え、的確にマッサージ。ローズのたおやかな香りと、ノズルのひんやりとした感触に癒やされる」(松澤さん)。絶妙なアプリケーター形状とブラックローズ配合のクリームの相乗効果で、たるみを引き上げむくみやクマを改善。目が疲れやすい人に最適。
たるみ目尻にシワシワまぶた…目元悩みをピンポイントに狙い撃つ「短期留学」スキンケア
蓄積ジミも濁りもケアして若返る! 美白コスメ【3選】
30代後半以降、シミが増えるスピードが2倍以上になるというデータもあるほど、この世代はシミが急増し、そして定着しやすい。何度も繰り返して現れるシミ、大きくなるシミを消し去るべく、日々研究を続けているメーカーの努力をよく知る美容賢者は、今季の「美白美容液」が私たちの想像を超えて進化していると提言。1本使いきっても思ったような効果が出ない場合、「やっぱりコスメでシミは消えない」とあきらめないで。賢者いわく「美白成分はさまざまあり、肌との相性もあるので、Aの成分が効かなくても、Bの成分が効く…ということも考えられる」とのこと。なので、効かないと思ったら違う成分のものに替えてみるのも手。そして、替えるならば当然、パワフルに進化した最新のものを選びましょう。
【1】イヴ・サンローラン・ボーテ「ピュアショット ライトセラム」

安定型ビタミンC誘導体と植物エキスの相乗効果で、過労でくずれた肌バランスを整える効果あり。炎症状態を鎮め、メラニン生成を抑制することでシミを改善。さらに赤み色ムラも解消して透明感が高まる。
【2】シスレー「フィトブラン ル コンセントレ」

植物の力と先進テクノロジーの融合で優れた製品を送り出してきたブランドが、長年のブライトニング研究で着目したのは、手のひらや足の裏の掌蹠部位の白さ。これをコスメに応用したいと開発したのがこれ。掌蹠部位の白さに着目した、アプローチで色ムラを消去。
【3】 クラランス「ブライトプラス ブライトニング セラム」

大気汚染の影響を受けた肌はメラニン量が増えて酸欠状態になることに着目。肌細胞の酸欠を解消する天人花果実エキス、アセロラ種子エキスなど、このブランドならではのパワフルな植物成分入り。大気汚染によるダメージをケアし、色ムラ肌を明るく!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部