大人におすすめのアップスタイルのやり方を、長め別にまとめました。編み込みやくるりんぱなどの簡単アレンジで、普段のカジュアルシーンに合う髪型からパーティーシーンに合う髪型までご紹介します。ヘアアクセの選び方なども参考に、簡単で上品な大人のアップスタイルに挑戦してみてください。
【目次】
ゴム1本でOK! 簡単アップヘア
パッとまとめられる簡単シニヨン

■:簡単シニヨンの作り方
- 髪全体を後ろで低い位置にまとめる。
- 集めた髪をクルクルとひねりながら、根元に巻き付けてお団子を作る。
- 巻き付けた毛先を根元に当て、ゴムで結ぶ。
- 結んだ後は、後頭部、両サイドの髪を少量ずつ引き出し、立体感とニュアンスをプラス。
ゴム1つでできる!簡単シニヨンの作り方を動画でチェック
美容室に行けなくてもOK! ゴム1つでできる「簡単シニヨン」の作り方
ボブ【3選】
【1】ゆるっとまとめて結ぶひとつ結び



■:アレンジ方法
長いわけでも短いわけでもない肩ラインのボブスタイル。アレンジしにくい長さですが、後れ毛を上手に活用すれば、こなれ感のあるアレンジを楽しむことができます。
「後れ毛をそのままにしていたら疲れたオバさんですが、コテで巻いてワックスをなじませれば“狙ったオシャレ感”が出るんです。ボブは他のレングスとは違い後れ毛が短め。あえて多めに引き出すことで、ラフさとこなれ感のあるスタイルになります」(小西さん)
短めの後れ毛を多めに引き出した、ボブならでは後れ毛アレンジを紹介します。
STEP1: 手ぐしでゆるっとまとめてひとつ結びにする

STEP2: 頭頂部の毛束をつまんで引き出す

STEP3: 生え際に沿って後れ毛を細かく出す

STEP4: コテで後れ毛にニュアンスをつける

STEP5:毛先をワックスで散らす

〈アレンジのワンポイントアドバイス〉
「狙ったところにニュアンスをつけるなら、後れ毛をしっかりと巻くのが正解。できるだけ細めのコテで、毛先を外ハネ、内巻きワンカールと交互に巻きましょう。毛先に動きが加わって絶妙な毛流れになります」(小西さん)
【2】2回のくるりんぱで作るアップスタイル



■:アレンジ方法
連続くるりんぱで作る簡単アップスタイルです。気をつけるポイントは、「後れ毛の扱い方」と「毛束の崩し方」。ここを間違うと、疲れた印象や若作りな見た目になってしまうことも。ポイントをしっかりと抑えて、大人にふさわしいアップスタイルに仕上げましょう。
STEP1: 耳上の毛束をゴムで結ぶ

STEP2: くるりんぱする

STEP3: 耳横の毛束をまとめて結ぶ

STEP4: 結んだ毛束をくるりんぱする


STEP5: 襟足とくるりんぱした毛先をまとめてねじる


STEP6: ねじった毛束をピンで止める

STEP7: こめかみの後毛を出す

〈アレンジのワンポイントアドバイス〉
「分け目ができていると頭頂部が寂しい印象になってしまうので、アレンジの前に、ドライヤーで左右両方から風を当てて根本を起こし、分け目のない状態に戻してあげると見栄えが良くなります」(亀井さん)
【3】マジェステを使って華やぐアップスタイル



■:アレンジ方法
まとめ髪にしたくても「どうもオシャレにならない…」という方、必見のヘアアクセサリーがマジェステ。ハーフアップに束ねた髪に付ければ華やかになるだけでなく、結び目が乱れていても隠れてしまうので、ぶきっちょさんの頼もしい味方です。このマジェステに似合うアレンジを5つのステップでご紹介します。
STEP1:耳の先端より上の髪を束ねてゴムを結ぶ

STEP2:結び目の上に穴をつくる

STEP3:穴に毛束を通して、くるりんぱをする


STEP4:襟足の髪と一緒に束ねる

STEP5:ひとつ結びにした結び目にマジェスタを付ける

〈アレンジのワンポイントアドバイス〉
「クセやうねりがなく、真っ直ぐな毛質の方は、アレンジをする前にカールアイロンなので毛先を巻いておくとふんわりとしたニュアンスがつくれます」(小室さん)
「ハーフアップ+ひとつ結び」ならボリューム不足の髪も華やかに決まる!
ミディアム【4選】
【1】ピンで留めればできる簡単ねじりポニーテール



■:アレンジ方法
40代・50代の女性のポニーテールを、今っぽくこなれた感じに仕上げるには、「きちんと感」を守りながら、「毛束に抜け感をつくる」ことが大事だそう。基本のやり方は、「ねじる」「留める」「引き出す」の簡単3ステップのポニーテールを紹介します。
STEP1:頭頂部の根元にドライヤーを当てて髪を立たせる

STEP2:顔周りの髪を外巻きにする

STEP3:手ぐしで集めた髪をねじり、ピンで留める

STEP4:指で毛束を引き出す

〈アレンジのワンポイントアドバイス〉
「引き出すのは5か所のみ! 髪の中央、左右、その間の2か所からバランスよく引き出すことで、後頭部に自然な丸さと膨らみが生まれます。引き出す毛束が太いと失敗するので、自分が思っているよりも、細目に引き出すことを意識して」(関田さん)
「ねじりを効かせるだけ」でたちまち上品で柔らかい印象になれる、大人のポニーテール
【2】巻いてまとめるだけのアンニュイポニーテール



■:アレンジ方法
結ぶ場所を耳の裏側くらいの位置に、まとめた髪から毛束を引き出すこと、前髪やサイドの後れ毛を出すと、エレガントで小顔に見える、40代女性にふさわしいポニーテールができるそう。大人の女性におすすめのポニーテールを紹介します。
STEP1:襟足の髪を毛先から根元まで巻く

STEP2:髪の表面と前髪もランダムに巻く

STEP3:髪をひとつにまとめてポニーテールに

STEP4:ポニーテールからランダムに髪を引き出す

STEP5: 襟足、耳まわりは念入りに引き出す


STEP6:毛束の長い毛をゴムに巻きつける

STEP7:巻きつけた髪をピンで止める

〈アレンジのワンポイントアドバイス〉
「ボリュームの出にくい髪質の場合は、ドライヤーで髪を根元から立たせて。アイロンで巻くときは、毛束を細かく取り、根元までしっかりと巻きましょう」(湯淺さん)
ラフだけど上品に見える「40代からのポニーテール」なら、フェイスラインも引き締まる
【3】コーム差し込むだけで簡単に華やぐお団子ヘア



■:アレンジ方法
セットした髪に差し込むだけでアレンジ上級者になれる「コーム」を使うのはおすすめです。選ぶものによっては、若作りに見えたり、老け見えを強調してしまう危険もあるのでシンプルなものを選ぶのが鉄則!きっちりとまとめたシニヨンにコームをさすだけの簡単アレンジを紹介します。
STEP1:耳上ラインの髪をひとつにまとめてゴムで結ぶ

STEP2: 結んだ毛束に穴を開けて毛先を通す

STEP3: ゴムを持ちながらトップの毛束を引き出す

STEP4: 残りの髪をひとつ結びにして、2と同様にくるりんぱする

STEP5:くるりんぱした耳下の毛束の穴に、上の毛束の毛先を入れる


STEP6:上の毛束と下の毛束の毛先をまとめてゴムで結ぶ

STEP7:結んだ毛先を上のくるりんぱの穴に収める

STEP8:収めた毛先をピンで留める


STEP9:最後にコームを上から差し込む

〈アレンジのワンポイントアドバイス〉
「髪を上下に分けて作ったダブルくるりんぱをひとつにまとめてお団子にし、その上からコームを差し込むだけ。お団子にしただけでも様になりますが、品のあるコームを差し込むだけで印象がエレガントに。こなれ感のあるアレンジ上級者風の仕上がりになります」(寺尾さん)
お団子にコームを差し込むだけ。上品さと色気を併せ持つ、簡単くるりんぱアレンジ
【4】クラシカルにまとまるギブソンタック




■:アレンジ方法
低めの位置で髪をまとめる「ギブソンタック」。「首筋が美しく見える」「上品でエレガント」と大人世代から支持されています。凝ったアレンジに見えますが、くるりんぱに手を加えるだけで簡単にできるそう。日常だけでなく、イベントやちょっとした集まりの時にも映える、若作りに見えない「大人のギブソンタック」を5ステップでご紹介します。
STEP1: 髪全体を低い位置でひとつ結びにする

STEP2: ひとつ結びをくるりんぱする

STEP3:くるりんぱした毛先を、STEP2と同じ穴にもう一度通してピンで留める

STEP4: まとめた髪から毛束を引き出す

STEP5:こめかみに後れ毛を作る

〈アレンジのワンポイントアドバイス〉
「後れ毛はこめかみ部分にだけ作るのがオススメ。さりげなく上品で、色っぽい印象にも繋がります。後れ毛がパサついたり広がっていると、疲れた印象に直結してしまうので、オイルやシアバターをなじませて、みずみずしく仕上げてください」(泰斗さん)
上品ヘアの定番!若作りに見えない「ギブソンタック」の簡単やり方5ステップ
ロング【9選】
【1】ハーフアップからつくる簡単ひとつ結び



■:アレンジ方法
髪がボリュームダウンしがちな40代のひとつ結びは、全体がペタッとしないことが重要です。
「40代のひとつ結びは、きっちりまとめると老けた印象になってしまうので、ふんわりとしたボリュームを出すことが大切です。手軽にボリュームを出すには、一度ハーフアップを作っておくのがオススメ。自然とボリュームが出せるうえ、ふんわり感がキープできますよ」(MATSUさん)
ひと手間でふんわりボリュームが出せるポニーテールの作り方を紹介します。
STEP1:スタイリング剤を全体になじませる

STEP2:ハチ上の髪をハーフアップに

STEP3:ひとつにまとめて結ぶ

STEP4:結び目に毛束を巻きつけて留める

STEP5:トップを引き出して整える

〈アレンジのワンポイントアドバイス〉
「ジェルタイプのスタイリング剤をなじませておくことで、潤いとツヤが出るので40代の方にはオススメです。少しサイドに寄せて結ぶと、よりドレッシーな雰囲気に仕上がります」(MATSUさん)
ひと手間でボリュームアップ!丸い輪郭を強調しない、簡単「ひとつ結び」
【2】サイドのねじりで華やぐ簡単ひとつ結び



■:アレンジ方法
「手抜き感」と「オバさんっぽさ」が出てしまう40代のひとつ結び。①頭頂部の髪を引き出してゆるっとした部分をつくる、②サイドをねじって華やかに。たった2つのポイントに気をつけるだけで、上品で優雅な大人のひとつ結びを実現できるそう。上品で優雅なひとつ結びを紹介します。
STEP1:耳前とそれ以外の髪に分ける

STEP2:後ろの髪を束ねてゴムで結ぶ

STEP3:頭頂部の毛束を細かく引き出す

STEP4:耳上の髪をふたつに分けてねじる

STEP5:ねじった髪の毛束を引き出してゴムで結ぶ

STEP6:ねじった髪を後ろで結んだ髪のゴムに巻きつけて、ピンで止める

〈アレンジのワンポイントアドバイス〉
「つまんだ毛束の量が多いと頭が大きく見えることも。毛束を引き出すときは〝塩ひとつまみ〟くらいのイメージで、細かく引き出してみてください」(KAYOさん)
オバさんっぽいひとつ結びは卒業!上品で優雅な大人のまとめ髪、これが正解
【3】絶妙なゆるっと感を残したツイストひとつ結び




■:アレンジ方法
「毛束をねじる」→「ねじった毛束をツイストさせる」→「ひとつにまとめる」→「後れ毛を出す」、たったこれだけ!簡単なのに凝った印象に見えるひとつ結びを紹介します。「後れ毛の出し方」「毛束の崩し方」「後頭部のボリューム感」を意識しつつ、このアレンジを成功させましょう。
STEP1: 1対2で髪を分ける

STEP2: ハチ上の毛束を左右に分けてねじり、ねじった毛束をツイストさせる

STEP3:ねじった毛束をつまんで崩す

STEP4:ゴムを隠すように毛束を巻きつける

STEP5: こめかみの後れ毛を細く出す

STEP6:耳後ろの後れ毛も引き出す

〈アレンジのワンポイントアドバイス〉
「後れ毛がまとまっているかも重要。後れ毛が乾燥していたり、ダメージでパサついていると、疲れた印象になってしまうので、ワックスを根元から毛先にしっかりと付けてください。ねじった毛束を引き出す時にルーズに作りすぎると『若作り』になってしまうので、程よく引き出すのもポイントです」(CHINATSUさん)
ロングヘアの簡単ひとつ結び|老け見えしない後れ毛の出し方とは?
【4】毛束をねじってボリュームアップ!綺麗めポニーテール



■:アレンジ方法
大人の髪悩みのトップが、トップのボリューム不足。髪を束ねるとどうしてもトップがペタンコになりそう…という不安を解消できるポニーテールがあります。頭頂部に2つ、その下に1つのブロックに分けたら、頭頂部の毛束をねじって束ね、最後に3つの毛束を1つにし、結び目から髪を引き出して形を整えれば完成。6つのステップでボリューム不足を解消できるポニーテールをご紹介します。
STEP1:耳から下、頭頂部の左右と3つにブロッキング

STEP2:耳から下の髪を1つに束ねる

STEP3:頭頂部の片側の毛束を1~2回ねじり、2の毛束と一緒に束ねる

STEP4:残った毛束も同様に1~2回ねじって束ねる

STEP5:束ねたゴムを抑えながら、毛束をひとつまみずつねじってボリュームを出す

STEP6:顔まわりの後れ毛はバームなどのスタイリング剤をなじませて束感を出す

〈アレンジのワンポイントアドバイス〉
「このアレンジは髪がうねって広がりやすい人にも向いています。毛先をカールアイロンなどで巻いておけば、華やかな雰囲気になるので、フォーマルなシーンにも活用できます」(長門さん)
【5】ふんわりウェーブを効かせたポニーテール



■:アレンジ方法
うねりを目立たせないポニーテール成功のカギは、アレンジ前のカールアイロンにあるとか。頭頂部は根元を立たせるように、後れ毛となるこめかみ部分の髪は根元から毛先にかけてフォワードに巻いておくと、仕上がりに差が出るようです。おばさんの引っ詰め髪に見えない、大人のポニーテールをつくる7つのステップをご紹介します。
STEP1:頭頂部の髪の根元を起こすように、カールアイロンで毛先から根元に向かって巻く

STEP2:こめかみ部分の毛束をカールアイロンでフォワード巻きに

STEP3:こめかみから前にある髪ともみあげを残して1つに束ねる

STEP4:ひとつまみの毛束を取り、ゴムの上から巻き付ける

STEP5:結び目を押さえながら、ひとつまみずつ髪を引き出す

〈アレンジのワンポイントアドバイス〉
「毛束の根元から髪をひとつまみずつ引き出すときは正面から鏡を見て、頭頂部をふんわりボリュームアップさせるようにしてください。後頭部に丸みも出せるので、全体的に柔らかな雰囲気のまとめ髪になるはずです」(黒山さん)
オバ見え引っ詰め髪から脱却!後れ毛プラスの大人ポニーテールの作り方
【6】くるりんぱを応用した可憐なポニーテール




■:アレンジ方法
「定番で面白みがない」「地味」「おばさんっぽい」など、ポニーテールをマイナスイメージで思い浮かべてしまう人も、結び位置を少し高めに意識して、後れ毛を活かすと大人の色気を出すことができます。結び目の上につくった穴へ毛先を通すだけと簡単にできる「くるりんぱ」テクニックを応用したポニーテールを紹介します。
STEP1: 耳上の毛束を後ろで結ぶ

STEP2:結んでいない襟足の毛束を1の上からひとつ結びにする


STEP3:STEP2で結んだ毛束をくるりんぱする

STEP4:ねじりができた部分の表面をつまんで引き出す

STEP5:後頭部の毛束を指で引き出す

〈アレンジのワンポイントアドバイス〉
「毛先をひっぱりすぎると髪がつぶれてしまうので要注意。後頭部の髪を引き出すときは、頭の型が丸くなるように意識しましょう。後頭部が凹んでいるとバランスが悪いので、絶壁の場合は後頭部に丸みをプラスするような気持ちで引き出してみてください」(瓜生さん)
脱地味!脱若作り!40代ポニーテールは「くるりんぱ」と「後れ毛」が成功ポイント
【7】髪を上下に分けてまとめる愛らしいフレンチシニヨン

■:アレンジ方法
ふんわりとフェミニンなシルエットの秘密は、髪を上下に分けること。上下それぞれをまとめることで、全体をキュッとひっつめた感じがなくなり、ラフな雰囲気のシニヨンに仕上がります。一見難しそうですが、ピンでうまく押さえていけば、こなれた感じにまとめることができますよ。
STEP1:アイロンで毛先にニュアンスを出し、髪を上下に分けブロッキング

- まとめた毛先にニュアンスを出すため、アイロンをかけてカールをつけます。
- あごと耳上を結んだ延長線上で、髪を上下に分けてブロッキング。
- 下の部分の髪をひとつにまとめ、時計回りに毛先までねじり上げていきます。
STEP2:ピンをうまく利用して、上下左右の髪を固定&ねじる

- シニヨンを固定するように、周りからピンを差す。ここではアメリカピンを3本使用します。
- ブロッキングしていたトップの髪を下ろし、左右を交差させながら矢印の方向にねじり、上部をピンで留めます。
- トップの髪の左右を交差させてピンで留めた状態は、右端の画像のようなイメージです。
STEP3:ねじった毛先を束に入れ、残りはラフに留めて仕上げる

- トップの髪をピンで合わせた位置から、ねじりながら写真のように上に持ち上げます。
- 中央は、右手をくるっと反転させ円を描いた状能(その後毛先をねじった束の中に入れ込む)。
- ねじって円を描いた部分をピンで留めて固定し、残った毛先をシニヨンに絡めながらラフに留めたら完成です!
〈アレンジのワンポイントアドバイス〉
一見難しそうに見えるフレンチシニヨンも、上下それぞれをまとめることによって全体をキュッとひっつめた感じがなくなり、ラフな雰囲気に仕上がりました。ピンでうまく押さえていくことで、ふんわりとフェミニンなシルエットにまとめることができます。
【8】結んで毛束を留めるだけでできるお団子ヘア



■:アレンジ方法
「お団子ヘア」は、昔ながらのまとめ髪のひとつでもあるので、少し古い印象を与えてしまう場合も。
後頭部の髪をざっくり引き出して高さを出すことと、シニヨンの位置を耳の高さにすることを心がけると、若く見えるヘアアレンジになります。柔らかい印象に見せるお団子ヘアを紹介します。
STEP1:髪全体にバームをもみこむ

STEP2:耳の高さで結ぶ

STEP3:毛束を輪っか状に結び、上下に分ける

STEP4:ピンで留めてシニヨンをつくる

STEP5:後頭部の毛束を引き出す

〈アレンジのワンポイントアドバイス〉
「今のファッショントレンドはカジュアルなので、どんなスタイルにも抜け感が必須。そんなラフな雰囲気も、ざっくりとしたシニヨンならつくりやすいはず。流行の首元がつまった服にもぴったりです」(河野さん)
【9】編み込んでつくる華やかな三つ編みアレンジ



■:アレンジ方法
カジュアルで子どもっぽいイメージのある「三つ編み」ですが、大人の女性にふさわしい三つ編みアレンジのポイントは、上下に2つ、縦に6つのブロックに分け、毛束をねじりながら編み込んで、後ろ姿にも表情をもたせること。フォーマルなシーンにも映える、大人の三つ編みアレンジを詳しくご紹介します。
STEP1:両耳の上端で髪を上下に分けて、ピンで仮止めする


STEP2:下段の髪をきつめにゴムで束ねる

STEP3:上段のピンを外し、トップの髪を2つに分ける

STEP4:それぞれの毛束を時計方向にねじり、毛束の根元の髪をすくって持っている毛束に加える

STEP5:左右の毛束を交差させる

STEP6:下段の髪を束ねたあたりまで編み込み、ピンで仮止めする

STEP7:最初に編み込み始めた部分の両サイド2㎝ほど毛束を取り、時計回りにねじる

STEP8:残ったサイドの髪を、左右それぞれ時計回りにねじる

STEP9:STEP7の毛束とSTEP8の毛束を1つのピンで仮止めする

STEP10:ゴムとピンを外し、三つ編みにする


〈アレンジのワンポイントアドバイス〉
「頭皮全体を引っ張るように、髪の根元から編んだり巻きこんだりしているので、緩んだフェイスラインがキリッと引き締まるフェイスリフト効果もあります。きちんと感をアピールしたい、フォーマルな席にもおすすめしたいアレンジです」(高橋さん)
三つ編みにするだけで目元も頬も引き締まる!?大人の「リフトアップまとめ髪」
- TEXT :
- Precious.jp編集部